●自由な投句箱/2月1日~10日●


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コメント

  1. 小口泰與
    2016年2月1日 13:12

    自由な投句箱
    ★夕映えや男が捌く寒の鯉
    ★日を支う朝の浅間や霜の花
    ★冬ばらの風の中なる一花かな

  2. 桑本栄太郎
    2016年2月1日 19:27

    自由な投句箱
    <四条大橋>
    ★寒鯉の影や動かず鴨川に
    ★鴨川の堰水光り寒の晴
    ★見はるかす遙か鞍馬のはだれかな

  3. 多田有花
    2016年2月1日 20:14

    自由な投句箱
    白腹に会う春近き森の道
    エルゴノミクスマウスが届く春隣
    春近し夜具を一枚取り除く

  4. 小口泰與
    2016年2月2日 9:27

    自由な投句箱
    ★湯豆腐や街灯けぶる雨ななめ
    ★木の卓にパソコン開き寒舞
    ★黒檜嶺も鍋割山も雪催いせ

  5. 桑本栄太郎
    2016年2月2日 20:05

    自由な投句箱
    ★カタコトと線路交叉や日脚伸ぶ
    ★蝋梅の日射しを透きし垣根かな
    ★暮れ残る枝の影濃く日脚伸ぶ

  6. 満天星
    2016年2月3日 7:52

    自由な投句箱
    ◇餌貰ふ鴨を見ている鴉かな
    ◇冬天の皁莢の木に烏かな
    ◇樟匂ふ原生林のひこばゆる

  7. 小口泰與
    2016年2月3日 10:02

    自由な投句箱
    ★水仙や徒渉かなわぬ岨の雨
    ★虎落笛妻の機嫌はそっちのけ
    ★凍空や杉の切杭凹凸ぞ

  8. 桑本栄太郎
    2016年2月3日 22:57

    自由な投句箱
    ★嶺の端の群青色や寒の果
    ★恵方向き黙の夕餉や節分に
    ★節分や鬼より怖き山の神

  9. 小口泰與
    2016年2月4日 9:11

    自由な投句箱
    ★春近し窓を横切る鳥の影
    ★雲雀の巣我のみ知りて他に告げず
    追悼句
    ★春の鳥まてど朝日を見ずにして

  10. 満天星
    2016年2月4日 9:17

    自由な投句箱
    ◇尉鶲犬枇杷の実に集きたり
    ◇キラキラと照葉樹林冬うらら
    ◇冬麗の光芒差して瀬戸遙か

    これは2016-02-04 07:12:07に投句したものと同じものです。名前を忘れましたので、できれば削除をお願い致します。

  11. 河野啓一
    2016年2月4日 16:51

    自由な投句箱
    *あたたかき光差し来て春立ちぬ
    *花桃のま直ぐに挿され凛として
    *出水より鶴とび発つや春立つ日

  12. 小口泰與
    2016年2月5日 9:04

    自由な投句箱
    ★昇る日に照らされいたり孕鹿
    ★猫の恋画廊に長居して居りぬ
    ★春なれや野菜作らず魚飼わず

  13. 満天星
    2016年2月5日 12:20

    自由な投句箱
    ◇立春の海を見たくて宇品港
    ◇立春のひかり眩しきかもめかな
    ◇引揚げて七十年や梅ふふむ

  14. 桑本栄太郎
    2016年2月5日 19:11

    自由な投句箱
    ★あおぞらを背に写しけり梅二月
    ★碧空に紅放ち居り丘の梅
    ★かさぶたのような古木や梅ひらく

  15. 小口泰與
    2016年2月6日 10:26

    自由な投句箱
    ★長閑さや里の社へ杖つきて
    ★下萌や榛名十峰朝日浴び
    ★薄氷や光の破片身の内へ

  16. 迫田和代
    2016年2月6日 13:45

    自由な投句箱
    ★痛み萎え胸に広がる春の色
    ★野火走り黒い野に待つ春色を
    ★川流れ戦い終えた白魚や

  17. 桑本栄太郎
    2016年2月6日 18:53

    自由な投句箱
    ★春寒の雲の奔るや嶺の上
    ★梅が香や老人たちのフリスビー
    ★老梅や幹のしろきに凛と紅

  18. 多田有花
    2016年2月6日 21:08

    自由な投句箱
    池多き東播磨や春はじめ
    春めきて瀬戸の夕暮れ桃色に
    梅が香の間に夕刻の気配

  19. 小口泰與
    2016年2月7日 10:07

    自由な投句箱
    ★春の夜や和紙に墨痕黒黒と
    ★露天湯の遅日の風や鳶の笛
    ★春の日や和菓子の店の淡淡し

  20. 古田敬二
    2016年2月7日 11:15

    自由な投句箱
    池全面陽光返す春立つ日
    わが畑の一番乗りはいぬふぐり
    空青く板黒塀超え咲く蝋梅

  21. 満天星
    2016年2月7日 17:53

    自由な投句箱
    ◇栴檀の天つつぬけて余寒かな
    ◇土手の風低唱しつつ早春賦
    ◇春浅し川辺を歩くかもめかな

  22. 多田有花
    2016年2月7日 17:57

    Unknown
    播磨灘沖に早春の光
    薪を割る音響きおり春の山
    春の雪降りしきる中子ら遊ぶ

  23. 佃 康水
    2016年2月7日 19:14

    自由な投句箱
    風硬き牧場跡の梅探る
    春霜の解けて遠出の靴濡らす
     早朝岩国基地より
    瀬戸海を軍機飛ぶ音冴え返る

  24. 桑本栄太郎
    2016年2月7日 20:18

    自由な投句箱
    ★はらりほろ祇園小路の春の雪
    ★淡雪のほほに帽子に京町家
    ★木々の枝の水色天(そら)に春浅し

  25. 河野啓一
    2016年2月7日 22:28

    自由な投句箱
    *春浅き梅見ドライブ大阪城
    *大試験結果待つのみあと二日
    *早春の里山二羽のこうのとり

  26. 古田敬二
    2016年2月8日 8:39

    自由な投句箱
    鉛筆を削り吟行へ春立つ日
    難問に挑戦の孫よ明日は春ぞ
    春立つ日子の書き込みの独和辞書

  27. 小口泰與
    2016年2月8日 9:52

    自由な投句箱
    ★春昼の野を駆け来る犬の顔
    ★単線や霞隠れの城の跡
    ★どどどどと大庇より雪消かな

  28. 満天星
    2016年2月8日 12:29

    自由な投句箱
    ◇二月早ビル谷間より日の光
    ◇遊園地光と風と金縷梅と
    ◇水無くて鴨の見えない潮干川

  29. 河野啓一
    2016年2月8日 16:05

    自由な投句箱
    *水温むえびや目高を掬う子ら
    *梅が香に丘の辺よぎる風さやか
    *花咲いて乙女椿と知れにけり

  30. 桑本栄太郎
    2016年2月8日 19:33

    自由な投句箱
    ★触れ歩むうす紅色や丘の梅
    ★木々の枝の静脈天(そら)へ春淡し
    ★雲晴れて遙かはだれや鞍馬山

  31. 小口泰與
    2016年2月9日 9:05

    自由な投句箱
    ★淡雪や村に残りし芝居小屋
    ★風光る鳥を宿せし岨の松
    ★くわえたるうぐいす餅よ高気圧

  32. 小川和子
    2016年2月9日 12:31

    自由な投句箱
    森の樹の芽吹く音なす気配かな
    子等遊ぶ声の天へと日脚伸ぶ
    玻璃ごしの立春の陽の眩しさよ

  33. 河野啓一
    2016年2月9日 18:44

    自由な投句箱
    *エキスポの跡地静かな春の雨
    枯木立潤い得たる春の雨
    *受験子の合格電話涙声

  34. 桑本栄太郎
    2016年2月9日 19:20

    自由な投句箱
    ★春きざすサッカー遊びの父子かな
    ★真つ直ぐに満天星躑躅の新芽立つ
    ★早春の若枝むらさき青空へ

  35. 川名ますみ
    2016年2月9日 23:38

    自由な投句箱
    梅の蘂花びらを越え空に在り
    待ちし日の長くて楽し梅咲く朝
    枕辺のひかりは借りし黄水仙

  36. 小口泰與
    2016年2月10日 10:42

    自由な投句箱
    ★春荒や遊技場より出づる顔
    ★鐘鳴りてぽとりと落ちし椿かな
    ★囀りや同胞の卓はや灯る

  37. 満天星
    2016年2月10日 11:07

    自由な投句箱
    ◇息こらし日を浴びながら福寿草
    ◇烏瓜蝋梅の木に朽ちにけり
    ◇春の風被爆柳を吹き抜けて

  38. 多田有花
    2016年2月10日 17:26

    自由な投句箱
    春浅き海辺の町へ蟹食べに
    残雪の峠を越えて但馬へと
    春寒の万年筆が吸うインク

  39. 河野啓一
    2016年2月10日 18:14

    自由な投句箱
    *すみれ咲く門辺の鉢の小さくて
    むらさきと黄の取り合わせかな菫草
    *残雪を惜しむやひとは高みへと

  40. 桑本栄太郎
    2016年2月10日 19:19

    自由な投句箱
    ★嶺を越え里から街へ春しぐれ
    ★むらさきの小枝潤めり春の雨
    ★花落ちて乙女椿と知りにけり

  41. 佃 康水
    2016年2月10日 20:21

    自由な投句箱
    ★受験子の微妙と小さく言うて去り
    ★日差し背に初の蓬を摘み飽かず
    ★牧場へと顔上げ上る梅見坂

  42. 古田敬二
    2016年2月10日 22:02

    自由な投句箱
    大根抜く地球の恵みの太さかな
    春耕す黒き光の畑となる
    陽の温み溜めて芽吹きの気配あり

  43. 迫田和代
    2016年2月13日 10:11

    自由な投句箱
    ★広い野に膨らみかけた蕗の薹
    ★雨の音声を張り上げ鶯や
    ★梅の花香り白白花も白

  44. 河野啓一
    2016年2月14日 9:52

    自由な投句箱
    ★大雨の上がりて空に春の色
    ★東方の息より来る春ギフト
    ★バレンタインデーチョコの国際比較かな
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