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コメント
転記
小口泰與
2019-08-21 08:34:28
四五本の草花引きて供花とせり
桔梗や杣道を駆く川上犬
みそ萩や田川に並ぶいも車
自由な投句箱
秋曇遠くで蝉が鳴いている
秋茄子をラタトゥイユにして食べにけり
夜の稲妻閉じし眼の裏で光る
Unknown
自由な投句箱
*池の緋鯉紅葉と色を競ひ蹴り
*爽やかに石庭の風流れけり
金の鳳凰飛び立ちそうな秋の空
自由な投句箱
★金網を蔽う南瓜の末枯るる
★捨て置かれ廃車埋もる秋の草
★きちきちの背ナを追い立て散歩かな
自由な投句箱
★看板は熊に注意や松虫草
★露草や靄を刷きたる赤城山
★パソコンを使いこなせず赤のまま
自由な投句箱
★あいさつの目玉近づく鬼やんま
★かまきりの孤高に耐えず鎌をあげ
★小さくとも坊ちゃん南瓜の甘きかな
自由な投句箱
足型をとられて残る暑さかな
法師蝉今年はあまり鳴かぬなり
夜の帳下りれば始まる虫の声
自由な投句箱
★水抜かれ色づき初めし稲田かな
★大原女の姿を偲ぶ吾亦紅
★説教に合いの手入れるつくつくし
自由な投句箱
★廃線の軌道統むる泡立草
★朝顔や明治時代の庄屋址
★花葛や木道のはて日照雨
自由な投句箱
★新涼の窓に風吹く雨のあと
★水滴の触れて散り居り萩の雨
★秋雨の止みてまた降り夕暮るる
自由な投句箱
★秋風や川のせせらぎ際立たせ
★地鎮祭の注連縄揺らす秋の風
★寺の門くぐりて出会ふ秋の風
自由な投句箱
★桔梗や奇岩巨石の雨後の山
★見晴るかす赤城榛名や蕎麦の花
★鵯の羽音一閃大樹かな
自由な投句箱
★久しぶりに空を仰ぎぬ天の川
★墓苑の裏山越える天の川
★天の川流れ込みたる斜張橋
自由な投句箱
★清流のさやかに走り芋水車
★雨上がる風の音さえ秋の声
★溝川の音の微かに田水落つ
自由な投句箱
海鮮丼食す新たな涼しさに
初秋にいただくマンゴープリンかな
駅までの道にありけり豊の秋
自由な投句箱
夜の雨降るごと秋の進みおり
吹く風を確かに処暑と思いけり
同窓会の連絡入る処暑の朝
自由な投句箱
★榛名嶺の彫り深き襞鵙の晴
★明け初むる畦に数多や赤とんぼ
★牧の牛草食む音や秋日澄む
Unknown
自由な投句箱
*秋の潮皆で唄ういつでも夢を
*晴天に支度を急ぐ秋祭
*道の駅小刀程の秋刀魚かな
自由な投句箱
★うそ寒や慌て閉じ居り朝の窓
★耕衣忌の厨の妻の葱に泣く
★わが影の色濃くなりの秋の昼
投稿ミスの訂正のお願い
三句目に投稿ミスがありました。訂正頂ければ幸いであります。
誤)★わが影の色濃くなりの秋の昼
↓
正)★わが影の色濃くなりぬ秋の昼
自由な投句箱
★噴煙の流るる先や実山椒
★夕映えの田川へぽちゃり蝗かな
★あけぼのの畷に忽と群とんぼ
自由な投句箱
秋の朝ロードレーサー駆け抜ける
秋の夜やネットライブでテレビ見る
快晴やいつしか燕の消えし町
自由な投句箱
★さやけしや朝の窓開け青き空
★誕生日まえの朝や秋気澄む
★目覚むれば夕日となりぬ秋の蝉
Unknown
自由な投句箱
*海青く浜茄子の実の赤きかな
*白岩青松浄土ヶ浜の静まる秋
*秋蝶の踊り合ひたる黄色き花
自由な投句箱
★鬼やんま鬼押し出しに遊びおり
★蝗炒り朝の御勤め済ましける
★山影に隠るる日差し螽斯
自由な投句箱
★との曇る空に紅さす百日紅
★うそ寒や疲れ果てたる蝉の声
★秋雨の午後より暗く本降りに
自由な投句箱
格子戸を開けて秋めく夜へ出る
秋雨と思いし中を出かけゆく
窓すべて閉め秋涼を楽しめり
Unknown
自由な投句箱
*栃の実や青きがままに膨らみぬ
*復興の地稲田を囲むブルドーザー
*青空に白々揺れる蕎麦の花
自由な投句箱
★こおろぎや山の冷気の殊更に
★姦しきつくつく法師露の間に
★あけぼのの畦へ群なす秋津かな
自由な投句箱
★今朝よりのホットコーヒー涼新た
★登校の児童の列や秋霖雨
★うそ寒の疲れ果てたり蝉の声
投句差し替えのお願い
三句めは昨日とダブっていました。
お手数ながら差し替え訂正をお願い申し上げます。
三句目
✖)うそ寒の疲れ果てたり蝉の声
↓
新)秋雨の豪雨となりぬ降水帯
自由な投句箱
★一粒降り後の続かぬ秋の雨
★秋雨やゲリラ豪雨となりにけり
★公園の松青々と秋の雨
自由な投句箱
家島の旨き魚を食ぶ初秋
秋の田を縫って家まで走りけり
秋雨にテールランプが列を成す
自由な投句箱
★大沼小沼(おのこの)の山影さやか秋小鳥
★秋雲を湖に浮かばせ榛名富士
★秋雲の奇岩に生えて動かざる
自由な投句箱
★この辺り津波に襲われ蕎麦の花
★復興の進む三陸蕎麦の花
★北上の川風撫でる蕎麦の花
自由な投句箱
法師蝉携帯電話解約に
秋の朝スマホ教室に集う人
秋風やようやく真実がわかる
自由な投句箱
★恩讐の彼方となりぬ底紅忌
★夕暮れのすずめ塒へ秋涼し
★爽やかに雨後の風来る窓辺かな
自由な投句箱
鮮やかな秋夕焼をプリントす
店頭に秋果とりどり並び初め
温度計秋本番を示しおり
自由な投句箱
★秋なれや名もなき沼の空の色
★新そばや古城の前の古のれん
★秋の朝赤城のすそ野あらわなり
自由な投句箱
★外国の言葉混じれる夜学かな
★勤め終へ背広のままで夜学校
★部活終へすれ違ひたる夜学性
自由な投句箱
★夜半忌の滝のようなる豪雨かな
★アリランの歌も哀しく木槿咲く
★哀しみの滂沱尽きたり八月尽
自由な投句箱
★のど飴を舐むや赤城の嶺さやか
★山襞の彫り深くして秋まひる
★動かざる柱時計や時計草
自由な投句箱
八月尽風が青空渡りけり
遠くよりつくつくぼうし聞こゆ昼
八月終わる歯ブラシを新しく
自由な投句箱
★庭の隅ぽつりと青き露草かな
★露草や晴天の色取込みぬ
★朝霧に小蕊の光る蛍草
自由な投句箱
★ハイウェイの出口渋滞八月果つ
★あきつ飛ぶ編隊の飛行の橋の上
★ふるさとの梨の着きたり”新甘泉”
自由な投句箱
★熊鈴や隠れ沼の空爽やかに
★我ら皆昔学童秋の暮
★浅間嶺の星まばらなる秋の宵
自由な投句箱
九月来る途切れ途切れに蝉の声
風祭知らせる朝の町内放送
ひそやかに桜紅葉の始まりぬ
自由な投句箱
★訓練のヘルメット白し震災忌
★町内会纏まり避難震災忌
★晴上り訓練日和防災の日
自由な投句箱
★せせらぎに彼岸花添う高瀬川
★芋の葉のこんもりとなる葉月かな
★おしろいの土手につづけり阪急線
自由な投句箱
★秋の夜や史記全集を身のうちに
★仲秋や牧の傾斜を山羊の群
★浅間嶺の星の明るき九月かな
自由な投句箱
★一房の葡萄分け合う父子かな
★皮をむく手の白きかな黒葡萄
★葡萄狩人の少なき棚探し
自由な投句箱
★朝なれば凛と白きや酔芙蓉
★うず波のにごり湧きたつ野分川
★心地良き風をはらみぬ猫じやらし
自由な投句箱
★秋の朝赤城の襞の青緑
★秋の暮テレビ画面へ語り掛け
★大沼の水の堅きや秋茜
自由な投句箱
防災の日なり備蓄を点検す
露草や天よりもらいし花の色
ラジコンのヘリコプター飛ぶ稲田かな
自由な投句箱
★優勝のマジック消えて子規忌かな
★獺祭てふ酒を供へる獺祭忌
★球場のライト点灯子規忌かな
自由な投句箱
★千年の永く短しはちすの実
★玄関に忘れしままや蝉の殻
★秋蝉のつくづく欲しき讃歌かな
自由な投句箱
★蟷螂や土砂災害の丘の肌
★輪の中に外国人も秋まつり
★秋澄むや谷川岳の空深
自由な投句箱
★紅花の黄花と揺れるコスモスかな
★柿の実や一つ飛び抜け赤くなり
★栗の実や毬青々と伸びにけり
自由な投句箱
運動会日々の練習始まりぬ
秋暑しもくもく並ぶ午後の雲
オートバイ秋暑の光はね返し
自由な投句箱
★礼拝の人の増え居り休暇果つ
★コスモスの恋に恋せし彼の日かな
★閃光の同時となりぬ秋の雷
自由な投句箱
★かりがねの散らばり沼を広げたり
★秋気満つ志賀高原の鳥の声
★高原の冷ゆや茶筅を回しける