※当季雑詠3句(夏の句・秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
※当季雑詠3句(夏の句・秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
コメント
カラフルに匂える夏野菜カレー
ざくざくと氷菓に匙を挿し入れる
友三人ソルベにスプーン突き刺しぬ
とんぼ舞う駅で友との待ち合わせ
盆休み子らが揃いて窮屈に
終戦日サイレン響く大空へ
戦争を知らぬ子ばかり終戦日
終戦日より戦死者はなく八十年
終戦日を積み重ねていく終戦日
初秋の木の葉そよげる雨上がり
買わずとも西瓜をぽんと叩きけり
終わったのねと母の声聞く終戦日
汐トンボ止まりて揺れるオクラの葉
天からの玉虫一つ庭の石
縦笛の近づく夏の登校日
間違って一つ上の欄に書き込みましたので、ここに書き直しました。
小口泰與
2025年8月16日 12:30
色鳥や我を和ます山住まい
無花果へそっと近づく野鳥かな
端座せり秋の簗場の風音に
自由な投句箱
玄関に藺草マットのよく香り
秋の雨辻の祠は木目濃く
立ち話土付き南瓜貰い受け
縁側に並びて西瓜父と子や
じじばばと灯籠流す幼き子
初秋の川に佇む鷺一羽
盆の夜を通り過ぎたるにわか雨
盆の蓮極楽浄土はいずこにも
秋の朝腰赤燕が顔を出す
燕はや帰りて軒先静かなり
水面より反転するや秋翡翠
吾子の手に団栗二つ温もりし
帰省の子寝ぼけまなこでのっそりと
秋の陽が照らす公園鳩眠る
カラフルな日傘が並ぶ列長き
帰省の子寝ぼけまなこでのっそりと
秋の陽が照らす公園鳩眠る
カラフルな日傘が並ぶ列長き
友来たる隣の店で氷菓買い
ハンカチの刺繍見せ合うティータイム
折り鶴の縁取るハンカチをたたむ
秋ばらの庭に匂いの漂いし
秋なれや草の葉ごとの色違い
初秋の雨のなよなよしていたり
初秋や一つ転がる松ぼくり
流灯や流れるうちに群がりぬ
子供らの揃うを待ちて西瓜切る
朝顔や開け放たれし窓の下
盆過ぎの交代車両を待つ電車
植えられてふた月稲穂垂れ初めし
自由な投句箱
鬼灯の千切った一つは玄関に
鈴なりの鬼灯置かるる座敷闇
片陰の続く路行くポストまで
稜線の木立並びぬ秋の雲
見下ろせば遥か眼下や秋の里
仮眠とる木蔭に鳴きぬ法師蝉
音もなく葉をかきわけて木槿咲く
花木槿葉の重なりのその奥に
モノトーンなれど明るきサンドレス