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コメント
転記
古田敬二 2017-05-11 08:22:12
飛騨川の春を歩めばハ長調
億年の削りし渓谷春の水
川風に白蝶一つ流れけり
小口泰與 2017-05-11 08:52:03
八方より鳥語さかんや初夏の朝
水馬流るる木葉追い越せり
三匹の蛭に好かれておりにけり
自由な投句箱
◇糸蜻蛉平和の鐘についと飛び
◇いとほしき「原爆の子」やバラの咲く
◇カルミアやノルマンディーの落下傘
自由な投句箱
飛騨川の春を歩めばハ長調
億年の削りし渓谷春の水
川風に白蝶一つ流れけり
訂正・削除
11日分の転記がダブりました。失礼しました。
自由な投句箱
★外つ国の婦人が摘みし新茶かな
★いつもの店いつもの売子新茶買ふ
★新茶汲み熱くないかと尋ねけり
自由な投句箱
★配達のバイク去り行き明易し
★アカシアのにせと言うあり針槐
★海よりの風に潮の香卯波晴れ
自由な投句箱
◇慰霊碑背に亀の泪や聖五月
◇高々とゆりの木の花人知れず
◇救急車ゆりの木の花風に揺れ
転記
多田有花 2017-05-11 13:36:32
若楓天蓋となりわが頭上
山上のランチタイムや新樹光
つややかに葉裏に熟れし桜の実
多田有花 2017-05-12 06:45:12
夏草の刈られし後の香を歩く
柿若葉見下ろし朝の洗濯を
夏浅き頂で狸に出会う
自由な投句箱
★裏返る木の葉の波や青嵐
★並木道輪唱止まぬ青嵐
★園児らの手をあげ渡る青嵐
自由な投句箱
★鳥数多頻伽の声の清和かな
★老犬とゆったり歩む聖五月
★新緑や水の惑星遊泳す
自由な投句箱
★豆飯の味噌の香りやおにぎらず
★ベランダのジャスミン香る濯ぎもの
★揚羽蝶ためらいいつつも車道越え
自由な投句箱
◇広島やジャスミン匂ふ高台に
◇蒼天へ栴檀咲いて道に降り
◇マロニエの花咲く下で英語の子
自由な投句箱
はつ夏の山頂で食ぶじんだかな
日のひかり弾ませている手毬花
椎の花山の輝き日々増せり
自由な投句箱
★アイ・ラブ・ユーてふ名乗り上げし薔薇の花
★薔薇の花新しき香に女の子呼ぶ
★薔薇の花新種の色の際立てり
自由な投句箱
★柿若葉はや山風のあきにけり
★たまゆらの風と鳥語や麦の秋
★萍や魚眼レンズに映る雲
お願い
5月12日の★評価に私の三句が抜けておりますが、ご配慮お願いいたします。
以上。
自由な投句箱
★風湿り更に色濃きあやめかな
★秘め事の愛は遠くに紫蘭咲く
★雨止みて窓の若葉となりにけり
※ご連絡・・・同郷の家内の実家の母親が
昨日、93歳にて亡くなりました。
明日より3~4日投稿を休みます。
悪しからず宜しくお願い致します。
自由な投句箱
芍薬を抱えればみな貴婦人に
週末の若葉を濡らす静かな雨
若葉寒一枚はおり家を出る
自由な投句箱
◇アポロンへゆりの木の花旗を振る
◇橡の花裸像のパンセ手を首へ
◇「さくら隊散る」慰霊碑や柘榴咲く
自由な投句箱
★駅出れば祭囃子に雨の音
★合羽着てきりり鉢巻祭りかな
★神輿来る掛け声掛けるビルの人
自由な投句箱
★田の容くさぐさなりや青蛙
★角までと友送りけり若葉風
★湖の色奇しきや朝の若葉時
Unknown
レース越し若竹林のなごみかな
おおらかに騒ぎて若竹林かな
絶え間なき戦の業や人も地も
自由な投句箱
◇ブラシの木真つ赤に咲いて夏の風
◇翡翠の長き嘴夕闇に
◇母の日や鍵盤叩く幼き手
自由な投句箱
軒先の自転車若葉の雨に濡れ
一面の若葉を隠す霧の朝
若葉風お城まつりの音運ぶ
自由な投句箱
★握り飯食ぶや池塘の虻羽音
★老鶯や雨後の社の長き磴
衣更一列に行くランドセル
自由な投句箱
★短夜や朝食前の露天湯に
★短夜の冷酒の余韻水を酌む
★短夜やまたも終わらぬ同じ夢
自由な投句箱
◇芍薬やうどんを啜る外国人
◇翡翠や泥にまみれし舟露は
◇河鵜来て潜れぬ烏うろうろと
自由な投句箱
皮のまま焼かれし玉葱の甘し
つぎつぎと車吐き出す若葉山
近寄れば甘き香りよ桐の花
自由な投句箱
★夕ぐれの奇しき社やはたた神
★警報に下駄くつがえり跣足かな
★釣上げし魚はうなぎか蛇か
自由な投句箱
*入院も旅行の如し青葉闇
*川べりの畑見下ろし風薫る
*城跡は石垣ばかり風薫る
自由な投句箱
◇花樗蒼天へ溶け道へ降る
◇翡翠に口出す烏潮干川
◇晩鐘や姫女菀咲く土手に立つ
自由な投句箱
蝶もつれ飛ぶ新緑の頂に
まなざしをあげ真っ直ぐに桐の花
若葉より無数の蝶の湧き出でぬ
自由な投句箱
★噴煙の流るる国原麦の秋
★卯月野や写真の露出適正よ
★雷鳴やソファーの陰へ子犬達
自由な投句箱
<ハイウェイを高速バスにて帰省>
★飛行機の伊丹上空五月晴れ
★稜線の杉の木立や五月山
★箱庭のような眼下や風薫る
自由な投句箱
◇桜の実口いつぱいに幼き日
◇白鷺や西日の光る潮干川
◇晩鐘や青鷺の飛ぶ被爆川
自由な投句箱
影あればさらに明るし若楓
城かこむ森の若葉を遠望す
六甲山若葉の山のその向こう
自由な投句箱
★保育器の嬰児(やや)を見舞うや夏つばめ
★黄牡丹や六年生に従いぬ
★新緑の水面くわしき上枝かな
自由な投句箱
<高速米子道>
★箱庭のような眼下や風薫る
★山藤のしな垂れかかる一木に
★大山の頂き見上げ山法師
自由な投句箱
◇老鶯やこの地で詠みし子規の句碑
◇白鷺の川の真中を潮干川
◇境内を紫に染め桜の実
自由な投句箱
昼ごはん青葉若葉を正面に
駐車せる車に夏の蜻蛉かな
校庭に声のあふれて楠若葉
自由な投句箱
★花桐や榛名十峰雲の上
★雲井より光満ちおり麦の秋
★崩ゆりては巨大に生まる雲の峰
自由な投句箱
*点滴の管外されて涼しけり
*二日ぶり飲みたる麦茶甘露かな
*一口の麦茶の香り味わへり
自由な投句箱
<高速米子道>
★一村を背負いて赤き竹の秋
★トンネルを出でて俯瞰や夏の川
★万緑や肺の奥まで深呼吸
自由な投句箱
★時鳥佐久穂の湖を鳴き渡り
★一瞬にくろがねの空はたた神
★黒塗りの箸と冷麦卓袱台に
自由な投句箱
頂の緑陰に座り昼食を
影踏んで快晴五月の山歩く
はつ夏の海の青さを見る頂
自由な投句箱
*山すそに一筋光る日雷
*窓越しに雷聞きて床に臥す
*遠雷を耳にしつつも書を読めり
自由な投句箱
<初夏のふるさと>
★卯浪寄すはるか沖なり島の影
★舟影の浮きつ沈みつ卯浪寄す
★白波のはるか沖なり麦の秋
自由な投句箱
◇海桐咲きゆつくり進む巨大船
◇節理てふ太古の岩を青蜥蜴
◇満潮やヒースの匂ふ海岸線