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コメント
自由な投句箱
★鉄橋の汽笛いくたび日向ぼこ
★小春日や十七文字と格闘す
★遠山の雲影さだか冬の朝
Unknown
自由な投句箱 (廣田 洋一)
2016-11-11 11:37:41
★冬の星歩むにつれてまた一つ
★孫なくて晴れ着まぶしき七五三
★ご両家の三代揃ふ七五三
自由な投句箱
月の道楽器学びしその先に
音楽を続ける人へ冬の月
冬紅葉桜並木の色さまざま
自由な投句箱
★冬めいて舗道濡れおり雨の跡
★美味しそうな山茱萸の色となりにけり
★小春日の木洩れ日うれし散歩かな
自由な投句箱
★草原の光の川や冬の雲
★あけぼのの凍雲むくと受く光
★ランドセル赤城颪に抗しけり
自由な投句箱
書斎の烏瓜
◇プツプツと書斎に吊るす烏瓜
◇許せよと命奪ひし烏瓜
◇十字架のキリストのごと烏瓜
自由な投句箱
★チャイム鳴り校門桜の落葉かな
★時雨るるや更に色濃き庭の木々
★見上げれば緋色透きおり冬紅葉
自由な投句箱
★ゆりかもめ白き線引く青き空
★黄ばみたる蓮の向こうに桜紅葉
★ヒマラヤ杉菰を巻き付け冬構
自由な投句箱
★晩秋のうす雲流れ行くデイの朝顔
★小春日にの空にさざめく庭雀
★山路行く子春の空の寄りの影
投稿修正お願いタイプミスです
2016-11-12 20:33:35
★晩秋のうす雲流れ行くデイの朝顔
★小春日の空にさざめく庭雀
★山路行く子春の空の鳥の影
自由な投句箱
★夕闇の赤城颪に家吼ゆる
★電柱の鳶の吹かるる北颪
★二重窓閉めたる後の虎落笛
自由な投句箱
仕事より戻る冬陽を正面に
冬の柿採れば撓みの戻りけり
ずいと引き抜く大根の手ごたえ
自由な投句箱
★冬うらら義妹の供養なな七日
★裾からげ走り回れる七五三
★千歳飴三つに折りし幼き日
自由な投句箱
★突風の木の葉しぐれとなりにけり
★もとの木の近くて遠き落葉かな
★日照雨（そばえ）降る梢の綺羅や冬日燦
自由な投句箱
公民館まつり
◇踊り子の笑顔に見とれ秋まつり
◇踊り子の流るる肢体秋まつり
◇染み入るる詩吟の声や秋まつり
自由な投句箱
★川沿いのランプの宿や冬の雨
★とたん屋根リズム奏づや夕霰
★朝日差す霜のあぜ道鳥の声
自由な投句箱
★地下街に聖樹飾る十一月
★山茶花や花弁ごとに光りをり
★山茶花の風雪に耐へ赤く咲く
自由な投句箱
★冬空にブルーシートの遺跡かな
★サントリー山崎の峰しぐれ来る
★見晴るかす遥か生駒や冬の霧
自由な投句箱
★カトレアや日の温みある檜塀
★風どっとビルの谷間へおでん鍋
★寒犬の歩みを止めぬ杣の道
自由んｓ投句箱
★冬帝や旬日は迅くずね来れるや
★冬艇に子支払われて起きられず
★行楽の道行く二人翁とおうな
自由な投句箱
★冬昴星の間の闇深し
★ファインダーに青く光れる冬昴
★目をこらしも一つ探す冬昴
自由な投句箱
★鴨川の岸にカップル冬紅葉
★南座にまねき上がりてしぐれ来る
★鴨川の風に乗り居りゆりかもめ
自由な投句箱
★天明の浅間の巌や虎落笛
★枯芒靄いちめんの佐久平
★佐久平靄より忽と冬田かな
自由な投句箱
★大根の青首だけを買ひにけり
★大根の葉雨に打たれて広がりぬ
★直売所葉付大根すぐに売れ
自由な投句箱
初冬や今夜はほぼスーパームーン
十一月暖かき夜のテニスコート
冬紅葉の下を通勤の車
自由な投句箱
全天晴れ信濃の立冬陽のさんさん
立冬の甲斐駒ケ岳の尖りかな
立冬の矢作川源流水早し
自由な投句箱
★色づきて橙垂るる土塀かな
★軒深き母屋に白し懸大根
★ダルマストーブ二年B組のあの日かな
自由な投句箱
★冬紅葉はんなりとして暖かき
★冬将軍一つ残れる柿を愛で
★丹波より熊はもう見た二度三度
自由な投句箱
★雨粒のはねし水面や冬紅葉
★草むらをすっぽり包む落葉かな
★お絞りにほっこり顔やおでん鍋
自由な投句箱
★蜘蛛の巣に搦めとられし落葉かな
★木道へ覆ひかぶさる紅葉かな
★山々の頂少し紅葉せり
自由な投句箱
★白き実の南京櫨や冬紅葉
★冬蝶の日向ばかりを彷徨える
★冬菊の門辺にありぬ日差しかな
自由な投句箱
★きらきらと落葉降りけり隠沼へ
★黒雲の下に忽然冬浅間
★アイロンを掛けたる湖や冬紅葉
自由な投句箱
★口惜しや立ち上がれずにに窓のｌ柿
★大西日瀬戸内より淀の葦へ
★車いす枯野を抜けて散歩道
自由な投句箱
★洞窟をくぐりて光る冬の滝
★紅葉の光集めて落ちる滝
★冬の夜電飾囲む千枚田
自由な投句箱
★葉の残る桜冬芽の並木かな
★一ト風に木の実しぐれとなりにけり
★かさこそと思索つづくや落葉道
自由な投句箱
★冬日和ひたすら青き空仰ぐ
★水鳥の親子連れ立つ冬日和
★寒晴れや心浮きたつ散歩道
自由な投句箱
★落葉松の枯葉時雨や鳥の声
★木枯しやかくも短き落暉なり
★峠越ゆ忽と赤城山(ｱｶｷﾞ)と空っ風
来年度花冠会費の件
高橋信之先生、正子先生
来年度の会費ならびに振込先は従来通りでよろしいのでしょうか。
お知らせ頂けれは幸甚に存じます。
よろしくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★暁闇に点す灯りやかにかく忌
★小雨降り更に色濃き落葉かな
★敷き積める庭の明るき夕しぐれ
自由な投句箱
◇兄よりの柿の絵手紙土佐遠く
◇桐の木はオブジェとなりぬ小六月
◇黒々と烏群れ飛ぶ冬夕焼け
自由な投句箱
通院の迎え紅葉の光から
青天の桜紅葉を指し出発
少しずつ桜紅葉の降る家路
自由な投句箱
◇恩師より筆のたよりや石蕗日和
◇ヒドリガモ寄り添ひながら被爆川
◇スキップのトイプードルや落葉道
自由な投句箱
★笹鳴やかくも白樺並びける
★一羽翔ち一斉に去る寒雀
★露天湯に手足伸ばせし四温かな
自由な投句箱
★吐く息の靄に溶け入る冬の朝
★冬の靄遠き街灯朧なり
★隣近所箒てんでに落葉掻く
自由な投句箱
★とき知らず浜木綿の実を結びたる秋の暮
★留守井の娘のやさしさよ冬の昼下がり
★門に立つ見渡す坂の坂の真っ赤な紅葉
自由な投句箱
★冬暁のビルに朝日や大阪駅
★冬天のアベノハルカス靄の中
＜神戸六甲アイランド埠頭＞
★海光の揺らぎ寄せ居り冬の凪
自由な投句箱
★梵鐘を幼子打つや神の留守
★足元を雲駆け行けり冬紅葉
★帰り花追伸に足す風のこと
自由な投句箱
冬服を乗せて電車の走り去る
冬紅葉戴く山を見渡せる
電車来て小春のホーム空っぽに