※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
※投句は、一日1回3句に限ります。
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「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
コメント
自由な投句箱
★白鳥の嘴に捕らわる鳥の首
★木の影の冬日に縮む寺の庭
★山風を遊ばす川やかいつぶり
Unknown
自由な投句箱
●落葉摘み籠に入れしやまた戻し
●ぬかるみの影に枯蓮影重ね
●寒菊の黄を挿したる備前焼
自由な投句箱
十二月のイルミネーション商店街
<姫路城ライトアップ「鏡花水月」二句>
冬のひかり城とお堀を煌めかせ
冬の夜の城を映せる水鏡
自由な投句箱
★満天星の冬の紅葉や日に映えて
★玄関に聖樹の飾らる幼稚園
★ご無沙汰の出だしばかりや賀状書く
自由な投句箱
★スーパーの入口広げ飾売
★襟巻きを真知子巻なる有楽町
★冬の鯉群れたるままに動かざる
自由な投句箱
※お詫び、10日に投句していた三句を重ねて投句しておりました。訂正して11日の三句を投句させていただきます。
<姫路城ライトアップ「鏡花水月」>
極月の光を纏う姫路城
反省と抱負を語り忘年会
押入れを片付けることも年用意
自由な投句箱
★葱置いて寄らで立ち去る夕間暮れ
★おのずから酔余の校歌忘年会
★夕映えに紅まさりけり冬の薔薇
自由な投句箱
★子供らの夢を見守る枇杷の花
★極月のトナカイ光るビルの壁
★短日やすぐに色醒め夕茜
自由な投句箱
夜に入り初凩の気配かな
凩の音は今宵の子守歌
凩のやんできりりと晴れし朝
自由な投句箱
★浮かぶ瀬の何処にありや鳰かづく
★女子会の妻ばかりなる年わすれ
★山すその風の蔭なり返り花
自由な投句箱
★木守や暁の鴉の声高き
★焼芋や灰をたっぷり被りける
★夕暮の小雨の中や寒雀
自由な投句箱
山の影山に重なり十二月
膝掛をして早朝のパソコンに
冬ぬくし一枚脱いで豆を煮る
自由な投句箱
★湯豆腐や食欲そそる音を立て
★山茶花の白が残れる垣根かな
★鯛焼きの袋を抱え塾帰り
自由な投句箱
★雨上がり更に艶めく冬もみじ
★枯葉散り白き実晒す日差しかな
★八つ手咲くそり跡青き修行僧
Unknown
自由な投句箱
●冬鳥の群れて並ぶや夕電線
●外套を掛けたるままに電車過ぐ
●ももいろの夕空に染む冬の鳥
自由な投句箱
★餌を追う三羽の鴨や波高し
★白鳥の群に日矢さす没日かな
★先頭の鴨の鋭声や青き空
自由な投句箱
歳暮提げ母のホームを訪ねけり
寒波来る予報のスマホアプリかな
受診終え出れば夕闇日短か
自由な投句箱
★「戦」とうことしの漢字寒波来る
★ふるさとの初雪報らすライン来る
★青空の嶺の彼方にしぐれ降る
自由な投句箱
★目で追うや冬蝶はやも葉隠れえ
★魚釣りの股に火鉢や山上湖
★山風に揺られゆられる蜜柑園
自由な投句箱
みちのくは嵐なるかな青邨忌
ヘッドライト点けて出勤朝時雨
白金懐炉布団に入れて眠りけり
自由な投句箱
★年金の支給日今朝の寒波かな
★寒風の日当たり選び歩きけり
★背ナに日を背負い歩むや冬うらら
自由な投句箱
★枯蘆や瀬尻の音と風の音
★冬日向無口になりし老二人
★音のして風の落せる枯葉かな
自由な投句箱
歳末に成すべきひとつ歯科健診
掛け替えて反故紙となりぬ古暦
北風に青空明るき日なりけり
自由な投句箱
★いそいそと妻の化粧や年忘れ
★ふるさとの初雪報らすラインかな
★山茶花の蕾あまたや咲き乱る
自由な投句箱
★冬紅葉日当たりの良き場所を占め
★冬の川中洲の石の光りをり
★餅つきは機械に任せ女所帯
Unknown
自由な投句箱
●はるかなる秋田の空や荷を造り
●駅頭の待合室に雪の音
●田沢湖や遥かにつづく瑠璃の玻璃
自由な投句箱
★鴛鴦の羽をひろげし沼真中
★次つぎに潜りし鳰や沼の空
★冬枯や我が産土は風の里
自由な投句箱
★枇杷咲くや修理終えたる阿弥陀如来
★極月の血液検査改善す
★新しき友の笑顔やポインセチア
自由な投句箱
賀状書くこと辞め十年不便なし
むき栗を入れればフレンチ薬喰
雨の午後パネルヒーター設置する
自由な投句箱
★金柑の色づく垣根ありにけり
★咲き満てば襤褸となりぬ山茶花よ
★枯萩となりて惜しむか残り花
自由な投句箱
★寒雀こずえに居りし雨の音
★冬帽や沼の岸辺の木木の揺れ
★群鳥の中に一羽の鴛鴦の居り
自由な投句箱
★もちつきの音につられて子ら集ふ
★町内会こぞりて搗きし餅配る
★流れ来る木の葉の減りし冬の川
自由な投句箱
冬の雨暖かくして早く寝る
<たつの市・ヤッホの森二句>
落葉踏み明るき森へ歩みだす
亀岩を目指して歩く冬の森
自由な投句箱
★木枯やみずいろ空の嶺の奥
★チリチリと山膚赤く寒波来る
★バス道の銀杏落葉を歩きけり
自由な投句箱
★冬帽や沼の岸辺に鳥の声
★裏庭の枝折戸ぎいと冬籠
★外套や沼に浮きたる鳥の数
自由な投句箱
★教会の入口飾るポインセチア
★冬の川水平らかに流れけり
★配られし搗き餅丸め仏前に
自由な投句箱
<たつの市・ヤッホの森三句>
水涸るる隠し田跡に陽の燦燦
枯葉積む石組炭焼窯の跡
冬の海輝くなかに男鹿島
自由な投句箱
★寒風のみずいろ空の彼方より
★枯葉舞う朝の静寂や病院へ
★診察の窓に山茶花見えて居り
自由な投句箱
★花札の家族遊びや置炬燵
★冬波や一重二重と迫り来る
★日向ぼこ亀も甲羅を干しており
自由な投句箱
<たつの市・ヤッホの森三句>
流れゆく雲初雪を運びくる
散る木の葉日差しは森を包みけり
積む落葉古墳の上の樹を育て
自由な投句箱
★冬空のジェットコースター闇を抜け
★冬天に直立したる大けやき
★冬夕焼け富士の山頂尖りをり
自由な投句箱
★あおぞらの遠き天より風花す
★あざ嗤うように鴉の冬木かな
★ふぞろいの皿にケーキや石鼎忌