※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
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◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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コメント
デイリー句会投句
竹皮を脱いで城址へ続く道
快晴の城址にありし楢若葉
挨拶を交わす新緑の山道
デイリー句会投句
★登校の子等の声透く若葉風
★新緑の色めく淵の朝かな
★打ち返す波や岸辺は夏の色
デイリー句会投句
★鴨川の川床(ゆか)に唐傘整いぬ
★蓮池の蓮の葉分けてつがいかな
★つる薔薇のアーチ真紅の門扉かな
デイリー句会投句
ミントチョコ舌にとかして夏初め
筋肉のひかり夏服から伸びる
つややかな筋肉動く夏服に
好きな句
★筋肉のひかり夏服から伸びる/川名ますみ
日毎に日差しが強くなり、気がつけば30度近くもある夏日です。周囲を見渡せばすっかり薄物の夏服が目立ち始めて来ました。「筋肉のひかり」とは、実に当意即妙に季節感を表現されていますね!!。
デイリー句会投句
★万緑や碓氷峠に雲一朶
★見晴るかす佐久の植田や鳶の笛
★そよ風や青葉若葉の駒出池
デイリー句会投句
鳥取より来て甘夏を売りにけり
天清和沖青く澄む播磨灘
卯の花や午前十時の風の中
好きな句
★筋肉のひかり夏服から伸びる/川名ますみ
「筋肉のひかり」というのがおもしろい表現ですね。
半そで、あるいはノースリーブからのびる素肌、そこに当たる初夏の強い日差し、それがはっきりと感じられます。
デイリー句会投句
<神戸六甲アイランド埠頭>
★夏潮のゆらぎ螺旋に光りけり
★ケーソンの遙か遠くや夏かすみ
★夏潮の空へと滑るモノレール
お礼
栄太郎さま、有花さま、「筋肉のひかり夏服から伸びる」の句にお心をお留め頂き、嬉しいコメントを頂戴しまして、ありがとうございます。更衣したばかりの女子校の前を通り、溌剌とした学生の姿に目を奪われました。成長するさなかの、筋肉の眩しさに、生命を感じました。
デイリー句会投句
夏木立どの木も天へ尖がりて
ヒマラヤスギの高き尖りの若葉光
ハルニレの若葉明るく透き通る
デイリー句会投句
★老鶯や白樺の丘蒼き空
★郭公や水面に響く木木の影
★郭公や水面を流る雲一朶
デイリー句会投句
★草笛や心をこめた響きあり
★壇ノ浦平家の終わりの先帝祭
★川土手の新緑の道萌える道
デイリー句会投句
★乳母車バラのアーチをくぐりゆく
★それぞれに用具持ちゆく溝浚
★胡瓜の花付けて胡瓜の実の一つ
デイリー句会投句
遠くにも白見ゆ朴の花なれば
十薬の一片光る夜半の雨
呈上す新玉ねぎのレシピ添え
デイリー句会投句
★半ズボンの茶髪もありぬ芸大生
★快速を乗り換え鈍行青葉闇
★万緑の山肌削るユンボかな
デイリー句会投句
河骨の下ゆっくりと錦鯉
山寺の庫裏で新茶をいただきぬ
人寄れば夏鴨すーっと離れゆく
デイリー句会投句
★大渕の渦や炎帝呑まんとす
★渓流に打ち交じりたる鹿の子鳥
★ピッケルを打ち込む崖や岩雲雀
デイリー句会投句
茎切れば新玉ねぎの露こぼす
トランクに新玉ねぎの香の満てり
男料理新玉ねぎは甘きもの
デイリー句会投句
★任引きし夫花束の薔薇真っ赤
★山水を曳きし堂裏苔茂る
★張りし囲を蜘蛛の揺すりて輝ける
デイリー句会投句
★学生の手話の車内や風薫る
★さざ波の螺旋に光り夏の潮
★風薫るクレーン屋上にて動く
デイリー句会投句
★夕さりの長き裾野や雲の峰
★老鶯や水を被りし丸太橋
★丹精のばらにきれいと声かかる
デイリー句会投句
★漬物の茗荷の香り夏の朝
★なんとなく心が躍る夏の海
★夕風や頭「かしら」を下げる白いバラ
デイリー句会投句
ドクダミの香り流して庭に干す
不揃いの玉ねぎ土のまま吊るす
畑いっぱい広がる緑と薯の花
デイリー句会投句
★草矢打つ丈にほど良きすすきかな
★濃く淡く山の遙かへ夏の嶺
★見入る吾ありて青梅頬を染む
デイリー句会投句
★薔薇と吾並びまぶしき朝日かな
★パンジーの残花摘みたりガラス器に
★緑陰に白く可憐なカモミール
デイリー句会投句
厨房に入るべし新じゃがいもを剥く
行々子昨日と同じ葦の奥
畝見えず茂りて咲けり薯の花
デイリー句会投句
★糠漬のまわって来たり夏の句座
★芍薬の名残の花を花器へ挿し
★白ばらへ声を上げたる女学生
デイリー句会投句
★咲き乱るやんちゃ坊主のアマリリス
★緑陰を辿れば白きカモミール
★風薫るグランド今日から交流戦
デイリー句会投句
お手数をお掛け致します。
夕方からパソコン不調の為遅くなりましたが、5月26日分の投句です。宜しくお願い申し上げます。
★万緑や山ふところの十字架に
★山法師挙兵の時はまだ早く
★風薫る木蔭にすわりアコーデオン
デイリー句会投句
★青芦や雨の河原を行く子犬
★昇り藤見しより朝の遠まわり
★花山葵水に水押す朝ぼらけ
リーク会投句
★さわやかな厨の香り実山椒
★朝日受け深紅に燃えるさつきかな
★家系図を辿る連綿蜘蛛の糸
デイリー句会投句
初夏の陽が諭吉生まれし地に溢れ
夏の宵高層ビルに灯が点る
揚羽蝶の影が横切る森の道
お詫びと訂正
5/27投句の「名前」が間違っておりました。お詫びして訂正します。
デイリー句会投句
★夏雨に抜くラデッシュの色の濃く
★紫陽花よ早く色出せ雨に出せ
★夏鉢の冬瓜の苗一つ増え
デイリー句会投句
★はるかまで重なりいたる青嶺かな
★陸橋を歩めば軋む夏日かな
★ドラゴンの雲の育つや夏の嶺
デイリー句会投句
★山里の捨て田に緋鯉生きていし
★雲の峰湖刻々と色を変え
★また一人音も立てずに山女釣
デイリー句会投句
★カミモール揺れて風ゆく夏日かな
★節々の白く粉噴き今年竹
★ダイアナもミチコもありぬ薔薇の園
デイリー句会投句
青葉風雲の輪郭あきらかに
アマリリス古き鉢より花茎伸ぶ
午過ぎて自転車ばかり青葉闇
デイリー句会投句
青葉風背中を反らす応援団
めまとひの帯や祖国の進む道
擦り切れし絵筆いく本花は葉に
デイリー句会投句
★ほかほかの筍飯や長電話
★若嫁の三和土に干せり夏蕨
★花茄子や日を育める浅間山
デイリー句会投句
桑の実を食めば懐かし少年期
指先を染めて桑の実もぎにけり
助手席に桑の実妻への手土産に
デイリー句会投句
★朱の葉色ありて垣根や車輪梅
★月見草風の木蔭の路地裏に
★ひるがえる白き葉裏や青嵐
好きな句
★青葉風雲の輪郭あきらかに/川名ますみ
日毎に気温もぐんぐん上がり、すでに夏日ですね?
暑い日にはうっすっらと刷毛雲のようなこともあり
風がふんわりと雲を運んで来る事もあります。
爽やかな青葉風の時季を今少し楽しみたいものです。
好きな句
★青葉風背中を反らす応援団/内山富佐子
この光景は高校野球の地区予選でしょうか?
応援団が一列横並びになって、背中を反らし
声を張り上げて応援している様子がありありと
想われ爽やかです。
青春真っ只中とはいいものですね!!
デイリー句会投句
★卯の花や芭蕉もいたかこの道に
★羽ばたいて川鵜こちらを向く水辺
★卯の花のほろほろと落つ句碑の道
お礼
栄太郎様
青葉風背中を反らす応援団 を好きな句にお選び頂いて有難うございます。
この辺の小学校は春に運動会をやります。小学生の応援団は可愛らしく、懸命に背中を反らし、声を張り上げていました。
デイリー句会投句
★蜘蛛の囲へ連なる雨の滴かな
★今年竹浅間噴煙素直なり
★薫風や思わぬとこへ来ておりぬ
デイリー句会投句
★素晴らしい新緑の色空に映え
★夏めいて淡い服から白い足
★遠出してタンポポ低くまた低く
デイリー句会投句
★カーテンのレースみどりや五月尽
★首筋の汗にじみ居り長電話
★坂道に沿うて通るや青葉風
デイリー句会投句
紫陽花のまず一色を今朝見せて
畝作る遠くにヨシキリ鳴くを聞き
ほたるぶくろ朝の空気に膨らんで
お礼
栄太郎さま、「青葉風」の句にお心をお留め頂きまして、ありがとうございます。
春の花や木の芽の、淡い景色から一転、花も葉も陽射しも、鮮やかに映える季節となりました。青葉風のなか仰ぐ空は、雲までも輪郭をくっきり見せるようで、ひときわ心地好い眺めでした。うまく説明できない情景でしたのに、ご共感下さって、嬉しゅうございます。
デイリー句会投句
青時雨お壕の隅に鷺一羽
鉢植の葉桜に挿す細き支柱
命日も百合そちこちに白よ黄よ
デイリー句会投句
★柿若葉笑顔えがおの登校児
★連日の日差しをはやす雨蛙
★園児らの笑顔や丘の薫る風
デイリー句会投句
★別室の妻のカラオケ青嵐
★隅植えの媼ひとりの植田かな
★風入れて祈る会堂五月尽