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コメント
自由な投句箱
★湖へ夕日染み入る照葉かな
★しめやかな雨に鶏頭燃ゆるかな
★溶岩原の桑の楉や赤とんぼ
Unknown
自由な投句箱
★秋の海釣り糸垂らす浅瀬かな
★椋鳥や餌を載せたる手に群れし
★ハロウィンや二匹踊れるゴジラかな
自由な投句箱
★朝寒やメモリー深くトースター
★”身の丈”と言うは辞任へ秋寒し
★何はともあれ駆けつけのぬくめ酒
自由な投句箱
★トーストの匂いや里の柿の路地
★秋風やゲートボールに一人来ず
★見晴るかすコキア紅葉の丘の道
自由な投句箱
★仰ぎ見る空の青さや銀杏黄葉
★溝川の水の流れや天高し
★穭田のひつじ穂垂るる稔りかな
自由な投句箱
身に入みて首里城焼失を聞けり
秋深しレンジでアーモンドバター餅
森ゆけば木の実落つ音またひとつ
自由な投句箱
★夕紅葉天を支える奇岩かな
★小犬はや厚き装い冬隣
★白玉の落ちる刹那や雨後の菊
自由な投句箱
＜京都文化博物館・ミュシャ展＞
秋深き京都やミュシャのリトグラフ
＜旧日本銀行京都支店＞
秋夕日煉瓦造を照らしおり
＜京都アクアリーナ＞
人波についていくなり秋の暮
自由な投句箱
★姫と云うゑのころ草や金の穂に
★匂いよき京の香りや藤袴
★英語試験の延期と聞くや文化の日
自由な投句箱
★残照の岸辺烏と柿紅葉
★浅間嶺へ日の退くや夕化粧
★新松子村へ隧道開通す
自由な投句箱
＜京都アクアリーナ＞
花いっぱいリンクに現る冬隣
＜ホテルインターゲート京都＞
湯あがりにぶぶ漬け食べる京の秋
筒抜けの秋空戴く京都御所
自由な投句箱
★秋うららスキップ走りの少女かな
★木枯の一番来たる冬隣
★ひつそりと雲と見まごう昼の月
自由な投句箱
★おちこちへ木の実時雨や鳥の声
★渦巻きし利根の瀞場やななかまど
★どんぐりのぷちぷち踏まれ痛かろう
自由な投句箱
★鳥の声遠ざかりゆく神渡
★天文台白く光れる神渡
★荒畑の草のひれ伏し神渡
自由な投句箱
＜京都御所三句＞
澄む秋の御苑の門をくぐりけり
天高く朱塗りの門と紫宸殿
清秋や青鷺来る御池庭
自由な投句箱
★ベランダの日を占め干すや秋日向
★道草の小径に在りぬ木の実かな
★天空の青に沈めり昼の月
自由な投句箱
★磴道を風に煽らる銀杏の実
★雨音のそれぞれの音柿紅葉
★霧襖認知機能の検査かな
自由な投句箱
★山の端に薄化粧せる初紅葉
★街角の桜紅葉の進まざる
★紅葉狩り旅の誘ひの重なれり
自由な投句箱
＜京都御所三句＞
快晴の御池庭より紅葉初む
秋晴の御常御殿と御内庭
瓦みな菊の御紋や秋うらら
自由な投句箱
★錦木の葉裏透き居る照葉かな
★たそがれの釣瓶落としや買物に
★光陰の斯くも短き秋入日
自由な投句箱
★錦木の葉裏透き居る照葉かな
★たそがれの釣瓶落としや買物に
★光陰の斯くも短き秋入日
自由な投句箱
★錦木の葉裏透き居る照葉かな
★たそがれの釣瓶落としや買物に
★光陰の斯くも短き秋入日
お詫び
パソコンの不具合の為か、３回も投句されてしまいました。お詫びを申し上げます。
自由な投句箱
★山からの強き冷気や梅擬
★山風に耐ふる石仏竹の春
★すすめられ生姜の湯をば飲みにけり
自由な投句箱
★南国の旅から帰り秋惜しむ
★思ひ出の写真を見つつ秋惜しむ
★並木の枝切り払われて秋深し
自由な投句箱
★土手道の夕日透き居り草紅葉
★暮れなずむ今日の一日や秋惜しむ
★こもれ灯となりて厨に花八手
自由な投句箱
＜二条城三句＞
金屏風立て秋深き二条城
秋水を満たせる二条城の堀
澄む秋の門とお庭を巡りけり
自由な投句箱
★雨の中杉の大樹に蔦紅葉
★暁の山紫紺に染まり梅擬
★秋ばらが見事ですねと声かかる
自由な投句箱
★冬来るきつぱりととは言ひ難し
★立冬の空青々と柚子光る
★立冬や宅配便の酒届く
自由な投句箱
★何気なく両手擦りぬ今朝の冬
★もくれんの冬芽控える葉陰かな
★足もとの冷えの早くも京の夜
自由な投句箱
トラットリアへ細き階段秋うらら
パスタランチ芋のスープのまろやかに
飛行機雲秋天をゆく本願寺
自由な投句箱
★草紅葉岸辺にボート積まれける
★白樺へ降りくる霧の音したり
★沼風に枯木となりし白樺よ
自由な投句箱
★スキップのボニーテールや冬ぬくし
★巣に掛かる落葉掃いぬ女郎蜘蛛
★新しきガステーブルや冬構え
自由な投句箱
★青空に白雲浮かび実南天
★冬の蝶急ぎ飛び去る梢かな
★木瓜の実の少し歪みて道草庵
自由な投句箱
＜西本願寺三句＞
本願寺陽ははや斜めに末の秋
菊香る西本願寺境内に
丹精の末の大菊並びおり
自由な投句箱
★遠山は翠微や庭の散紅葉
★薪小屋は満杯なりし神の留守
★一生を駄菓子と歩む石蕗の花
自由な投句箱
★紅葉散る川の流れに変わりなし
★川もをば錦に染めし散紅葉
★子ら帰り砂場の山に紅葉散る
自由な投句箱
★新調のガステーブルや冬構え
★初冬の日差し眩しき車窓かな
★パレードの皇居前なり冬日燦
自由な投句箱
★小流れの木葉と歩む小春かな
★冬浅し酒万頭をほうばって
★利根川の岩を越え行く波小春