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コメント
自由な投句箱
★あけぼのの落花盛んよ鳥の声
★わなわなと木木のおらぶや花の雨
★うららかや産みたて卵食卓へ
自由な投句箱
◇妻と居る黄心樹の花匂ふ下
◇あやめ草烏の歩く遊園地
◇久々の山陽道や藤の花
自由な投句箱
両側に若葉の迫るローカル線
駅ごとに若葉の木立や高山線
駅ごとに桜蕊降る高山線
自由な投句箱
★メーデーやただの祭りとなりにけり
★メーデーや過労死嫌と叫びけり
★メーデーや終りし後は家族会
訂正
先程の投句の内2句を以下の通り改めます。
★メーデーやただの祭りになりはてぬ
★メーデーや過労死嫌と叫びたる
Unknown
★春の宵 今日はひと駅 歩こうか
★初蝶や 我を何処に誘いらん
★八重桜 明日も来るよと 目をこやす
自由な投句箱
青空へ鳥が歌いし四月尽
春深し亀が甲羅を干しており
木漏れ日に小枝を拾う四月尽
自由な投句箱
★花葱の畝に一列残りけり
★植込みにすいと伸び居り酸葉かな
★わらわらと風の葉裏や五月来る
自由な投句箱
◇虫たちの群るる茉莉花の輝けり
◇石楠花の手毬触れれば冷たくて
◇池の底耀ひながら松の花
自由な投句箱
ゆったりと空眺めおり春の宵
あずまやに人の影ありつつじ咲く
参拝の人ぽつぽつと八重桜
自由な投句箱
★桜蕊紅く積もれる通り径
★黄金週間ジムのプールを独り占め
★黄金週間車内で浴びる夕日かな
自由な投句箱
★医科大の緑蔭深き大樹かな
★陸橋の高さに銀杏若葉かな
★つつじ燃え特急電車の入り来たる
自由な投句箱
★ゆさゆさと花きわまりぬ鳥の声
★遠山の極や来鳴きぬ花の朝
★雨後の朝山際やかや野春菊
自由な投句箱
父母の墓山の若葉に埋もれて
鶯啼く父母の墓碑の後ろから
父母の墓参へ落花の坂登る
自由な投句箱
◇げんげんや愛すべき牛見なくなり
◇里山の蛙鳴くなり土の声
◇鯉幟田圃の家に孫眠る
自由な投句箱
快晴の八十八夜の陽が昇る
風に吹かれ八十八夜の頂に
沖晴れて八十八夜の播磨灘
自由な投句箱
★雛菊や日の煌々と保育園
★シーソーの天の子落花キャッチせり
★ゆさゆさと鳥を包みし桜かな
自由な投句箱
★憲法の日古希を迎へて読み返す
★憲法の日平和の二文字重々し
★湘南の海のたりかな憲法記念日
自由な投句箱
★ちらほらと苜蓿咲く売地かな
★日の高き天井川や酸葉の穂
★憲法記念日の里の門扉や国旗立つ
自由な投句箱
咲く日まで笑っていましょう種袋
風過ぎて上下に揺るる花水木
咲きてまた雨に濡れたる紫木蓮
自由な投句箱
◇広島やマロニエの咲く花まつり
◇銃口に狙われて飛ぶ河鵜かな
◇水たまりもう飛ばないと水澄し
自由な投句箱
夏隣る山に響きし子らの声
ため池は遅日の空を湛えたり
芳しき森の香りに春惜しむ
自由な投句箱
★山風にジャズを奏でる落花かな
★新聞に包みし鯉や佐久の春
★花桷や魚跳ねておる夕まずめ
自由な投句箱
★冬コート洗濯に出し四月尽
★抜きし草袋に詰めて四月尽
★燕の巣空き家のままに四月尽
自由な投句箱
★姫女苑のうす紫や風に添う
★一枚を脱ぎ新緑の風を受く
★夏隣る今日の入日を惜しみけり
自由な投句箱
まどろみに そよ風かおる 若葉かな
暮れの春 衣一枚 かろやかに
みどりの日 食卓囲む 笑い声
自由な投句箱
囀に囲まれ昼食の用意
快晴の夏隣る山正面に
揺れ始む藤を見上げて道登る
自由な投句箱
◇夏の鴨田水へ足を滑走す
◇石庭や時空を超えて蛙鳴く
◇山吹や石組落つる水しぶき
自由な投句箱
★生き生きと声の調う匂鳥
★切岸の落花きらめき蒼き空
★チワワにも器量よしあしうららけし
自由な投句箱
★子を欲しや親の心よ鯉幟
★庭先に小さく泳ぐ鯉幟
★鯉幟雨に打たれて色濃かり
自由な投句箱
★さざ波の波打つ音の代田かな
★こつ然と音失せにけり雲雀落つ
★山際の一日暮れ行く立夏かな
自由な投句箱
薔薇色のひかり立夏の地表にさす
夏に入る山ふところへ向かうかな
夏来る梢に触れし雲一片
自由な投句箱
◇実桜や仄かに浮かぶ昼の月
◇棘のない栄螺のわたし瀬戸育ち
◇意地を張る童女愛らし葱坊主
自由な投句箱
春泥の耕運機洗う山の水
青春の日の思い出や春の旅
春の陽に座す老農と村のこと
自由な投句箱
★利根川に満ちきし夏の光かな
★夏風邪や原稿用紙氏名のみ
★雨後の朝逆光あびる若楓
自由な投句箱
★朱に染まる湘南の海夏来たる
★新緑に映えて流れる川の水
★さわさわと新緑の香に浸りけり
自由な投句箱
★たんぽぽの絮の旅立つ野風かな
★さざ波の代田となりぬ青空も
★歩みゆく田毎にありぬ揚ひばり
自由な投句箱
夏立ちぬ鯖のアヒージョを食す
紋黄揚羽に訪われしランチタイム
大杉の根元に著莪の咲き乱れ
自由な投句箱
◇鐘楼の被爆の跡や棕櫚の花
◇日輪をかかげ色づくさくらんぼ
◇紫に藤の散りたる山の道
自由な投句箱
タラの芽や故郷の空へ美味しそう
木曽飛騨の雪解集めて川太る
笑う山縫って高山行き特急
自由な投句箱
★雷去るや豁然と起つ赤城山
★花ぎぼしそそと紅茶を飲みにける
★通学の子ら一列や若楓
自由な投句箱
★ミサンガと足爪赤く夏きざす
★遮断機を待てば鉄路の陽炎へる
★緑蔭の川風に沿う散歩かな
自由な投句箱
*北国の野山けむる黄砂かな
*青葉より枝垂れる桜散りにけり
*夏草や一望出来ぬ五稜郭
自由な投句箱
*北国の野山けむる黄砂かな
*青葉より枝垂れる桜散りにけり
*夏草や一望出来ぬ五稜郭
訂正
間違って同じ句を二度投句しました。二度目のものを削除してください。ご面倒おかけして申し訳ありません。
自由な投句箱
夏めきて衣類さらりと入れ替える
はなみずき空家となりし庭に咲く
藤の花五月の雨に煙るかな
自由な投句箱
◇英霊の声なき道を桐の花
◇刑場の跡のお堂や躑躅咲く
◇まなかいに燕飛びけり瀬戸遥か
自由な投句箱
★夏つばめ子供を生さぬ友もおり
★雲間より湖へ日矢差す夏薊
★青鷺の水面見続く稚魚の数
自由な投句箱
イタドリを揺らして特急通り過ぎ
飛騨川へ若葉の山から白き滝
初蛙飛騨川河岸の水たまり
自由な投句箱
★黄沙降る京の都となりにけり
★山里の山河つちふる村となり
★さざ波の淀川土堤や風薫る
自由な投句箱
*店先で釣りし烏賊食ぶ夏の朝
*ペリー像を際立て咲ける黒船つつじ
*血脈桜葉も一緒に開きけり
自由な投句箱
風清く神田祭の幟立つ
窓磨き若葉の丘の新しく
目の覚めてまず聞く音に風鈴も
自由な投句箱
◇花棕櫚のうしろに黑き九輪塔
◇躑躅咲く写真を撮りし良き時代
◇実桜や観音様に見つめられ
自由な投句箱
新緑のなかを横切る鳥の影
針葉樹の向こうに若葉の光
連休の明けて高かり桐の花
自由な投句箱
川風に若葉の大樹そよぎけり
飛騨川へ傾ぐ若葉の大樹かな
飛騨川の瀬音若葉を越えてくる
自由な投句箱
★映りたら木立へ忽と緋鯉かな
★我が影に浮き上がりくる目高かな
★釣り糸に忽と巻き付く鰻かな
自由な投句箱
*有珠山を写して静か夏の湖
*白き花程よく混ざる葉っぱかな
*千の風清々しきや夏の湖
自由な投句箱
★夕刊を取りにポストへ著莪の雨
★発着のバスのしきりにつつじ燃ゆ
★しつとりと降り来る茅花流しかな
自由な投句箱
尺八の音色五月の境内に
実り初めし梅に静かな雨の降る
頂の空はわがもの夏燕
自由な投句箱
★様々な鳥語聞こゆや若葉風
★河鹿鳴く里の蕎麦屋の古暖簾
★遠き日の下宿の壁の井守かな
自由な投句箱
★旅終えし吾を出迎へ夏の雨
★草々の葉を広げたる緑雨かな
★高々と伸びたるひのき夏の雨
自由な投句箱
★バイク音去りて目覚める明早し
★風湿り茅花流しと思いけり
★風薫るなんじゃもんじゃの花盛り
自由な投句箱
◇対岸は原爆ドーム青鷺飛ぶ
◇睡蓮や平和の鐘を次々と
◇世界からヒロシマ行脚バラ咲いて
自由な投句箱
飛騨川の春を歩めばハ長調
億年の削りし渓谷春の水
川風に白蝶一つ流れけり
自由な投句箱
★八方より鳥語さかんや初夏の朝
★水馬流るる木葉追い越せり
★三匹の蛭に好かれておりにけり