自由な投句箱/5月21日~31日 2021年5月22日 13:49 | Weblog ※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 主宰:高橋正子・管理:高橋信之 ※5月30日、31日の投句に星印を、秀句にコメントをいたしました。 ご覧ください。 6月2日 髙橋正子 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2021年5月21日 7:33 自由な投句箱 ★石楠花や赤城の大気身の内へ ★あけぼの雨を弾きし海芋かな ★お裾分け筍飯のほかほかと 返信する 廣田洋一 2021年5月21日 15:07 自由な投句箱 ★和菓子屋の古き幟や竹落葉 ★竹林の日を照り返し竹落葉 ★用水路流れの早き竹落葉 返信する 桑本栄太郎 2021年5月21日 18:52 自由な投句箱 ★雨ながら箱根卯木を見て帰る ★用水路の濁り怒涛や梅雨はげし ★小満の雨の一日の暮れ行けり 返信する 小口泰與 2021年5月22日 8:12 自由な投句箱 ★黄牡丹の萼あらわなり山の風 ★驟雨來し山の斜面の夏蕨 ★黄牡丹の風に首振り萼あらわ 返信する 廣田洋一 2021年5月22日 9:19 自由な投句箱 ★採れたての蚕豆貰ふ垣根越し ★蚕豆の莢に浮かびし黒き枠 ★空豆の青を引き立て清酒かな 返信する 多田有花 2021年5月22日 13:31 自由な投句箱 小満の空を仰げば陽の尊し 雨の中ひらりと夏の燕かな 昼寝する寝ても覚めても外は雨 返信する 桑本栄太郎 2021年5月22日 18:51 自由な投句箱 ★堰水の雨の怒涛や山法師 ★とりどりの色に熟れたる夏の茱萸 ★青梅の頬に紅さし雨あがる 返信する 小口泰與 2021年5月23日 9:04 自由な投句箱 ★郭公や赤城のまほら長き裾 ★翔つ構え目白の見目の光りけり ★峠越え人語は荒し日雷 返信する 廣田洋一 2021年5月23日 10:26 自由な投句箱 ★畑一面つややかに揺れもろこしの花 ★花茄子の俯きたるに添木せし ★道端をみっしり埋めしさつきかな 返信する 多田有花 2021年5月23日 15:30 自由な投句箱 梅雨晴れ間二階裏窓開け放つ マルチよりのぞく玉葱首白し 用水の上に広がり柿若葉 返信する 桑本栄太郎 2021年5月23日 18:44 自由な投句箱 ★躓きし夢に目覚むる昼寝かな ★公園の野球サッカー梅雨はれま ★見上ぐれば数多実の熟れさくらんぼ 返信する 小口泰與 2021年5月24日 9:05 自由な投句箱 ★花栗の香や山の子のまみつぶら ★夕映えの雲や垣根の花卯木 ★九十九折り大山蓮花一望す 返信する 多田有花 2021年5月24日 9:32 自由な投句箱 五月晴れ河川敷の草野球 のびのびと新樹は風に葉を広げ 麦熟れる道を海まで走りけり 返信する 廣田洋一 2021年5月24日 14:53 自由な投句箱 ★葉に隠れひつそり咲きし柿の花 ★柿の花零れてをりし用水路 ★蝋細工のごとく固まり柿の花 返信する 桑本栄太郎 2021年5月24日 19:27 自由な投句箱 ★うぶすなの故郷を想う若葉山 ★鳴く鳥のけたたましきや木下闇 ★人の吾をフェミニストとやらいてう忌 返信する 小口泰與 2021年5月25日 8:43 自由な投句箱 ★花ぎぼし書肆に入りたる黄八丈 ★花桐や露天湯に影二つあり ★山百合やぷいと横むく子の機嫌 返信する 多田有花 2021年5月25日 9:21 自由な投句箱 翼たたみ鴎飛び込む夏の海 夏の海青さの中を船が来る 砲台場跡地に咲けり浜昼顔 返信する 廣田洋一 2021年5月25日 9:47 自由な投句箱 ★砲弾を並べる如し十薬かな ★家の周り囲む十字架どくだみかな ★隙あらば入り込みたるどくだみかな 返信する 桑本栄太郎 2021年5月25日 18:48 自由な投句箱 ★コンクリの割目を繋ぎ苔茂る ★ばんざいの手を拡げたる今年竹 ★曲り根の鋪道破るや梅雨晴間 返信する 桑本栄太郎 2021年5月25日 18:55 自由な投句箱 ★コンクリの割目を繋ぎ苔茂る ★ばんざいの手を拡げたる今年竹 ★曲り根の鋪道破るや梅雨晴間 返信する 小口泰與 2021年5月26日 8:28 自由な投句箱 ★奥利根の峡田棚田の雨蛙 ★ルピナスや奇岩の山のとの曇り ★谷川の冷気や山葵咲きにける 返信する 廣田洋一 2021年5月26日 9:49 自由な投句箱 ★鯖一尾味噌で煮込みし夕餉かな ★皮一枚剝かれたるごと新玉葱 ★門前の玉葱二つ百円也 返信する 桑本栄太郎 2021年5月26日 18:56 自由な投句箱 ★青柿や木洩れ日深き里の庭 ★野に在りて青無花果の匂い濃く ★枇杷熟るるあの日の君のすでに亡く 返信する 多田有花 2021年5月26日 19:02 自由な投句箱 夏の浜少年少女のビーチバレー 高砂の清松夏の海の青 赤旗をたてカヤックの釣り人は 返信する 小口泰與 2021年5月27日 9:06 自由な投句箱 ★白樺の池に共鳴ほととぎす ★鳰の巣や雨の水輪の重なりぬ ★青鷺や風の岸辺を動かざる 返信する 多田有花 2021年5月27日 11:16 自由な投句箱 緑陰に途切れ途切れのトランペット 孔雀持つ鮮やか夏の海の色 梅雨晴れ間白砂清松望みおり 返信する 廣田洋一 2021年5月27日 13:59 自由な投句箱 ★雨空に真っ赤に咲きし百合の花 ★百合の花庭の真ん中独り占め ★門前にすっくと立ちし百合一輪 返信する 桑本栄太郎 2021年5月27日 18:21 自由な投句箱 ★手の届く実を含みたるさくらんぼ ★仕立てらる棚の葉陰や花南瓜 ★梅雨空のひと日暮れゆく大原野 返信する 廣田洋一 2021年5月28日 9:29 自由な投句箱 ★木々の葉の明るく跳ねる夏の雨 ★ざっと降り静かに上がる夏の雨 ★風もなくまっすぐに降る夏の雨 返信する 小口泰與 2021年5月28日 12:07 自由な投句箱 ★連れ鳴きの秀つ枝下枝の目白かな ★松籟や峡の湯宿の閑古鳥 ★ルピナスや四方八方鳥の声 返信する 桑本栄太郎 2021年5月28日 18:39 自由な投句箱 ★麦秋の車窓遥かに琵琶湖かな ★との曇る天の切れ目や梅雨晴間 ★一葉の風に揺れをり梅雨晴間 返信する 小口泰與 2021年5月29日 8:26 自由な投句箱 ★近寄ると忽と水面へ目高かな ★渓音に育つ木木の若葉かな ★ルピナスや墨絵の如き妙義山 返信する 多田有花 2021年5月29日 9:09 自由な投句箱 家島が遠く霞める夏の沖 沖へ行くヨット日差しを楽しみつつ 夏の波近くに聞ける車輪梅 返信する 廣田洋一 2021年5月29日 18:27 自由な投句箱 ★青鷺の佇む先に鯉の群 ★駅中で京の鯖寿司売られをり ★玄関前客に良き顔百合の花 返信する 桑本栄太郎 2021年5月29日 18:55 自由な投句箱 ★風に揺れ葉影躍りぬ木下闇 ★ひるがえる葉裏白きや青嵐 ★つる薔薇の咲き上りたる垣根かな 返信する 小口泰與 2021年5月30日 8:14 自由な投句箱 ★我が影に目高素早く水面へと ★咳くと忽と席立つ日雷 ★涼しさや湖を俯瞰の峠道 返信する 廣田洋一 2021年5月30日 12:00 自由な投句箱 ★走り梅雨からり晴れたる今日の空 ★今朝もまた長袖を着て走り梅雨 ★風鈴の短冊変へて朝の風 返信する 桑本栄太郎 2021年5月30日 18:26 自由な投句箱 ★玄関に炎と咲きぬアマリリス ★風吹けば葉影揺れ居り木下闇 ★立ち止まる場所の決まりて枇杷熟るる 返信する 多田有花 2021年5月30日 18:28 自由な投句箱 幼子と夏の渚で砂遊び 刈られるを待ちおり畔の姫女苑 子を乗せし自転車新樹の下をゆく 返信する 小口泰與 2021年5月31日 9:25 自由な投句箱 ★あけぼのの赤城の涼気身の内へ ★雨後の庭光り弾けるばらの花 ★庭中にばらの花びら散りばめぬ 返信する 多田有花 2021年5月31日 10:30 自由な投句箱 夏真昼バイクの事故を見て帰る 夏の暁今日は何して遊ぼうか 五月尽夜明けの空に月残る 返信する 廣田洋一 2021年5月31日 11:05 自由な投句箱 ★殺虫剤浸みたる蚊帳やタンザニア ★サバンナのロッジレースの蚊帳吊られ ★青蚊帳の昭和は遠くなりにけり 返信する 桑本栄太郎 2021年5月31日 18:58 自由な投句箱 ★白壁の築地に沿いて七変化 ★山影と家並みを映す植田かな ★何処までも田道辿りぬ夏の朝 返信する 多田有花 2021年6月2日 13:18 自由な投句箱 初ほととぎす雲ひとつなく晴れて 萱茂るサイクリストは一休み ハイカーと言葉を交わす薄暑かな 返信する
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自由な投句箱
★石楠花や赤城の大気身の内へ
★あけぼの雨を弾きし海芋かな
★お裾分け筍飯のほかほかと
自由な投句箱
★和菓子屋の古き幟や竹落葉
★竹林の日を照り返し竹落葉
★用水路流れの早き竹落葉
自由な投句箱
★雨ながら箱根卯木を見て帰る
★用水路の濁り怒涛や梅雨はげし
★小満の雨の一日の暮れ行けり
自由な投句箱
★黄牡丹の萼あらわなり山の風
★驟雨來し山の斜面の夏蕨
★黄牡丹の風に首振り萼あらわ
自由な投句箱
★採れたての蚕豆貰ふ垣根越し
★蚕豆の莢に浮かびし黒き枠
★空豆の青を引き立て清酒かな
自由な投句箱
小満の空を仰げば陽の尊し
雨の中ひらりと夏の燕かな
昼寝する寝ても覚めても外は雨
自由な投句箱
★堰水の雨の怒涛や山法師
★とりどりの色に熟れたる夏の茱萸
★青梅の頬に紅さし雨あがる
自由な投句箱
★郭公や赤城のまほら長き裾
★翔つ構え目白の見目の光りけり
★峠越え人語は荒し日雷
自由な投句箱
★畑一面つややかに揺れもろこしの花
★花茄子の俯きたるに添木せし
★道端をみっしり埋めしさつきかな
自由な投句箱
梅雨晴れ間二階裏窓開け放つ
マルチよりのぞく玉葱首白し
用水の上に広がり柿若葉
自由な投句箱
★躓きし夢に目覚むる昼寝かな
★公園の野球サッカー梅雨はれま
★見上ぐれば数多実の熟れさくらんぼ
自由な投句箱
★花栗の香や山の子のまみつぶら
★夕映えの雲や垣根の花卯木
★九十九折り大山蓮花一望す
自由な投句箱
五月晴れ河川敷の草野球
のびのびと新樹は風に葉を広げ
麦熟れる道を海まで走りけり
自由な投句箱
★葉に隠れひつそり咲きし柿の花
★柿の花零れてをりし用水路
★蝋細工のごとく固まり柿の花
自由な投句箱
★うぶすなの故郷を想う若葉山
★鳴く鳥のけたたましきや木下闇
★人の吾をフェミニストとやらいてう忌
自由な投句箱
★花ぎぼし書肆に入りたる黄八丈
★花桐や露天湯に影二つあり
★山百合やぷいと横むく子の機嫌
自由な投句箱
翼たたみ鴎飛び込む夏の海
夏の海青さの中を船が来る
砲台場跡地に咲けり浜昼顔
自由な投句箱
★砲弾を並べる如し十薬かな
★家の周り囲む十字架どくだみかな
★隙あらば入り込みたるどくだみかな
自由な投句箱
★コンクリの割目を繋ぎ苔茂る
★ばんざいの手を拡げたる今年竹
★曲り根の鋪道破るや梅雨晴間
自由な投句箱
★コンクリの割目を繋ぎ苔茂る
★ばんざいの手を拡げたる今年竹
★曲り根の鋪道破るや梅雨晴間
自由な投句箱
★奥利根の峡田棚田の雨蛙
★ルピナスや奇岩の山のとの曇り
★谷川の冷気や山葵咲きにける
自由な投句箱
★鯖一尾味噌で煮込みし夕餉かな
★皮一枚剝かれたるごと新玉葱
★門前の玉葱二つ百円也
自由な投句箱
★青柿や木洩れ日深き里の庭
★野に在りて青無花果の匂い濃く
★枇杷熟るるあの日の君のすでに亡く
自由な投句箱
夏の浜少年少女のビーチバレー
高砂の清松夏の海の青
赤旗をたてカヤックの釣り人は
自由な投句箱
★白樺の池に共鳴ほととぎす
★鳰の巣や雨の水輪の重なりぬ
★青鷺や風の岸辺を動かざる
自由な投句箱
緑陰に途切れ途切れのトランペット
孔雀持つ鮮やか夏の海の色
梅雨晴れ間白砂清松望みおり
自由な投句箱
★雨空に真っ赤に咲きし百合の花
★百合の花庭の真ん中独り占め
★門前にすっくと立ちし百合一輪
自由な投句箱
★手の届く実を含みたるさくらんぼ
★仕立てらる棚の葉陰や花南瓜
★梅雨空のひと日暮れゆく大原野
自由な投句箱
★木々の葉の明るく跳ねる夏の雨
★ざっと降り静かに上がる夏の雨
★風もなくまっすぐに降る夏の雨
自由な投句箱
★連れ鳴きの秀つ枝下枝の目白かな
★松籟や峡の湯宿の閑古鳥
★ルピナスや四方八方鳥の声
自由な投句箱
★麦秋の車窓遥かに琵琶湖かな
★との曇る天の切れ目や梅雨晴間
★一葉の風に揺れをり梅雨晴間
自由な投句箱
★近寄ると忽と水面へ目高かな
★渓音に育つ木木の若葉かな
★ルピナスや墨絵の如き妙義山
自由な投句箱
家島が遠く霞める夏の沖
沖へ行くヨット日差しを楽しみつつ
夏の波近くに聞ける車輪梅
自由な投句箱
★青鷺の佇む先に鯉の群
★駅中で京の鯖寿司売られをり
★玄関前客に良き顔百合の花
自由な投句箱
★風に揺れ葉影躍りぬ木下闇
★ひるがえる葉裏白きや青嵐
★つる薔薇の咲き上りたる垣根かな
自由な投句箱
★我が影に目高素早く水面へと
★咳くと忽と席立つ日雷
★涼しさや湖を俯瞰の峠道
自由な投句箱
★走り梅雨からり晴れたる今日の空
★今朝もまた長袖を着て走り梅雨
★風鈴の短冊変へて朝の風
自由な投句箱
★玄関に炎と咲きぬアマリリス
★風吹けば葉影揺れ居り木下闇
★立ち止まる場所の決まりて枇杷熟るる
自由な投句箱
幼子と夏の渚で砂遊び
刈られるを待ちおり畔の姫女苑
子を乗せし自転車新樹の下をゆく
自由な投句箱
★あけぼのの赤城の涼気身の内へ
★雨後の庭光り弾けるばらの花
★庭中にばらの花びら散りばめぬ
自由な投句箱
夏真昼バイクの事故を見て帰る
夏の暁今日は何して遊ぼうか
五月尽夜明けの空に月残る
自由な投句箱
★殺虫剤浸みたる蚊帳やタンザニア
★サバンナのロッジレースの蚊帳吊られ
★青蚊帳の昭和は遠くなりにけり
自由な投句箱
★白壁の築地に沿いて七変化
★山影と家並みを映す植田かな
★何処までも田道辿りぬ夏の朝
自由な投句箱
初ほととぎす雲ひとつなく晴れて
萱茂るサイクリストは一休み
ハイカーと言葉を交わす薄暑かな