自由な投句箱/6月21日~6月30日 2025年6月23日 12:45 | Weblog ※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)※★印の基準について。「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 X Facebook はてブ LINE コメント 管理 2025年6月23日 12:04 6月21日分 (小口泰與) 2025-06-21 11:36:57 ★口あけて燕の子等の親を待つ ★隠沼の水中深く翡翠よ ★炎天や立ち話もそうそうに (多田有花) 2025-06-21 16:49:46 青空や高架駅よりプール見ゆ 淡路島植田の彼方に見えてくる 海峡に霧たつ梅雨の晴れ間かな (桑本栄太郎) 2025-06-21 18:21:53 ★しのび寄る夜気の枕に目覚めけり ★凌霄花の緋色噴きたる狭庭かな ★川風に浮かび来たるや合歓の花 (上島祥子) 2025-06-21 22:12:05 暁に追われて白く夏至の月 玄関を掃き清める音夏至の朝 三回忌終えし座敷に百合香る 返信する 管理 2025年6月23日 12:06 6月22日分 (多田有花) 2025-06-22 11:10:36 開け放ち風よく通る夏至の部屋 海峡を過ぎれば泰山木の花 夏服のペディキュア阪神電車かな (小口泰與) 2025-06-22 12:13:29 ★朝日差し翡翠の羽さざめかす ★大利根に差し入る夏の月明かり ★雲の峰流石赤城のすそ野かな (桑本栄太郎) 2025-06-22 18:41:24 ★夏萩の咲くやふるさと想い居り ★梔子の八重の香るや生協まえ ★底紅や団地の周囲あるき居り 返信する 管理 2025年6月23日 12:07 転記/6月23日 自由な投句箱 (桑本栄太郎) 2025-06-23 12:02:06 ★地下鉄の北山出れば炎暑かな ★朝よりの雨の頻りに梅雨戻る ★こつ然と突風来たる梅雨の雷 返信する 多田有花 2025年6月23日 12:32 自由な投句箱 夏至過ぎて姫路空襲八十年 病院の中庭鉄砲百合の咲く ベゴニアの多色を愛でて庭を出る 返信する 小口泰與 2025年6月23日 13:43 自由な投句箱 ★竹の子のさすらい出でし我が庭に ★翡翠の沼波に鳴く朝かな ★群鮎のさと向きを変え上流へ 返信する 廣田洋一 2025年6月23日 14:16 自由な投句箱 ★子の声に目高の散りし池の隅 ★軽鴨や夫婦仲良く水を飲み ★一斉に葉裏見せたる茂り葉かな 返信する 土橋みよ 2025年6月23日 15:45 自由な投句箱 朝が来て青柿三つ砂利の上 青柿の落ちる音あり昼下がり 茹で蟹に会話途切れる夏の夕 返信する 廣田洋一 2025年6月24日 11:43 自由な投句箱 ★雨空に明るく垂れる花擬宝珠 ★半纏木葉裏を見せて空揺らす ★釣堀や声上げて子が立ち上がり 返信する 桑本栄太郎 2025年6月24日 11:59 Unknown ★こつ然と目覚めて居りぬ夜の雷雨 ★取り込めば又も日差しや梅雨晴れ間 ★沙羅咲くや風のうわさに傷つきぬ =ご連絡= 6月21日の「しのび寄る夜気の枕に目覚めけり」の句の「夜気」は、小生の完全な勘違いでありました。 日中は高気温ながら、夜は網戸越しの夜気が肌寒いほどでした。 返信する 多田有花 2025年6月24日 12:13 自由な投句箱 青蔦に覆われている煉瓦棟 夕焼けに包まれ海辺をゆく電車 明け方の眠りを覚ます梅雨の雷 返信する 多田有花 2025年6月25日 14:18 自由な投句箱 ズッキーニ浅漬けにしていただきぬ 梅雨の花壇に羽毛ケイトウの並ぶ 薔薇を愛で薔薇を育てる男あり 返信する 小口泰與 2025年6月25日 14:40 自由な投句箱 ★鯉跳ねて夏の小沼を囃しけり ★遠近に夏鶯の声さかん ★青葦や蝦蟇の鳴き声遠近に 返信する 小口泰與 2025年6月25日 14:47 Unknown 自由投句箱 鯉跳ねて夏の小沼を囃しけり 遠近に夏鶯の声さかん 青葦や蝦蟇の鳴き声遠近に 返信する 上島祥子 2025年6月25日 15:06 Unknown 自由な投句箱 暮きらぬ街の灯夏至の夕 梅雨寒や膝に納まる猫丸し 百合雄蕊綺麗なうちに摘まれけり すみません投句場所間違えましたので再投句します。 返信する 多田有花 2025年6月26日 10:31 自由な投句箱 くちなしの匂える道をそぞろ歩く 花南天ひっそり坂の下の家 はなむぐり額紫陽花に顔うずめ 返信する 廣田洋一 2025年6月26日 10:48 自由な投句箱 ★夏蝶の二頭連なり飛び去りぬ ★高きよりひょいと飛び来て揚羽蝶 ★水槽に目高の遊ぶ草を足し 返信する 桑本栄太郎 2025年6月26日 11:38 自由な投句箱 ★おそろしき夢を見てをり梅雨の冷え ★梅雨冷えや哀しく見たる父の夢 ★雲つどいやがて激しき雷火かな 返信する 小口泰與 2025年6月26日 13:11 自由な投句箱 ★定めなき利根の流れや通し鴨 ★あけぼのの初夏の赤城の色定か ★翡翠やさっと散ったる雑魚数多 返信する 土橋みよ 2025年6月26日 18:28 自由な投句箱 大中寺の森2句 参道に顔出す紅の山紫陽花 杖つかず摑まらず行く紫陽花坂 五月雨に横断歩道の白よける 返信する 多田有花 2025年6月27日 10:09 自由な投句箱 まだ若き山法師の花見下ろせり 蛍袋のなかに潜めば面白し 六月風真昼の部屋を吹き抜ける 返信する 小口泰與 2025年6月27日 12:17 自由な投句箱 ★翡翠の悟り切れない仕草かな ★ゆったりと揺れる青葦沼真中 ★さなぎだに小沼はさひびし夏霞 返信する 桑本栄太郎 2025年6月27日 13:16 自由な投句箱 ★梅雨晴のみみずくねりて昇天す ★山桃のジューンドロップここかしこ ★花合歓や一木被ううすき紅 返信する 多田有花 2025年6月28日 9:23 自由な投句箱 青柿や隣は空き家となりし家 朝夕の日課の散歩額の花 インパチェンス六月の玄関に 返信する 小口泰與 2025年6月28日 11:47 自由な投句箱 ★翡翠のさばしる沼へ夕日かな ★爽やかや赤城小沼に立ちし事 ★翡翠の水面へ翔けるまっしぐら 返信する 桑本栄太郎 2025年6月28日 13:11 自由な投句箱 ★風抜けるトンネルなりぬ青葉闇 ★あじさいの青の吐息に日差しけり ★芙美子忌の一銭五厘の大事かな 返信する 廣田洋一 2025年6月28日 18:35 自由な投句箱 ★堰落つる飛沫に虹のかかりけり ★赤と青隣り合いたる濃紫陽花 ★白紫陽花薄き緑に色づきぬ 返信する 廣田洋一 2025年6月29日 11:11 自由な投句箱 ★青柿や青きがままに膨らみぬ ★艶やかに紅く広がる蓮の花 ★食べごろのバナナ獲りたる庭師かな 返信する 多田有花 2025年6月29日 11:14 自由な投句箱 梅雨明けや空調服の作業員 梅雨明けに窓全開で掃除する 梅雨明けの真昼の水道はや熱し 返信する 桑本栄太郎 2025年6月29日 13:50 自由な投句箱 ★梔子の朽ちゐて更に香りけり ★橡の木の古木なればや幹に苔 ★緑蔭の梢はるかや青き空 返信する 小口泰與 2025年6月29日 14:05 自由な投句箱 ★昼食の農婦の顔え五月蠅かな ★天と地を遮る雲や梅雨曇り ★我が庭に捩花はやも乱れ咲 返信する 土橋みよ 2025年6月29日 16:50 自由な投句箱 水打てば真っ直ぐ伸びる生姜の茎 リンゴ酢に浮かぶウメ寺の青梅 蝉時雨稽古場で吹く防犯笛 返信する 小口泰與 2025年6月30日 8:19 自由な投句箱 ★忽然と翡翠沼を一撃す ★しかすがに翡翠沼を離れずに ★翡翠や水面へ早も飛び込みし 返信する 廣田洋一 2025年6月30日 10:23 自由な投句箱 ★旅終えし紫陽花の首切られけり ★一段と手毬膨らむ白紫陽花 ★夏鴨の一羽着水街の川 返信する 多田有花 2025年6月30日 11:21 自由な投句箱 のうぜん花虚空へ鳴らすトランペット 磯鵯何かくわえて飛び立ちぬ アナベルのふわりと大き白さかな 返信する 桑本栄太郎 2025年6月30日 12:35 自由な投句箱 ★朝焼けの絵具のいろを想いけり ★あじさいの青色吐息あめ降らず ★石垣を零れ被いぬ松葉牡丹 返信する 上島祥子 2025年6月30日 21:24 Unknown 自由な投句箱 夏蝶の朝陽に向ける翅の紋 猫梳る蚤追いきれぬ老眼鏡 明けきらぬ庭に広がるカンナの黄 返信する
コメント
6月21日分
(小口泰與)
2025-06-21 11:36:57
★口あけて燕の子等の親を待つ
★隠沼の水中深く翡翠よ
★炎天や立ち話もそうそうに
(多田有花)
2025-06-21 16:49:46
青空や高架駅よりプール見ゆ
淡路島植田の彼方に見えてくる
海峡に霧たつ梅雨の晴れ間かな
(桑本栄太郎)
2025-06-21 18:21:53
★しのび寄る夜気の枕に目覚めけり
★凌霄花の緋色噴きたる狭庭かな
★川風に浮かび来たるや合歓の花
(上島祥子)
2025-06-21 22:12:05
暁に追われて白く夏至の月
玄関を掃き清める音夏至の朝
三回忌終えし座敷に百合香る
6月22日分
(多田有花)
2025-06-22 11:10:36
開け放ち風よく通る夏至の部屋
海峡を過ぎれば泰山木の花
夏服のペディキュア阪神電車かな
(小口泰與)
2025-06-22 12:13:29
★朝日差し翡翠の羽さざめかす
★大利根に差し入る夏の月明かり
★雲の峰流石赤城のすそ野かな
(桑本栄太郎)
2025-06-22 18:41:24
★夏萩の咲くやふるさと想い居り
★梔子の八重の香るや生協まえ
★底紅や団地の周囲あるき居り
転記/6月23日
自由な投句箱 (桑本栄太郎)
2025-06-23 12:02:06
★地下鉄の北山出れば炎暑かな
★朝よりの雨の頻りに梅雨戻る
★こつ然と突風来たる梅雨の雷
自由な投句箱
夏至過ぎて姫路空襲八十年
病院の中庭鉄砲百合の咲く
ベゴニアの多色を愛でて庭を出る
自由な投句箱
★竹の子のさすらい出でし我が庭に
★翡翠の沼波に鳴く朝かな
★群鮎のさと向きを変え上流へ
自由な投句箱
★子の声に目高の散りし池の隅
★軽鴨や夫婦仲良く水を飲み
★一斉に葉裏見せたる茂り葉かな
自由な投句箱
朝が来て青柿三つ砂利の上
青柿の落ちる音あり昼下がり
茹で蟹に会話途切れる夏の夕
自由な投句箱
★雨空に明るく垂れる花擬宝珠
★半纏木葉裏を見せて空揺らす
★釣堀や声上げて子が立ち上がり
Unknown
★こつ然と目覚めて居りぬ夜の雷雨
★取り込めば又も日差しや梅雨晴れ間
★沙羅咲くや風のうわさに傷つきぬ
=ご連絡=
6月21日の「しのび寄る夜気の枕に目覚めけり」の句の「夜気」は、小生の完全な勘違いでありました。
日中は高気温ながら、夜は網戸越しの夜気が肌寒いほどでした。
自由な投句箱
青蔦に覆われている煉瓦棟
夕焼けに包まれ海辺をゆく電車
明け方の眠りを覚ます梅雨の雷
自由な投句箱
ズッキーニ浅漬けにしていただきぬ
梅雨の花壇に羽毛ケイトウの並ぶ
薔薇を愛で薔薇を育てる男あり
自由な投句箱
★鯉跳ねて夏の小沼を囃しけり
★遠近に夏鶯の声さかん
★青葦や蝦蟇の鳴き声遠近に
Unknown
自由投句箱
鯉跳ねて夏の小沼を囃しけり
遠近に夏鶯の声さかん
青葦や蝦蟇の鳴き声遠近に
Unknown
自由な投句箱
暮きらぬ街の灯夏至の夕
梅雨寒や膝に納まる猫丸し
百合雄蕊綺麗なうちに摘まれけり
すみません投句場所間違えましたので再投句します。
自由な投句箱
くちなしの匂える道をそぞろ歩く
花南天ひっそり坂の下の家
はなむぐり額紫陽花に顔うずめ
自由な投句箱
★夏蝶の二頭連なり飛び去りぬ
★高きよりひょいと飛び来て揚羽蝶
★水槽に目高の遊ぶ草を足し
自由な投句箱
★おそろしき夢を見てをり梅雨の冷え
★梅雨冷えや哀しく見たる父の夢
★雲つどいやがて激しき雷火かな
自由な投句箱
★定めなき利根の流れや通し鴨
★あけぼのの初夏の赤城の色定か
★翡翠やさっと散ったる雑魚数多
自由な投句箱
大中寺の森2句
参道に顔出す紅の山紫陽花
杖つかず摑まらず行く紫陽花坂
五月雨に横断歩道の白よける
自由な投句箱
まだ若き山法師の花見下ろせり
蛍袋のなかに潜めば面白し
六月風真昼の部屋を吹き抜ける
自由な投句箱
★翡翠の悟り切れない仕草かな
★ゆったりと揺れる青葦沼真中
★さなぎだに小沼はさひびし夏霞
自由な投句箱
★梅雨晴のみみずくねりて昇天す
★山桃のジューンドロップここかしこ
★花合歓や一木被ううすき紅
自由な投句箱
青柿や隣は空き家となりし家
朝夕の日課の散歩額の花
インパチェンス六月の玄関に
自由な投句箱
★翡翠のさばしる沼へ夕日かな
★爽やかや赤城小沼に立ちし事
★翡翠の水面へ翔けるまっしぐら
自由な投句箱
★風抜けるトンネルなりぬ青葉闇
★あじさいの青の吐息に日差しけり
★芙美子忌の一銭五厘の大事かな
自由な投句箱
★堰落つる飛沫に虹のかかりけり
★赤と青隣り合いたる濃紫陽花
★白紫陽花薄き緑に色づきぬ
自由な投句箱
★青柿や青きがままに膨らみぬ
★艶やかに紅く広がる蓮の花
★食べごろのバナナ獲りたる庭師かな
自由な投句箱
梅雨明けや空調服の作業員
梅雨明けに窓全開で掃除する
梅雨明けの真昼の水道はや熱し
自由な投句箱
★梔子の朽ちゐて更に香りけり
★橡の木の古木なればや幹に苔
★緑蔭の梢はるかや青き空
自由な投句箱
★昼食の農婦の顔え五月蠅かな
★天と地を遮る雲や梅雨曇り
★我が庭に捩花はやも乱れ咲
自由な投句箱
水打てば真っ直ぐ伸びる生姜の茎
リンゴ酢に浮かぶウメ寺の青梅
蝉時雨稽古場で吹く防犯笛
自由な投句箱
★忽然と翡翠沼を一撃す
★しかすがに翡翠沼を離れずに
★翡翠や水面へ早も飛び込みし
自由な投句箱
★旅終えし紫陽花の首切られけり
★一段と手毬膨らむ白紫陽花
★夏鴨の一羽着水街の川
自由な投句箱
のうぜん花虚空へ鳴らすトランペット
磯鵯何かくわえて飛び立ちぬ
アナベルのふわりと大き白さかな
自由な投句箱
★朝焼けの絵具のいろを想いけり
★あじさいの青色吐息あめ降らず
★石垣を零れ被いぬ松葉牡丹
Unknown
自由な投句箱
夏蝶の朝陽に向ける翅の紋
猫梳る蚤追いきれぬ老眼鏡
明けきらぬ庭に広がるカンナの黄