自由な投句箱/8月16日~8月20日

※当季雑詠3句(夏の句・秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。メールアドレスは書かなくてよいです。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。


コメント

  1. 髙橋正子
    2025年8月11日 22:54

    蓮の葉も花もテレビに蓮どころ
    秋立ちて風は月より吹き来たり
    秋簾夜風をとおしはじめたり

  2. 川名ますみ
    2025年8月16日 0:17

    カラフルに匂える夏野菜カレー
    ざくざくと氷菓に匙を挿し入れる
    友三人ソルベにスプーン突き刺しぬ

  3. 高橋 秀之
    2025年8月16日 8:37

    とんぼ舞う駅で友との待ち合わせ
    盆休み子らが揃いて窮屈に
    終戦日サイレン響く大空へ

  4. 多田有花
    2025年8月16日 10:24

    戦争を知らぬ子ばかり終戦日
    終戦日より戦死者はなく八十年
    終戦日を積み重ねていく終戦日

  5. 広田洋一
    2025年8月16日 10:38

    初秋の木の葉そよげる雨上がり
    買わずとも西瓜をぽんと叩きけり
    終わったのねと母の声聞く終戦日

  6. 土橋みよ
    2025年8月16日 10:58

    汐トンボ止まりて揺れるオクラの葉
    天からの玉虫一つ庭の石
    縦笛の近づく夏の登校日

    間違って一つ上の欄に書き込みましたので、ここに書き直しました。

  7. 転記/管理
    2025年8月16日 15:44

    小口泰與
    2025年8月16日 12:30
    色鳥や我を和ます山住まい
    無花果へそっと近づく野鳥かな
    端座せり秋の簗場の風音に

  8. 上島祥子
    2025年8月16日 23:05

    自由な投句箱

    玄関に藺草マットのよく香り
    秋の雨辻の祠は木目濃く
    立ち話土付き南瓜貰い受け

  9. 広田洋一
    2025年8月17日 11:05

    縁側に並びて西瓜父と子や
    じじばばと灯籠流す幼き子
    初秋の川に佇む鷺一羽

  10. 多田有花
    2025年8月17日 12:16

    盆の夜を通り過ぎたるにわか雨
    盆の蓮極楽浄土はいずこにも
    秋の朝腰赤燕が顔を出す

  11. 小口泰與
    2025年8月17日 13:48

    燕はや帰りて軒先静かなり
    水面より反転するや秋翡翠
    吾子の手に団栗二つ温もりし

  12. 高橋 秀之
    2025年8月17日 14:00

    帰省の子寝ぼけまなこでのっそりと
    秋の陽が照らす公園鳩眠る
    カラフルな日傘が並ぶ列長き

    • 高橋 秀之
      2025年8月17日 18:50

      帰省の子寝ぼけまなこでのっそりと
      秋の陽が照らす公園鳩眠る
      カラフルな日傘が並ぶ列長き

  13. 川名ますみ
    2025年8月17日 16:32

    友来たる隣の店で氷菓買い
    ハンカチの刺繍見せ合うティータイム
    折り鶴の縁取るハンカチをたたむ

  14. 髙橋正子
    2025年8月17日 17:10

    桑本栄太郎

    <盆帰省>
    ハイウェイのトンネル出るや霧深し
    半島の入日あかねや盆の海
    葛茂る無人駅舎や山陰線