12月23日(1句)
★障子より夜明けのひかり四畳半/廣田洋一(正子添削)
コメントは後ほど。
12月22日(1句)
★冬至かな淡く残りぬ朝の虹/多田有花
冬至という一年の節目の時。「淡く残りぬ」が巧みで、虹がすでに消えかけている余韻の時間が捉えている。雨上がりの消えゆく虹がすがすがしい印象だ。(髙橋正子)
12月21日(1句)
★図書室の冬灯数多の学ぶ人/上島祥子(正子添削)
図書室に出かけると、冬の灯の下で、たくさんの人が読書にあるいは、調べものに没頭している。学ぶ人の多さに驚く。図書室を覗かなければ、わからなかった社会の一面。(髙橋正子)
コメント
お礼
正子先生
12/21も秀句に「図書室の冬灯数多の学ぶ人」を添削の上お選びいただき、丁寧な句評を有難うございました。
岐阜市中央図書館の学習スペースは席ごとに暖色のスタンドがあります。大勢の社会人が使っています。
正子先生
「冬至かな淡く残りぬ朝の虹」を
12月22日の秀句にお選びいただきありがとうございます。
冬至の夜明け前に時雨があったようです。
朝、窓を開けて西北を見ると山の端に
虹の足がかかっているのが見えました。