●投句箱10月1日~10日● 2013年10月10日 05:27 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2013年10月1日 8:44 デイリー句会投句 ★咲き満ちて鶏頭の花や青き空 ★この時季の時をたがえず鉦叩 ★コスモスや山肌駆ける影迅し 返信する 河野啓一 2013年10月1日 10:42 デイリー句会投句 ★月招く穂芒風の吹くままに ★苅田広き明日香村なる棚田かな ★九月尽歩行練習積み重ね 返信する 小口泰與 2013年10月2日 8:54 デイリー句会投句 ★あかあかと燃え出づ日差しすすきかな ★曼珠沙華今朝の赤城は紫紺なり ★灘酒に片や越後の濁り酒 返信する 古田敬二 2013年10月2日 21:46 投句 ポケットにごつごつ栗を拾いけり コスモスを手折りて妻へ土産とす 縁側へごろごろ転がす秋野菜 返信する 黒谷光子 2013年10月2日 23:03 投句 萩の庭向こうに連なる峰三つ 句碑二つ読みあぐみおり紅葉寺 紅葉に茶室幾棟光悦寺 返信する 河野啓一/正子転記 2013年10月3日 7:19 デイリー句会投句 ★ボタン植う植穴大きく堆肥入れ ★芋の 露青空映し転がりぬ ★無花果や裂けて豊かな種の見え 返信する 小口泰與 2013年10月3日 10:07 デイリー句会投句 ★先駆けて山にひろごる茸かな ★秋の山靄の帳に隠れけり ★曇天の庭に咲きたる鶏頭花 返信する 河野啓一 2013年10月3日 13:59 デイリー句会 ★ 秋涼し朝の窓辺に箕面山 ★左右から手をひかれ幼子貝割菜 ★シップ薬放せぬ脚ぞちちろ虫 返信する 小西 宏 2013年10月3日 20:06 好きな句 ☆ポケットにごつごつ栗を拾いけり /古田敬二☆ そんなにたくさんの栗ではありませんね。でもそれだけに、一つ一つの粒を大切に、よく覚えています。子供の頃からの、秋の思いはさらに深まります。 返信する 小西 宏 2013年10月3日 20:08 デイリー句会投句 ★桜葉に紅ひそひそと秋深し ★天辺を欠いて切り立つ秋の虹 ★午後四時のひとり鳴きいる法師蝉 返信する 黒谷光子 2013年10月3日 20:35 デイリー句会投句 紅葉の向うに青空澄み渡る 紅葉のひときわ濃きへ床几置き さわやかにオリオン朝の鐘を撞く 返信する 川名ますみ 2013年10月3日 22:16 デイリー句会投句 台風過川の上流から青天 多摩川の上手にひかり台風過 朝顔の隙なきほどの門前へ 返信する 河野啓一 2013年10月4日 8:52 訂正お願い 下記投句は同一日の重複投句となっておりましたので、お手数ながら本日10-04の投句に差し替えさせていただきたく存じます。よろしくお願い申し上げます。 2013-10-03 13:59:01★ 秋涼し朝の窓辺に箕面山 ★左右から手をひかれ幼子貝割菜 ★シップ薬放せぬ脚ぞちちろ虫 返信する 小口泰與 2013年10月4日 9:41 デイリー句会投句 ★一本の花鶏頭や門前に ★草刈機撥ねて飛ばせし曼珠沙華 ★秋草のいよよ野放図長けりけり 返信する 佃 康水 2013年10月4日 12:21 デイリー句会投句 ★球場の真っ赤に染まり天高し ★檀の実弾け夕日の色増しぬ ★紫苑咲く塀の高さへ見え隠れ 返信する 多田有花 2013年10月4日 16:34 デイリー句会投句 透き通る空の青さへ鵙高音 街道に辻に秋祭りの幟 信号を待てば金木犀の香り 返信する 多田有花 2013年10月4日 16:39 好きな句 さわやかにオリオン朝の鐘を撞く/黒谷光子 朝が明けるのが遅くなってきました。 朝の鐘をつかれるころにはオリオン座が瞬いているのでしょう。 さわやかな朝の冷気の中へ鐘が響き渡っていきます。 返信する 古田敬二 2013年10月4日 22:29 デイリー句会投句 天高しパン屋の香りの中を行く 信号を渡る御所から虫の声 石垣は古びてこぼす虫の声 返信する 古田敬二 2013年10月4日 22:29 Unknown 小西さん、栗の句にコメントありがとうございました。 返信する 小西 宏 2013年10月5日 0:04 デイリー句会投句 ★森奥の土に茸の白静か ★風さわぐ芝生に紅き小さき茸 ★霧雨の眼鏡に当たる街明かり 返信する 小口泰與 2013年10月5日 9:09 デイリー句会投句 ★初紅葉聞かばや志賀の峠道 ★遠山の襞くっきりや野分晴 ★木の実落つあぎとう鯉の目のやさし 返信する 迫田和代 2013年10月5日 14:06 デイリー句会投句 ★祖母くれた和代は昭和の淡い月 ★十六夜を仰ぎ坂道駈け上る ★青い海月明かりにて白波を 返信する 多田有花 2013年10月5日 16:40 デイリー句会投句 走る人歩く人あり秋山路 頂へ続く秋萩垂れる道 初物のりんごを齧る雨の午後 返信する 多田有花 2013年10月5日 16:43 好きな句 天高しパン屋の香りの中を行く/古田敬二 焼きたてのパンの香りはいいものです。 食欲の秋、おいしいパンが食べたくなりますね。 返信する 黒谷光子 2013年10月5日 22:10 デイリー句会投句 自転車で行くすすき穂の揺らぐ道 すすき道一叢ごとの穂の光り 追い風にペダル軽々すすき道 返信する 井上治代 2013年10月5日 22:56 デイリー句会投句 咲く花も枯れゆく花も彼岸花 風唸り変幻自在に秋の雲 新涼や樹間の空の青深し 返信する 河野啓一 2013年10月6日 8:51 デイリー句会投句 ★マスカット輝く波の山陽路 ★古里の秋果積み上げ道の駅 ★秋雨のそぼ降る中に古家かな 返信する 小口泰與 2013年10月6日 10:08 デイリー句会投句 ★揺れ動く幾重の影や秋桜 ★田一枚ここのみ倒る稲穂かな ★緑なす赤城の肌や野分晴 返信する 高橋秀之 2013年10月6日 14:01 デイリー句会投句 ★赤とんぼ目線の先をすっと飛ぶ ★赤とんぼ後を追いかけ追いつかず ★羽ばたきもゆったりして飛ぶ秋の蝶 返信する 黒谷光子 2013年10月6日 19:21 お礼 有花様、「さわやかにオリオン」の句にコメントをいただきまして、ありがとうございました。朝の5時、星空がきれいでした。うれしく読ませていただきました。 返信する 黒谷光子 2013年10月6日 19:25 投句 秋草に浮きて沈みて蝶二つ 縺れつつ野川を渡る秋の蝶 秋蝶の黄の小さきは低く飛ぶ 返信する 黒谷光子 2013年10月6日 19:54 好きな句 走る人歩く人あり秋山路/有花 ウオーキングに最適の季節になりました。歩く人や走る人で賑わう秋の山、行ってみたくなります。 返信する 小西 宏 2013年10月6日 19:55 好きな句 ☆古里の秋果積み上げ道の駅 /河野啓一☆ 道の駅のそもそもの姿はこんな所ではなかったのかと懐かしく思います。「秋果積み上げ」が古里らしく豊穣です。 返信する 佃 康水 2013年10月6日 21:03 デイリー句会投句 ★檀の実爆ぜて夕日へ色深む ★壺の中爆ぜて華やぐ檀の実 ★稲掛けに弾む家族へ空青し 返信する 小西 宏 2013年10月6日 22:44 デイリー句会投句 ★柿の実の空は今年もとても広い ★雨冷えの浅草あたり縄のれん ★澄める夜の酒や秋刀魚の一夜干 返信する 川名ますみ 2013年10月7日 0:41 デイリー句会投句 秋風の通っていたり吾が床に さらさらと西瓜切る音芳しく 梨の荷を積みトラックの走りゆく 返信する 小口泰與 2013年10月7日 10:36 デイリー句会投句 ★コスモスの雫もたばね剪りにけり ★唐黍の刈られし後や鳥の数 ★利根川の白波光り渡り鳥 返信する 河野啓一 2013年10月7日 10:58 お礼 小西宏さま 「古里の秋果積み上げ道の駅」にうれしいお言葉を頂戴し誠に有難うございました。 返信する 河野啓一 2013年10月7日 11:06 デイリー句会投句 ★やわらかき秋光受けて森の中 ★北国の秋を綾なすダケカンバ ★秋の雲色も形もさまざまに 返信する 河野啓一 2013年10月7日 11:14 好きな句 ★柿の実の空は今年もとても広い/小西宏 実感のこもった平文の読みに強い印象を受けました。”柿の実の空”がいいですね。 返信する 多田有花 2013年10月7日 16:36 デイリー句会投句 山頂の木に紅葉の始まりぬ 山霧のたちまちに消え天高し 重畳と秋の山並み連なれり 返信する 多田有花 2013年10月7日 16:38 お礼 黒谷光子さま、 「走る人歩く人あり秋山路」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 近所の山は低くて山上が平坦なので、思い思いに山を楽しむ人の姿を見ます。 走ったり、歩いたり、マウンテンバイクを走らせる人もあります。 返信する 多田有花 2013年10月7日 16:41 好きな句 澄める夜の酒や秋刀魚の一夜干/小西 宏 美味しいお酒があって、美味しい肴があって、さらにどちらも美味しくなって、杯が進みますね。 返信する 佃 康水 2013年10月7日 21:03 デイリー句会投句 ★入日透く桜紅葉や厳島 ★布巾干す間にも木犀匂いくる ★稲刈機噴き出す藁の薄みどり 返信する 小西 宏 2013年10月7日 23:54 お礼 河野啓一さま 「柿の実の空は今年もとても広い」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。今年もまた、秋の爽やかな空と、枝いっぱいの柿の実に巡り会えたことを感謝しています。 返信する 小西 宏 2013年10月7日 23:56 お礼 多田有花さま 「澄める夜の酒や秋刀魚の一夜干」へのお言葉、たいへんありがとうございます。旬の時期に干物はどうかとも思ったのですが、薄塩で美味しくいただきました。 返信する 小西 宏 2013年10月7日 23:56 デイリー句会投句 ★吊り橋をくぐり湾上鱗雲 ★息弾む柿満天の坂の道 ★佳き人の忌日の便り菊生ける 返信する 小西 宏 2013年10月8日 0:03 好きな句 ☆布巾干す間にも木犀匂いくる /佃 康水☆ 家事をしながらふと覗くと木犀が咲き、花の香りが流れてくるのですね。日常の中のさりげない風流に静かな感動をいただきました。 返信する 小口泰與 2013年10月8日 13:23 デイリー句会投句 ★はんなりと十頭身の曼珠沙華 ★あけぼのや二手に群れ起つ稲雀 ★塊て雀の羽音刈田かな 返信する 多田有花 2013年10月8日 17:08 デイリー句会投句 秋の陽を背に受け頂の食事 秋晴れやすでに登りし山を指す 澄む水を渡りたどりて山下りぬ 返信する 多田有花 2013年10月8日 17:13 好きな句 入日透く桜紅葉や厳島/佃 康水 桜紅葉と入日と厳島、絵になっていますね。 返信する 古田敬二 2013年10月8日 20:13 投句 妻と食む子を想いつつ衣被 約束のつぼみ膨らむ杜鵑草 見つめれば我を見つめる赤とんぼ 返信する 小西 宏 2013年10月8日 21:24 デイリー句会投句 ★池端に散りぢり紅き彼岸花 ★石段に寝たる木通の蒼さかな ★裏庭に肩ゆすりあう花芒 返信する 佃 康水 2013年10月8日 22:37 お礼 小西 宏様 「布巾干す間にも木犀匂いくる 」の句へ大変嬉しいお言葉を頂き有難うございます。狭庭に小さく咲き始めた金木犀がふと動くその風?にも匂って来て毎日を楽しんでいます。 多田有花様 「入日透く桜紅葉や厳島」の句へさすが画家らしいお言葉を頂き有難うございます。あちこちで美しい桜黄葉を見るのですが上手く詠めません。宮島は渡船10分ですのでふらっと行って見ました。神社に近い小高い山の桜の木にもろに夕日が射し美しかったのですが、どう詠めば良いのか、難しいです。 返信する 小口泰與 2013年10月9日 16:24 デイリー句会投句 ★虫の音にお国訛りのありしかな ★夕映えを湖に沈めしななかまど ★榛名富士映す湖面や花すすき 返信する 多田有花 2013年10月9日 16:48 デイリー句会投句 やわらかき陽にきらきらと秋の滝 秋高し流れる雲を湯船より 日本海を嵐が進む寒露の夜 返信する 小川和子 2013年10月9日 19:07 デイリー句会投句 風集め風ひきうけて狗尾草 コスモスの濃淡揺れて電車の灯 悠久の空よ層成す鰯雲 返信する 古田敬二 2013年10月9日 21:38 投句 池の傍芒まぶしくウェーブする 視野一杯広がる芒のまぶしかり 落日に芒の原の白ひかり 返信する 小口泰與 2013年10月10日 10:11 デイリー句会投句 ★晩秋の湖心舟影長きかな ★名月や雲ひとつ無き明けの空 ★朝寒と言葉かわせし庭越しに 返信する 桑本栄太郎 2013年10月10日 19:08 デイリー句会投句 <白内障手術入院より> ★秋日眩し瞳孔開く点眼液 ★秋愁や明日の手術を想いおり ★手術終え群青紺や秋の宵 返信する 小西 宏 2013年10月10日 20:33 デイリー句会投句 ★竹揉まれ台風近し寺の奥 ★絹雲に葉の紅極む花水木 ★振り向けば金木犀の葉隠れに 返信する
コメント
デイリー句会投句
★咲き満ちて鶏頭の花や青き空
★この時季の時をたがえず鉦叩
★コスモスや山肌駆ける影迅し
デイリー句会投句
★月招く穂芒風の吹くままに
★苅田広き明日香村なる棚田かな
★九月尽歩行練習積み重ね
デイリー句会投句
★あかあかと燃え出づ日差しすすきかな
★曼珠沙華今朝の赤城は紫紺なり
★灘酒に片や越後の濁り酒
投句
ポケットにごつごつ栗を拾いけり
コスモスを手折りて妻へ土産とす
縁側へごろごろ転がす秋野菜
投句
萩の庭向こうに連なる峰三つ
句碑二つ読みあぐみおり紅葉寺
紅葉に茶室幾棟光悦寺
デイリー句会投句
★ボタン植う植穴大きく堆肥入れ
★芋の 露青空映し転がりぬ
★無花果や裂けて豊かな種の見え
デイリー句会投句
★先駆けて山にひろごる茸かな
★秋の山靄の帳に隠れけり
★曇天の庭に咲きたる鶏頭花
デイリー句会
★ 秋涼し朝の窓辺に箕面山
★左右から手をひかれ幼子貝割菜
★シップ薬放せぬ脚ぞちちろ虫
好きな句
☆ポケットにごつごつ栗を拾いけり /古田敬二☆
そんなにたくさんの栗ではありませんね。でもそれだけに、一つ一つの粒を大切に、よく覚えています。子供の頃からの、秋の思いはさらに深まります。
デイリー句会投句
★桜葉に紅ひそひそと秋深し
★天辺を欠いて切り立つ秋の虹
★午後四時のひとり鳴きいる法師蝉
デイリー句会投句
紅葉の向うに青空澄み渡る
紅葉のひときわ濃きへ床几置き
さわやかにオリオン朝の鐘を撞く
デイリー句会投句
台風過川の上流から青天
多摩川の上手にひかり台風過
朝顔の隙なきほどの門前へ
訂正お願い
下記投句は同一日の重複投句となっておりましたので、お手数ながら本日10-04の投句に差し替えさせていただきたく存じます。よろしくお願い申し上げます。
2013-10-03 13:59:01★ 秋涼し朝の窓辺に箕面山
★左右から手をひかれ幼子貝割菜
★シップ薬放せぬ脚ぞちちろ虫
デイリー句会投句
★一本の花鶏頭や門前に
★草刈機撥ねて飛ばせし曼珠沙華
★秋草のいよよ野放図長けりけり
デイリー句会投句
★球場の真っ赤に染まり天高し
★檀の実弾け夕日の色増しぬ
★紫苑咲く塀の高さへ見え隠れ
デイリー句会投句
透き通る空の青さへ鵙高音
街道に辻に秋祭りの幟
信号を待てば金木犀の香り
好きな句
さわやかにオリオン朝の鐘を撞く/黒谷光子
朝が明けるのが遅くなってきました。
朝の鐘をつかれるころにはオリオン座が瞬いているのでしょう。
さわやかな朝の冷気の中へ鐘が響き渡っていきます。
デイリー句会投句
天高しパン屋の香りの中を行く
信号を渡る御所から虫の声
石垣は古びてこぼす虫の声
Unknown
小西さん、栗の句にコメントありがとうございました。
デイリー句会投句
★森奥の土に茸の白静か
★風さわぐ芝生に紅き小さき茸
★霧雨の眼鏡に当たる街明かり
デイリー句会投句
★初紅葉聞かばや志賀の峠道
★遠山の襞くっきりや野分晴
★木の実落つあぎとう鯉の目のやさし
デイリー句会投句
★祖母くれた和代は昭和の淡い月
★十六夜を仰ぎ坂道駈け上る
★青い海月明かりにて白波を
デイリー句会投句
走る人歩く人あり秋山路
頂へ続く秋萩垂れる道
初物のりんごを齧る雨の午後
好きな句
天高しパン屋の香りの中を行く/古田敬二
焼きたてのパンの香りはいいものです。
食欲の秋、おいしいパンが食べたくなりますね。
デイリー句会投句
自転車で行くすすき穂の揺らぐ道
すすき道一叢ごとの穂の光り
追い風にペダル軽々すすき道
デイリー句会投句
咲く花も枯れゆく花も彼岸花
風唸り変幻自在に秋の雲
新涼や樹間の空の青深し
デイリー句会投句
★マスカット輝く波の山陽路
★古里の秋果積み上げ道の駅
★秋雨のそぼ降る中に古家かな
デイリー句会投句
★揺れ動く幾重の影や秋桜
★田一枚ここのみ倒る稲穂かな
★緑なす赤城の肌や野分晴
デイリー句会投句
★赤とんぼ目線の先をすっと飛ぶ
★赤とんぼ後を追いかけ追いつかず
★羽ばたきもゆったりして飛ぶ秋の蝶
お礼
有花様、「さわやかにオリオン」の句にコメントをいただきまして、ありがとうございました。朝の5時、星空がきれいでした。うれしく読ませていただきました。
投句
秋草に浮きて沈みて蝶二つ
縺れつつ野川を渡る秋の蝶
秋蝶の黄の小さきは低く飛ぶ
好きな句
走る人歩く人あり秋山路/有花
ウオーキングに最適の季節になりました。歩く人や走る人で賑わう秋の山、行ってみたくなります。
好きな句
☆古里の秋果積み上げ道の駅 /河野啓一☆
道の駅のそもそもの姿はこんな所ではなかったのかと懐かしく思います。「秋果積み上げ」が古里らしく豊穣です。
デイリー句会投句
★檀の実爆ぜて夕日へ色深む
★壺の中爆ぜて華やぐ檀の実
★稲掛けに弾む家族へ空青し
デイリー句会投句
★柿の実の空は今年もとても広い
★雨冷えの浅草あたり縄のれん
★澄める夜の酒や秋刀魚の一夜干
デイリー句会投句
秋風の通っていたり吾が床に
さらさらと西瓜切る音芳しく
梨の荷を積みトラックの走りゆく
デイリー句会投句
★コスモスの雫もたばね剪りにけり
★唐黍の刈られし後や鳥の数
★利根川の白波光り渡り鳥
お礼
小西宏さま
「古里の秋果積み上げ道の駅」にうれしいお言葉を頂戴し誠に有難うございました。
デイリー句会投句
★やわらかき秋光受けて森の中
★北国の秋を綾なすダケカンバ
★秋の雲色も形もさまざまに
好きな句
★柿の実の空は今年もとても広い/小西宏
実感のこもった平文の読みに強い印象を受けました。”柿の実の空”がいいですね。
デイリー句会投句
山頂の木に紅葉の始まりぬ
山霧のたちまちに消え天高し
重畳と秋の山並み連なれり
お礼
黒谷光子さま、
「走る人歩く人あり秋山路」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
近所の山は低くて山上が平坦なので、思い思いに山を楽しむ人の姿を見ます。
走ったり、歩いたり、マウンテンバイクを走らせる人もあります。
好きな句
澄める夜の酒や秋刀魚の一夜干/小西 宏
美味しいお酒があって、美味しい肴があって、さらにどちらも美味しくなって、杯が進みますね。
デイリー句会投句
★入日透く桜紅葉や厳島
★布巾干す間にも木犀匂いくる
★稲刈機噴き出す藁の薄みどり
お礼
河野啓一さま
「柿の実の空は今年もとても広い」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。今年もまた、秋の爽やかな空と、枝いっぱいの柿の実に巡り会えたことを感謝しています。
お礼
多田有花さま
「澄める夜の酒や秋刀魚の一夜干」へのお言葉、たいへんありがとうございます。旬の時期に干物はどうかとも思ったのですが、薄塩で美味しくいただきました。
デイリー句会投句
★吊り橋をくぐり湾上鱗雲
★息弾む柿満天の坂の道
★佳き人の忌日の便り菊生ける
好きな句
☆布巾干す間にも木犀匂いくる /佃 康水☆
家事をしながらふと覗くと木犀が咲き、花の香りが流れてくるのですね。日常の中のさりげない風流に静かな感動をいただきました。
デイリー句会投句
★はんなりと十頭身の曼珠沙華
★あけぼのや二手に群れ起つ稲雀
★塊て雀の羽音刈田かな
デイリー句会投句
秋の陽を背に受け頂の食事
秋晴れやすでに登りし山を指す
澄む水を渡りたどりて山下りぬ
好きな句
入日透く桜紅葉や厳島/佃 康水
桜紅葉と入日と厳島、絵になっていますね。
投句
妻と食む子を想いつつ衣被
約束のつぼみ膨らむ杜鵑草
見つめれば我を見つめる赤とんぼ
デイリー句会投句
★池端に散りぢり紅き彼岸花
★石段に寝たる木通の蒼さかな
★裏庭に肩ゆすりあう花芒
お礼
小西 宏様
「布巾干す間にも木犀匂いくる 」の句へ大変嬉しいお言葉を頂き有難うございます。狭庭に小さく咲き始めた金木犀がふと動くその風?にも匂って来て毎日を楽しんでいます。
多田有花様
「入日透く桜紅葉や厳島」の句へさすが画家らしいお言葉を頂き有難うございます。あちこちで美しい桜黄葉を見るのですが上手く詠めません。宮島は渡船10分ですのでふらっと行って見ました。神社に近い小高い山の桜の木にもろに夕日が射し美しかったのですが、どう詠めば良いのか、難しいです。
デイリー句会投句
★虫の音にお国訛りのありしかな
★夕映えを湖に沈めしななかまど
★榛名富士映す湖面や花すすき
デイリー句会投句
やわらかき陽にきらきらと秋の滝
秋高し流れる雲を湯船より
日本海を嵐が進む寒露の夜
デイリー句会投句
風集め風ひきうけて狗尾草
コスモスの濃淡揺れて電車の灯
悠久の空よ層成す鰯雲
投句
池の傍芒まぶしくウェーブする
視野一杯広がる芒のまぶしかり
落日に芒の原の白ひかり
デイリー句会投句
★晩秋の湖心舟影長きかな
★名月や雲ひとつ無き明けの空
★朝寒と言葉かわせし庭越しに
デイリー句会投句
<白内障手術入院より>
★秋日眩し瞳孔開く点眼液
★秋愁や明日の手術を想いおり
★手術終え群青紺や秋の宵
デイリー句会投句
★竹揉まれ台風近し寺の奥
★絹雲に葉の紅極む花水木
★振り向けば金木犀の葉隠れに