※当季雑詠３句（春の句・冬の句）を＜コメント欄＞にお書き込みください。
※投句は、一日１回３句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃
今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』（髙橋正子著）より
右端に🌸の印が付いている句は、（現）または（元）花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
※投句は、一日１回３句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』（髙橋正子著）より
右端に🌸の印が付いている句は、（現）または（元）花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
３月２０日
★町空のつばくらめのみ新しや 中村 草田男（なかむら くさたお）
３月１９日
★大佛を写真に撮るや春の山 河東 碧梧桐（かわひがし へきごどう）
３月１８日
★生ひじき買うや春潮もろともに 守山 満樹（もりやま みつき）🌸
３月１７日
★鉢に土筆数本にして野の様を 川本 臥風（かわもと がふう）🍁
３月１６日
★校塔に鳩多き日や卒業す 中村 草田男（なかむら くさたお）
３月１５日
★蒲公英の数本は吾が影へあり 祝 恵子（いわい けいこ）🌸
３月１４日
★半面に紅刷きふきのとうの球みどり 川本 臥風（かわもと がふう）🍁
３月１３日
★紙風船息吹き込めば紙の鳴る 臼井 虹玉（うすい こうぎょく）🌸
３月１２日
★囀りをこぼさじと抱く大樹かな 星野 立子（ほしの たつこ）
３月１１日
★耕せばうごき憩へばしづかな土 中村 草田男（なかむら くさたお）
コメント
自由な投句箱
★早春の天は青空強き風
★磐座を登る朝日や春の風
★目ん玉をぐるりと回し春の鯉
自由な投句箱
★炉を塞ぐ六畳の居間広くなり
★海風に香りを載せて沈丁花
★雛菊や日陰に白く光りをり
自由な投句箱
★去年の殻つけし侭なり薮つばき
★ぼうぜんとただ眺め居り梅満開
★暮れかぬる雲の茜や春の宵
自由な投句箱
★春の夕もの言いたげな目のありぬ
★訝しき墓の荒れよう猫の恋
★ぷちぷちとさんしゅうの花にわのすみ
自由な投句箱
★芽柳や雨にけぶれるお濠端
★発雷や保母に駆け寄る園児たち
★春の鴨行く手を阻む鯉の群
自由な投句箱
見上げれば雲間を走る春の月
春光に導かれゆく大中寺
春風に旨味膨らむするめいか
自由な投句箱
★ほつほつと芽吹く細枝や雪やなぎ
★田道ゆく我にほほ笑む犬ふぐり
★空中にとどまるように虻の昼
自由な投句箱
初音かな洗濯を干すベランダへ
春空を一直線に飛行機雲
春の雨児童の傘の並びゆく
自由な投句箱
★公園の園児の声や青き踏む
★行きずりに芽柳撫でる銀座の灯
★炉を塞ぐ名残の炭を足しにけり
自由な投句箱
三月や浪花の街を力士ゆく
春雨に四股名の幟立ち並ぶ
浪花場所力士浮世絵飾られて
自由な投句箱
★稜線のうつすらかすみ霾ぐもり
★春北風の頬なぶりゆく田道かな
★ポン菓子の圧の爆音春の昼
自由な投句箱
★梅咲きて北へ向かいし鳥の群
★いぶかりし鳥声近し春の森
★今さらの如くに見ゆる斑雪
自由な投句箱
★落椿垣根の端を明るくす
★門前を真っ赤に染めし椿かな
★潦赤く染めたる落椿
自由な投句箱
三段目の取組進む春の昼
春場所の行司応援横断幕
春の土腹につけたる負力士
自由な投句箱
＜京都大原野の丘＞
★菜の花や畝間に光る春の水
★せせらぎの瀬音早きや春の丘
★野放図というは狭庭の野梅かな
自由な投句箱
円描く春禽の軌跡滑らかに
シャボン玉生まれては消え母子の間に
シャボン玉天目指す一つ風に乗る
自由な投句箱
★百千鳥湖畔に家を建てたしよ
★春の沼いぶかられおる朝の波
★上州は五百重の山に抱かれし
自由な投句箱
化粧廻し春の土俵に揃いけり
春場所の土俵に入りぬ新横綱
春場所やいつしか満員御礼に
自由な投句箱
手術終え我が足で行く春の道
春風に根室のふのり香り立つ
自由な投句箱
★青空に咲きあふれたる河津桜
★土手一面覆いつくせる若き草
★畝一つ吾が場所として仏の座
Unknown
自由な投句箱
春夕日通過列車は三編成
雨音の傘に響いて春の冷え
(名古屋の徳川美術館では毎年春に国宝の「初音の調度」の展示が有ります。)
三月や初音の調度の案内板
自由な投句箱
＜洛西大原野の田園をバスで行く＞
★春日さすバスの車内の眩しくて
★春耕の畝間に水を湛え居り
★菜の花を右に左に路線バス
ご連絡
「3月ネット句会終えてのご挨拶」に「。来月の句会は４月１４日（日）になります。」とありましたが14日は月曜日なので4月13日(日)の開催という事ですよね。
Unknown
僧房の裏街道や春の泥
陰雪を照らす陽ざしの淡きかな
春寒し蕎麦の香喉をすべりけり
自由な投句箱
★川囃し帰雁の頃となりにけり
★春雷や怯ゆる子犬床の間へ
★ほつほつと山茱黄の花青空へ
間違い訂正、しました
＞上島祥子 さんへ
来月の４月月例ネット句会の日にちの間違いのご指摘、ありがとうございました。訂正しました。
自由な投句箱
＜根室のふのり＞
北の磯削りしふのり春届く
春風に香る簾の生ふのり
春の朝ふのりとろとろ椀の中
自由な投句箱
春の庭二重跳びする女の子
横転の軽自動車に春陽さす
紅梅を咲かす古民家ランチ店
自由な投句箱
★今さらの如くに見るよ雪解川
★山風をまとひて帰る雁の群
★いや白き浅間山巓里は春
自由な投句箱
★初雷に目覚めし朝や闇の中
★平原の草青々と春の空
★鳶一羽舞い上がりたる春の空
自由な投句箱
桜鯛のかぶと煮甘くしゃぶりけり
彼岸入いまだ寒さの残りおり
春雨の通り過ぎたる街に出る
自由な投句箱
★濡れそぼつ乙女つばきの滴かな
★ぼた餅にごくりと喉の入り彼岸
★鷹鳩と化して降り来る日照雨かな
＝日照雨（そばえ）・・日差しながら降る雨
自由な投句箱
★ばらの芽や上州風の強き国
★春泥をい行きて森の鳥と遭う
★辛夷咲きいきよい強き川の水
自由な投句箱
★白木蓮高く灯りて街の角
★おかめてふ桜咲きたる曲がり角
★芽柳のゆったり揺れる弁天堂
自由な投句箱
★さざ波の立つばかりなり鳥雲のに
★水底に日の斑のゆらぐ春の池
★番いごと塊りあうや残り鴨
自由な投句箱
★ほぐれたる牡丹の芽にささら雨
★山茱萸の黄のほつほつと蒼き空
★愛犬の老いいやまさる暮の春
自由な投句箱
★カーテンを開けて頻りに春の雪
★こんもりと枝垂れ梅咲く狭庭かな
★ほつほつと小花咲き初む雪やなぎ
自由な投句箱
初乗りに新しき靴春日満つ
春光の寺路を行けば鳥の歌
紅菜苔茹でてほぐるる茎の艶
自由な投句箱
★春の田や先ず雑草を刈り取りし
★川べりに残る春田の畔を踏む
★引鶴や次第に列を整えし
自由な投句箱
スカーフに明るさ求む春の服
雪柳芽吹き気長に北の庭
夕日照り柊南天咲き揃う
自由な投句箱
★枝枝に葉はいまだしや春楓
★癒ゆるとは春の青空舞う如し
★春日浴び沼はいよいよ大笑い
自由な投句箱
春雨続く中で食後の珈琲を
春分の霜いちめんに輝けり
春分に流れるヨハン・クリスティアン・バッハ
自由な投句箱
★われ行かず孫ら田舎へ彼岸かな
★お彼岸や心の墓に手を合わす
★春風の頬を撫で行く田道かな
自由な投句箱
★久し振り妻の夢見し彼岸かな
★強き風頬を打ちたる彼岸入り
★春分や建築工事始まりぬ