今日の秀句/5月11日~5月20日

願いとおことわり
髙橋正子の秀句へのコメントは、時間的な余裕がありませんので、当分休ませていただきます。よろしくお願いいたします。

5月11日から5月20日の秀句の好きな句へのコメント、自句自解を<コメント>欄にお書きください。それらの句数は自由です。
5月23日 髙橋正子


5月20日(2句)

★麦秋や坂東太郎水清ら/小口泰與

★子つばめの手すりに止まる朝かな/多田有花
姫路周辺ではツバメが渡ってきたのは3月下旬でした。そろそろ一番子が巣立ちの時期を迎えています。巣を離れた子はしばらくはまだ巣の近くにいて親から餌をもらいつつ飛ぶ練習をしています。すぐに上手に飛べるようになり、若鳥の集団だけで飛び回るようになります。(自句自解:多田有花)

5月19日(2句)

★聖五月聖母マリアの空の色/多田有花

5月に入って以降、週末は二週連続雨でした。この日は久しぶりに快晴の青空が広がりました。五月は聖母マリアの月、聖母マリアの衣の色のような美しい色でした。(自句自解:多田有花)
 
★上りサイクリングに新樹晴れ/弓削和人

5月18日(1句)

★涼しさや利根源流の清清し/小口泰與

5月17日(1句)

★神田祭鮨を奢れる昼餉かな/廣田洋一

5月16日(1句)

★滔滔と坂東太郎田植えにて/小口泰與

5月15日(1句)

★半開のバス窓茅花流し吹く/桑本栄太郎

5月14日(1句

<平成中村座姫路城公演>
★終幕は五月の城を借景に/多田有花

今年は姫路城世界遺産登録三十周年でさまざまなイベントが行われています。平成中村座姫路城公演もそのひとつで三の丸広場に特設会場を設けて行われています。
演目は「播州皿屋敷」と「鰯売戀曳網」でした。「鰯売戀曳網」の最後の場面で舞台後ろの幕が開かれ、姫路城大天守がそのまま借景として現れました。
この演出は、さすがと誰もが大歓声でした。(自句自解:多田有花)
 
5月13日(2句)

★夏つばめ甍の上を飛び渡る/多田有花
住んでいる部屋は5階にあります。周囲は二階か平屋建てが多く、部屋からは甍の波が見渡せます。ベランダから眺めているとその上をツバメがすいすいと飛んでいきました。(自句自解:多田有花)
 
★花袋忌のそろそろ欲しき夏ぶとん/桑本栄太郎

5月12日(2句)

★新樹光女子高生の二人連れ/廣田洋一

★ざく切りのリズム弾ける春きゃべつ/川名ますみ

5月11日(2句)

★渓流の流れ素直や初夏の色/小口泰與

★紅薔薇やすでに木陰の慕わしく/多田有花
今年は急に暑くなりました。薔薇の美しい初夏。気持ちのいい季節ですが、日差しが強く早くも木陰が恋しく思われます。(自句自解:多田有花)

コメント

  1. 多田有花
    2023年5月24日 15:03

    お礼
    正子先生、5月11日の秀句にお選びいただきありがとうございます。

    「紅薔薇やすでに木陰の慕わしく」
    今年は急に暑くなりました。
    薔薇の美しい初夏。
    気持ちのいい季節ですが、日差しが強く早くも木陰が恋しく思われます。

  2. 多田有花
    2023年5月24日 15:06

    お礼
    正子先生、5月13日の秀句にお選びいただきありがとうございます。

    「夏つばめ甍の上を飛び渡る」
    住んでいる部屋は5階にあります。
    周囲は二階か平屋建てが多く、部屋からは甍の波が見渡せます。
    ベランダから眺めているとその上をツバメがすいすいと飛んでいきました。

  3. 多田有花
    2023年5月24日 15:13

    お礼
    正子先生、5月14日の秀句にお選びいただきありがとうございます。

    <平成中村座姫路城公演>
    「終幕は五月の城を借景に」
    今年は姫路城世界遺産登録三十周年でさまざまなイベントが行われています。
    平成中村座姫路城公演もそのひとつで三の丸広場に特設会場を設けて行われています。
    演目は「播州皿屋敷」と「鰯売戀曳網」でした。
    「鰯売戀曳網」の最後の場面で舞台後ろの幕が開かれ、姫路城大天守がそのまま借景として現れました。
    この演出は、さすがと誰もが大歓声でした。

  4. 多田有花
    2023年5月24日 15:18

    お礼
    正子先生、5月19日の秀句にお選びいただきありがとうございます。

    「聖五月聖母マリアの空の色」
    5月に入って以降、週末は二週連続雨でした。
    この日は久しぶりに快晴の青空が広がりました。
    五月は聖母マリアの月、聖母マリアの衣の色のような美しい色でした。

  5. 多田有花
    2023年5月24日 15:22

    お礼
    正子先生、5月20日の秀句にお選びいただきありがとうございます。

    「子つばめの手すりに止まる朝かな」
    姫路周辺ではツバメが渡ってきたのは3月下旬でした。
    そろそろ一番子が巣立ちの時期を迎えています。
    巣を離れた子はしばらくはまだ巣の近くにいて親から餌をもらいつつ飛ぶ練習をしています。
    すぐに上手に飛べるようになり、若鳥の集団だけで飛び回るようになります。