※当季雑詠３句（冬・春の句）を＜コメント欄＞にお書き込みください。
※投句は、一日１回３句に限ります。
※好きな句の選とコメントを＜コメント欄＞にお書き込みください。
※お礼などの伝言も＜コメント欄＞にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
主宰：高橋正子・管理：高橋信之
◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
コメント
自由な投句箱
★冬落暉田居を超えたる己が影
★春近し枯枝囃す群すずめ
★鈴なりの雀飛び交う春隣
自由な投句箱
◇凍空の枝垂れ柳や電車行く
◇鴎飛び辛夷の冬芽銀色に
◇原生林抜ければ瀬戸へ寒落暉
自由な投句箱
山々の稜線優し春隣
寒中の山下り露天のジャグジーへ
梅林に鳥の声あり一月尽
自由な投句箱
★雲一つ置かれぬ空に星冴ゆる
★夜明け前牛乳配る音冴える
★寒菊やゆらゆら揺れる庭の隅
自由な投句箱
★窓開けてみずいろ空やニン月に
★三寒の四温となりぬ青き空
★下校子の笛吹きながら日脚伸ぶ
自由な投句箱
置き薬点検にくる春隣
切れのよきペーパーナイフ二月来る
ジューサーに入れる人参真っ二つ
自由な投句箱
◇忽然と飛び立つ翡翠冬の堀
◇寒落暉浜辺に二つ人の影
◇浮島へやさしき冬日亀眠る
自由な投句箱
★司馬遷の史記を閉じたり日脚伸ぶ
★快晴や雪の浅間の自ずから
★侘助や自ずと髪膚痛みける
自由な投句箱
★川縁のやはき光や春隣
★あぢさゐの芽ほぐれそうに春隣
★恵方巻の試作頂く春隣
自由な投句箱
★爆睡となりし二度寝や春隣り
★へっついの少し焦げあり火吹竹
★雨垂れとなりし垂氷や里の昼
自由な投句箱
◇海風の港広場に凧一つ
◇裸木の医院に傘の忘れもの
◇むく群れて樟の天辺裸木に
自由な投句箱
はらはらと名残の雪の舞いにけり
残照に金色の雲日脚伸ぶ
豆まきの豆は殻つきピーナッツ
自由な投句箱
★節分の豆に羽ばたく鴉かな
★山の鬼街の鬼居り節分会
★掛け声は福は内のみ翁かな
自由な投句箱
★節分や昼間は笑顔鬼の面
★節分や二度も入りしサウナ風呂
★今更に撒くことなきも豆を買ふ
自由な投句箱
★遠き子の登園思うはやり風邪
★風花の舞えば日射しのきらめける
★豆まきの鬼は酔いたるこの爺に
自由な投句箱
雲低く垂れ込め蝋梅匂うかな
節分の法螺貝の音響きおり
節分の山路にあいさつを交わす
自由な投句箱
★春めくや榛名はなるる根無し雲
★春むかし酒井氏治む厩橋
★早春や畷の左右桑の木木
自由な投句箱
★立春の雪くっきりと富士の山
★春立ちぬ物干し台に光り満つ
★紅き芽や春のはじける猫柳
自由な投句箱
◇緋鳥鴨ピューイと鳴けば類を呼ぶ
◇枯れ芦の鵙の目つきは爛々と
◇翡翠のモデル可愛や春の堀
自由な投句箱
雲間より漏れる日差しや冬終わる
播磨灘沖より春の来たりけり
木の影のくっきり伸びて春立つ日
自由な投句箱
★里は今榛名富士より春來り
★あけぼの銀杏並木や春きざす
★春雪や木木を飛び交う禽の声
自由な投句箱
◇四十雀ツーピツーピと春を呼ぶ
◇よちよちと野原に上がる春の鴨
◇春鶲馬鹿と云われて人が好き
自由な投句箱
★空向きて一輪咲きし赤椿
★春立ちぬ桜一輪光添へ
★黄水仙二本並びて凛と立つ
自由な投句箱
★草の間に首を竦めし犬ふぐり
★山すその甍きらめき春立ちぬ
★水仙の風もてあそぶ矜持かな
自由な投句箱
立春の空にかかりし飛行機雲
早春の陽を照り返す照葉樹
青空やいま梅が香の真ん中に
自由な投句箱
★遅き日や田川を見入るランドセル
★春暁の山風利根川(とね)を越えにけり
★春星や芸妓乗りたる人力車
自由な投句箱
★春の雪祭りの像に戯れる
★川べりの風受け光る猫柳
★青空に膨らみ登る猫柳
自由な投句箱
★括られて白菜並ぶ春の畑
★木蓮の芽の色めける日射しかな
★青空をみな恋し居り桜芽木
自由な投句箱
立ち並ぶクレーンのかなた春の城
春寒料峭貨物列車は光載せ
春時雨くぐりぬけたり伊勢に立つ
自由な投句箱
★春めくや露天の風呂へゆったりと
★朧夜や鯵ヶ沢甚句口ずさみ
★冴返る風に舞い散る車券かな
自由な投句箱
◇麗しき白梅の目は潤みけり
◇身をねじりいのちをつなぐ藤の莢
◇残雪の山道行けば昼の月
自由な投句箱
★ぶらんこの風待ちしをる木の葉かな
★夕暮れの空きしぶらんこ座ってみる
★通りがけふとぶらんこ押してみる
自由な投句箱
★青空に鉄塔ならぶ春の山
★たんぽぽの土手の南を占めにけり
★料峭の田面吹きゆく野風かな
自由な投句箱
＜伊勢の旅三句＞
しまかぜは余寒の中を走りけり
駅を出て輝く二月の風の中
春浅き床几で食べる伊勢うどん
自由な投句箱
★ほつほつと梅のふふみし春の雨
★榛名山(はるな)晴れ里は雪解の風被く
★帰省せる産土の湖百千鳥
自由な投句箱
◇春寒や皂莢の木に昼の月
◇紅梅の色鮮やかや昼の月
◇昼の月濃さを増しつつ春暮るる
自由な投句箱
★事八日税務調査の終わりけり
★黒雲の動き急なる春寒し
★春寒の風に吹き飛ぶ日の光
自由な投句箱
★また見ればすでに雨なり春の雪
★水滴となりてきらめく木の芽かな
★こはぜ縫う祖母の眼鏡や針供養
自由な投句箱
＜お伊勢参り三句＞
早春の外宮の鳥居まずくぐる
古殿地の向こうに正宮春淡し
冴返る日本の神は簡素なる
自由な投句箱
★たんぽぽや傘はおちょこのランドセル
★禽の巣の定かや空へ銀杏の木
★鳴神山(なるかみ)も鍋割山も笑い初む
自由な投句箱
★汲み置きし水の氷れる余寒かな
★コーヒーの香れる居間の余寒かな
★肺炎の完治してなほ余寒あり
自由な投句箱
◇料峭や梧桐の莢を風が抜け
◇人なくて隣家の梅のほつほつと
◇水仙や挫折はじまる若き日よ
自由な投句箱
立春の紫陽花の芽に増す力
ベランダにうすべにの円梅散りぬ
斜めへと霙の窓に鳥の影
自由な投句箱
★白魚や宍道湖畔の舫い舟
★待針のつまみ色褪せ針供養
★何もかも音鎮めたり春の雪
自由な投句箱
★春草のダックス犬の腹癒す
★揚ひばり朝月被く浅間山
★さえずりや山の冷気を腹に吸い
自由な投句箱
★春草のダックス犬の腹癒す
★揚ひばり朝月被く浅間山
★さえずりや山の冷気を腹に吸い
自由な投句箱
★春草のダックス犬の腹癒す
★揚ひばり朝月被く浅間山
★さえずりや山の冷気を腹に吸い
自由な投句箱
＜外宮＞
鴨群れる勾玉池の余寒かな
＜神宮徴古館＞
遷宮の美を見に春寒を歩く
＜伊勢＞
家々に魔除けの注連縄春早し
自由な投句箱
★そこだけは日当たりの良き犬ふぐり
★牡丹雪窓に当たりて光りける
★時にぼたぼたときにちらちら春の雪
Unknown
◇ビル街にとんび舞ひけり風花す
◇かいつぶり浮けばくぐりて橋の下
◇吊り橋を渡れば下に蜆舟
自由な投句箱
★夢を追い二度寝となりぬ春の雪
★朝寝して何処か遠くに妻の声
★降り止めば日射し明るき春の雪
自由な投句箱
◇ビル街にとんび舞ひけり風花す
◇かいつぶり浮けばくぐりて橋の下
◇吊り橋を渡れば下に蜆舟
自由な投句箱
★蒼空へ長き裾野や暮長し
★山裾の寸馬豆人牧開き
★目薬の日日の一滴冴返る