※当季雑詠３句（冬の句）を＜コメント欄＞にお書き込みください。
※投句は、一日１回３句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
※投句は、一日１回３句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』（髙橋正子著）より
右端に🌸の印が付いている句は、（現）または（元）花冠会員の句
今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』（髙橋正子著）より
右端に🌸の印が付いている句は、（現）または（元）花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
１月３１日
★しんしんと寒さがたのし歩み行く 星野 立子（ほしの たつこ）
１月３０日
★身に纏う黒きショールも古りにけり 杉田 久女（すぎた ひさじょ）
１月２９日
★箸とるときはたとひとりや雪降り来る 橋本 多佳子（はしもと たかこ）
１月２８日
★餅のかびけづりをり大切な時間 細見 綾子（ほそみ あやこ）
１月２7日
★寒暁といふ刻過ぎて海青し 谷野 予志（たにの よし）
１月２６日
★戯曲読む冬夜の食器浸けしまま 杉田 久女（すぎた ひさじょ）
１月２５日
★厳寒や一と日の手順あやまたず 中村 汀女（なかむら ていじょ）
１月２４日
★たらちねに送る頭巾を縫ひにけり 杉田 久女（すぎた ひさじょ）
１月２３日
★水枕ガバリと寒い海がある 西東 三鬼（さいとう さんき）
１月２２日
★雪残る頂きひとつ国境 正岡 子規（まさおか しき）
１月２１日
★かけ通るこがらしの胴鳴りにけり 山口 誓子（やまぐち せいし）
コメント
自由な投句箱
★たまに浮きあとは水底冬の鯉
★冬の日や日向日陰を木木分かつ
★雪原の若やぐ朝や鳥の声
自由な投句箱
★冬薔薇赤くとんがる蕾かな
★句の主の名乗りを聞きて初笑
★早梅の一樹を囲む女学生
自由な投句箱
鳥の影窓を横切る寒の午後
熟睡の山を見上げて伸びをする
浮かびくることのいろいろ反故紙へ
自由な投句箱
★久女忌のあおぞらに添い田道行く
★グランドのおらび声聞く春隣
★枝上に我を見下ろす寒がらす
自由な投句箱
寒晴や病院までの遠き道
お下がりの兎のマフラー母見舞う
茜さす紫の雲春隣
誤植連絡
20日の秀句発表ですが小口様の句に廣田様の
「水仙の廻りを掃きて日暮かな」句評がついています。
祥子さんへ
20日に秀句の間違いを教えていただき、ありがとうございました。訂正しました。
自由な投句箱
★別れては一人一人の冬芽かな
★友人のさらばと別る冬の駅
★刻限をわきまふ赤城颪かな
自由な投句箱
★天気予報三寒四温そのままに
★河原の石広くせり出し冬の川
★門前の日溜り占めて冬薔薇
自由な投句箱
蝋梅の香りの中に踏み入りぬ
瀬戸内よ冬青空の眩しき地
大根を豚ばら肉と煮て夕餉
自由な投句箱
★寒晴といえど冷たきもの頬に
★晴れいても枯葉まといぬ櫟かな
★寒菊の傾ぎて尚も濃むらさき
Unknown
冬空の園児の列はまっすぐに
冬の鳩餌を求めつつ足の元
冬の店たこ焼をつく女学生
自由な投句箱
★登り来る若き炎帝太氷柱
★ゆうらりと雲湧く度に雪浅間
★風よりも僅かに軽き枯葉かな
自由な投句箱
★神主が先頭に立ち初笑い
★冬薔薇の小さく咲きて青き空
★竹藪まで届く日差しや梅早し
自由な投句箱
反故紙へ書きつけいろいろ冬の夜
階段を上り下りして春を待つ
寒中の日差し背に受け歩きけり
自由な投句箱
★山膚のうす紫よ冬がすみ
★溝川の音のやわらぎ春隣る
★ろうばいの葉の見当たらぬ花の色
自由な投句箱
柿の実を食べ尽くされて誰が為
食育のカレンダー手に冬の味
冬の幸添え書き綴る手止まらず
自由な投句箱
寒卵ゆでる間に散歩する
寒中の森の奥より鳥の声
夕空に茜残りぬ日脚伸ぶ
自由な投句箱
★マスクして目は笑ひ居る人なりし
★しとしとと続く冬雨詫住ひ
★天を割り冬雷の顔を出す
自由な投句箱
★プールより空を見上げて日脚伸ぶ
★母子にてボール蹴り合い日脚伸ぶ
★夕星を一つ浮かべて寒茜
自由な投句箱
★人はみな何かに縋る霜夜かな
★太陽のにじみ明るき冬ぬくし
★徐州へとすすむ軍馬や蘆平忌
自由な投句箱
★籠り居の赤城颪を肌に聞く
★井の底に冬満月の煌煌と
★枯木山日影小暗き山の端
自由な投句箱
寒中に汗光らせて長距離走
城までの道まっすぐに寒霞
寒ぬくしロードサービスを呼びぬ
自由な投句箱
★覆うもの皆うらがえり風凍つる
★雲出でて日射し遮る寒波かな
★明暗の頻りに替わる障子越し
Unknown
新春や天満宮の祈願絵馬
猿曳の猿励まされ空を舞い
間道の社のたもと探梅行
自由な投句箱
★雄心をすくし寒風摩擦かな
★男盛りをとうに過ぎたり枯薄
★吹きよどむ赤城颪も治まりし
自由な投句箱
★白き枝ぴんと伸びたる冬の空
★寒晴れや透かし見えたる川の底
★青空に富士山白き春隣
自由な投句箱
待春の巡礼道を辿りけり
寒中の青空映す池の面
開運の干支一月の神社かな
自由な投句箱
★凍雲の疾く走り居り朝歩き
★雲奔り日差しまぶしき春隣
★枯蔓の金網塀にすがりけり
自由な投句箱
★冬の日や幼き竹に小さき葉
★山風の吹き治まりて冬の雷
★冴ゆる日の噴煙我に降り注ぎ
自由な投句箱
裸木の大樹骨格の新た
紅白の山茶花咲かせ巡礼道
水彩画版画を並べ春を待つ
自由な投句箱
★電気行火強火にしたる夜明け前
★諫暁の朝刊配る靴の音
★子供らのボール蹴り合う大枯野
自由な投句箱
★太陽のにじみ真上やしぐれ雲
★ふるさとを想い歩むや枯野行
★海鳴りの頻りに聞こゆ懸大根
Unknown
夜の更けて気になる仕事に湯ざめかな
咳をする人を数えり深夜バス
バスを待つわずかなりしも日向ぼこ
自由な投句箱
★枝垂れ木に群れて糞する寒雀
★一羽発ち次は瞬時や寒雀
★吹きよどむ赤城颪の治まりし
自由な投句箱
★冬温し手をつなぎ行く老夫婦
★時々は口を開けたり寒の鯉
★街角の花屋をのぞく春隣
自由な投句箱
布の干支小さきストーブの上に
春近しシフォンケーキにクリームを
蝋梅に寄れば雀のぱっと発ち
自由な投句箱
★枝先の日を受け艶に冬木の芽
★寒風や鴉の声の嗄れいたる
★ふるさとの野山を想う寒波かな
自由な投句箱
矢場川神明宮にて
短日や寒さに耐える守り神
春を待つ鯉に乗る仙人（ひと）夢馳せる
山茶花の小径を歩く雀かな
自由な投句箱
主治医との面談コート着たままに
寒犬の揺れる尻尾や散歩の子
欲しくとも買えぬ訳有り桜草
自由な投句箱
春隣る大樹は空を友として
寄せ植えに小さき葉牡丹のありぬ
午後の日はすでに翳りて花八手
自由な投句箱
★浮子の影くいっと散りし冬の沼
★空っ風吹き荒る用意怠らず
★鴛鴦の二羽にて日の出伝えけり
自由な投句箱
★浮子の影くいっと散りし冬の沼
★空っ風吹き荒る用意怠らず
★鴛鴦の二羽にて日の出伝えけり
自由な投句箱
★早梅や紅き光を放ちをり
★早梅の白きを供う慰霊碑かな
★蕊光り日を返したる寒椿
自由な投句箱（お礼）
藤本観音山古墳にて
冬日差す古墳に足止め風を聞く
春の風古墳の食器時を超え
自由な投句箱
★夜もすがら虎落笛聞き目覚めけり
★山容のくつきり見ゆや寒の風
★冬ぬくし背ナに日差しの厨かな
Unknown
寒椿落ちゆくならば淡海
冬銀河鳰の湖へと流れけり
鳰の湖浪の音を背に寒桜
自由な投句箱
★吹き募る赤城颪や厩橋
★森の朝鴛鴦盛装の娚かな
★山の沼冬翡翠に偶然に
自由な投句箱
ボールペン不意にインクの尽きて寒
強風に寒の茜の色冴える
寒風や面をあげて歩きけり
自由な投句箱
★熱燗もワインも飲みてクラス会
★更地の測量終えて春近し
★青空に縄飛唄のにぎにぎし
自由な投句箱
★白きもの思い出すかに風花す
★凍雲のはるか嶺の端白きかな
★こきこきと竹林揺るる寒の風
自由な投句箱
虎落笛一人になればさらに鳴き
小雪舞う命日の花自転車に
配達夫寒さを問えば雪と答ふ
自由な投句箱
★寒風に木木の鳴りけり山の沼
★人の世のああ儚きやはかなきや
★冬木立つ沼へ夕日の当たりたる
自由な投句箱
お出かけの計画話し春を待つ
眩しさや枯れの極まる野の光
湯たんぽに布団に残る夜の温み
自由な投句箱
★春を待つ夕星高く光りをり
★手を上げて渡る園児や春近し
★裸木のすっくと伸びる青き空
自由な投句箱
★塵出しの霙まじりの小雨かな
★干しものの風に躍りぬ一月尽
★底冷えや寝床の背ナのつめたきに
Unknown
冬将軍比叡おろしに襟の盾
鳶鳴けり大杉跨ぎの鳶も鳴き
鳰潜る波の揺れなき冬湖畔