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コメント
転記
3月1日
(小口泰與)2019-03-01 13:15:22
晩酌は切子の盃や遠蛙
囀りや釣具選びの友と居り
うぐいすや燃ゆる浅間山(あさま)は彼方にて
(廣田洋一)2019-03-01 18:41:32
山焼きの煙を見つつ宿に着く
山焼きや勢子の湧き出る点火場所
山焼きの炎の揺れて風生まれ
(桑本栄太郎)2019-03-01 19:34:51
三月と思う日差しを歩みけり
来てみれば水面鎮まり鳥帰る
春日さす崩れ土塀や山の里
(古田敬二)2019-03-01 21:27:11
真白に砕けて広がる春の水脈
老人の歩幅は小さく初音聞く
春落暉地球の動く速さかな
転記
3月2日
(小口泰與)2019-03-02 10:26:16
砂浴びの雀や梅のふふみける
蛇行せる辰之の川揚雲雀
残照の浅間や畦の揚ひばり
(古田敬二)2019-03-02 11:16:45
鍬先に触れる石くれ春耕す
春昼やメタセコイアのまっすぐ伸び
春の旅メンバー独り欠けしまま
(廣田洋一)2019-03-02 14:49:07
春の雨上がるかに見えて降りやまず
店先の花とりどりに春の雨
春の雨熱きお茶を頂きぬ
(桑本栄太郎)2019-03-02 19:32:27
芽柳の天を掃きたる川辺かな
堰水の音を聞きつつ春の川
下萌や川辺を歩む堰と音
(川名ますみ)2019-03-02 19:37:43
春霞遠くの富士の浮かびおり
水仙の蕾ほっそり葉のかげに
オフィス街ランチバッグに春ショール
(多田有花)2019-03-02 23:04:28
囀を残して揺れし小枝かな
落ちてなおしばし端麗藪椿
播磨灘穏やかにあり夕霞
転記
(小口泰與)2019-03-03 09:59:18
桃の日のたおやかなりし赤城山
雛の日の波たおやかや山上湖
揚ひばり空掻き分けて天心へ
Unknown
*さざれ石平成の春苔加へけり
*梅東風の石段数へ金比羅宮
*山椿高々と咲く坂の道
自由な投句箱
★立子忌やお菜に悩む妻の留守
★下萌の地道歩めり水の音
★嶺の端のほのと明るき春しぐれ
自由な投句箱
<熊本城三句>
異国語に囲まれ春の熊本城
崩れ落ちし石垣の上の春の空
清正の反り春昼の石垣に
3月1日の投句について
正子先生
3月1日に投句しておりますので
よろしくお願いします。
自由な投句箱 (多田有花)
2019-03-01 10:30:57
春の雨あがりし頂に座しぬ
水滴が梅の蕾にひとつずつ
パグと会う雨のあがりし梅林で
有花さんへ
3月1日の投句、承知しました。失礼しました。
自由な投句箱
★砂浴びの雀の穴や猫柳
★花こぶし獣駆けたる杣の道
★鳥声や浅間南面雪解見ゆ
自由な投句箱
<熊本城三句>
鉄骨が支える石垣春淡し
ゆるゆると長塀下を春の水
内堀に烏水浴びうららけし
自由な投句箱
★木蓮の毛衣ゆるみ芽吹きけり
★背の低くすでに支柱や豆の花
★青空を被いて居たり揚ひばり
Unknown
*水平線白く光れる春の海
*菅笠に青き衣の遍路かな
*白波に浮かぶ灯台風光る
自由な投句箱
★地を割って光はじくやクロッカス
★引鴨や夕映えの山風を生み
★小魚の瓶の淵へと雀の子
自由な投句箱
采配をとる清正公春動く
火の国の名物を食ぶ春の昼
水前寺公園まったき藪椿
自由な投句箱
★青空の降りそそぐかに揚ひばり
★つんつんと芽ぐむ満天星つつじかな
★夢のみな畦に降り立つ犬ふぐり
自由な投句箱
★水平線うつすら霞む岬かな
★黒潮に釣り糸垂れる春岬
★空海像白く光りて遍路道
自由な投句箱
★まんさくや村の誉れの大学生
★梅咲くや何時もの朝の散歩道
★一つ脱ぎ朝の散歩や揚ひばり
自由な投句箱
<水前寺公園三句>
阿蘇よりの伏流水に春の鴨
春昼や鳥居の奥の稲荷神
春の日の神苑の富士を愛で巡る
自由な投句箱
★雨上がり啓蟄の庭覗きけり
★啓蟄や砂場の山の崩さるる
★啓蟄や首伸ばしたる亀二匹
自由な投句箱
★菜の花やはるか山には高速道
★堰水の音を聞きつつ春の土堤
★どの畦も星の降りたり犬ふぐり
自由な投句箱
★せりせりと波を被りし山葵かな
★借景に赤城鍋割山(なべわり)雪柳
★烈風にはや遁走の雀の子
自由な投句箱
<水前寺公園三句>
古りし松春の日差しを存分に
水温む鯉ゆったりと旋回す
手水舎に軽き音たて春の水
自由な投句箱
★池の面白く光りて水草生ふ
★幼子の手を伸ばす池水草生ふ
★すいすいと魚影進みて水草生ふ
自由な投句箱
★乙訓の風に流さる揚ひばり
★さみどりのU・F・O見たり土佐みづき
★黒々と天に眼や豆の花
自由な投句箱
<水前寺公園三句>
狛犬が逆立ちをする春日和
梅しだれ神社の幟まっすぐに
満開の梅が寄り添う藩主像
自由な投句箱
★引鴨や跡を残さぬ池之端
★引鴨を追ふかに堰を落つる水
★鴨帰りあたりに光る青き草
自由な投句箱
★さざ波にゆるる残照残る鴨
★木道の野末や春の雨の雲
★うららかや土偶の尻の豊かなり
自由な投句箱
<確定申告提出へ>
★春光の日差しまぶしき今朝のバス
★菜の花や河川畑の花盛り
★年金の暮らしに倦むや納税期
自由な投句箱
★子供らの夢を語りし桃の花
★桃の花一輪咲きて売られけり
★源平桃村に落人の伝説
自由な投句箱
<水前寺公園三句>
能楽殿春の雅楽の準備中
春の陽に松整然と影を成す
つくばいの湛えし春の空青し
自由な投句箱
★餌くわえつつつと走る親雀
★子雀の嘴よりこぼる滴かな
★針金を咥え飛びけり鴉の巣
自由な投句箱
★堰水の楽を奏づる春の川
★川風の料峭なりぬ土堤を行く
★さへずりの梢見上ぐや青き空
自由な投句箱
春風のなかで待ちおり臨時バス
アイスショーへ長き列成す日永かな
カート押し宿へと向かう春の闇
自由な投句箱
★猫柳河川工事の昼休み
★江戸の味伝う公魚諏訪の味
★傘寿過ぎあっと言う間や鳥曇
自由な投句箱
★東風吹くや並木の枝を見上げたり
★朝東風に足を速める丸の内
★何がなし浮き立つ気分朝の東風
自由な投句箱
★底せせる鴨つがいや春の川
★茫洋と今朝の鞍馬は霞立つ
★もくれんの開き初めたりうすみどり
投句訂正のご依頼
先ほどの投句に誤りがありましたので、ご訂正
頂きますようお願い申し上げます。
誤)底せせる鴨つがいや春の川
↓
正)底せせる鴨のつがいや春の川
自由な投句箱
★ほつほつと大地割たるつくつくし
★木蓮やアンテナの向き皆おなじ
★初蝶と連れそう子等の帰り道