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コメント
自由な投句箱
★利根川の渦巻く瀞や花辛夷
★市中はシャッター街や鳥雲に
★近づきて見る雪しろの瀞の渦
自由な投句箱
★春四月見慣れぬ人の多き朝
★四月馬鹿その前の日に入社式
★四月馬鹿笑ひ出すのがちと遅れ
自由な投句箱
◇鯱の尾鰭は天へ鳥交る
◇花曇城の石垣翡翠飛ぶ
◇囲碁の才なくてやめれぬ四月馬鹿
自由な投句箱
★身を寄する祇園の軒や花の雨
★花あはれ散るべくもなく雨しとど
★万愚説かさね早くも孫三歳
自由な投句箱
★輪になりし赤白帽よ花の昼
★園児らの駆け来る丘や花の昼
★餌台を襲う羽音や春火鉢
自由な投句箱
★窓を開け眼でする散歩の艶やかさ
★人溢れ川土手の桜今見ごろ
★海風と伴に匂えるミモザの香
自由な投句箱
★窓を開け眼でする散歩の艶やかさ
★人溢れ川土手の桜今見ごろ
★海風と伴に匂えるミモザの香
自由な投句箱
★纏振り春通り初め段葛
★巫女二人掃き清めける春の塵
★川沿いの桜並木を乳母車
自由な投句箱
★ムスカリの花壇に憂う保育園
★大根の打ち棄てられて茎立ちぬ
★花韮の愁いを翳す野面かな
自由な投句箱
白きものモンシロ木蓮雪柳
新しき空へ広がり楢芽吹く
高山へ行く鉄路脇山桜
自由な投句箱
★山茱萸へ太き雨脚斜にさせし
★花と桃声おろしたる小舟かな
★白石川(しらいし)の花見舟をや仕立てける
自由な投句箱
★目出度しや後期高齢者となりにけり
★ふらここや花弁留まりて風を待つ
★ぶらんこや高く漕がんと地に向かふ
自由な投句箱
★春風や河内平野の若ごぼう
★春朝餉茶がゆでありし日曜日
★花の雨宴の日には上がれよと
自由な投句箱
★風に乗り風に流さる紋黄蝶
★座り込み畑の仕事や蝶の昼
★野道ゆく親子ふたりや春休み
自由な投句箱
★咲き満ちる桜を鳥の枝移り
★青き踏み広島城の鳥探る
★川堤さくらさくらへ人移る
自由な投句箱
白きものモンシロ木蓮雪柳
新しき空へ広がり楢芽吹く
高山へ行く鉄路脇山桜
削除お願い
重複投句しました。お手数ですが削除ください。
自由な投句箱
4/4
今日快晴遠望御岳残雪嶺
残雪嶺北に御岳西鈴鹿
楢芽吹く森柔らかな色となる
自由な投句箱
★菜の花や腰に付けたる万歩計
★春出水工業団地すぐそこに
★黒塀をとんとんとんと春の禽
自由な投句箱
◇居残りの金黒羽白桜雨
◇桜雨大きはなびら手のひらに
◇手のひらの睫毛の長き桜蕊
自由な投句箱
★はらはらと花弁の散るホームかな
★雨の朝桜降り止む並木道
★雨空に色濃くなりし桜かな
自由な投句箱
たおやかに瑞枝の揺るる糸ざくら
花菫低く咲かせて風清し
花冷えの空へと深し樹木林
自由な投句箱
★白れんの朽ちて旅立つ芸大生
★うぐいすの方言なるや”ホーケチョビー”
★東京の空の曇りや連翹忌
自由な投句箱
壕端のしろつめくさの辺り浮く
さくら撮るスーツそちこち昼休み
曇天へ辛夷の白のひいやりと
自由な投句箱
★茎立や咫尺の丘の夫婦松
★針金を落とす鴉や春の昼
★水温む犬の蹠のあたたかき
自由な投句箱
この花が山吹ですかと訊ねられ
咲き満ちて雪積もるごと桜散る
母逝きて七回忌とう花に集う
自由な投句箱
★花びらの透き通りたる雨上がり
★堀端の桜花見んとて集まれり
★あちこちに花満開の天守閣
自由な投句箱
★雪柳雪崩のごとくなぞへ揺れ
★夜道にて白く浮かぶは雪柳
★雪柳小さき笑顔連ねをり
自由な投句箱
★風に乗り風に彷徨い紋黄蝶
★茎の伸び春風纏う仏の座
★たんぽぽの絮の旅立つ構えかな
★雪柳小さき笑顔連ねをり
4/5
夕暮れの風にゆらゆら雪柳
まぶしさを風に揺らして雪柳
鳩啼いて芽吹きの一日暮れにけり
自由な投句箱
4/5
夕暮れの風にゆらゆら雪柳
まぶしさを風に揺らして雪柳
鳩啼いて芽吹きの一日暮れにけり
自由な投句箱
春愁の理由の一つに戦争法
山笑う飛騨川沿いに列車行く
桜には青空似合うと妻がいう
自由な投句箱
★石仏の見えし棚田や春の鳥
★熊ん蜂黄な粉を付けし顔とかお
★夜桜や相馬が原も静もれる
自由な投句箱
★街路樹を取り巻き咲けり犬ふぐり
★隣家より広がり来たり犬ふぐり
★星空の青く光りていぬふぐり
自由な投句箱
★チューリップ赤三本で庭の華
★日を溜めてスノーフレーク揺れており
★深草にスノーフレーク埋まりそう
自由な投句箱
★鉄塔と競い居りたり花の雲
★新調の軽ろきシューズや揚ひばり
★うつすらと田中に淡き紫雲英かな
自由な投句箱
佇んで散る花びらを見上げおり
見上げれば天を覆いし楓の芽
側溝に飛び込むところ初燕
自由な投句箱
★山独活や川瀬にまじる鳥の声
★花の雲野点の人の紺がすり
★畑人も野良着を脱ぎて花の友
自由な投句箱
★躑躅花遠慮深げに咲きにけり
★雨空を明るくしをる躑躅かな
★黒黴や黴の字の中入り込み
自由な投句箱
★はんなりと霞める丘の花の雲
★曇り空背にし跳ねるや柿若葉
★若者の闊歩するかな柿若葉
自由な投句箱
★初つばめ鳴いて祇園の軒端かな
★むらむらと何か背筋に木の芽どき
★宇宙人と見ゆやマスクの花粉症
＝ご連絡＝
４月８日～１０日は二人目の孫の御宮参りに出掛ける為
投稿をお休みさせて頂きます。
デイリー句会投句
★机の上観葉植物新芽ふく
★岸壁に春の嵐の波高く
★春休み今日で終了ほっとする
自由な投句箱
◇山路来て羊歯の萌えたる茶屋の裏
◇寄り添うて城の石垣菫草
◇はなももやヒロシマの街展望す
自由な投句箱
★雨風にしっかと耐えし花仰ぐ
★畑隅に揺れて輝く花大根
★チューリップ次はこの色植えようか
自由な投句箱
★小刻みに翅をふるいつ雀の子
★靴先に落花のせたる朝かな
★春蝉や湖曇れども波まぶし
自由な投句箱
満開の桜に別れを告げる雨
いずこにも花びらのある山路かな
春落葉踏んで城主の墓の前
自由な投句箱
★しっかりと雨にも耐えて花満開
★柿若葉早も小鳥がやってきて
★渦潮をどんと乗り越え桜鯛
先月約半月間、家を留守にしておりましたが、今月初め頃から高齢夫婦二人、何とかやれるようになっております。
自由な投句箱
★畑人へ鋭声ひと声雉子かな
★山風の古墳を囃す蓬かな
★眼間は奇岩の山や蛙の子
自由な投句箱
★何となく思い出の寺仏生会
★風と雨土手の桜よさようなら
★仏生会背中合わせの稚児の列
自由な投句箱
◇姿なき鶯鳴いて天の声
◇蘖の大地の力まのあたり
◇初蝶の音符のやうに飛び行けり
自由な投句箱
◇色恋うて土手に花咲く紫荊
◇ツツピンと甘茶所望の四十雀
◇花吹雪鴨の帰りし城の堀
自由な投句箱
★うぐいすやささら波たつ山上湖
★次次に雲影行くや木瓜の花
★我を見て飛びつく犬や桃の花
自由な投句箱
合格の孫へ花束風光る
空に揺れ楢の梢に芽吹き風
春遅き鈴鹿の風の強く吹く
自由な投句箱
★チューリップ花弁一つ残しをり
★口説かれて喜び顔や春の風
★鯉幟少し泳ぎて風を待つ
自由な投句箱
★うす赤く芽吹きて庭のきんもくせい
★花冷えの名残りやタオル膝に掛け
★白蓮の旬日見ざるに散り果てし
自由な投句箱
★五橋へと誘う街道花の雲
★紅枝垂背にポーズとるランドセル
★目の慣れて早や手に余る蕨狩り
自由な投句箱
さくらさくら散りやまず散りやまず
回り道して花びらの散る中を
花びらを浴びたくて通る花の下