●投句箱12月1日~10日● 2013年12月10日 02:00 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 河野啓一 2013年11月30日 17:53 デイリー句会投句 ★橙の早もやも切られし今朝の庭 ★焼き芋の香り漂う厨口 ★白波の海に太刀魚釣り来る 返信する 桑本栄太郎 2013年11月30日 18:49 デイリー句会投句 ★風吹けば銀杏落葉の道を往く ★釣り人の独りの黙や枯尾花 ★節々の骨のきしみや嵐雪忌 返信する 桑本栄太郎 2013年11月30日 18:56 好きな句 ★焼き芋の香り漂う厨口/j河野啓一 我家でも壊れた鍋を利用して蒸し焼きにし、時々焼き芋を作ります。甘くて香ばしい香りが漂い始めますと、何か幸せな気分になるから不思議ですね!!。 寒い冬のささやかな幸せです。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月30日 19:11 投句場所間違いのお詫び 大変申し訳ございません!!。 投句場所を間違えてしまいました。 11月30日(土)の正しい場所に、投句と好きな句を再度投稿させて頂きました。 宜しくお願い申し上げます。 返信する 小口泰與 2013年12月1日 9:51 デイリー句会投句 ★熱燗や大河を越ゆる風の音 ★十州の境や山の眠りおり ★隼の風袈裟切りに飛びにけり 返信する 河野啓一 2013年12月1日 14:12 お礼 桑本栄太郎さま [焼き芋」の句に愉快なコメントを賜り有り難うございました。 返信する 河野啓一 2013年12月1日 14:17 Unknown ★冬の川碧く光りて西の方 ★年相応不如意続きて師走かな ★鳥影の舞うかと見れば柿の葉散る 返信する 桑本栄太郎 2013年12月1日 17:42 デイリー句会投句 ★紅と黄とみどりの交じる落葉踏む ★ちりちりと満天星つつじの冬紅葉 ★山襞の夕日に赤し冬の嶺 返信する 多田有花 2013年12月1日 18:13 デイリー句会投句 冬晴れの播丹国境を歩く 冬麗のなかに立ちおり千ヶ峰 小春の山下りゆっくりとぬるめの湯 返信する 多田有花 2013年12月1日 18:16 好きな句 ★熱燗や大河を越ゆる風の音/小口泰與 大河は利根川でしょうか。 外は北風が吹く寒い夜、熱燗がおいしいですね。 返信する 黒谷光子 2013年12月1日 20:24 デイリー句会投句 頂上は初冠雪らし伊吹山 洗い終え積めば輝く蕪の白 蕪引きて煮物に汁にあちゃら漬け 返信する 小西 宏 2013年12月1日 20:30 デイリー句会投句 ★セーターを脱いで湯気立つ遊びの子 ★枯れ芝をはたき夕日に腰上げる ★里山に残る夕日や冬もみじ 返信する 佃 康水 2013年12月1日 21:56 好きな句 ☆洗い終え積めば輝く蕪の白/黒谷光子 今、大小共に店頭に蕪が並ぶ季節になりました。泥付きの蕪を洗うと真っ白に輝き、多くを積み上げると一層「蕪の白」が際立ちます。美味しいご馳走も浮かびます。 返信する 佃 康水 2013年12月1日 22:01 デイリー句会投句 ★栴檀の実へ青空の近くなり ★藪深くかさり音たて笹子鳴く ★浅瀬に餌掘り出す鴨へ砂煙 返信する 小口泰與 2013年12月2日 9:38 御礼 多田有花様 「熱燗」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしい句評を有難う御座います。前橋は町を二分するように大きな利根川がゆったりと流れています。 返信する 小口泰與 2013年12月2日 9:42 デイリー句会投句 ★隼や風の鍛えし里の子等 ★夕暮れの風にさわだつ落葉かな ★電飾や冬夕焼のあかあかと 返信する 祝恵子 2013年12月2日 12:38 デイリー句会 ★城壁の巨石に影を冬紅葉 ★鳥居抜け紅葉と幟の七五三 ★冬ざくら橋より見送る遊覧船 返信する 桑本栄太郎 2013年12月2日 17:26 デイリー句会投句 ★着水の飛沫耀よう冬の池 ★朝日背にルアー投げ入れ冬の池 ★佇めば蘆を抜けゆく冬の風 返信する 桑本栄太郎 2013年12月2日 17:36 好きな句 ★洗い終え積めば耀く蕪の白/黒谷光子 急激に寒くなる今の時季、畑から抜いて来た大根、蕪等を川べりにて藁たわしで洗っていた田舎の光景を懐かしく想い出しました。水が冷たいほど、大根、蕪の鮮やかな色が想われます。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月2日 17:40 好きな句 ★セーターを脱いで湯気立つ遊びの子/小西 宏 いくら天気が良くても、風が冷たくなって来ました。そんな中でも、子供達は薄暗くなるまで走り周って遊んでいます。子供は風の子ですね!!。情景が眼に見えるようです。 返信する 多田有花 2013年12月2日 17:57 デイリー句会投句 登る足朴の落葉の上に置く ふかふかと落葉に埋もれ下りけり 冬の昼山下りし身を泡風呂に 返信する 桑本栄太郎 2013年12月2日 17:59 好きな句 ★栴檀の実へ青空の近くなり/佃 康水 今の時季、真っ青な冬空へねずみもち、がまずみ、南天、ピラカンサなどの実が稔り、下から眺めれば本当に空が近くなった様相です。真っ青な冬空と植物の実の対比が、如何にも仲冬の寒さの中にも風情を覚えます。 返信する 多田有花 2013年12月2日 18:00 好きな句 洗い終え積めば輝く蕪の白/黒谷光子 洗い上げられた蕪に日の光があたっている、そういう情景を想像します。 これからお漬物に、煮物に姿を変えて食卓に登場しますね。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月2日 18:07 好きな句 ★ふかふかと落葉に埋もれ下りけり/多田有花 山歩きの下山のようですね?落葉の香りを感じながらふかふかと歩き、深山の落葉のふとんが温かく感じられます。あの落葉の足裏の感触は堪りませんね!!。 返信する 佃 康水 2013年12月2日 19:31 お礼 桑本栄太郎様 「栴檀の実へ青空の近くなり」に素晴らしいお言葉を賜り大変うれしく読ませて頂きました。栴檀の木は街路樹でも公園のものでも皆、大樹で見上げなければ見えません。仰る様に下から眺めるとたわわに実った実は何時も青空に有って空が近くなった様に思いました。 返信する 小西 宏 2013年12月2日 19:38 お礼 桑本栄太郎さま 「セーターを脱いで湯気立つ遊びの子」に嬉しいお言葉をお送りくださり、たいへんありがとうございました。 返信する 小西 宏 2013年12月2日 19:42 デイリー句会投句 ★森奥のひと光なり花八手 ★午後の日の影長き野に木の葉踏む ★木の葉旧る小楢の道に癒される 返信する 小口泰與 2013年12月3日 9:10 デイリー句会投句 ★電飾の女神や空に寒昴 ★あかあかと日の沈みけり生姜酒 ★ごつごつの山襞迫り枯芭蕉 返信する 河野啓一 2013年12月3日 11:08 デイリー句会 ★背の痛みふと忘れたる小春かな ★鳥飛ぶや大き柿の葉散りにけり ★大和より赤き大きい柿届く 返信する 多田有花 2013年12月3日 16:54 デイリー句会投句 誰も居ぬさらに鮮やか冬紅葉 海へゆく川のみ光り冬霞 冬霧の晴れゆく今朝の快晴に 返信する 多田有花 2013年12月3日 16:56 お礼 桑本栄太郎さま、 「ふかふかと落葉に埋もれ下りけり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 山から下りるとき、落葉がたくさん吹きだまって足が埋もれてしまうほどになっている場所がありました。 これは山ならではの楽しみです。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月3日 17:23 Unknown ★枯萩の枝垂れて長き坂の道 ★山襞の赤の極みや冬の嶺 ★散り終わり桜冬芽となりしかな 返信する 桑本栄太郎 2013年12月3日 17:26 デイリー句会投句 ★枯萩の枝垂れて長き坂の道 ★山襞の赤の極みや冬の嶺 ★散り終わり桜冬芽となりしかな 返信する 佃 康水 2013年12月3日 20:10 好きな句 ☆背の痛みふと忘れたる小春かな/河野啓一 先だって外科の方の治療をなさって居たのですが寒くなって来ると直に影響し痛みを感じて居られるのでしょう。温かい日はふとその痛みも和らぎ小春日和に気持ちまで和らいで参ります。御句よりその気持ちがしっかり伝わって参ります。どうぞお大事になさって下さいませ。 返信する 佃 康水 2013年12月3日 20:19 デイリー句会投句 ★風立ちて銀杏落ち葉の路地駆ける ★畝ごとに色とりどりの冬菜かな ★薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢 返信する 小西 宏 2013年12月3日 20:31 好きな句 ☆海へゆく川のみ光り冬霞 /多田有花☆ 薄ぼんやりとした冬霞の中に一筋大きく光る水の流れ。「海へゆく川のみ」の措辞に滔々たる冬の大河の景色を眺めます。 返信する 小西 宏 2013年12月3日 20:37 デイリー句会投句 ★陽の崖の落ち葉だまりに猫眠る ★寒風を蹴り少女らの逆上がり ★くっきりと街の灯定む冬の闇 返信する 桑本栄太郎 2013年12月3日 22:03 好きな句 ★電飾の女神や空に寒昴/小口泰與 12月に入り、至る所に電飾の光景が増えました。凛々と日毎に寒さがつのる夜に、街中は電飾の大流行です。その中に、かすかに輝く寒昴は澄み渡る冬の夜空に映えています。寒い今の時季の夜空を見事に詠われました。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月3日 22:12 好きな句 ★薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢/佃 康水 何処のお寺でしょう?薄茶の接待もあるようですね?古刹であれば尚の事、日毎に深々と冷え込む茶屋におうすを待つ情景がありありと浮かびます。火鉢のみの暖房が如何にもお茶を頂く場所に相応しく思われます。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月3日 22:17 好きな句 ★寒風を蹴り少女らの逆上がり/小西 宏 今の時季は日が射して好天と言えども、時折吹く風は確かに寒いですね!!。「子供は風の子」とは、女の子も同じです。一生懸命逆上がりを練習している少女達への優しい眼差しが想われます。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月3日 22:23 好きな句 ★背の痛みふと忘れたる小春かな/河野啓一 日毎に寒さがつのるようになりましたが、寒さが和らぎ、風も無い日差しの中に居れば至福のひと時ですね!!。お日さまの恵みの偉大を覚える一瞬です。 返信する furuta keiji 2013年12月4日 7:55 デイリー句会投句 ima puraha ni imasu touku simasu nihongo nyuuryoku ga dekimasen saka ooki puraha ha siroki simo no matti jouato no nagori no kabe ni simo masiro simo tokete budoubatake no kirakira to 返信する 小口泰與 2013年12月4日 9:11 御礼 桑本栄太郎様 「寒昴」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントを頂き有難う御座います。この所雨も無く素晴らしい夜空を見る事が出来ています。 返信する 小口泰與 2013年12月4日 9:14 デイリー句会投句 ★炉話や和紙に包まる甘納豆 ★口切や白き波だつ湯檜曽川 ★北風や焼饅頭の味噌の味 返信する 多田有花 2013年12月4日 16:53 デイリー句会投句 冬うらら浮かぶがごとき航空機 雲ゆっくり北の空ゆく小六月 日ごと散る紅葉や空の透きとおる 返信する 多田有花 2013年12月4日 16:55 お礼 小西 宏さま、 「海へゆく川のみ光り冬霞」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 増位山頂から見た播磨灘へと流れる市川の姿です。 平野部に入ってからの蛇行する姿が光ってよくわかりました。 返信する 多田有花 2013年12月4日 16:58 好きな句 saka ooki puraha ha siroki simo no matti/furuta keiji プラハにいらっしゃるのですね。寒いことでしょう。 私が行ったのは夏でした。 ヴルタヴァ川をカヌーでプラハまでくだりました。 旅を楽しんでください。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月4日 18:25 デイリー句会投句 ★焼き跡の黒き模様の冬田かな ★日溜りの壁に憩えば冬日燦 ★橙の黄明かり重き土塀かな 返信する 小西 宏 2013年12月4日 19:53 お礼 桑本栄太郎さま 「寒風を蹴り少女らの逆上がり」へお言葉の、たいへんありがとうございました。鉄棒は少女たちの方が上手なようですね。 返信する 桑本栄太郎様 2013年12月4日 20:45 お礼 桑本栄太郎様 「薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢」へ素晴らしいお言葉を賜り誠に有難うございます。先日ご紹介いたしました三滝寺です。先日行った日紅葉祭りの様な特別な日に開園したお庭でお抹茶のお接待が有ります。ごうごうと落ちてくる瀧を眺めながら床几と言う赤い布を掛けて有る椅子に座ってお薄茶を待って居る間に火鉢が用意され初火鉢だったので感動いたしました。 返信する 小西 宏 2013年12月4日 21:17 好きな句 ☆坂多きプラハは白き霜の街 /古田啓一☆ 勝手に日本文に書き換えました。ごめんなさい。行ったことはありませんが憧れの町です。冬の厳しい街でしょうが、寒さはそれを補って余りある、美しい落ち着きを示す処なのでしょう。 返信する 小西 宏 2013年12月4日 21:18 デイリー句会投句 ★味噌汁に冬日の恵み朝の窓 ★金星の冬空蒼し峰の影 ★青深く街の灯定む冬の闇 返信する 黒谷光子 2013年12月4日 22:36 デイリー句会投句 山茶花の垣根の向こう子らの声 自転車の篭に手編みの毛糸帽 庭の木に生りしと蜜柑届けられ 返信する 黒谷光子 2013年12月4日 22:52 お礼 有花様、栄太郎様、康水様 「蕪の白」の句にコメントをいただきまして有難うございます。我が家の畑で採れる蕪、大根や白菜、毎日何かは食卓に登場します。畑から取り土を落とすのは門の前を流れる川です。ありがとうございました。 返信する 黒谷光子 2013年12月4日 23:06 好きな句 薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢/康水 古刹のお茶室で頂くお薄は格別に美味しいことでしょう。待合の火鉢も何よりのおもてなし、情景が目に浮かびます。 返信する 小口泰與 2013年12月5日 10:24 デイリー句会投句 ★ちり鍋や捨てかねている釣道具 ★夕照の浅間や風に乗る木の葉 ★笹鳴きや置き忘れたるアイフォーン 返信する 桑本栄太郎 2013年12月5日 16:43 デイリー句会投句 ★もくれんの冬芽しかじか尖りけり ★ちりちりと赤き山襞冬の嶺 ★日が射せど風のおらぶや十二月 返信する 黒谷光子 2013年12月5日 17:12 デイリー句会投句 冬の田を北へと糠を燃す煙 特急の過ぎしホームの風寒き 同年のよしみと集い忘年会 返信する 多田有花 2013年12月5日 18:54 デイリー句会投句 風吹けば幾千万の落葉降る あいさつの声冬菊の向こうより 極月の三日月日々を丁寧に 返信する 多田有花 2013年12月5日 18:58 好きな句 ★ちり鍋や捨てかねている釣道具/小口泰與 多趣味な人は趣味の道具があれこれ溜まりますね。 もう使わないかな、と思ってもなかなか手放せないものです。 年末に思い切って整理をしようか、と思いつつなかなか、というところでしょうか。 返信する 小西 宏 2013年12月5日 20:18 好きな句 ☆特急の過ぎしホームの風寒き /黒谷光子☆ 特急が止まらない駅というのはちょっと寂しいところもありますね。過ぎる電車の残す風もことさら寒く感じられます。 返信する 小西 宏 2013年12月5日 20:19 デイリー句会投句 ★盛り高く香を放ちいる葱の畝 ★大根の並ぶ葉のさま魔女の髪 ★小春日や枝に鴉の熟し柿 返信する 小口泰與 2013年12月6日 8:59 御礼 多田有花様 「ちり鍋」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントを賜わり有難う御座いました。 釣りから遠のいて三年になりますが、沢山の道具が納戸にあり困っています。 返信する 小口泰與 2013年12月6日 9:02 デイリー句会投句 ★山風に番茶の似合う炬燵かな ★山すその寒灯ゆれし風の音 ★カプチーノ飲み終わりけり北颪 返信する 多田有花 2013年12月6日 16:43 デイリー句会投句 真昼の陽明るく木の葉降りやまず 山影が冬の霞の中に浮く いま落ちしばかりの木の葉踏みてゆく 返信する 桑本栄太郎 2013年12月6日 17:55 デイリー句会投句 ★池の辺の風の素通り蘆枯るる ★枯蘆の踊るばかりや風の音 ★さざ波の岸に久遠や冬の池 返信する 古田敬二 2013年12月7日 0:40 デイリー句会投句 坂多きプラハは白き霜の街 城郭の名残の壁に霜真白 森奥へ霜の白さの伸びており 返信する 小口泰與 2013年12月7日 9:51 デイリー句会投句 ★神の留守浅間は雪をかずきけり ★あけぼのや影の散らばる寒雀 ★火の山の南面とけし冬芽かな 返信する 桑本栄太郎 2013年12月7日 18:08 デイリー句会投句 ★採り跡の千々の乱れや冬菜畑 ★外焚きの風呂の閉ざされ冬日さす ★大雪の吾にもありぬ秘密保持 返信する 桑本栄太郎 2013年12月7日 18:14 投句の訂正 三句目の訂正を願います 誤)★大雪の吾にもありぬ秘密保持 ↓ 正)★大雪の吾にもありぬ秘密保護 返信する 多田有花 2013年12月7日 18:49 デイリー句会投句 啄木鳥や静かに落葉つづく森 やわらかく墓所に降り積む落葉かな 岩尾根の冬青空の中に立つ 返信する 小口泰與 2013年12月8日 9:19 デイリー句会投句 ★小春日や飛行機雲のどこまでも ★着ぶくれて人待ち顔や南口 ★木枯しや薄れはじめし黒インク 返信する 佃 康水 2013年12月8日 10:36 好きな句 もくれんの冬芽しかじか尖りけり/桑本栄太郎 「しかじか尖り」こう言う言い方も有ることを大変勉強になりました。境内に有るもくれんの冬芽を改めて見上げました。 返信する 佃 康水 2013年12月8日 10:45 お礼 「薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢」の句に温かいお言葉を誠に有難うございました。先日、古刹の紅葉祭りに行った際、薄茶を頂いたのですが小さな火鉢が用意され、初火鉢だったのでなお更に感激いたしました。お礼が遅れて申し訳ございません。 返信する 佃 康水 2013年12月8日 10:48 お詫び 黒谷光子様 前記のお礼は黒谷光子様へのお礼でした。訂正してお詫び申し上げます。 返信する 佃 康水 2013年12月8日 10:53 デイリー句会投句 大隈庭園 2句 ★師と友とそぞろ歩むや路地小春 ★餅搗くや蒸かす匂いの園に満ち ★言祝ぎの句座や聖樹の灯を点し 返信する 小川和子 2013年12月8日 16:40 デイリー句会投句 黄昏て冬菊いさぎよく薫る 普請の音冬空高く木霊する 賛美歌の調べ満ちくる待降節 返信する 多田有花 2013年12月8日 18:32 デイリー句会投句 大雪の光を返し散らばる池 冬霧の丹波の国に入りにけり 仲冬や頂に望む若狭富士 返信する 多田有花 2013年12月8日 18:38 好きな句 ★言祝ぎの句座や聖樹の灯を点し/佃 康水 6日のお食事会の様子ですね。 お祝いを言う人言われる人、誰もが心に晴れやかなものを持って集われたと思います。 聖樹がさらに華やかさを添えています。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月8日 19:45 お礼 佃 康水様 「もくれんの冬芽しかじか尖りけり」の句をお選び頂き、過分なるお言葉も頂戴しまして恐縮します。大変有難うございます。すっかり葉を落としたもくれんの木に、冬芽がしっかり備わっています。もくれんの枝と冬芽は幾何学的な鋭角に伸び、何か意思のあるかのように思えます。その光景を「しかじか」と詠んでみました。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月8日 19:57 デイリー句会投句 ★散り尽くし桜冬芽の青空に ★冬耕の土乾きいる野風かな ★吾を待つかに揺らぎ初め蘆枯るる 返信する 桑本栄太郎 2013年12月8日 20:10 好きな句 ★師と友とそぞろ歩むや路地小春/佃 康水 12月6日の食事会の時の光景のようですね? 両先生を初め、知己の方、初めてお会いする方共々、暖かい小春日和の中の和やかな散策が想われます。「そぞろ歩む~路地小春」の措辞が効いていますね!!。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月8日 20:18 好きな句 ★賛美歌の調べ満ちくる待降節/小川和子 12月25日のイエス・キリストの生誕に向けて、大切なアドベントの日々ですね。あらためてその日を待ち望む意義と、感謝を込めて歌う賛美歌は祈りそのものです。とても共感するところです。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月8日 20:28 好きな句 ★冬霧の丹波の国に入りにけり/多田有花 当地、京都でもそうですが良く晴れた冬の朝は、冬霧が発生します。山深い丹波の国に冬霧がゆったり押し寄せる光景が、目の当たりに見えるようで素敵です。平明なる詠みの中に格調が窺え、丹波の国との地名が効いています。まるで墨絵の俳句表現のように素晴らしい!!。 返信する 小西 宏 2013年12月8日 23:05 好きな句 ☆黄昏て冬菊いさぎよく薫る /小川和子☆ 冬菊の可憐さと、その潔さに感じられるほのかな香りに心慰められます。 返信する 小西 宏 2013年12月8日 23:07 デイリー句会投句 ★霜の朝瓦にやわき廚の灯 ★冬晴れの大船観音白き笑み ★冬星やサンチョパンサのごとく我 返信する 古田敬二 2013年12月9日 0:16 デイリー句会投句 オリオン座大きい朝に旅に出る 東天に三日月寒し旅に出る 初霜を踏んで旅立つ外つ国へ 返信する 小口泰與 2013年12月9日 8:39 デイリー句会投句 ★寒禽や利根の河原の石数多 ★せせらぎに風音まじる寝酒かな ★夕照に包まる庭のみかんかな 返信する 祝恵子 2013年12月9日 8:54 デイリー句会投句 ★山茶花の落ちて水鉢数増やす ★石蕗の花朱塗りの寺の観音さま ★竹馬の並んで園児の遊ぶ声 返信する 迫田和代 2013年12月9日 13:25 デイリー句会投句 ★初雪や待ちかねた子供の叫び声 ★名も知らぬ川面に浮かぶ散紅葉 ★公園に初雪舞って広さ知る 返信する 多田有花 2013年12月9日 17:23 デイリー句会投句 十二月八日八十翁と頂に 山茶花を屋根より高く咲かせおり 今年の葉すべて手放し裸木に 返信する 多田有花 2013年12月9日 17:26 お礼 桑本栄太郎さま、 「冬霧の丹波の国に入りにけり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 昨日、播磨と丹波の境である小野尻トンネルを通りました。 トンネルを抜けたとたん、眼下に霧が広がっていて、丹波に来たのだなあ、と感じました。 返信する 桑本栄太郎 2013年12月9日 17:38 デイリー句会投句 ★箒木の赤に冬日の陽射しかな ★菜園の語り賑わい冬ぬくし ★吹き溜まる銀杏落葉を踏みゆけり 返信する 佃 康水 2013年12月9日 19:12 お礼 多田有花様 「言祝ぎの句座や聖樹の灯を点し」の句へ勿体ないお言葉を頂き有難うございます。初対面の方が多く少し緊張致しましたが和やかな中に盛り上がりました。 花冠俳句のお仲間とも何時かまたお会い出来たら楽しいだろうなと思っていました。 桑本栄太郎様 「師と友とそぞろ歩むや路地小春」の句に大変嬉しいお言葉を頂き有難うございます。会の始まる前に正子先生と安藤様と大隈庭園を散策致しました。小春日和で気持ち良く、先生と句友と一緒ですのでまた格別の思いでした。大阪の時も楽しかったですね。 返信する 小川和子 2013年12月9日 20:01 お礼 桑本栄太郎様 「待降節」の句をお選び頂き、共感のコメントを頂きましてありがとうございます。今年も早やクリスマスを待ち望む季節となりましたね。 小西宏様 「冬菊」の句をお選び頂き、コメントをお寄せ頂きましてありがとうございます。近くの菜園に咲く冬菊ですが、黄昏に尚りんとして咲く冬菊です。 返信する 小口泰與 2013年12月10日 8:19 デイリー句会投句 ★枯れかれてなお鶏頭の紅かりし ★切干や父の遺愛の腕時計 ★我が影のガリファの如き冬田かな 返信する 河野啓一 2013年12月10日 16:24 お礼 桑本栄太郎さま 「小春」の句に嬉しいコメント誠に有難うございました。 返信する 河野啓一 2013年12月10日 16:31 デイリー句会 ★よこざまに雀飛び来て落つ師走 ★枝の先年越す構え夏蜜柑 ★海望む山の畑のオリーブよ 返信する 桑本栄太郎 2013年12月10日 16:49 デイリー句会投句 ★山茶花や日毎に紅の饒舌に ★時雨れつつ青空のぞく嶺の奥 ★踏みしだき道の片方(かたえ)や落葉踏む 返信する 多田有花 2013年12月10日 17:12 Unknown 暁の窓に轟く冬の雷 <姫路城・修理見学施設二句> 凩の街見る天空の白鷺より 冬桜修理の天守を仰ぎ咲く 返信する 黒谷光子 2013年12月10日 20:33 デイリー句会投句 蹲踞の明かりとなりて石蕗の花 庭石のありて寄り添う石蕗の花 早々と上がり半分冬の月 返信する 古田敬二 2013年12月10日 23:52 デイリー句会投句 登る陽に初霜の我が街染まり初む セントレア空港 冬波のきらめく海から外つ国へ 冬の海に機影走らせ旅に立つ 返信する
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デイリー句会投句
★橙の早もやも切られし今朝の庭
★焼き芋の香り漂う厨口
★白波の海に太刀魚釣り来る
デイリー句会投句
★風吹けば銀杏落葉の道を往く
★釣り人の独りの黙や枯尾花
★節々の骨のきしみや嵐雪忌
好きな句
★焼き芋の香り漂う厨口/j河野啓一
我家でも壊れた鍋を利用して蒸し焼きにし、時々焼き芋を作ります。甘くて香ばしい香りが漂い始めますと、何か幸せな気分になるから不思議ですね!!。
寒い冬のささやかな幸せです。
投句場所間違いのお詫び
大変申し訳ございません!!。
投句場所を間違えてしまいました。
11月30日(土)の正しい場所に、投句と好きな句を再度投稿させて頂きました。
宜しくお願い申し上げます。
デイリー句会投句
★熱燗や大河を越ゆる風の音
★十州の境や山の眠りおり
★隼の風袈裟切りに飛びにけり
お礼
桑本栄太郎さま
[焼き芋」の句に愉快なコメントを賜り有り難うございました。
Unknown
★冬の川碧く光りて西の方
★年相応不如意続きて師走かな
★鳥影の舞うかと見れば柿の葉散る
デイリー句会投句
★紅と黄とみどりの交じる落葉踏む
★ちりちりと満天星つつじの冬紅葉
★山襞の夕日に赤し冬の嶺
デイリー句会投句
冬晴れの播丹国境を歩く
冬麗のなかに立ちおり千ヶ峰
小春の山下りゆっくりとぬるめの湯
好きな句
★熱燗や大河を越ゆる風の音/小口泰與
大河は利根川でしょうか。
外は北風が吹く寒い夜、熱燗がおいしいですね。
デイリー句会投句
頂上は初冠雪らし伊吹山
洗い終え積めば輝く蕪の白
蕪引きて煮物に汁にあちゃら漬け
デイリー句会投句
★セーターを脱いで湯気立つ遊びの子
★枯れ芝をはたき夕日に腰上げる
★里山に残る夕日や冬もみじ
好きな句
☆洗い終え積めば輝く蕪の白/黒谷光子
今、大小共に店頭に蕪が並ぶ季節になりました。泥付きの蕪を洗うと真っ白に輝き、多くを積み上げると一層「蕪の白」が際立ちます。美味しいご馳走も浮かびます。
デイリー句会投句
★栴檀の実へ青空の近くなり
★藪深くかさり音たて笹子鳴く
★浅瀬に餌掘り出す鴨へ砂煙
御礼
多田有花様
「熱燗」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしい句評を有難う御座います。前橋は町を二分するように大きな利根川がゆったりと流れています。
デイリー句会投句
★隼や風の鍛えし里の子等
★夕暮れの風にさわだつ落葉かな
★電飾や冬夕焼のあかあかと
デイリー句会
★城壁の巨石に影を冬紅葉
★鳥居抜け紅葉と幟の七五三
★冬ざくら橋より見送る遊覧船
デイリー句会投句
★着水の飛沫耀よう冬の池
★朝日背にルアー投げ入れ冬の池
★佇めば蘆を抜けゆく冬の風
好きな句
★洗い終え積めば耀く蕪の白/黒谷光子
急激に寒くなる今の時季、畑から抜いて来た大根、蕪等を川べりにて藁たわしで洗っていた田舎の光景を懐かしく想い出しました。水が冷たいほど、大根、蕪の鮮やかな色が想われます。
好きな句
★セーターを脱いで湯気立つ遊びの子/小西 宏
いくら天気が良くても、風が冷たくなって来ました。そんな中でも、子供達は薄暗くなるまで走り周って遊んでいます。子供は風の子ですね!!。情景が眼に見えるようです。
デイリー句会投句
登る足朴の落葉の上に置く
ふかふかと落葉に埋もれ下りけり
冬の昼山下りし身を泡風呂に
好きな句
★栴檀の実へ青空の近くなり/佃 康水
今の時季、真っ青な冬空へねずみもち、がまずみ、南天、ピラカンサなどの実が稔り、下から眺めれば本当に空が近くなった様相です。真っ青な冬空と植物の実の対比が、如何にも仲冬の寒さの中にも風情を覚えます。
好きな句
洗い終え積めば輝く蕪の白/黒谷光子
洗い上げられた蕪に日の光があたっている、そういう情景を想像します。
これからお漬物に、煮物に姿を変えて食卓に登場しますね。
好きな句
★ふかふかと落葉に埋もれ下りけり/多田有花
山歩きの下山のようですね?落葉の香りを感じながらふかふかと歩き、深山の落葉のふとんが温かく感じられます。あの落葉の足裏の感触は堪りませんね!!。
お礼
桑本栄太郎様
「栴檀の実へ青空の近くなり」に素晴らしいお言葉を賜り大変うれしく読ませて頂きました。栴檀の木は街路樹でも公園のものでも皆、大樹で見上げなければ見えません。仰る様に下から眺めるとたわわに実った実は何時も青空に有って空が近くなった様に思いました。
お礼
桑本栄太郎さま
「セーターを脱いで湯気立つ遊びの子」に嬉しいお言葉をお送りくださり、たいへんありがとうございました。
デイリー句会投句
★森奥のひと光なり花八手
★午後の日の影長き野に木の葉踏む
★木の葉旧る小楢の道に癒される
デイリー句会投句
★電飾の女神や空に寒昴
★あかあかと日の沈みけり生姜酒
★ごつごつの山襞迫り枯芭蕉
デイリー句会
★背の痛みふと忘れたる小春かな
★鳥飛ぶや大き柿の葉散りにけり
★大和より赤き大きい柿届く
デイリー句会投句
誰も居ぬさらに鮮やか冬紅葉
海へゆく川のみ光り冬霞
冬霧の晴れゆく今朝の快晴に
お礼
桑本栄太郎さま、
「ふかふかと落葉に埋もれ下りけり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
山から下りるとき、落葉がたくさん吹きだまって足が埋もれてしまうほどになっている場所がありました。
これは山ならではの楽しみです。
Unknown
★枯萩の枝垂れて長き坂の道
★山襞の赤の極みや冬の嶺
★散り終わり桜冬芽となりしかな
デイリー句会投句
★枯萩の枝垂れて長き坂の道
★山襞の赤の極みや冬の嶺
★散り終わり桜冬芽となりしかな
好きな句
☆背の痛みふと忘れたる小春かな/河野啓一
先だって外科の方の治療をなさって居たのですが寒くなって来ると直に影響し痛みを感じて居られるのでしょう。温かい日はふとその痛みも和らぎ小春日和に気持ちまで和らいで参ります。御句よりその気持ちがしっかり伝わって参ります。どうぞお大事になさって下さいませ。
デイリー句会投句
★風立ちて銀杏落ち葉の路地駆ける
★畝ごとに色とりどりの冬菜かな
★薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢
好きな句
☆海へゆく川のみ光り冬霞 /多田有花☆
薄ぼんやりとした冬霞の中に一筋大きく光る水の流れ。「海へゆく川のみ」の措辞に滔々たる冬の大河の景色を眺めます。
デイリー句会投句
★陽の崖の落ち葉だまりに猫眠る
★寒風を蹴り少女らの逆上がり
★くっきりと街の灯定む冬の闇
好きな句
★電飾の女神や空に寒昴/小口泰與
12月に入り、至る所に電飾の光景が増えました。凛々と日毎に寒さがつのる夜に、街中は電飾の大流行です。その中に、かすかに輝く寒昴は澄み渡る冬の夜空に映えています。寒い今の時季の夜空を見事に詠われました。
好きな句
★薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢/佃 康水
何処のお寺でしょう?薄茶の接待もあるようですね?古刹であれば尚の事、日毎に深々と冷え込む茶屋におうすを待つ情景がありありと浮かびます。火鉢のみの暖房が如何にもお茶を頂く場所に相応しく思われます。
好きな句
★寒風を蹴り少女らの逆上がり/小西 宏
今の時季は日が射して好天と言えども、時折吹く風は確かに寒いですね!!。「子供は風の子」とは、女の子も同じです。一生懸命逆上がりを練習している少女達への優しい眼差しが想われます。
好きな句
★背の痛みふと忘れたる小春かな/河野啓一
日毎に寒さがつのるようになりましたが、寒さが和らぎ、風も無い日差しの中に居れば至福のひと時ですね!!。お日さまの恵みの偉大を覚える一瞬です。
デイリー句会投句
ima puraha ni imasu
touku simasu
nihongo nyuuryoku ga dekimasen
saka ooki puraha ha siroki simo no matti
jouato no nagori no kabe ni simo masiro
simo tokete budoubatake no kirakira to
御礼
桑本栄太郎様
「寒昴」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントを頂き有難う御座います。この所雨も無く素晴らしい夜空を見る事が出来ています。
デイリー句会投句
★炉話や和紙に包まる甘納豆
★口切や白き波だつ湯檜曽川
★北風や焼饅頭の味噌の味
デイリー句会投句
冬うらら浮かぶがごとき航空機
雲ゆっくり北の空ゆく小六月
日ごと散る紅葉や空の透きとおる
お礼
小西 宏さま、
「海へゆく川のみ光り冬霞」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
増位山頂から見た播磨灘へと流れる市川の姿です。
平野部に入ってからの蛇行する姿が光ってよくわかりました。
好きな句
saka ooki puraha ha siroki simo no matti/furuta keiji
プラハにいらっしゃるのですね。寒いことでしょう。
私が行ったのは夏でした。
ヴルタヴァ川をカヌーでプラハまでくだりました。
旅を楽しんでください。
デイリー句会投句
★焼き跡の黒き模様の冬田かな
★日溜りの壁に憩えば冬日燦
★橙の黄明かり重き土塀かな
お礼
桑本栄太郎さま
「寒風を蹴り少女らの逆上がり」へお言葉の、たいへんありがとうございました。鉄棒は少女たちの方が上手なようですね。
お礼
桑本栄太郎様
「薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢」へ素晴らしいお言葉を賜り誠に有難うございます。先日ご紹介いたしました三滝寺です。先日行った日紅葉祭りの様な特別な日に開園したお庭でお抹茶のお接待が有ります。ごうごうと落ちてくる瀧を眺めながら床几と言う赤い布を掛けて有る椅子に座ってお薄茶を待って居る間に火鉢が用意され初火鉢だったので感動いたしました。
好きな句
☆坂多きプラハは白き霜の街 /古田啓一☆
勝手に日本文に書き換えました。ごめんなさい。行ったことはありませんが憧れの町です。冬の厳しい街でしょうが、寒さはそれを補って余りある、美しい落ち着きを示す処なのでしょう。
デイリー句会投句
★味噌汁に冬日の恵み朝の窓
★金星の冬空蒼し峰の影
★青深く街の灯定む冬の闇
デイリー句会投句
山茶花の垣根の向こう子らの声
自転車の篭に手編みの毛糸帽
庭の木に生りしと蜜柑届けられ
お礼
有花様、栄太郎様、康水様
「蕪の白」の句にコメントをいただきまして有難うございます。我が家の畑で採れる蕪、大根や白菜、毎日何かは食卓に登場します。畑から取り土を落とすのは門の前を流れる川です。ありがとうございました。
好きな句
薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢/康水
古刹のお茶室で頂くお薄は格別に美味しいことでしょう。待合の火鉢も何よりのおもてなし、情景が目に浮かびます。
デイリー句会投句
★ちり鍋や捨てかねている釣道具
★夕照の浅間や風に乗る木の葉
★笹鳴きや置き忘れたるアイフォーン
デイリー句会投句
★もくれんの冬芽しかじか尖りけり
★ちりちりと赤き山襞冬の嶺
★日が射せど風のおらぶや十二月
デイリー句会投句
冬の田を北へと糠を燃す煙
特急の過ぎしホームの風寒き
同年のよしみと集い忘年会
デイリー句会投句
風吹けば幾千万の落葉降る
あいさつの声冬菊の向こうより
極月の三日月日々を丁寧に
好きな句
★ちり鍋や捨てかねている釣道具/小口泰與
多趣味な人は趣味の道具があれこれ溜まりますね。
もう使わないかな、と思ってもなかなか手放せないものです。
年末に思い切って整理をしようか、と思いつつなかなか、というところでしょうか。
好きな句
☆特急の過ぎしホームの風寒き /黒谷光子☆
特急が止まらない駅というのはちょっと寂しいところもありますね。過ぎる電車の残す風もことさら寒く感じられます。
デイリー句会投句
★盛り高く香を放ちいる葱の畝
★大根の並ぶ葉のさま魔女の髪
★小春日や枝に鴉の熟し柿
御礼
多田有花様
「ちり鍋」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントを賜わり有難う御座いました。
釣りから遠のいて三年になりますが、沢山の道具が納戸にあり困っています。
デイリー句会投句
★山風に番茶の似合う炬燵かな
★山すその寒灯ゆれし風の音
★カプチーノ飲み終わりけり北颪
デイリー句会投句
真昼の陽明るく木の葉降りやまず
山影が冬の霞の中に浮く
いま落ちしばかりの木の葉踏みてゆく
デイリー句会投句
★池の辺の風の素通り蘆枯るる
★枯蘆の踊るばかりや風の音
★さざ波の岸に久遠や冬の池
デイリー句会投句
坂多きプラハは白き霜の街
城郭の名残の壁に霜真白
森奥へ霜の白さの伸びており
デイリー句会投句
★神の留守浅間は雪をかずきけり
★あけぼのや影の散らばる寒雀
★火の山の南面とけし冬芽かな
デイリー句会投句
★採り跡の千々の乱れや冬菜畑
★外焚きの風呂の閉ざされ冬日さす
★大雪の吾にもありぬ秘密保持
投句の訂正
三句目の訂正を願います
誤)★大雪の吾にもありぬ秘密保持
↓
正)★大雪の吾にもありぬ秘密保護
デイリー句会投句
啄木鳥や静かに落葉つづく森
やわらかく墓所に降り積む落葉かな
岩尾根の冬青空の中に立つ
デイリー句会投句
★小春日や飛行機雲のどこまでも
★着ぶくれて人待ち顔や南口
★木枯しや薄れはじめし黒インク
好きな句
もくれんの冬芽しかじか尖りけり/桑本栄太郎
「しかじか尖り」こう言う言い方も有ることを大変勉強になりました。境内に有るもくれんの冬芽を改めて見上げました。
お礼
「薄茶待つ古刹の茶屋に初火鉢」の句に温かいお言葉を誠に有難うございました。先日、古刹の紅葉祭りに行った際、薄茶を頂いたのですが小さな火鉢が用意され、初火鉢だったのでなお更に感激いたしました。お礼が遅れて申し訳ございません。
お詫び
黒谷光子様
前記のお礼は黒谷光子様へのお礼でした。訂正してお詫び申し上げます。
デイリー句会投句
大隈庭園 2句
★師と友とそぞろ歩むや路地小春
★餅搗くや蒸かす匂いの園に満ち
★言祝ぎの句座や聖樹の灯を点し
デイリー句会投句
黄昏て冬菊いさぎよく薫る
普請の音冬空高く木霊する
賛美歌の調べ満ちくる待降節
デイリー句会投句
大雪の光を返し散らばる池
冬霧の丹波の国に入りにけり
仲冬や頂に望む若狭富士
好きな句
★言祝ぎの句座や聖樹の灯を点し/佃 康水
6日のお食事会の様子ですね。
お祝いを言う人言われる人、誰もが心に晴れやかなものを持って集われたと思います。
聖樹がさらに華やかさを添えています。
お礼
佃 康水様
「もくれんの冬芽しかじか尖りけり」の句をお選び頂き、過分なるお言葉も頂戴しまして恐縮します。大変有難うございます。すっかり葉を落としたもくれんの木に、冬芽がしっかり備わっています。もくれんの枝と冬芽は幾何学的な鋭角に伸び、何か意思のあるかのように思えます。その光景を「しかじか」と詠んでみました。
デイリー句会投句
★散り尽くし桜冬芽の青空に
★冬耕の土乾きいる野風かな
★吾を待つかに揺らぎ初め蘆枯るる
好きな句
★師と友とそぞろ歩むや路地小春/佃 康水
12月6日の食事会の時の光景のようですね?
両先生を初め、知己の方、初めてお会いする方共々、暖かい小春日和の中の和やかな散策が想われます。「そぞろ歩む~路地小春」の措辞が効いていますね!!。
好きな句
★賛美歌の調べ満ちくる待降節/小川和子
12月25日のイエス・キリストの生誕に向けて、大切なアドベントの日々ですね。あらためてその日を待ち望む意義と、感謝を込めて歌う賛美歌は祈りそのものです。とても共感するところです。
好きな句
★冬霧の丹波の国に入りにけり/多田有花
当地、京都でもそうですが良く晴れた冬の朝は、冬霧が発生します。山深い丹波の国に冬霧がゆったり押し寄せる光景が、目の当たりに見えるようで素敵です。平明なる詠みの中に格調が窺え、丹波の国との地名が効いています。まるで墨絵の俳句表現のように素晴らしい!!。
好きな句
☆黄昏て冬菊いさぎよく薫る /小川和子☆
冬菊の可憐さと、その潔さに感じられるほのかな香りに心慰められます。
デイリー句会投句
★霜の朝瓦にやわき廚の灯
★冬晴れの大船観音白き笑み
★冬星やサンチョパンサのごとく我
デイリー句会投句
オリオン座大きい朝に旅に出る
東天に三日月寒し旅に出る
初霜を踏んで旅立つ外つ国へ
デイリー句会投句
★寒禽や利根の河原の石数多
★せせらぎに風音まじる寝酒かな
★夕照に包まる庭のみかんかな
デイリー句会投句
★山茶花の落ちて水鉢数増やす
★石蕗の花朱塗りの寺の観音さま
★竹馬の並んで園児の遊ぶ声
デイリー句会投句
★初雪や待ちかねた子供の叫び声
★名も知らぬ川面に浮かぶ散紅葉
★公園に初雪舞って広さ知る
デイリー句会投句
十二月八日八十翁と頂に
山茶花を屋根より高く咲かせおり
今年の葉すべて手放し裸木に
お礼
桑本栄太郎さま、
「冬霧の丹波の国に入りにけり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
昨日、播磨と丹波の境である小野尻トンネルを通りました。
トンネルを抜けたとたん、眼下に霧が広がっていて、丹波に来たのだなあ、と感じました。
デイリー句会投句
★箒木の赤に冬日の陽射しかな
★菜園の語り賑わい冬ぬくし
★吹き溜まる銀杏落葉を踏みゆけり
お礼
多田有花様
「言祝ぎの句座や聖樹の灯を点し」の句へ勿体ないお言葉を頂き有難うございます。初対面の方が多く少し緊張致しましたが和やかな中に盛り上がりました。 花冠俳句のお仲間とも何時かまたお会い出来たら楽しいだろうなと思っていました。
桑本栄太郎様
「師と友とそぞろ歩むや路地小春」の句に大変嬉しいお言葉を頂き有難うございます。会の始まる前に正子先生と安藤様と大隈庭園を散策致しました。小春日和で気持ち良く、先生と句友と一緒ですのでまた格別の思いでした。大阪の時も楽しかったですね。
お礼
桑本栄太郎様
「待降節」の句をお選び頂き、共感のコメントを頂きましてありがとうございます。今年も早やクリスマスを待ち望む季節となりましたね。
小西宏様
「冬菊」の句をお選び頂き、コメントをお寄せ頂きましてありがとうございます。近くの菜園に咲く冬菊ですが、黄昏に尚りんとして咲く冬菊です。
デイリー句会投句
★枯れかれてなお鶏頭の紅かりし
★切干や父の遺愛の腕時計
★我が影のガリファの如き冬田かな
お礼
桑本栄太郎さま
「小春」の句に嬉しいコメント誠に有難うございました。
デイリー句会
★よこざまに雀飛び来て落つ師走
★枝の先年越す構え夏蜜柑
★海望む山の畑のオリーブよ
デイリー句会投句
★山茶花や日毎に紅の饒舌に
★時雨れつつ青空のぞく嶺の奥
★踏みしだき道の片方(かたえ)や落葉踏む
Unknown
暁の窓に轟く冬の雷
<姫路城・修理見学施設二句>
凩の街見る天空の白鷺より
冬桜修理の天守を仰ぎ咲く
デイリー句会投句
蹲踞の明かりとなりて石蕗の花
庭石のありて寄り添う石蕗の花
早々と上がり半分冬の月
デイリー句会投句
登る陽に初霜の我が街染まり初む
セントレア空港
冬波のきらめく海から外つ国へ
冬の海に機影走らせ旅に立つ