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コメント
転記
(多田有花)2019-07-11 07:24:57
<沖縄平和祈念公園三句>
花束を供える沖縄忌近し
名を刻む石の屏風が立つ夏野
慰霊の日の日の出に向けて歩きけり
(小口泰與)2019-07-11 09:00:55
★冷酒や糖質好きの我が髪膚
★緑濃き水面や親子ラムネ抜く
★油照裁判所より美魔女かな
自由な投句箱
★旅人をもてなす宿の岩清水
★富士よりの清水掬ひて山道へ
★岩場より湧き出る清水手に受けし
自由な投句箱
★荒梅雨やフロントガラスの玉飛沫
★梅雨雲の峰ふところに留まりぬ
★恐ろしき青き灯点る誘蛾灯
自由な投句箱
★日の盛り鳥の鳴き声絶えにけり
★日盛や道路工事は一休み
★日盛に動き溌剌球児たち
自由な投句箱
★時鳥山家の夕餉早早と
★名にし負う浅間の里の洗鯉
★二十年納戸の奥の梅酒かな
自由な投句箱
★晴れ渡る嶺の奥なり雲の峰
★見渡せばバスの席より青田波
<京都四条通り>
★曳初めの長刀鉾に出会いけり
自由な投句箱
<沖縄平和祈念公園>
あの夏も海はあくまで美しく
<おきなわワールド二句>
エイサーの踊り手飛び散る玉の汗
三線を習う人あり夏座敷
自由な投句箱
<おきなわワールド三句>
緑陰をつくり咲きおり鳳凰木
三段花咲くや紅芋ソフト食ぶ
石亀が見上げる青き夏の花
自由な投句箱
★梅雨寒や草の葉の伸び止まりぬ
★梅雨寒や朝の長湯を楽しめり
★梅雨冷や長袖シャツに着替えたる
自由な投句箱
★にこやかに妻の造りしどぜう鍋
★迫りくる赤城の襞や夏座敷
★嬬恋の山家の一夜寝茣蓙かな
自由な投句箱
★梅雨空を見上げ散歩の思案かな
★花びらのうつむき裏に額の花
★昼寝子の目覚め想うは夢のこと
自由な投句箱
★昼寝覚め忽と泣き出す園児かな
★混浴の露天へかすか河鹿かな
★船頭は中学生よ蛍狩
自由な投句箱
★風鈴や短冊変へて音新た
★縁側の風鈴鳴らす座敷風
★窓開けて風鈴鳴るを待ちにけり
自由な投句箱
★ぽつぽつと夢想い居り明け早し
★雨雲の峰駆け昇る梅雨晴間
★雨雲の天王山の青嶺かな
自由な投句箱
夏燕ついと虚空に飛び出しぬ
梅雨曇降られることなく山下りる
錦鯉袋に入り売られおり
自由な投句箱
★雲の峰どのレジ台を選びても
★山小屋の飯盒飯の円座かな
★網戸より赤城の風の遊びける
自由な投句箱
★シャワー浴びさっと一振りオーデコロン
★お土産の香水買ひしシャンゼリゼ
★海の日や雨にたたられ人気なし
自由な投句箱
★早朝の蝉の時雨に目覚めけり
★山畑の支柱に縋る胡瓜かな
★妻の行く四条通りや宵々山
自由な投句箱
梅雨の富士頂のみをのぞかせて
梅雨寒の東京ドームを見下ろせる
東京の夜景さみだれに煙る
自由な投句箱
★網戸より犬の覗くや夕間暮れ
★色違う目高の目玉同じ白
★山肌の濃淡ありし夏の山
自由な投句箱
★床下に二本寝てをり梅酒かな
★漬け置きて琥珀色なる梅酒かな
★健康に良しと言ひつつ梅酒汲む
自由な投句箱
★昼寝子の遠く近くに選挙カー
★花びらのうつむき来たり額の花
★黒蟻の戸惑いあゆむ日差しかな
自由な投句箱
人工島次々渡る梅雨最中
<鎌倉・建長寺二句>
茅葺の鐘楼静か青梅雨に
地蔵座す仏堂包み梅の雨
自由な投句箱
★野良猫も涼風求め居りにける
★炎天や球に飛びつく下級生
★夕立の棚田の畦を越ゆる波
自由な投句箱
<鎌倉・建長寺三句>
梅天の彼方より五爪の龍
蓮開く細かな雨を宿しつつ
雨に濡れ山百合匂う参道に
自由な投句箱
★船旅やジャグジー浴びる水着かな
★ヴィーナスが二カ所隠せる水着かな
★一人だけ黄色の水着競泳レッスン
自由な投句箱
★白き筋ありて嬉しや甜瓜
★目じるしのような高さや曼荼羅華
★万緑や松尾大社の赤鳥居
自由な投句箱
★青葉木寃山にちりばむ星の数
★滴りや時を隔てし岩の容
★傘寿にて高みを目指し夕端居
自由な投句箱
<鎌倉・建長寺三句>
山百合を映す池あり建長寺
禅寺やことに艶やか百合の花
緑濃き嵩山門を通る道
自由な投句箱
★電車の中香水の香にむせびけり
★香水や誘ひ心を忍ばせて
★香水の薔薇の香りとすれ違ふ
自由な投句箱
★祇園会の明けて朝より雨となる
★降りつづき蛙鳴かざるひと日かな
★梅雨冷や夜ともなれば窓を閉む
自由な投句箱
★コップ酒ちびちび飲むや立葵
★夕顔やネイル広告抽斗へ
★早々に赤提灯や立葵
自由な投句箱
★短夜のバルト海行く船の旅
★短夜や朝一番の露店湯に
★短夜やまたも起きたるこむら返り
自由な投句箱
★夏風邪の咳の頻りに目覚めけり
★梅雨冷のバスの車内に身を竦め
★梅雨空の境目無しに暮れゆけり
自由な投句箱
<鎌倉・鶴岡八幡宮三句>
さみだれを宿し富士山ナンバープレート
五月雨傘八幡宮の石段を
さみだれや静御前の舞いし跡
自由な投句箱
★夏嵐白波立つる雨後の河
★雨粒の重みに耐ふるねぢれ花
★二階より浴衣羽織りて下りて来し
自由な投句箱
★久々に青空見えてかき氷
★海風に幟はためく氷水
★向き合ひて二人で崩すかき氷
自由な投句箱
<鎌倉御代川>
それぞれがテーブルにつく夏座敷
<鎌倉大仏二句>
大仏もともに濡れつつ梅の雨
夏木立の中に立ちおり晶子歌碑
自由な投句箱
★茅舎忌の失念したり三日のち
★梅雨空に”最後の願い”選挙カー
★待合いの冷房過ぎて身を竦め