※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
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※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
自由な投句箱
★着水の禽の飛沫へ春日影
★黄水仙朝日含みて向きむきに
★春の日や芝のおちこち醜草よ
自由な投句箱
★梅祭日帰り旅に出かけたり
★光る海遠くに見つつ梅見かな
★この辺で一寸一服梅見茶屋
自由な当句箱
★枝垂れ梅しだれ軒端に日差しけり
★びょうびょうと風の耳過ぐ揚ひばり
★ほろ苦き菜の花和えの夕餉かな
自由な投句箱
★浅間刷く霞の波や鳥の声
★春の宵土偶の尻の豊かにて
★外にも出よ春満月を浴びてみよ
自由な投句箱
★川の鯉大きく跳ねて春動く
★温度差の大きな日々や春動く
★根元には日色を残しほうれん草
2月21日分転記
(多田有花)2021-02-21 16:03:19
観梅の人の数多に陽のやさし
家島の影ぼんやりと春霞
天をさすまだ枝のみの山桜
自由な当句箱
★嶺の端に送電塔やかすみ立つ
★こつ然と空の静寂や雲雀落つ
★菜の花を供華と抱きたる祠かな
自由な投句箱
★赤城はや雪解水はも放ちける
★自転車の通学女子へ春疾風
★雨後の庭朝日賜わる牡丹の芽
自由な投句箱
★指文字を書きたる水の温みけり
★鯉の群広がる淵の水温む
★大小の水車廻りて水温む
自由な当句箱
★花びらの一重楚々たり薮椿
★川べりにひそと番いや残り鴨
★荷造りの紐の緩みや春菜着く
自由な投句箱
★春眠の中に入りくる猫の声
★春泥や次つぎ庭へ群雀
★春疾風端山へ対う鳥の群
自由な投句箱
★庭の草はたと揺れ止み冴返る
★濃紅梅白梅に割り込みにけり
★枝垂梅一輪残る枝の先
自由な当句箱
★パンジーの蝶となる日か日差しけり
★風吹けば風の行方になずな咲く
★青空を透いて並木や銀杏の芽
自由な投句箱
春の夜懐かしき人の夢を見る
あけぼのの春山ぎわの空を見る
紅梅を仰げば空のみずいろに
自由な投句箱
★囀りや風吹かぬ日の厩橋
★雉啼くや山火事いまた収まらず
★山茱萸の花かたまりて毬の如
自由な投句箱
★公園を駆けまわる子ら春めきぬ
★春めくや名を知らぬ花咲きにけり
★マンションの工事の音や春めけり
自由な投句箱
紅梅の後ろも紅梅色さかん
陽を透かす高き梢の藪つばき
ピアニカを奏でておれば春の鳥
自由な当句箱
★レシピ添え花菜売らるる無人店
★揚ひばり畑の真中にいちご園
★春風のトタンの屋根を叩きけり
自由な投句箱
★春荒やいつもの事よ上州は
★夕食の会話弾みぬ大試験
★二階より紙飛行機や春の宵
自由な投句箱
★ものの芽の色に染まりし花壇かな
★着古せし衣類を捨てて2月尽
★積まれし本地震にも耐え2月尽
自由な当句箱
★目覚めても追憶つづく朝寝人
★竹の枝の支柱立てらる花ゑんどう
★春風のパタパタ叩くトタン屋根
自由な投句箱
★公魚や見えて遥けき湖の舟
★大試験家の哀歓ひひめける
★茶箪笥に紙の雛の置かれけり
自由な投句箱
★妖艶な桃色光る椿かな
★小さき木に一輪咲きし椿かな
★走り根を紅く挟みて落椿
自由な当句箱
★こつ然と天の静寂や雲雀落つ
★春寒のほつえにありぬ青き空
★もくれんのにつと微笑み咲くばかり
自由な投句箱
★松風や四つの古墳へ春日影
★日おもてを好む小犬や犬ふぐり
★雪岱の余白の挿絵春の波
自由な投句箱
★ものの芽の緑を秘めし花壇かな
★西天に春満月の冴々と
★一人でて春満月を仰ぎたる
自由な投句箱
春寒を戻りて熱きポトフ食ぶ
雨あがる未明の街を春疾風
枝垂梅風を誘いて枝垂れおり
自由な当句箱
★U・F・Oと見たる思いや土佐水木
★かすみ立つ遥か彼方や淀川に
★けぶり立つ畑となりたる二月尽
自由な投句箱
落日にその影はっきり春の雪
さわさわと菜の花に吹く海の風
一斉に菜の花なびく海風に