生き生きと、みずみずしい俳句を期待しています。
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コメント
自由な投句箱
★上州の春鳴く鳥の鋭きや
★和事やも鳥の羽うつ春の宵
★日輪をやおら入れたる八重桜
自由な投句箱
★何となくこぐぶらんこや木々青し
★青き空鳥の去りゆく半仙戯
★ママ友の声掛け合ひてぶらんこかな
自由な投句箱
★青空の彼方に融けて揚ひばり
★ふるさとの駅舎古ぶや花は葉に
★一輌のワンマンカーやつつじ燃ゆ
自由な投句箱
★赤黄色帆の滑り行く薄暑かな
★春の海人の声かと波の音
★春の海かくも高きか防潮堤
自由な投句箱
*手を伸ばし幼指差すつくしんぼ
*モンシロチョウ緑の狭庭縫いながら
*柿若葉青空に透け跳躍す
自由な投句箱
<県立フラワーセンター チューリップまつり三句>
チューリップ色も姿もとりどりに
大小のカメラ向けられチューリップ
チューリップうしろは揺れる池の波
投句
多田有花 2018-04-21 18:19:17
青空が霞桜の先に見え
春の雨あがり一望播磨灘
山路ゆき穀雨の汗をぬぐいけり
自由な投句箱
★口ずさむ高野の唱歌百千鳥
★饒舌の鳥語さかんや花吹雪
★海棠や追想常に定かなる
自由な投句箱
★柿畑の早やも新緑めきいたる
★竹林の産みの熱とも竹の秋
★目蓋落つ午後や蛙の目借り時
自由な投句箱
★浅間山序破急のある雪解かな
★落下いまほろほろかけて行くやらん
★初雷をやり過ごすなり稚魚の群
自由な投句箱
★燕の巣空のままにて春惜しむ
★病巣の検査漬けにて春惜しむ
★ディズニーシー遊び疲れて春惜しむ
自由な投句箱
晩春や山の輝き鮮やかに
巣をかけし燕いそいそ飛び交いぬ
咲きかわる躑躅を愛でつ山路ゆく
自由な投句箱
★竹林の木洩れ日綺羅と春日かな
★木香薔薇のアーチ誘うや珈琲館
★格子戸に紅の新芽や金目黐
自由な投句箱
*車椅子デイの廊下の藤の花
*春昼の芽吹き木犀秋備え
*雨上がり朝陽を透かし柿若葉
自由な投句箱
★亀鳴くや保守と革新村長選
★榛名嶺の雲やわらかき花蘇芳
★写したる今眼福のチューリップ
自由な投句箱
★花水木バス発着のターミナル
★鳥居より赤き土手なりつつじ燃ゆ
<長岡天神八条池高級料亭筍亭>
★料亭の緋色水面に藤の棚
自由な投句箱
★旅終えてゆったり汲みし新茶かな
★老い二人回転木馬や春惜しむ
★旅終えて海胆を肴に乾杯す
自由な投句箱
★鮎の子の遡上の行方我知らず
★雲脚の空を揺するや山桜
★毛の国の土豊かなりつばくらめ
自由な投句箱
★行く春の雨に打たれて木々盛ん
★行く春の雨水溢れ用水路
★あの花もこの花も散り春の逝く
自由な投句箱
鯖カレーにスパイス少し春の雨
渓流の瀬音は高く藤の花
つづら折りのぼりくだりに藤の花
自由な投句箱
★余花の雨小枝戦ぎてみどり濃し
★ひらひらと団地華やぐ花水木
★むらさきは苦労の果てか花蘇芳
自由な投句箱
★行く春の榎夕影含みそめ
★夕映えの沼や行き交うつばくらめ
★ウィントンのトランペットや花水木
自由な投句箱
★復活祭ねずみのはしゃぐディズニーランド
★初めての乗り物試す復活祭
★染卵夫の好みはこの色と
自由な投句箱
★歩みゆく野辺に赤きや酸葉の穂
★あぜ道にランドセル積み蝌蚪の紐
★雲雀野や暮れゆく嶺の茜色
自由な投句箱
★によきによきと柱立つごと松の芯
★園児らの声高々と緑立つ
★生垣を超えし小枝の若緑
自由な投句箱
★吊橋のゆらりと浮くや水草生う
★蜂の子をよくよく見たる夕餉かな
★はくれんのよごるるままに散りにけり
自由な投句箱
★ふるさとを野辺に想うや花大根
★手を止めてふと思いをり春愁ふ
★水滴のフロントガラスに春しぐれ
自由な投句箱
窓開けてつつじを渡る風を入れ
バッハ弾く日永の鍵盤ハーモニカ
晩春の田に入り初めし水光る
自由な投句箱
★囀りて芝にふわりと雀かな
★夕暮の淀みかがうや諸子釣
★朧夜や西郷(せご)どんの読み読めぬまま
自由な投句箱
★仰のけに身を沈めたりげんげ田に
★夕日透き青葉若葉の入日かな
★うす闇の厨灯かりや暮れかぬる
自由な投句箱
★蒲公英の領地広がる庭の隅
★白蒲公英黄花の領地侵しをり
★背高き蒲公英白く揺れにけり
自由な投句箱
★彼の国の四方山美し花すみれ
★夕映えの影の飛び交う華鬘草
★ぬか雨に雨をあがれと匂鳥
訂正をお願い申し上げます。
第一句目
★「毛の国の四方山美し花すみれ」に訂正をお願い申し上げます。
自由な投句箱
★残り僅か風を待ちたる蒲公英の絮
★花薊憂いは無しと揺れてをり
★畝立てて時を待ちをる春の畑
自由な投句箱
木々の間に見上げる藤の高さかな
藤波の微動だにせず午後の陽に
夏近し木々の最もいきいきと
自由な投句箱
★さへづりや高き梢の建仁寺
★春水のゆらぎきらめく高瀬川
★じゅりじゅりと声華やぎて燕来る
自由な投句箱
★行く春や縒りて流るる湯檜曽川
★朝靄を纏う赤城山(あかぎ)や松の花
★春惜しむ日向日影の湖の色
自由な投句箱
★手水場のふと和みたる楓の花
★春の句を捨ててまた捨て四月尽
★平成もあと一年や四月果つ
自由な投句箱
白鷺の翼みあげて春惜しむ
別れの曲奏で四月を送りけり
藤の花ほろほろ地上にこぼれ落ち
自由な投句箱
★心地良き風のベンチや若葉影
★かぎろひの線路にゆれて電車待つ
★風薫る赤子元気に泣き相撲