※当季雑詠3句(新年・冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
コメント
転記
(多田有花)2019-01-10 09:52:53
北の峰雪化粧している朝
寒四郎ところどころに青空が
二度寝してすでに明るし寒の朝
(廣田洋一)2019-01-10 10:29:27
★湯豆腐や酒好きの友集まれり
★湯豆腐や思ひの外に飲み過ごし
★湯豆腐や友のいつもの自慢話
(小口泰與)2019-01-10 10:34:24
★鉢巻に気風の良さや達磨市
★冬草や白波たつる利根瀬尻
★てらてらと燃ゆる枯芝鳥の声
(桑本栄太郎)2019-01-10 19:27:21
★剪定の幹の白さや冬ざるる
★川べりの地道歩めり枯真菰
★もうもうと煙たちをり冬の畑
転記
(多田有花)2019-01-11 09:30:33
爆音が落葉の山を走る走る
増位山今日も落葉を踏みゆかん
ねぎ白菜求め今夜は鍋料理
(小口泰與)2019-01-11 10:07:21
★蝋梅や利根の白波尖りける
★猟銃音白鳥翔ちてそれっきり
★逆光と風に煽らる枯尾花
(廣田洋一)2019-01-11 18:32:55
★朝稽古終へたる子らや鏡開
★大鍋に湯気立つ小豆鏡開
★稽古終へ鏡開きの神事かな
(桑本栄太郎)2019-01-11 19:42:06
★川中に一羽孤高や冬の鷺
★天辺の青空に透き冬木立
★山茶花の植込み低く零れけり
転記
(多田有花)2019-01-12 06:40:31
失せやすき一月の日々確実に
寒暁に起きだし山に向かいけり
寒烏ねぐらに目覚め鳴き初めし
(小口泰與)2019-01-12 09:27:04
★冬ざれや雀のあさる庭の隅
★かあかあと何を望むや寒鴉
★野ざらしの手押し車や空っ風
(廣田洋一)2019-01-12 10:46:37
★探梅や寺から寺へ訪へり
★二の丸三の丸と過ぐ探梅行
★探梅の一輪見付けまた一輪
(桑本栄太郎)2019-01-12 17:58:33
★寒禽の枝のみ揺るる朝かな
★天辺の高き梢や冬木立
★おもむろに嶺に育つや寒の月
自由な投句箱
★底冷や長き裾野は雲の中
★妻が撒く餌や梢の寒雀
★白雲へ同化の浅間霜冴ゆる
自由な投句箱
★白玉の大きく見ゆる寒卵
★寒卵だけの昼餉や息災に
★白粥にとろりと流す寒卵
自由な投句箱
★冬川の浅き流れや鳥の声
★乗換えの日差しまぶしき寒の晴れ
★水仙を線路の土手に仰ぎけり
自由な投句箱
★岩に付く霧の落葉や鳥の声
★あけぼのの梢取り合う寒雀
★からびたる郷の社や寒紅梅
自由な投句箱
<橿原神宮から畝傍山へ三句>
緋鳥鴨と大鷭群れし深田池
寒中の瑞鶴之碑に詣でけり
蝋梅の匂いし若桜友苑
自由な投句箱
★七種の青の若さを頂きぬ
★寒鯉の甘み広がる洗ひかな
★見映え良き特賞用意初句会
自由な投句箱
★寒暁の茜となりぬ放れ雲
★朝日さす水面眩しく寒晴るる
★雲影の冬田を走る車窓かな
自由な投句箱
青空に咲いて寒九の紅梅は
日脚伸ぶ頂に影長く伸び
春を待つ沖こそ最も光りけり
自由なる投句箱
★並びたる車真白き小正月
★小豆炊く湯気の吹き出す小正月
★酒瓶の杜氏は女性小正月
自由な投句箱
★山風や枝に飛びつく寒雀
★上州の虎落笛こそすさまじき
★名の木枯る鳥飛び立ちて枝のゆれ
自由な投句箱
★清らかな朝日浴びけり雪浅間
★寒暁の榛名の襞の彫深し
★冬赤城長き裾野に雲も無し
自由な投句箱
★雲間より青き光や寒の月
★寒月に白々光る駐車場
★寒月の光を肩に帰り道
自由な投句箱
<大和三山ハイキング三句>
本薬師寺跡に咲きおり水仙花
振り向けばしぐれておりぬ畝傍山
松の内藤原京の跡歩く
自由な投句箱
★外つ人の祇園小路や冬の雨
★冬鷺ののそりのそりと高瀬川
★尾ひれつく噂ばなしや女正月
自由な投句箱
★大樹より精をたまふや虎落笛
★蝋梅や日の張りつむる浅間山
★逆光と風をたまわる枯尾花
自由な投句箱
★日脚伸ぶ行き交ふ車無灯火にて
★一時のお茶を楽しみ日脚伸ぶ
★公園の子らのかけっこ日脚伸ぶ
自由な投句箱
<大和三山ハイキング三句>
飛鳥川しぐれて白鷺の立ちぬ
木守柿天香久山の近し
一月の飛鳥に残る藁山よ
自由な投句箱
★トースターの目盛を深く寒の朝
★バスに乗り日差しまぶしく春近し
★寒晴やビニールハウスの開けらるる
自由な投句箱
★雪浅間仰ぎふかぶか深呼吸
★遠山は富士よ白鳥飛び立ちぬ
★富士見ゆやひと筋の日に小白鳥
自由な投句箱
<天岩戸神社>
玉垣の中の真冬の真竹かな
<天香久山>
畝傍山葛城山もしぐれけり
青鷺が屋根に止まりて冬深し
自由な投句箱
★新海苔の缶より出して匂ひけり
★寒海苔やぱりぱり焼きて握り飯
★寒海苔の磯の香淡き朝餉かな
自由な投句箱
★水色の空が見え居り風花す
★乳母車より先あゆむ日脚伸ぶ
★下校児の口笛吹くや冬うらら
自由な投句箱
★まみゆる事も果報とや御神渡
★白鳥や水面激しく羽を搏つ
★山風の冴ゆる朝や山迫る
自由な投句箱
★寒の川小魚群れて動かざる
★冬の川底の石まで澄み通る
★白鷺の一羽佇む冬の川
自由な投句箱
★寒晴やあれもこれもと濯ぎもの
★大河なる湾処に来たり鴨の陣
★天狼や吾に大志のありしころ
自由な投句箱
<大和三山ハイキング三句>
柑橘類植えし家々寒の内
藤原宮跡にたたずみ枯れ広し
冬枯の宮城跡に野球場
自由な投句箱
★手袋の指じんじんと痛みけり
★凍風や声の飛び散る山上湖
★凍山や星を小出しに出しており
自由な投句箱
<大和三山ハイキング三句>
耳成山目指し枯田をまっすぐに
耳成より望む真冬の二上山
寒中のハイキング終えティータイム
自由な投句箱
★大寒やダウンコートは要らぬとか
★寒満月上りて西は寒茜
★大寒の葱の白身を測りけり
自由な投句箱
★冬萌の田面の青き車窓かな
★教会へ集う道なり寒紅梅
★集いたる雲の黒さや寒雷忌
自由な投句箱
★銀輪の登校列や日脚伸ぶ
★久女忌の水色空や雲の間に
★西空の蒼に茜や寒の暮