自由な投句箱/2月11日~20日


※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之

◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02


コメント

  1. 小口泰與/転記
    2017年2月11日 12:18

    Unknown
    2017-02-11 09:28:12
    ★蒼空へ長き裾野や暮長し
    ★山裾の寸馬豆人牧開き
    ★目薬の日日の一滴冴返る

  2. 廣田洋一
    2017年2月11日 16:13

    自由な投句箱
    ★顔ほてり体温測る春の風邪
    ★知らぬ間に眠りこけたる春の風邪
    ★待ちかねし旅を取り消す春の風邪

  3. 満天星
    2017年2月11日 16:36

    自由な投句箱
    ◇幹の手は金剛のごと梅真白
    ◇銀色に輝くジェット風花す
    ◇雛鳥や春動きたる西ノ島

  4. 桑本栄太郎
    2017年2月11日 19:56

    自由な投句箱
    ★日もすがら明暗しきりや春の雪
    ★父母の在りて故郷や磯菜摘む
    ★降る注ぐ日射しきらめく建国日

  5. 多田有花
    2017年2月11日 21:14

    自由な投句箱
    春の宵湯を囲みける伊勢の杜
    海山の幸を味わう春の伊勢
    春の朝バイキングで食ぶ手こね寿司

  6. 満天星
    2017年2月12日 6:41

    自由な投句箱
    ◇武士道は弱きを助く梅真白
    ◇料峭や声もそぞろの四十雀
    ◇天窓を流るる雲や春疾風

  7. 多田有花
    2017年2月12日 9:03

    自由な投句箱
    <内宮参拝三句>
    参宮の二月の青空を仰ぐ
    早春の光を浮かべ五十鈴川
    春浅き宇治橋渡り神苑へ

  8. 小口泰與
    2017年2月12日 9:50

    自由な投句箱
    ★たんぽぽや榛名山(はるな)は夕日寄せ付けず
    ★春落葉河原駆けるや夕鴉
    ★遠ざかる人の名遥か梅の花

  9. 廣田洋一
    2017年2月12日 11:34

    自由な投句箱
    ★春の雪白く残れる道の端
    ★春の夜や遠回りして散歩せり
    ★公園のベンチ明るし春の夜

  10. 桑本栄太郎
    2017年2月12日 19:40

    自由な投句箱
    ★野放図に畑を占め居る野梅かな
    ★近鉄の路地の小坂や菜の花忌
    <田舎の追憶>
    ★海苔掻やはるか果てなる隠岐の島

  11. 満天星
    2017年2月13日 7:41

    自由な投句箱
    ◇梅に来て空中ショーの目白かな
    ◇蠟梅を花ごと毟る鵯の嘴
    ◇料峭や鴎の雄姿上流へ

  12. 多田有花
    2017年2月13日 8:38

    自由な投句箱
    <内宮参拝三句>
    みな静かに歩む神宮浅き春
    金色に鰹木光る春の朝
    御厩の神馬の香り二月早や

  13. 小口泰與
    2017年2月13日 9:08

    自由な投句箱
    ★雛菊や遊具に興ず園児達
    ★春暁の田川等々残る月
    ★さえずりや夜の薪水我知らぬ

  14. 小口泰與
    2017年2月13日 9:10

    訂正のお願い
    第二句めの「春暁の田川等々残る月」を「春暁の田川滔滔残る月」に訂正よろしく願います。

  15. 廣田洋一
    2017年2月13日 18:56

    自由な投句箱
    ★生垣の上に伸びたる梅の花
    ★梅の花ひとかたまりに天に伸ぶ
    ★白と紅枝先絡め梅の花

  16. 桑本栄太郎
    2017年2月13日 20:44

    自由な投句箱
    ★降り止みて空の青よ斑雪嶺
    ★川沿いに下る小路や風光る
    ★春北風の日射しきらめく川面かな

  17. 桑本栄太郎
    2017年2月13日 23:33

    投句訂正のお願い
    一句目の句に投句誤りがありました。
    訂正頂けますよう、お願い申し上げます。

    誤)★降り止みて空の青よ斑雪嶺

    正)★降り止みて空の青さよ斑雪嶺

  18. 満天星
    2017年2月14日 7:04

    自由な投句箱
    ◇曲りたる被爆九輪や春の雲
    ◇観音の鯉浮き上る春の池
    ◇春の日の道さきざきに鶲かな

  19. 小口泰與
    2017年2月14日 9:03

    自由な投句箱
    ★渓流のごうごうと吠ゆ蕗の薹
    ★亀鳴くや公共事業遅延せる
    ★為政者の空事人や朧月

  20. 多田有花
    2017年2月14日 9:34

    自由な投句箱
    <おかげ横丁>
    赤福餅春の火鉢のかたわらで

    青空や山の向こうは春の豪雪
    慎重に下る凍結春の坂

  21. 廣田洋一
    2017年2月14日 10:38

    自由な投句箱
    ★春浅し切られしままの枝の先
    ★春浅し朝の月光白々と
    ★陽だまりに子らの集へり春浅し

  22. 上島祥子
    2017年2月14日 14:03

    投句
    冷たさを輝き放つ伊吹かな
    風花の落ちては解けるウィンドウ
    岐阜城を支える春の緑かな

  23. 桑本栄太郎
    2017年2月14日 19:49

    Unknown
    ★いつまでも峡の白きやはだれ嶺
    ★芽柳の青き枝垂れや川風に
    ★うじうじと一ト日待ち居りバレンタイン

  24. 満天星
    2017年2月15日 7:37

    自由な投句箱
    ◇ほつほつと垣根を越えて枝垂梅
    ◇水仙花日向の我へお辞儀して
    ◇春の日やロープを揺らす尉鶲

  25. 小口泰與
    2017年2月15日 8:42

    自由な投句箱
    ★毎朝の蜆汁とや見事なり
    ★あけぼのの赤城山(アカギ)むらさき揚雲雀
    ★初虹や父の齢を越えにける

  26. 多田有花
    2017年2月15日 8:51

    自由な投句箱
    <伊勢>
    おはらい町干物焼く香の冴返る

    春未明雪降る中を出勤す
    ひっそりと葉陰に咲き初め白椿

  27. 廣田洋一
    2017年2月15日 10:08

    自由な投句箱
    ★牡丹雪地を強く打ち砕け散る
    ★菜の花や並び咲きたる線路際
    ★休耕の畑とりまく花菜かな

  28. 桑本栄太郎
    2017年2月15日 19:22

    自由な投句箱
    ★冴え返る雲の嶺ゆく日射しかな
    ★芽柳の青きしだれや川風に
    ★料峭の川に沿いつつ下りけり

  29. 上島祥子
    2017年2月15日 22:15

    投句
    探梅や川の流れと歩を合わせ
    手摺より小さな子ばかり春の川
    山国の春木まだ遠き県境

  30. 満天星
    2017年2月16日 8:32

    自由な投句箱
    ◇枝垂梅せせらぎ川の水光る
    ◇かいつぶり浮かば潜りて一人旅
    ◇春浅し声いとけなき四十雀

  31. 多田有花
    2017年2月16日 8:51

    自由な投句箱
    <北摂・三草山登山三句>
    春雪が遠きビル群を隠す
    春の雪何度も通り過ぎてゆく
    茅葺と棚田二月の雪化粧

  32. 小口泰與
    2017年2月16日 9:53

    自由な投句箱
    ★淡雪につまずく我の覚束無
    ★洗髪の乾く早さや名残雪
    ★あけぼのの山は紫紺や揚雲雀

  33. 廣田洋一
    2017年2月16日 10:53

    自由な投句箱
    ★庭の隅色鮮やかに三色菫
    ★川べりに薄く光れる菫かな
    ★パンジーや新しき庭を際立てり

  34. 桑本栄太郎
    2017年2月16日 20:31

    自由な投句箱
    ★若枝の青きしだれや軒の梅
    ★春日射すバスの家路や遠回り
    ★少女らの縄跳び興ず風光る

  35. 多田有花
    2017年2月17日 8:55

    自由な投句箱
    梅林に帰る日近きじょうびたき
    頂から見やる大霞の播磨灘
    頂に春の日差しの溢れおり

  36. 小口泰與
    2017年2月17日 9:26

    自由な投句箱
    ★梅が香や赤城榛名の襞定か
    ★交番の電話鳴りけり春嵐
    ★凍返る空は青きよ醇乎たり

  37. 満天星
    2017年2月17日 17:25

    自由な投句箱
    ◇大鯉の浮き上りたる春の池
    ◇かいつぶり川を行くなり山頭火
    ◇天窓を駆け行く雲や春疾風

  38. 廣田洋一
    2017年2月17日 18:30

    自由な投句箱
    ★春一番頬に刺し込む砂ぼこり
    ★荒ぶとも空の青さよ春一番
    ★春一番一つ踏ん張り歩き出す

  39. 桑本栄太郎
    2017年2月17日 19:11

    自由な投句箱
    ★下萌や雷鳥号の金沢へ
    ★春寒し群れて塒へすずめどち
    ★春きざすビルの茜の夕日かな

  40. 満天星
    2017年2月18日 7:53

    自由な投句箱
    ◇藤の莢の産みの苦しみ拾ひけり
    ◇枝垂梅動き出したる池の鯉
    ◇来し方や紆余曲折の蜷の道

  41. 多田有花
    2017年2月18日 10:05

    自由な投句箱
    小綬鶏の鳴き続けたる日の出前
    春きざす頂何度もジャンプする
    一日の雨があがりて雨水かな

  42. 小口泰與
    2017年2月18日 13:14

    自由な投句箱
    ★谷川へ掛かる雲梯春霞
    ★淡雪に緊まる砂場や鴉二羽
    ★魔の山の残雪白し鳶の笛

  43. 河野啓一
    2017年2月18日 16:00

    自由なトーク箱
    ☆見るたびに 移る狭霧や 奥丹波
    ☆箕面山 東へ伊吹 伊賀上野
    ☆鳥渡る 表六甲 裏六甲

  44. 桑本栄太郎
    2017年2月18日 19:05

    自由な投句箱
    ★「爆発」の母や岡本かの子の忌
    ★歌いつつ小川の流る雨水かな
    ★おそ春の群れて塒へすずめどち

  45. 廣田洋一  
    2017年2月18日 19:26

    自由な投句箱
    ★クロッカス黒き土より涌井でし
    ★日を貯めて土に広げるクロッカス
    ★白黄色咲き乱れをるクロッカス

  46. 川名ますみ
    2017年2月19日 0:04

    自由な投句箱
    寒禽の動かぬほどに真っ直ぐに
    春一番白き紅きの揺れひとし
    しらうめの一際白し曇天に

  47. 小口泰與
    2017年2月19日 9:01

    自由な投句箱
    ★青柳や蒼深まりて赤城山
    ★産土は良したらの芽と蕗の薹
    ★白鷺の瀬尻に居るや犬ふぐり

  48. 多田有花
    2017年2月19日 14:43

    自由な投句箱
    猪が道掘り返す雨水かな
    梅が香のなかを通るを日課とす
    午後からは何度も雨水の時雨あり

  49. 河野 啓一
    2017年2月19日 14:51

    Unknown
    綿帽子ちぎって投げて青い空
    箕面山若竹林にスズメの子
    稜線に明るさも見え六甲山

  50. 廣田洋一
    2017年2月19日 15:24

    自由な投句箱
    ★三世代揃ひて暮らす枝垂梅
    ★竹垣に枝垂れ咲きける梅の花
    ★園児らに手を振るごとく枝垂梅

  51. 桑本栄太郎
    2017年2月19日 19:51

    自由な投句箱
    ★延々と朝寝の夢のいつまでも
    ★衒いなき雑木林の野梅かな
    ★靴跡にさざ波生まる春の泥

  52. 満天星
    2017年2月19日 20:12

    自由な投句箱
    ◇朴の芽よ高きをめざせ山よりも
    ◇蜷行かば太鼓叩いて珍道中
    ◇ぎこちなく鴎の歩く春の川

  53. 小口泰與
    2017年2月20日 9:01

    自由な投句箱
    ★さえずりや和紙につつまる金平糖
    ★菜の花や園児を乗せしひも電車
    ★梅一輪いちりん程の瀬の流

  54. 廣田洋一
    2017年2月20日 12:36

    自由な投句箱
    ★友逝きし斎場の灯の冴え返る
    ★暖かや明るき川に黒き土
    ★ぼんやりと居間に座れり暖かき

  55. 多田有花
    2017年2月20日 18:14

    自由な投句箱
    囀りの音はすれども姿は見えず
    冷凍庫の清掃をする雨水かな
    人の声遠ざかり梅のまた静か

  56. 満天星
    2017年2月20日 18:48

    自由な投句箱
    ◇髭振つて蜷の行く先珍道中
    ◇開裂の神通力や藤の莢
    ◇白梅の歓喜の泪蜜光る

  57. 桑本栄太郎
    2017年2月20日 19:56

    自由な投句箱
    ★鞍馬嶺の顕となりぬ春の雪
    ★土くれの白き田面や風光る
    ★控え目に紅を誇るや藪つばき

  58. 川名ますみ
    2017年2月20日 20:30

    自由な投句箱
    春北風咲くべき花は残りおり
    春嵐倒れし鉢に芽の碧し
    春北風に猫の喰む音かさなりぬ