自由な投句箱/10月21日~31日

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コメント

  1. 小口泰與
    2020年10月21日 8:17

    自由な投句箱
    ★労しき地球老いたり冬隣
    ★レモンの香尾瀬一面の風の脚
    ★風色の沼や紅葉の空深し

  2. 廣田洋一
    2020年10月21日 10:19

    自由な投句箱
    ★棒稲架の連なり光る津軽平野
    ★露店湯に影映しをるカシオペア
    ★露店湯の湧き出る音や星月夜

  3. 多田有花
    2020年10月21日 15:05

    自由な投句箱
    消防車の音に目覚める秋未明
    秋の昼オールディーズを聴いている
    空地埋め群れ咲き背高泡立草

  4. 桑本栄太郎
    2020年10月21日 18:02

    自由な当句箱
    ★うしろ手を組みて散策金木犀
    ★川風の上手に抜けて泡立草
    ★堰水の音に癒さる秋の川

    ※尚先日10月19日の藁ぼっちの件ですが、藁ぼっちも色々種類があり、藁束を4本束ね上部の穂の方を縛り、藁束の下部を足のように四方へ広げて立たせます。Google でもご検索下されば更に分かりやす科と存じます。

  5. 多田有花
    2020年10月22日 6:58

    自由な投句箱
    着るものに迷える頃や金木犀
    白鶺鴒ベンチの人に近づきぬ
    秋晴れを背負いて立てり大天守

  6. 小口泰與
    2020年10月22日 9:13

    自由な投句箱
    ★沼わたる風に紅葉の一葉かな
    ★秋桜子の名付けし渓の照葉かな
    ★一山の磴の紅葉や僧の列

  7. 桑本栄太郎
    2020年10月22日 18:12

    自由な投句箱
    ★冷まじくありて目覚むや朝の夢
    ★暮れなずむ土手一面に泡立草
    ★小雨降り紅葉且つ散る日暮かな

  8. 古田敬二
    2020年10月22日 21:33

    自由な投句箱
    ドングリを踏めばふるさと山の音
    刈り込まれ芳香ふりまく金木犀
    猫じゃらし白き光に枯れ果てる

  9. 多田有花
    2020年10月23日 6:50

    自由な投句箱
    城までの道はまっすぐ秋高し
    秋晴れや湿度は五十パーセント
    鮮やかな秋の薔薇ある家路なり

  10. 廣田洋一
    2020年10月23日 9:41

    自由な投句箱
    ★行く秋の特急列車予約せり
    ★また一つ老舗廃業秋の行く
    ★色鳥の色の尖れる梢かな

  11. 廣田洋一
    2020年10月23日 9:44

    訂正
    10月21日の2句を下記の通り訂正させて下さい。
    ★露天湯に影映しをるカシオペア
    ★露天湯の湧き出る音や星月夜

  12. 小口泰與
    2020年10月23日 12:31

    自由な投句箱
    ★校庭を圧する銀杏紅葉かな
    ★色変えぬ松や老舗の太柱
    ★傘寿すぐ髪膚に新酒恙なし

  13. 桑本栄太郎
    2020年10月23日 19:18

    自由な投句箱
    ★蘇芳の実風に乾ぶる軒の莢
    ★木洩れ日の夕日透き居り柿紅葉
    ★穭田のひつじ穂虚し穂となりぬ

  14. 小口泰與
    2020年10月24日 8:53

    自由な投句箱
    ★朝漬や赤城の風の美美とかり
    ★穭田やすそ野を走る両毛線
    ★神藁の畦をうるおす香なりけり

  15. 廣田洋一
    2020年10月24日 9:46

    自由な投句箱
    ★色鳥の尾っぽきらきら跳ねてをり
    ★色鳥の色浮き立つ川原かな
    ★色鳥や木漏れ日光る谷戸の道

  16. 多田有花
    2020年10月24日 14:14

    自由な投句箱
    夜明けはや鵙の高音の響きおり
    霜降の雨は午後から快晴に
    秋晴れの加古大池を一回り

  17. 桑本栄太郎
    2020年10月24日 19:32

    自由な投句箱
    ★坂道の風の吹きあげ萩は実に
    ★風走る田面となりぬ草ひばり
    ★山茱萸の実の日差し透く緋色かな

  18. 古田敬二
    2020年10月24日 22:20

    自由な投句箱
    花盛り抜かずに残す赤まんま
    秋ナスの枝先になりしだれけり
    芒叢風を集めて同じ向き

  19. 小口泰與
    2020年10月25日 9:34

    自由な投句箱
    ★榛名湖へ木の実時雨や夕まずめ
    ★月代や見舞帰りの駐車場
    ★銀杏散る箒目立てておりしかな

  20. 廣田洋一
    2020年10月25日 11:47

    自由な投句箱
    ★故郷の香りも届くりんごの荷
    ★津軽ふじ目に浮かびたる林檎かな
    ★林檎剥く皮の長さを競ひつつ

  21. 桑本栄太郎
    2020年10月25日 18:06

    自由な投句箱
    ★幼児らの雄叫び鵯の声かとも
    ★雲ひとつ無き夕べとや秋入日
    ★街灯の燈ともる頃や秋の宵

  22. 多田有花
    2020年10月25日 19:04

    自由な投句箱
    爽やかにキックボードの走り初め
    鴨来たり群れて水面に憩いおり
    護岸埋めいずこも背高泡立草

  23. 古田敬二
    2020年10月25日 23:35

    自由な投句箱
    金色に地に還り行く金木犀
    芒叢風を集めて同じ向き
    秋入日森から響く鐘の音

  24. 多田有花
    2020年10月26日 7:55

    自由な投句箱
    どんぐりや静かに落ちるときを待つ
    池の面を渡る風受け楝の実
    秋空を映し広々加古大池

  25. 小口泰與
    2020年10月26日 9:16

    自由な投句箱
    ★傘寿なお病も知らず茸狩り
    ★届きたる手紙や我も秋麗
    ★コスモスの赤城の風に逆らわず

  26. 廣田洋一
    2020年10月26日 11:11

    自由な投句箱
    ★保育士にどんぐり自慢園児かな
    ★どんぐりに肩を叩かれ散歩道
    ★子ら去りて砂場に残る団栗かな

  27. 桑本栄太郎
    2020年10月26日 17:59

    自由な投句箱
    ★秋水のせせらぎ光る高瀬川
    ★鴨川の岸にカップル秋の水
    ★秋簾低き二階の京町家

  28. 小口泰與
    2020年10月27日 8:01

    自由な投句箱
    ★雨の中木犀の香の散るばかり
    ★藤の実や風の行きかう山上湖
    ★穭田や牧草ロール整然と

  29. 多田有花
    2020年10月27日 9:35

    自由な投句箱
    晩秋の陽はきらきらと池の面
    煙突がすっと一本秋空へ
    風吹けば荻はなびきて風のまま

  30. 廣田洋一
    2020年10月27日 10:03

    自由な投句箱
    ★秋惜しむ旅の予定を立てにけり
    ★黄色赤色あやなす道や紅葉狩
    ★紅葉狩終えたる後の足湯かな

  31. 桑本栄太郎
    2020年10月27日 17:44

    自由な投句箱
    ★溝川の音色聞き居る野菊かな
    ★山里の家並はるかに鵙の声
    ★稜線の影のうねりや秋入日

  32. 古田敬二
    2020年10月27日 23:53

    自由な投句箱

    雲一つなき秋晴れに退院す
    秋晴れの信濃へ向かう列車行く
    青空へ栴檀の実の金色に

  33. 多田有花
    2020年10月28日 7:20

    自由な投句箱
    天高し何度もエスキモーロール
    池の辺に釣り糸を垂れ秋うらら
    秋真昼ごみ拾いゆく人もあり

  34. 廣田洋一
    2020年10月28日 9:42

    自由な投句箱
    ★枝の先金柑生りて鳥を呼ぶ
    ★思ひのほかたわわに実る金柑かな
    ★金柑の一つ一つに日の当たり

  35. 小口泰與
    2020年10月28日 13:57

    自由な投句箱
    ★白菊を束ねし後の夜空かな
    ★栗茸や猫の肉球柔らかし
    ★秋の日や一目散に浅間嶺へ

  36. 小口泰與
    2020年10月28日 14:03

    お伺い致します。
    10月27日の日は私も自由な投句箱に投句を致しましたが、投句並びに★印が有りませんが・・・善処して頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

  37. 桑本栄太郎
    2020年10月28日 18:12

    自由な投句箱
    ★どんぐりの色づき来たり未だ落ちず
    ★実椿の爆ぜて隣につぼみかな
    ★ゑのころの穂の色づき来たる秋入日

  38. 川名ますみ
    2020年10月28日 20:59

    自由な投句箱
    おみやげのどんぐり六つ手のひらへ
    仄赤く富士を照らせる夕月夜
    沈むほど赤き光の三日月に

  39. 小口泰與
    2020年10月29日 8:19

    自由な投句箱
    ★紅葉や磴また磴に息乱れ
    ★橡の実やどすんと落ちてそれっきり
    ★椎の実や外っ国の子も口にせる

  40. 多田有花
    2020年10月29日 10:50

    自由な投句箱
    ラジコンの船がぷかぷか秋うらら
    水神を祀る島あり秋の池
    薄生う頂に座し昼餉かな

  41. 廣田洋一
    2020年10月29日 13:21

    自由な投句箱
    ★松ぼくりからからと風受けてをり
    ★長椅子に転がりをりぬ待つぼくり
    ★松ぼくり踏みつつ抜ける並木道

  42. 桑本栄太郎
    2020年10月29日 20:31

    自由な投句箱
    ★忘れもののまだ見つからず秋の蝶
    ★ゑのころの色づき来たる入日かな
    ★暮れなずむ野辺の家路や泡立草

  43. 古田敬二
    2020年10月29日 22:13

    自由な投句箱
    二百倍に育ちし落花生掘り上げる
    桑振れば青空に百舌高鳴きす
    父母の眠る寺園の百日紅

  44. 小口泰與
    2020年10月30日 8:54

    自由な投句箱
    ★親牛の影の巨大や種瓢
    ★枸杞の実や肢体踏ん張る草相撲
    ★祖父に似し五百羅漢や秋麗

  45. 多田有花
    2020年10月30日 10:24

    自由な投句箱
    頂の木々は色づく日々を待ち
    秋深しカセットコンロで鍋料理
    紅葉忌金はまぼろし恋もまた

  46. 廣田洋一
    2020年10月30日 13:39

    自由な投句箱
    ★栗の毬小さく口を開けにけり
    ★焼き栗のぽんとはじけしフライパン
    ★大釜の焼き栗を買ふ中華街

  47. 桑本栄太郎
    2020年10月30日 19:28

    自由な投句箱
    ★稲滓火の煙たなびく山の里
    ★堰水の白きしぶきや泡立草
    ★いばりせし飛沫飛蝗に御免なさい

  48. 古田敬二
    2020年10月30日 22:23

    自由な投句箱
    露草や昔は遠し土蔵脇
    穂先まで咲き上り詰め時鳥草
    秋入日薄紅の土蔵壁

  49. 小口泰與
    2020年10月31日 8:57

    自由な投句箱
    ★弔問の帰りの星や貴船菊
    ★奥利根の美林おちこち水の秋
    ★音立てて鯉の飛びはぬ秋の池

  50. 廣田洋一
    2020年10月31日 9:41

    自由な投句箱
    ★鎮まれる畑を眺め秋惜しむ
    ★湘南の風の柔らか秋惜しむ
    ★新宿の御苑を巡り秋惜しむ

  51. 多田有花
    2020年10月31日 17:15

    自由な投句箱
    秋晴れの鉄橋渡り電車来る
    爽やかに播磨の山はなだらかに
    澄む秋の水が野鳥を泳がせる

  52. 桑本栄太郎
    2020年10月31日 18:15

    自由な投句箱
    ★石垣の片方に沿いて萩は実に
    ★築地塀越えてたわわや柿の里
    ★ゑのころの色づき来たる入日かな

  53. 古田敬二
    2020年10月31日 22:15

    自由な投句箱10/29訂正
    二百倍に育ちし落花生掘り上げる
    鍬振れば青空に百舌高鳴きす
    父母(ちちはは)の眠る寺苑の百日紅

    誤字がありましたので訂正をお願いします。

  54. 古田敬二
    2020年10月31日 22:18

    自由な投句箱
    片脚の蟋蟀ゆっくり畝を行く
    後ろから秋風の来て始発バス
    蟋蟀の亡骸脚を光らせて

  55. 小口泰與
    2020年11月1日 9:20

    自由な投句箱
    ★掛接ぎの言の葉彼方秋の暮
    ★浅間嶺へすとんと没日吾亦紅
    ★峠越え来る友うれし葉鶏頭

  56. 多田有花
    2020年11月1日 9:35

    自由な投句箱
    天高し水管橋の空色に
    水門は閉じられてあり秋の水
    風なくて荻は静かにたたずめり

  57. 廣田洋一
    2020年11月1日 16:50

    自由な投句箱
    ★マンションの灯り少なき十三夜
    ★色鯉の浮かび来たれる十三夜
    ★小春日の並木をゆっくり乳母車

  58. 桑本栄太郎
    2020年11月1日 17:56

    自由な投句箱
    <秋の祇園界隈>
    ★大橋や四条の風の秋の色
    ★二階家の花見小路や秋すだれ
    ★秋日さす赤き土塀や一力亭