※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
コメント
転記
(小口泰與)
2016-10-21 13:06:05
★啄木鳥や山のホテルの芝の径
★木犀や川風を浴む露天の湯
★コスモスの背丈定まり天が下
(廣田洋一)
2016-10-21 17:12:33
★守衛さん落葉掃き寄す庭箒
★並木道重なる落葉両側に
★木間よりひらりこぼれる落葉かな
自由な投句箱
★泡立草のはるか眼下にモノレール
★秋潮の河口に寄する波頭かな
★淀川の橋の数多や秋の江
自由な投句箱
★モノレールの遥か眼下や泡立草
★秋潮の河口に寄する波頭かな
★淀川の橋の数多や秋の江
投句差し替えのお願い
お手数をお掛け致します。
最初の投稿を差し替え、後の投稿を正式なものと致したく、宜しくお願い申し上げます。
自由な投句箱
◇どの家も金木犀の匂ふ町
◇オリーブの実を啄める鳩の群れ
◇渡鴨初お目見えの被爆川
自由な投句箱
★朝寒しシャワーの温度一度上ぐ
★朝寒し熱きトースト急ぎ取る
★朝寒やリュック背負ひて温かし
Unknown
◇秋の空鈴懸の実に風が吹く
◇秋の空鈴懸の実は歌となる
◇秋の空鈴懸の実の歌を聴く
自由な投句箱
★蔦紅葉雨脚早くなりにける
★ななかまど急ぎし雲の峠越ゆ
★上野(こうずけ)の風荒荒しきや牧閉ざす
自由な投句箱
◇秋の空鈴懸の実に風が吹く
◇秋の空鈴懸の実は歌となる
◇秋の空鈴懸の実の歌を聴く
自由な投句箱
★山崎の山粧えりサントリー
★交叉せる鉄路光りて泡立草
★ふるさとの地震の報らせ秋愁う
自由な投句箱
ゆったりと秋旅薄暮の露天風呂
陸奥の紅葉の早き旅にいる
くねくねと磐梯山道薄紅葉
自由な投句箱
★コスモスや風に抗う鳶一羽
★白樺の一段と映ゆ秋の湖
★高原の雲脚迅きななかまど
自由な投句箱
★杜鵑草が咲いていたよと妻の声
★色薄き庭のいろどり杜鵑草
★賑やかにまた寂しくもあり杜鵑草
投句差し替えお願い
推敲不充分でしたので訂正お願い致したく、何分よろしくお願い申し上げます
★杜鵑草が咲いていたよと妻の声
★色薄き庭のいろどり杜鵑草
★賑やかにまた寂しくて杜鵑草
自由な投句箱
★蜂一匹渡りて行きし杜鵑草
★白菊の並び咲きたる秀明菊
★十月桜小さき灯り点すごと
自由な投句箱
★山崎の山粧いてサントリー
★赤き実の枝の揺れ居り色鳥来
★嬉々として青空裂きぬ朝の鵯
自由な投句箱
★黒雲の下を濃霧の奔りけり
★白線に沿わす車や霧襖
★松茸も管の通過や我が髪膚
自由な投句箱
★水鳥や撒かれたる餌に飛びつきぬ
★水鳥の水脈に押される落葉かな
★水鳥や二羽進み行く日のたまり
自由な投句箱
題詠「都鳥」
◇都鳥昔男の恋心
◇都鳥恋しき人の紅の色
◇恋しきや紅美しき都鳥
自由な投句箱
★淀川のさざ波風に秋の声
★ビル群の大阪駅や秋日さす
★黒々と焼かれ田面の刈田かな
自由な投句箱
★百日紅散り初めてなお空に映え
★草摘んだ跡に止まり来アカトンボ
★滝道を行き交う人も秋深し
自由な投句箱
◇次々と潮引く方へ鯔の跳ぶ
◇ねぐらへと烏の帰る秋の暮
◇いち早く紅葉かつ散る花水木
自由な投句箱
秋深し忠臣蔵の駅に立つ
爽やかに再び描かんと思う
ひいやりとしてフリースを出しぬ
自由な投句箱
★睡蓮の葉のもみずるや風の沼
★山霧へ車もろとも吸い込まれ
★仁王立ち霧のた走る渋峠
自由な投句箱
★日の暮れてことこと煮込む鰤大根
★友来たる酒を酌まんと鰤大根
★鰤刺身わさびの青く光りをり
自由な投句箱
★街の田も苅田となりて静寂に
★秋深し千里丘陵並木道
★通販のバラ苗植植うる場所もなし
自由な投句箱
★青々と穭田風になびきけり
★コスモスの風に彩なす休耕田
★ふんぷんと路地の舞妓や金木犀
自由な投句箱
◇行く秋やアサギマダラが手のひらへ
◇ざわざわとアメリカ楓の枯葉散る
◇まだ青き黄烏瓜や藪の中
自由な投句箱
★渋峠霧茫茫と奔りけり
★山霧の非天の如くバスを飲む
★吹き募る峠の濃霧仁王立ち
自由な投句箱
家中の窓開け入れる秋の風
新芋で鬼饅頭や忌を修す
初鴨を待ちて野の池空映す
自由な投句箱
★レーの越し秋深みゆく朝日かな
★列島の天気図高く澄み渡りゆく
★庭隅のサフラン淡く風に揺れ
自由な投句箱
★青空の視界まつたき金木犀
★コスモスの彩となりけり休耕田
★中州なる風の尾花や桂川
自由な投句箱
◇剛直に枝に食ひ付く花梨の実
◇花梨の実片意地通す天邪鬼
◇まん丸になれぬ人生花梨の実
自由な投句箱
★山襞を雲影駆けるななかまど
★山霧の仁王立ちなる疾風かな
★白雲のすいすい駆ける草紅葉
自由な投句箱
★丘一つ埋めて桜のうす紅葉
★箕面山望めば青しうろこ雲
★木の実落つ音聞こえ来る山路かな
自由な投句箱
★爽涼や日光街道杉並木
★黄葉せる葉の透ける先青き空
★下野の刈田続けり空青し
自由な投句箱
★回廊の二階通路の紅葉かな
★見上げれば十字架峰に秋の山
★青空に照葉となりぬ庭の木々
自由な投句箱
◇枯れ果てて水に帰りぬ破蓮
◇敗蓮や色即是空見る如し
◇敗蓮や平和の鐘の異邦人
自由な投句箱
★晩菊や田居へ山風吹き注ぎ
★新米や茶碗も箸も真新し
★松手入れ終り鴉の鋭声かな
自由な投句箱
★銀杏を拾ふ手袋匂ひけり
★銀杏の実手で割る音の高きかな
★銀杏の拾ふに任せ大学内
自由な投句箱
★秋暁の遠きむかしの夢に哭く
★間引き菜を漬けて妻行く美容院
★枕頭に戦記上下の夜長かな
自由な投句箱
◇芙蓉の実次々種の御開帳
◇芙蓉の実飛行機雲のくづれゆく
◇早々と日陰を照らす石蕗の花
自由な投句箱
★ひつじ田や羽音鋭き群雀
★逆光を浴びし尾花や夕浅間
★三ヶ月家の灯付かず花木槿
自由な投句箱
★楓の木半分程の紅葉なり
★手に取りし紅葉の名前尋ねけり
★桜の木紅葉途中の葉を散らす
自由な投句箱
★あはあはと嗤う鴉や秋寒し
★冷まじくありて集えり消防車
★家居の身に色なき風の穿ちゆく
自由な投句箱
★紅葉や雲駆け抜ける湖の面
★山に見て湖畔に見しや七竈
★柿の木のどんと控えし大庇
自由な投句箱
★鷹の子や首に縄つけ小屋の中
★若鷹や鷹匠の手に羽搏けり
★鷹一羽海を見つめて動かざり
自由な投句箱
◇七五三カメラ目線の晴れ姿
◇オバマ来て菊人形は千羽鶴
◇尉鶲広島城の赤い実へ
自由な投句箱
★淡き色香りに乗せて藤袴
★坂道の風になぶられ萩は実に
★逝く秋や何と哀しき空の青
自由な投句箱
◇烏瓜命尽くまで山河越え
◇烏瓜書斎に吊るす生魚
◇卵持つ魚吊る如く烏瓜
自由な投句箱
★山風の突然強く蒲の絮
★秋深き今朝の赤城の彫深し
★要を得て短き祝辞秋祭
自由な投句箱
★荒縄の傘をめぐらし冬構
★旅先のどこも同じや冬構
★ビニールの鉢を覆いて冬構
自由な投句箱
秋晴れの丹波六甲小豆島
正月までもつよと梨を売りに来る
紅葉の大岩壁を攀じる人
自由な投句箱
★天辺の楓紅葉や空を透き
★桐一葉落ちて黄色の半ばかな
★茜なる入日の空のいわし雲
自由な投句箱
★紅葉狩りどこへ行こうか地図出せど
★ふと寮歌聞きたる胸に秋愁充つ
★秋のデイ日がな一日賑やかに
自由な投句箱
通るたび明るくなりぬ薄紅葉
秋風にそがれて来たる雲一枚
秋雲の流るる手前に干し物