生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。
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コメント
投句
小口泰與 2018-05-11 09:04:19
時鳥声をふるまい飛びにけり
鳴き交す鳥の数多や夕立あと
あえかなる虞美人草や雨ざんざ
多田有花 2018-05-11 16:47:44
山寺を包みもくもく椎の花
夏鶯鳴くほど静か山の寺
サッカーボール若葉の高さに蹴り上げる
廣田洋一 2018-05-11 17:57:46
軒下の甘き風揺れパイナップル
缶の底一切れ残るパイナップル
黄金の輪甘き汁出すパイナップル
桑本栄太郎 2018-05-11 19:13:40
友送り偲ぶ句会や花は葉に
夏迎え空に小さき放れ雲
小判草荒れ地の庭に溢れけり
自由な投句箱
★雲の峰水田駆け行く小犬かな
★ほめられて新茶産地明かしける
★彫り深き赤城の朝や夏浅し
自由な投句箱
★雛罌粟や二輪挿したる玻璃花瓶
★こくこくと何に頷く虞美人草
★一本で人を惹きつけ虞美人草
自由な投句箱
★竹皮を脱ぐや若気の過去を捨て
★緑陰に足を投げ出すベビーカー
★西日受くビルの茜や大阪駅
自由な投句箱
音高く豊かに水の田に入りぬ
山からの清水に洗う田植籠
植えられし田の水を打つ山の風
自由な投句箱
訂正をお願いします。
誤:山からの清水に洗う田植籠
正:山からの清水に洗う早苗籠
自由な投句箱
★薫風や山より雨の上がりける
★山古志の緋鯉あぎとう棚田かな
★時鳥雨後の湖水のあきらかに
自由な投句箱
日本海見える山へと谷空木
見上げればいつも新緑山の道
筍と背比べして山下りる
自由な投句箱
★跳ね過ぎて紐に絡まる鯉幟
★雨浴びて色鮮やかな鯉幟
★鯉幟緋鯉一匹加わりぬ
自由な投句箱
★坂道を下るブレーキ若葉寒む
★豌豆の蔓黄ばみ来る日差しかな
★青空に葉色透き居り若葉光
自由な投句箱
★蟻の列乱さず進む山雨かな
★夏霧にバスもろ共や九十九折
★明時の赤城は青嶺鳥の声
自由な投句箱
★後になり先になりして燕の子
★一羽だけ翻りたり燕の子
★古き家の庭を染めたるラベンダー
自由な投句箱
稜線を離れ田植の村に下り
子のころの呼び名で話す薄暑かな
手土産はフルーツ入りのゼリーとす
自由な投句箱
★特急のホームチェーンや若葉寒む
★夕日さすビルの西日や大阪駅
★赤き穂の土手に夕日や夏きざす
自由な投句箱
★榛名湖へ道ひと筋や時鳥
★夏帽子ルアーと共に湖へ飛ぶ
★アカシアや川面明るく風そよと
自由な投句箱
★ゆっくりと蕾をほぐし皐月かな
★青き空華やぎ咲けるさつきかな
★紅白のさつきや庭を明かるうす
自由な投句箱
伐ることをためらう芍薬満開に
風光る母校の四角い時計塔
手水鉢の丸い学校メダカ群れ
自由な投句箱
★淀川の水面ざわめきさみだるる
★柿咲いて地表に落つや本降りに
★実桜の熟れず落ちたり雨のあと
自由な投句箱
★釜ひとつ筍飯の空っぽに
★尾瀬の気を含む水なり冷奴
★甘酒や雲の翳りの山を越ゆ
自由な投句箱
★桜の実青赤黒と成りてをり
★桜の実一足よける女子高生
★桜の実石段黒く染めにけり
自由な投句箱
★あまき香の誘う散歩やすいかずら
★天辺の雨に鎮まり山法師
★病葉やうつむき歩む散歩道
自由な投句箱
ギョギョシギョギョシ葭切歳時記どこで見た
芍薬の優しく触れ合い咲き乱る
芍薬や薄紅(くれない)に散りて尚
自由な投句箱
★せせらぎや森の中より夏灯
★山風の通りぬけたる夏座敷
★紅鱒の放流ありて竿の列
自由な投句箱
快晴の一日賜り芍薬に
青羊歯やアンテナのごと直角に
窓開ける日々の始まり不如帰
自由な投句箱
★長き草刈られし後に鳩の群
★出勤前ちょこちょこと草むしりけり
★朝早く庭の手入れや涼しけれ
自由な投句箱
★夏雨や回送電車の飛沫連れ
★寝て醒めていまだ明るき新樹光
★木苺や想い出すのは秘密基地
自由な投句箱
水草の陰からメダカみごもれり
サヤエンドウ朝の陽に透く薄緑
エンドウ摘む遠くに雨の降る風に
自由な投句箱
★噴水にやわらかき水硬き水
★会議室網戸の風の通りぬけ
★サヌカイトの風鈴の音に目覚めけり
自由な投句箱
稜線に紋黄揚羽の先立ちて
白きもの多し山野の夏の花
金雀枝やここは急坂急カーブ
自由な投句箱
★卯の花やとんとこの頃雨降らづ
★あめんぼのそそと歩むや川上へ
★足跡の光りきらめくなめくぢら
自由な投句箱
★上半身裸で励む体操かな
★裸にて腕にタオルの残業かな
★六尺の白さまぶしき裸祭
自由な投句箱
★かの時の夢の切れ目や昼寝覚
★秋櫻子の名づけし渓の河鹿かな
★石楠花や赤城の空の青あおと
自由な投句箱
★貧しくも楽しき夕餉麦の飯
★麦飯や五穀を混ぜて炊きにけり
★昔貧乏今は贅沢麦の飯
自由な投句箱
★鳴り止めば忽ち雨に夜の雷
★金雀枝やこの頃とんと雨降らず
<大山開山1300年祭>
★奉納の太刀の社に山びらき
自由な投句箱
山路ゆく遠く近くにほととぎす
薫風の河川敷にて草野球
ほととぎす葉擦れの音に鳴き続く
自由な投句箱
★どくだみやイメージ合わぬ白十字
★どくだみや辺り清める白十字
★庭の隅十薬の花際立てり
自由な投句箱
★瀬頭に白き波立ちほととぎす
★生垣を突き抜き道へ今年竹
★大岩へ居座る河鵜夕日影
自由な投句箱
★大橋のはるか比叡や若葉山
★軒高き花見小路や五月晴
★隠しても色に出で居り花卯木
自由な投句箱
はつなつの海の青さを見渡せる
六甲の稜線青き夏はじめ
風薫る頂沖を船がゆく