自由な投句箱/11月11日~11月20日

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「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。

コメント

  1. 小口泰與
    2023年11月11日 8:23

    11月度月例ネット句会投句
    ★秋の沼水面へ映す木木の影
    ★裏戸より隣家へ行くや下り鮎
    ★柿赤し暁より鳥の騒ぎけり

  2. 廣田洋一
    2023年11月11日 11:25

    自由な投句箱
    ★背広替え十一月の祝賀会
    ★川べりに黄金の色や蜜柑熟れ
    ★白鳥の帰還したるや波しぶき

  3. 桑本栄太郎
    2023年11月11日 16:15

    自由な投句箱
    ★わらわらと紅葉且つ散る今朝の風
    ★青空を画布となり居り銀杏散る
    ★山茱萸の実の真紅なる川辺かな

  4. 小口泰與
    2023年11月12日 7:46

    Unknown
    自由な投句箱
    ★露寒や餌台に来る雀どち
    ★風も無き静寂の中へ枯葉かな
    ★山鹿や所詮里へと近付きし

  5. 多田有花
    2023年11月12日 14:24

    自由な投句箱
    冬の雨夜明けをさらに遅くする
    干柿に初冬の薄き光あり
    三毛猫と落葉の杜で出会いけり

  6. 桑本栄太郎
    2023年11月12日 17:35

    自由な投句箱
    ★水底にさくら紅葉や高瀬川
    ★大橋を渡り南座しぐれ降る
    ★外つ人の着物すがたや冬ざるる

  7. 小口泰與
    2023年11月13日 9:11

    自由な投句箱
    ★お茶に飽き酒を所望の秋の夜
    ★行く秋の速き流れの白白し
    ★鍋割山(なべわり)を彼方に秋の両毛線

  8. 廣田洋一
    2023年11月13日 14:44

    自由な投句箱
    ★道端を一際赤く柿落葉
    ★大綿や吹雪の如く舞ひてをり
    ★十月桜十一月の青き空

  9. 多田有花
    2023年11月13日 16:13

    自由な投句箱
    軒下に水彩飾り十一月
    短日やコーヒー豆を挽き淹れる
    洗濯す冬の紅葉を眺めつつ

  10. 桑本栄太郎
    2023年11月13日 17:41

    自由な投句箱
    ★寝過ごして起きる能わず冬一番
    ★登校の児童一列寒波来る
    ★うつうつと居眠りしたり暮早し

  11. 小口泰與
    2023年11月14日 8:30

    自由な投句箱
    ★我が庭の蜜柑に朝日差しにけり
    ★枯蘆を揺らして居りぬ野鳥かな
    ★餌台へ一斉に來る冬雀

  12. 多田有花
    2023年11月14日 10:45

    自由な投句箱
    巨樹並ぶ十一月の神社かな
    川べりの道の黄色や石葺の花
    水彩や古民家喫茶の冬はじめ

  13. 桑本栄太郎
    2023年11月14日 17:13

    自由な投句箱
    ★天辺のすでに裸や銀杏散る
    ★垣根よりはみ出し居りぬ石蕗の花
    ★緋の色を透いてさくらの照葉かな

  14. 廣田洋一
    2023年11月14日 17:38

    自由な投句箱
    ★小春日や小町通りの人力車
    ★小春日和ゆったりと茶を啜りけり
    ★駅伝のたすきつながり蜜柑剥く

  15. 弓削和人
    2023年11月14日 21:19

    Unknown
    自由な投句箱
    ●あえなくも帰り支度や小夜時雨
    ●雪あられ阿吽に日差しさしにけり
    ●朝まだき夜半の雑炊火にかけて

  16. 小口泰與
    2023年11月15日 8:49

    自由な投句箱
    ★鴛二つ樹上に居り動かざる
    ★仰ぎ見る初冠雪の浅間山
    ★鳴きながら冬翡翠の飛びにける

  17. 廣田洋一
    2023年11月15日 10:26

    自由な投句箱
    ★カーテンの厚き布地や冬構
    ★園丁の二人で終へし冬構
    ★冬の空忽ち雲に覆はれし

  18. 多田有花
    2023年11月15日 15:23

    自由な投句箱
    木枯やふわりふとんにくるまりぬ
    朝ごとのバターコーヒー冬めくや
    闘病の知らせ受け取る冬めく日

  19. 桑本栄太郎
    2023年11月15日 16:44

    自由な投句箱
    ★ワクチンを夫婦揃いて冬ざるる
    ★天辺のすでに裸や銀杏散る
    ★日を求め急ぎ舞い居り冬の蝶

  20. 弓削和人
    2023年11月15日 22:08

    Unknown
    自由な投句箱
    ●枯尾花日差しわずかに透けにけり
    ●急く帰路に立ち止まりたる冬紅葉
    ●にぎわいて根深多めの汁の湯気

  21. 小口泰與
    2023年11月16日 8:02

    Unknown
    自由な投句箱
    ★しんしんと足より寒さ来たりけり
    ★延々と冬翡翠を待ちにけり
    ★枯蘆に小魚の群集いけり

  22. 多田有花
    2023年11月16日 15:37

    自由な投句箱
    暮早き空を惜しみて子ら遊ぶ
    冬浅しフロントガラスに露満ちて
    唐突に寒さの進む昨日今日

  23. 桑本栄太郎
    2023年11月16日 16:46

    自由な投句箱
    ★石垣に垂れる真紅や櫨もみじ
    ★冬日さす日差し明るきバスの中
    ★青き葉の残り剪られる銀杏黄葉

  24. 小口泰與
    2023年11月17日 8:45

    自由な投句箱
    ★二つ三つ水輪弾ける沼の冬
    ★雨樋に枯葉詰まりし山の風
    ★平らなる水面に忽と冬の鯉

  25. 桑本栄太郎
    2023年11月17日 18:24

    自由な投句箱
    ★降る音に起きる気のせず冬の雨
    ★うつうつと夢を見て居り冬の雨
    ★人はみな夢に生きたり冬の雨

  26. 多田有花
    2023年11月17日 20:46

    自由な投句箱
    質問の答えを求め小六月
    足元にヒーター点けて瞑想す
    夜を通し降り続くなり冬の雨

  27. 多田有花
    2023年11月18日 11:55

    自由な投句箱
    時雨くる空に向かいて走りけり
    しぐれ去り夕刻の虹おいてゆく
    冬の虹そろって下校の小学生

  28. 小口泰與
    2023年11月18日 15:27

    自由な投句箱
    ★水鳥や釣人来ても逃げもせず
    ★流木に乗る冬翡翠の覚束無
    ★白妙の雪の衣の浅間山

  29. 桑本栄太郎
    2023年11月18日 17:40

    自由な投句箱
    ★うつうつと蕾ふくらむ枇杷の花
    ★マフラーを遂に巻き居り散髪後
    ★うす暗き植込みなりぬ花八つ手

  30. 廣田洋一
    2023年11月18日 18:37

    自由な投句箱
    ★焼鳥の煙流れて冬めけり
    ★冬めきて水澄み透る町の川
    ★のんびりと休む木椅子に木の葉降る

  31. 弓削和人
    2023年11月18日 22:27

    Unknown
    自由な投句箱
    ●ひさかたや家族のつつく冬の鍋
    ●石蕗花のにこにこ黄色庭の垣
    ●裸木のほそぼそと立ちにけり

  32. 廣田洋一
    2023年11月19日 10:34

    自由な投句箱
    ★木守柿一際赤く熟れにけり
    ★木守柿見上げる空の青きかな
    ★青空にすいと浮かびし冬の雲

  33. 多田有花
    2023年11月19日 10:52

    自由な投句箱
    凩強し干し物は屋内に
    凩が正午の窓を揺らしおり
    三日月や凩やみし夕空に

  34. 桑本栄太郎
    2023年11月19日 18:06

    自由な投句箱
    (京都四条大橋界隈)
    ★せせらぎの落葉散り敷く高瀬川
    ★鴨川の堰水光る冬日かな
    ★カップルの正月めける着物かな

  35. 小口泰與
    2023年11月20日 9:23

    自由な投句箱
    ★炬燵にて読みつかれしや指栞
    ★冬ばらのしおれて堅き朝かな
    ★透かし見る木の間の野鳥森の冬

  36. 桑本栄太郎
    2023年11月20日 17:15

    自由な投句箱
    ★妻に背を急き立てられて障子貼る
    ★奈良の地のひらがな句碑や八一の忌
    ★紅燈の祇園小路やかにかく忌

  37. 廣田洋一
    2023年11月20日 18:36

    自由な投句箱
    ★十一月の杖をつきつきクラス会
    ★酒呑みて居眠りしたる小春日和
    ★アラーの神ユダと争い神無月

  38. 多田有花
    2023年11月21日 18:06

    自由な投句箱
    旧友と電話で語る冬の夜
    中世の音楽聴きぬ冬の宵
    しぐれ来る中を下校の中学生