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コメント
自由な投句箱
小さき火燃やし八月送りけり
漣の如き雲あり二百十日
秋雲の流れる中の山を見る
自由な投句箱
★寒村を占むる背高泡立草
★腰の痛み時には忘れ酔芙蓉
★迷界の鳴禽を聞く沢桔梗
訂正をお願い致します。
★第一句「寒村を占むる」を「村里を攻むる背高泡立草」に訂正をお願い致します。
自由な投句箱
★電線の補強工事や震災忌
★老人の避難訓練震災忌
★震災の予報は無理と震災忌
自由な投句箱
★葉の裏の白く巻き居り芋嵐
★学童の鳩吹く風を戻りけり
★下冷えの嶺に入り日の茜かな
自由な投句箱
◇涼新た好きな句集を筆で書く
◇蓮の実や過去の系譜を考える
囲碁名人戦
◇秋の陣捨石作戦功奏す
自由な投句箱
秋風と思う部屋通りゆく風も
秋涼の風吹く森をひとり歩く
秋澄みて海の彼方の橋見える
自由な投句箱
★松虫草溶岩道つづく信濃かな
★花木槿雲流れ行く速さかな
★目の前の甲斐駒ケ岳桃啜る
自由な投句箱
★子供山車大人が担ぐ秋祭り
★日照時間取り戻したる残暑かな
★昼休み残暑募らす俄雨
自由な投句箱
★秋蝶の何かを探し辿り居り
★うそ寒や今もあれこれ君のこと
★ふるさとの新甘泉とや梨届く
自由な投句箱
◇いそぐなよつくつくぼうしひとり鳴く
◇蓮の実や記憶の螺旋たどる旅
◇海猫帰る教師の胸に見とれし頃
自由な投句箱
みそ煮込うどんを食す新涼に
秋空へ高々伸びるクレーンかな
陽に翅を光らせ群の赤とんぼ
自由な投句箱
★人影の無き田に光る鳥威し
★鳥威し殺す気はなく夕日落つ
★次々と新手繰り出す鳥威し
自由な投句箱
★浮雲を放つ浅間や鳳仙花
★靴先を濡らす朝露ゴルフ場
★秋雨の広場を占むる草の丈
自由な投句箱
★うそ寒や一枚足せり目覚め前
★風二日つづき静かに秋の蝉
★路地の日の豊かにありぬ秋簾
自由な投句箱
初出荷の梨ゆえ今日は大安売
雨あがり九月の蝉が遠くで鳴く
秋曇一枚はおり外に出る
自由な投句箱
★鮞や三度も双子生まれける
★流星や書肆をいろどる週刊誌
★色鳥や同胞集う祝立て
自由な投句箱
★運動会リレー選手を目指しけり
★運動会荒筵敷き子等を待つ
★じじばばの混じる綱引き運動会
自由な投句箱
<高瀬川~鴨川~祇園>
★せせらぎの木洩れ日深く白木槿
★落鮎の背のきらめくや堰の水
★路地に日の影の二階や秋すだれ
自由な投句箱
★我が影の巨人になりし虫の声
★大樹より一羽離れし花鶏かな
★初紅葉顔の真上の榛名富士
自由な投句箱
山の色変わり初めにし九月かな
秋涼の窓開け走る車かな
灯火親しノンフィクションのページ繰る
自由な投句箱
★仲秋や古式ゆかしき稚児の舞
★仲秋の月を仰ぎつ氏神へ
★仲秋に友の集ひて白き月
自由な投句箱
★秋雲の背ナに育てり天王山
★溝川の水の調べや稲穂垂る
★金色の入日茜やいわし雲
自由な投句箱
★白飯に産みたて卵天高し
★畦道の数多の蜻蛉顔面に
★とんぼうの数多舞いおる畷かな
自由な投句箱
思い出したように聞こえし九月の蝉
萩咲くや山の上へと向かう道
運動会の練習始まる河川敷
自由な投句箱
★赤みさす皮を垂らして梨を剥く
★幸せの水溢れさせ梨を剥く
★梨を食ぶ窓打つ雨の雫垂れ
自由な投句箱
★教会へ訪ない行けば秋の色
★夕闇の足へ音頭や鐘叩
★綾子忌の草花摘みて食卓へ
自由な投句箱
秋蝉は山の中こそ残りけり
ぽつぽつと雨降りだしぬ白露の朝
猪の通りし後をたどりけり
自由な投句箱
★長き夜やビデオのドラマ次々と
★二階にも灯りのつきて夜長かな
★金星の風の音聴く夜長かな
自由な投句箱
★畦川の利根に遂げ行く稲穂かな
★蜻蛉の急に増えけり今朝の畦
★稲雀鋭声つづりて逃げにけり
自由な投句箱
★田の畦の鄙のショーなり案山子立つ
★雨上がり夜ともなれば虫の闇
★窓よりの夜風に乗りて虫の声
自由な投句箱
秋の夜にアップルシードルを開ける
急かすなよ桜紅葉を雨が打つ
秋雨を聞きつ一枚描く午後
自由な投句箱
★朝顔の風雨の中に閉じしまま
★とんぼうの幽かに羽音聞こゆなり
★瀞の渦桐の一葉のとどこおる
自由な投句箱
★蛇の目傘似合う撫子そよぎけり
★撫子の薄紅染める川原かな
★撫子の白き花飛び立ちさうな
自由な投句箱
★こぼれ落つ橡の実ひとつポケットに
★ひとしきり騒ぐ水辺や蘆の風
★赤とんぼ群れて風問う高さかな
自由な投句箱
★菊の日やワインの仕込み始まれり
★重九の日赤ワインにも菊浮かべ
★菊の酒下戸の仏に供へけり
自由な投句箱
★爽籟や赤城とにかく裾長き
★独り飲む新酒に夜の帳かな
★竜胆や谷川岳の彫り深かし
自由な投句箱
★錦木の早やも紅射す秋日かな
★青き実のままに団栗散りにけり
★きちきちの我誘い居る田道かな
自由な投句箱
青空をたたえし鉢の秋の水
網くぐり熟れし無花果探しもぐ
秋高し祭準備の始まりぬ
自由な投句箱
◇桃色の凌霄の花恋吐息
◇月の裏兎の居ない闇世界
◇天高し被爆樹を舞ふ千羽鶴
自由な投句箱
★八重崎の木槿の白くそよぎけり
★子供らの囃子太鼓や秋祭
★青空に人出少なき秋祭
自由な投句箱
先ほどの第1句を次の通り訂正してください。
八重咲きの木槿の白くそよぎけり
以上宜しくお願い致します。
自由な投句箱
★とんぼうの朝風を浴び上昇す
★曼珠沙華青空我を吸い込みぬ
★菊の香や胃カメラ検査終りける
自由な投句箱
すすきから暮れて彼方に光る雲
油断してしたたかに刺され秋の蚊に
秋暑の雲移り変わるを正面に
自由な投句箱
★わが胸の伽藍堂なり秋の風
★爽やかや黒き笑窪の伊達公子
★追憶のつづく夜更けやつづれさせ