自由な投句箱/7月11~7月20日 2023年7月12日 10:38 | Weblog ※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 主宰:高橋正子 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2023年7月11日 8:21 自由な投句箱 ★翡翠のぐいと飲み込む魚かな ★青鷺やドアの開きに翔けにける ★絵簾をくぐり女将の現れし 返信する 廣田洋一 2023年7月11日 15:11 自由な投句箱 ★一斉に日傘開きて吟行会 ★この頃は男もさせり黒日傘 ★土佐の夏アイスクリンに溺れけり 返信する 桑本栄太郎 2023年7月11日 18:41 自由な投句箱 ★初蝉のわしやわしやと自己主張 ★一陣の夕立ち風や午後の四時 ★西山の入日あかねや蝉の声 返信する 小口泰與 2023年7月12日 10:02 自由な投句箱 ★忽然と谷蟇なくや時停止 ★餌台の餌のたのもし夏雀 ★翡翠や沼の魚を賜われり 返信する 弓削和人 2023年7月12日 12:06 Unknown 自由な投句箱 ●白蝶の降り昇りたる小雨かな ●夕立雲風のぬるみに立ち止まり ●青梅雨や野路のぬかるみ軽く避け 返信する 桑本栄太郎 2023年7月12日 18:33 自由な投句箱 ★目覚むれば忽ち蝉の時雨かな ★リハビリを終えて家路の溽暑かな ★夕立去り忽ち風の夕涼し 返信する 多田有花 2023年7月12日 19:49 自由な投句箱 <山梨県立富士山世界遺産センター三句> 和紙製の巨大な富士や梅雨晴間 夏の富士バックに記念撮影す 夏の雲次々消えて富士稜線 返信する 小口泰與 2023年7月13日 9:50 自由な投句箱 ★外に出づや咲きほこりたる薔薇百本 ★風鈴の戯むる風や星の夜 ★平らかな沼へ翡翠一直線 返信する 廣田洋一 2023年7月13日 11:42 自由な投句箱 ★西日受け赤くきらめくビルの窓 ★仙人掌の花を飾りて美容院 ★公園に取残されし夏帽子 返信する 多田有花 2023年7月13日 15:49 自由な投句箱 夏富士の五合目焼きたてめろんぱん 富士五湖へ流れゆくかな夏の雲 夏料理富士の高嶺を望みつつ 返信する 桑本栄太郎 2023年7月13日 18:48 自由な投句箱 ★薙刀の鉾立て進む大丸前 ★祇園会の準備すすみぬ四条かな ★今日もまた夕立来たる午後の五時 返信する 弓削和人 2023年7月13日 23:22 Unknown 自由な投句箱 ●垂れ下がる蛇の目玉や草の叢 ●向き合うは展望台に夏嶺かな ●湖凪ぎて真帆のひとつや避暑便り 返信する 小口泰與 2023年7月14日 5:51 自由な投句箱 ★香煙の犬を襲いし夏の暁 ★百舌鳥高音味噌汁の蓋高鳴りし ★翡翠や声を掛け合うカメラマン 返信する 廣田洋一 2023年7月14日 10:09 自由な投句箱 ★沈みゆく西日を見つつ露天風呂 ★ロマン香る歌の流れて巴里祭 ★今日も見る着物の婦人名古屋場所 返信する 多田有花 2023年7月14日 13:33 自由な投句箱 五合目より夏空戴く富士山頂 梅雨晴間小御嶽神社に詣でけり 万緑と雲の間に河口湖 返信する 桑本栄太郎 2023年7月14日 16:55 自由な投句箱 ★高校の朝の正門白木槿 ★交差点の赤き尾灯や梅雨ぐもり ★植込みの刈込中や草いきれ 返信する 弓削和人 2023年7月14日 23:16 Unknown 自由な投句箱 ●暗雲の低く垂れたり花はちす ●短夜や潮鳴りやまぬ松の湖 ●荒梅雨の庇に鳴きぬ子猫かな 返信する 廣田洋一 2023年7月15日 10:49 自由な投句箱 ★裏窓の明るくなりて西日かな ★大西日沈む地の果てアルジェリア ★仙人掌の花赤々と窓辺かな 返信する 小口泰與 2023年7月15日 10:50 自由な投句箱 ★花合歓や沼を賑わす鳥の声 ★鳴きかわす沼の左右の牛蛙 ★河骨やゆったり泳ぐ鯉の口 返信する 多田有花 2023年7月15日 14:03 自由な投句箱 <忍野八海三句> 泉あり空と立木を映しつつ いずこまで続く泉の底を見る 泉囲みあまたの言葉飛び交いぬ 返信する 桑本栄太郎 2023年7月15日 18:37 自由な投句箱 ★黒南風や孫ら来たりて恐竜展 ★二棹の濯ぎもの干す梅雨晴間 ★入日さす祇園祭の宵山へ 返信する 弓削和人 2023年7月15日 22:38 Unknown 自由な投句箱 ●豪雨もて秋田を呑むる夏場かな ●梅干しのひとつ多めや炎天下 ●氷片の一片はじく夏料理 返信する 廣田洋一 2023年7月16日 10:30 自由な投句箱 ★棚一杯花仙人掌の花屋かな ★初蝉や人影の無き公園に ★パリ祭やシャンソン歌手の老ひたるを 返信する 多田有花 2023年7月16日 10:55 自由な投句箱 <羽田空港三句> 梅雨晴の影濃く落とし航空機 七月の翼が並ぶ滑走路 ジェット機のいま飛び立ちぬ夏空へ 返信する 小口泰與 2023年7月16日 11:35 自由な投句箱 ★糸蜻蛉草の穂先に漂いし ★糸蜻蛉鯉は大きな口を開け ★水面の水輪三つや糸蜻蛉 返信する 桑本栄太郎 2023年7月16日 19:12 自由な投句箱 <河原町四条通り界隈> ★南座の大屋根灼ける青き空 ★せせらぎ緑蔭なりぬ高瀬川 ★宵山の四条通りやコンチキチン 返信する 弓削和人 2023年7月17日 0:08 Unknown 自由な投句箱 ●鬼百合の橙雨に打たれけり ●蚊の声や寝起きを急ぐ朝まだき ●ある雨のそうびの二三残りけり 返信する 小口泰與 2023年7月17日 8:27 自由な投句箱 ★鯉跳ねて奮い立ちたる夏の沼 ★河骨や浮子動かざる山の沼 ★亀の子を釣り上げたるや女の子 返信する 廣田洋一 2023年7月17日 10:21 自由な投句箱 ★仙人掌の一球一花捧げをり ★海の日や豪雨の被害広がりぬ ★鮪づくしの鮨に合ひたる吟醸酒 返信する 多田有花 2023年7月17日 13:18 自由な投句箱 <羽田空港三句> 夏の海の彼方に霞むスカイツリー キャラクターつけし飛行機梅雨晴に 白南風を受けて飛び立ち航空機 返信する 桑本栄太郎 2023年7月17日 19:24 自由な投句箱 <祇園祭山鉾巡行> ★祇園会のくじ改めの背筋かな ★刀一閃結界ひらく稚児の顔 ★巡行の祇園囃やコンチキチン 返信する 弓削和人 2023年7月17日 23:42 Unknown 自由な投句箱 ●ふやけたる手紙に筆や梅雨に入る ●アラームを入れ忘れたる熱帯夜 ●雲の峰遊覧船を運びけり 返信する 小口泰與 2023年7月18日 6:34 自由な投句箱 ★合歓咲くや浮子ぴくぴくと山の沼 ★山の沼日傘差したるカメラマン ★翡翠や沼耐えがたく暗くなり 返信する 多田有花 2023年7月18日 17:35 自由な投句箱 離着陸する機見守り夏の日に 吹き抜ける風よ梅雨明けもまぢか 山門をくぐりて蓮に迎えられ 返信する 廣田洋一 2023年7月18日 18:23 自由な投句箱 ★仙人掌の花艶やかに棘白し ★十三時目覚ましかけて昼寝かな ★昼寝覚時の経つのは早きかな 返信する 桑本栄太郎 2023年7月18日 18:24 自由な投句箱 ★祇園祭孫ら来る好し帰る良し ★大の字の昼寝や風の通る部屋 ★炎暑来る音の消え居り午後三時 返信する 小口泰與 2023年7月19日 8:23 自由な投句箱 ★山径に鳥声かすか独活の花 ★えぞにうの名も無き沼に咲きにけり ★農道に日のいっぱいや花萱草 返信する 桑本栄太郎 2023年7月19日 18:36 自由な投句箱 ★目覚むれば早もうねりや蝉しぐれ ★落蝉の白き腹見せ仰のけに ★忽然と風のざわめき宵涼し 返信する 弓削和人 2023年7月19日 22:55 Unknown 自由な投句箱 ●炎天に広重ありぬ戸塚宿 ●水撒きの店や朝より客を入れ ●炎天下ただただ直く人の列 返信する 小口泰與 2023年7月20日 10:01 自由な投句箱 ★駒草や尾根渉る風清清し ★サルビアや飛び込み台の小学生 ★睡蓮の葉にすいと來し野鳥かな 返信する 廣田洋一 2023年7月20日 10:55 自由な投句箱 ★琥珀色とろりと古き梅酒酌む ★朝日燦々風は変わらず土用入 ★土用入熱きコーヒー啜りけり 返信する 多田有花 2023年7月20日 15:16 自由な投句箱 干し物をくるくる回し夏の風 夏の日や大学病院へ向かう トンネルを出れば白雨に出会いけり 返信する 桑本栄太郎 2023年7月20日 18:09 自由な投句箱 ★涼風の入りて目覚むる窓辺かな ★身をすくめ何かを探す朝涼し ★じゅわじゅわと朝の序曲や蝉の声 返信する 弓削和人 2023年7月20日 23:17 Unknown 自由な投句箱 ●万緑に一路一門版画展 ●夏帽を浮かべる夏の風一陣 ●ハンカチの水含みたり丘の空 返信する
コメント
自由な投句箱
★翡翠のぐいと飲み込む魚かな
★青鷺やドアの開きに翔けにける
★絵簾をくぐり女将の現れし
自由な投句箱
★一斉に日傘開きて吟行会
★この頃は男もさせり黒日傘
★土佐の夏アイスクリンに溺れけり
自由な投句箱
★初蝉のわしやわしやと自己主張
★一陣の夕立ち風や午後の四時
★西山の入日あかねや蝉の声
自由な投句箱
★忽然と谷蟇なくや時停止
★餌台の餌のたのもし夏雀
★翡翠や沼の魚を賜われり
Unknown
自由な投句箱
●白蝶の降り昇りたる小雨かな
●夕立雲風のぬるみに立ち止まり
●青梅雨や野路のぬかるみ軽く避け
自由な投句箱
★目覚むれば忽ち蝉の時雨かな
★リハビリを終えて家路の溽暑かな
★夕立去り忽ち風の夕涼し
自由な投句箱
<山梨県立富士山世界遺産センター三句>
和紙製の巨大な富士や梅雨晴間
夏の富士バックに記念撮影す
夏の雲次々消えて富士稜線
自由な投句箱
★外に出づや咲きほこりたる薔薇百本
★風鈴の戯むる風や星の夜
★平らかな沼へ翡翠一直線
自由な投句箱
★西日受け赤くきらめくビルの窓
★仙人掌の花を飾りて美容院
★公園に取残されし夏帽子
自由な投句箱
夏富士の五合目焼きたてめろんぱん
富士五湖へ流れゆくかな夏の雲
夏料理富士の高嶺を望みつつ
自由な投句箱
★薙刀の鉾立て進む大丸前
★祇園会の準備すすみぬ四条かな
★今日もまた夕立来たる午後の五時
Unknown
自由な投句箱
●垂れ下がる蛇の目玉や草の叢
●向き合うは展望台に夏嶺かな
●湖凪ぎて真帆のひとつや避暑便り
自由な投句箱
★香煙の犬を襲いし夏の暁
★百舌鳥高音味噌汁の蓋高鳴りし
★翡翠や声を掛け合うカメラマン
自由な投句箱
★沈みゆく西日を見つつ露天風呂
★ロマン香る歌の流れて巴里祭
★今日も見る着物の婦人名古屋場所
自由な投句箱
五合目より夏空戴く富士山頂
梅雨晴間小御嶽神社に詣でけり
万緑と雲の間に河口湖
自由な投句箱
★高校の朝の正門白木槿
★交差点の赤き尾灯や梅雨ぐもり
★植込みの刈込中や草いきれ
Unknown
自由な投句箱
●暗雲の低く垂れたり花はちす
●短夜や潮鳴りやまぬ松の湖
●荒梅雨の庇に鳴きぬ子猫かな
自由な投句箱
★裏窓の明るくなりて西日かな
★大西日沈む地の果てアルジェリア
★仙人掌の花赤々と窓辺かな
自由な投句箱
★花合歓や沼を賑わす鳥の声
★鳴きかわす沼の左右の牛蛙
★河骨やゆったり泳ぐ鯉の口
自由な投句箱
<忍野八海三句>
泉あり空と立木を映しつつ
いずこまで続く泉の底を見る
泉囲みあまたの言葉飛び交いぬ
自由な投句箱
★黒南風や孫ら来たりて恐竜展
★二棹の濯ぎもの干す梅雨晴間
★入日さす祇園祭の宵山へ
Unknown
自由な投句箱
●豪雨もて秋田を呑むる夏場かな
●梅干しのひとつ多めや炎天下
●氷片の一片はじく夏料理
自由な投句箱
★棚一杯花仙人掌の花屋かな
★初蝉や人影の無き公園に
★パリ祭やシャンソン歌手の老ひたるを
自由な投句箱
<羽田空港三句>
梅雨晴の影濃く落とし航空機
七月の翼が並ぶ滑走路
ジェット機のいま飛び立ちぬ夏空へ
自由な投句箱
★糸蜻蛉草の穂先に漂いし
★糸蜻蛉鯉は大きな口を開け
★水面の水輪三つや糸蜻蛉
自由な投句箱
<河原町四条通り界隈>
★南座の大屋根灼ける青き空
★せせらぎ緑蔭なりぬ高瀬川
★宵山の四条通りやコンチキチン
Unknown
自由な投句箱
●鬼百合の橙雨に打たれけり
●蚊の声や寝起きを急ぐ朝まだき
●ある雨のそうびの二三残りけり
自由な投句箱
★鯉跳ねて奮い立ちたる夏の沼
★河骨や浮子動かざる山の沼
★亀の子を釣り上げたるや女の子
自由な投句箱
★仙人掌の一球一花捧げをり
★海の日や豪雨の被害広がりぬ
★鮪づくしの鮨に合ひたる吟醸酒
自由な投句箱
<羽田空港三句>
夏の海の彼方に霞むスカイツリー
キャラクターつけし飛行機梅雨晴に
白南風を受けて飛び立ち航空機
自由な投句箱
<祇園祭山鉾巡行>
★祇園会のくじ改めの背筋かな
★刀一閃結界ひらく稚児の顔
★巡行の祇園囃やコンチキチン
Unknown
自由な投句箱
●ふやけたる手紙に筆や梅雨に入る
●アラームを入れ忘れたる熱帯夜
●雲の峰遊覧船を運びけり
自由な投句箱
★合歓咲くや浮子ぴくぴくと山の沼
★山の沼日傘差したるカメラマン
★翡翠や沼耐えがたく暗くなり
自由な投句箱
離着陸する機見守り夏の日に
吹き抜ける風よ梅雨明けもまぢか
山門をくぐりて蓮に迎えられ
自由な投句箱
★仙人掌の花艶やかに棘白し
★十三時目覚ましかけて昼寝かな
★昼寝覚時の経つのは早きかな
自由な投句箱
★祇園祭孫ら来る好し帰る良し
★大の字の昼寝や風の通る部屋
★炎暑来る音の消え居り午後三時
自由な投句箱
★山径に鳥声かすか独活の花
★えぞにうの名も無き沼に咲きにけり
★農道に日のいっぱいや花萱草
自由な投句箱
★目覚むれば早もうねりや蝉しぐれ
★落蝉の白き腹見せ仰のけに
★忽然と風のざわめき宵涼し
Unknown
自由な投句箱
●炎天に広重ありぬ戸塚宿
●水撒きの店や朝より客を入れ
●炎天下ただただ直く人の列
自由な投句箱
★駒草や尾根渉る風清清し
★サルビアや飛び込み台の小学生
★睡蓮の葉にすいと來し野鳥かな
自由な投句箱
★琥珀色とろりと古き梅酒酌む
★朝日燦々風は変わらず土用入
★土用入熱きコーヒー啜りけり
自由な投句箱
干し物をくるくる回し夏の風
夏の日や大学病院へ向かう
トンネルを出れば白雨に出会いけり
自由な投句箱
★涼風の入りて目覚むる窓辺かな
★身をすくめ何かを探す朝涼し
★じゅわじゅわと朝の序曲や蝉の声
Unknown
自由な投句箱
●万緑に一路一門版画展
●夏帽を浮かべる夏の風一陣
●ハンカチの水含みたり丘の空