●デイリー句会投句箱/8月11日~20日● 2014年8月20日 10:05 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。 http://blog.goo.ne.jp/kakan02 X Facebook はてブ LINE コメント 高橋信之 2014年8月11日 4:48 test test 返信する 小口泰與 2014年8月11日 8:51 デイリー句会投句 ★次々に県境違う七変化 ★コスモスや雲育て上ぐ浅間山 ★浮雲を放つ浅間山(あさま)や秋桜 返信する 多田有花 2014年8月11日 13:51 Unknown 嵐去り虫の音聞こえ初めにし夜 枝あまた山路に落ちし台風過 蓮池の畔を巡る秋日傘 返信する 古田敬二 2014年8月11日 14:22 デイリー句会投句 ★開ける窓少しだけにし夜の秋 ★カーテンをふうわり押して秋が来る ★コーヒーは少し熱めに今朝の秋 返信する 桑本栄太郎 2014年8月11日 18:58 デイリー句会投句 ★対岸のはるか遠くや秋出水 ★嵐去り今夜はスーパー満月に ★野分凪ぎ青き実の散るバス通り 返信する 黒谷光子 2014年8月11日 20:03 デイリー句会投句 捨て舟の一艘囲み葦の花 止まりたる木肌の白さ秋の蝉 夕暮れの声こと更に秋の蝉 返信する 小西 宏 2014年8月11日 21:16 好きな句 ☆カーテンをふうわり押して秋が来る /古田敬二☆ カーテンの風のふくらみが柔らかで、秋到来の涼しさが実感されます。擬人法がとても楽しいです。 返信する 小西 宏 2014年8月11日 21:19 デイリー句会投句 ★扇風機まわして街の工場の音 ★家おおう藍朝顔にガラスきらめく ★嵐去り月昇りくる屋根の影 返信する 小口泰與 2014年8月12日 9:28 デイリー句会投句 ★虫の音や小犬と語る独り酒 ★湯の町の検番消ゆる露の秋 ★検番のいにしえ語り秋扇 返信する 桑本栄太郎 2014年8月12日 11:10 お礼 多田有花様 「なだれ込む蝉のしぐれや自動ドア」の句をお選び 頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難う ございます。先日、近くの図書館へ本の借り換え に訪れました。冷暖房の効率と騒音遮断の為 外扉と中扉が自動ドアになっていますが、館内は 静寂なるものの、時折両方とも開く場合があり その時には、熊蝉の蝉しぐれがなだれ込むほどの 騒音となります。 返信する 桑本栄太郎 2014年8月12日 11:32 デイリー句会投句 ★嵐去り月中天に満ちにけり ★走りゆく雲輝かせ盆の月 ★青空の野山にひびき威し銃 返信する 河野啓一 2014年8月12日 13:13 デイリー句会投句 ★野分過ぎ青空覗く木の梢 ★萩の寺ようやく去りぬ雨嵐 ★かささぎの渡せる橋を探す夜 返信する 古田敬二 2014年8月12日 17:46 Unknown ★観音像をまわりて戻るオニヤンマ ★蓮の葉に花びら水玉ゆったりと ★花びらと光る水玉蓮の葉に 返信する 佃 康水 2014年8月12日 21:37 デイリー句会投句 ★打球追う子らへ湧き出づ赤蜻蛉 ★夏休み父の手借りて逆上がり ★朝の陽へ白さ眩しむ花木槿 返信する 小西 宏 2014年8月12日 22:22 好きな句 ☆走りゆく雲輝かせ盆の月 /桑本栄太郎☆ 月光と雲の輝きの共演がきらびやかです。「走りゆく雲」に秋の風の様も躍動して感じられます。 返信する 小西 宏 2014年8月12日 22:26 デイリー句会投句 ★胸青きみんみん蝉の声高し ★初秋の朝のジョギング並び合い ★朝の陽の塩辛とんぼ水澄めり 返信する 小口泰與 2014年8月13日 8:40 デイリー句会投句 ★とんぼうやつと迫りたる浅間山 ★浮雲のほのと明るし赤のまま ★野路の秋背後気にするチワワかな 返信する 多田有花 2014年8月13日 19:54 デイリー句会投句 盆花をおのおのカートに積み並ぶ 開き初む白蓮に盆の朝日さす シベリアの脱出記読む盂蘭盆会 返信する 古田敬二 2014年8月13日 21:34 お礼 宏さん、 ☆カーテンをふうわり押して秋が来る にコメントいただきありがとうございました。 名古屋もだいぶ涼しくなりました。このまま秋というわけにはいきませんが、そこここに秋の気配が感じられます。 返信する 小西 宏 2014年8月13日 22:01 デイリー句会投句 ★草の原踏めばバッタの空青し ★父さんと走るサッカー盆の入り ★蜩のひとり鳴くこそ秋澄めれ 返信する 小西 宏 2014年8月13日 22:02 デイリー句会投句 ★草の原踏めばバッタの翅の空 ★父さんと走るサッカー盆の入り ★蜩のひとり鳴くこそ秋澄めれ 返信する 小西 宏 2014年8月13日 22:04 済みません 済みません。一句目を訂正しようとしてトチリました。 返信する 小口泰與 2014年8月14日 9:51 デイリー句会投句 ★色鳥や一朶の雲へ朝日差し ★止め腹の鮭を吊るすや潮の風 ★秋鯖をでんと我が前夕餉かな 返信する 福田ひろし 2014年8月14日 19:11 デイリー句会に初投句します よろしくお願いします。 熱帯夜途切れ安らぐ子の寝息 もつれ飛ぶ蜻蛉二匹の速さかな 蝉時雨その真ん中に座りけり 返信する 小西 宏 2014年8月14日 22:24 好きな句 ☆蝉時雨その真ん中に座りけり /福田ひろし☆ 森の中でもよい、あるいは家の中であってもよい、敢えてどっしりと腰を据え、蝉時雨の真ん中に座ってみる。するとそこに肝の座った涼しさのようなものが見えてきます。 返信する 小西 宏 2014年8月14日 22:26 デイリー句会投句 ★ひぐらしの切り裂き流る森の揺れ ★秋の蚊のわが手に触れて小さきこと ★虫の音の公園夜のサイクリング 返信する 福田ひろし 2014年8月15日 8:07 お礼 小西宏様 ☆蝉時雨その真ん中に座りけり、を選んでいただき、ありがとうございます。神社の休憩所で作りました。クマゼミから、アブラゼミとツクツクボウシの蝉時雨に代わり、耳に柔らかで、本当にシャワーを浴びているような心地良さがありました。 返信する 小口泰與 2014年8月15日 8:59 デイリー句会投句 ★夕さりの城址に立つや法師蝉 ★秋日射す茄子の茎の撓みけり ★今朝赤城山(あかぎ)紫紺や利根川(とね)の風さやか 返信する 河野啓一 2014年8月15日 16:30 デイリー句会投句 ★暮れ初めて夕立ちは星の涙雨 ★白き香を雨に滲ませ花蜜柑 ★青柿の並びさわさわ風に揺れ 返信する 小西 宏 2014年8月15日 22:48 デイリー句会投句 ★残暑などどこ吹く風と百日紅 ★蜩の寝転んでいま青き空 ★孫と見るのび太の恋の秋清し 返信する 小口泰與 2014年8月16日 8:57 デイリー句会投句 ★青空へ一朶の雲や秋薊 ★湯の町の長き石段秋めける ★横丁の灯ともりけり虫の声 返信する 多田有花 2014年8月16日 9:02 デイリー句会投句 土砂降りの中を出かける墓参り 彫像の如くに盆の守宮かな 茄子の馬岸辺の波に洗われて 返信する 河野啓一 2014年8月16日 17:35 デイリー句会投句 ★緑赤黄とり合わせたる夏料理 ★大文字ほのお見納め霊送る ★青葦の濡れて戦ぐや川尻に 返信する 河野啓一 2014年8月16日 17:43 好きな句 ★茄子の馬岸辺の波に洗われて/多田有花 精霊流しの情景が目の前に浮かんできます。供え物にした茄子の馬も一緒に川に流してやる、日本古来の風情ですね。 返信する 桑本栄太郎 2014年8月16日 18:00 御礼 小西 宏様 「走りゆく雲輝かせ盆の月」の句をお選び頂き、嬉しい 過分なるコメントも頂戴しまして大変有難うございます。 台風の荒れ狂った夜、空にはまだ雲脚の早いものの 満月が輝き、すっかり颱風一過の美しい盆の月を眺める 事が出来ました。 8月13日より本日16日まで盆帰省をしておりまして、御礼 が遅くなり失礼しました。 返信する 桑本栄太郎 2014年8月16日 18:10 デイリー句会投句 <鳥取へ盆帰省> ★渋滞の道路を挟み稲穂波 ★トンネルの入り口飾り葛垂るる ★百日紅咲く石州瓦の赤き屋根 返信する 桑本栄太郎 2014年8月16日 18:24 好きな句 ★茄子の馬岸辺の波に洗われて/多田有花 ご先祖様を迎え火で迎え、ほとけさまは茄子や 胡瓜の馬に乗ってこられます。又、お盆が終われば ご先祖様は茄子、胡瓜の乗り物に乗ってお帰りになりますね!!送り盆にはこれらの者、お供え物と一緒に 海や川へ流しますが、楽しいお盆を過ごしたほとけさま の、一抹の寂しさ窺がえ素敵です。 返信する 小口泰與 2014年8月17日 9:23 デイリー句会投句 ★蜩や利根の瀬頭波やわし ★奥利根の更なる奥や法師蝉 ★藤袴浅黄斑の飛び違う 返信する 古田敬二 2014年8月17日 10:02 デイリー句会投句 ★夕焼けも秋の実りの色となり ★新涼に行く散歩道新しく ★森戦ぐそこから我に涼あらた 返信する 迫田和代 2014年8月17日 10:33 デイリー句会投句 ★白い雲ポカリ浮かんだ秋の空 ★懐かしい仏も集まる盂蘭盆会 ★心にも走馬灯あり闇の中 返信する 多田有花 2014年8月17日 17:11 デイリー句会投句 太陽の見えぬ日続く盆休み つくつくぼうし主役となりぬ蝉時雨 新しき寝具が届く初秋に 返信する 多田有花 2014年8月17日 17:15 お礼 河野啓一さま、桑本栄太郎さま、 「茄子の馬岸辺の波に洗われて」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 都会では茄子の馬を川に流すということは、環境問題もあって難しくなっていることでしょう。 田舎では、送り盆の行事として今も残っています。 ビニールやプラスチックはのぞいて、供花、食べ物、線香などとともに岸辺に置いて、自然に流れていくのを待ちます。 返信する 桑本栄太郎 2014年8月17日 19:17 デイリー句会投句 <盆帰省の日本海> ★長芋の砂地畑や盆の海 ★盆波のサーファー独り波の上 ★潮騒の聞こえ寄せ来る盆の海 返信する 小西 宏 2014年8月17日 21:24 好きな句 ☆夕焼けも秋の実りの色となり /古田敬二☆ なるほど、少し薄らいだ秋の夕焼けは「実りの色」なのですね。自由な心で見てみると、新しい発見、豊かな想像が膨らみます。 返信する 小西 宏 2014年8月17日 21:25 デイリー句会投句 ★蜩の清き身をもて森ゆらす ★かなかなと鳴く森を抜け薄い雲 ★秋茄子を肴に政治談議かな 返信する 高橋秀之 2014年8月17日 22:39 デイリー句会投句 ★伏見から見渡す京と秋の山 ★法師蝉聞きつつ歩く下り道 ★鳴く声の途切れることなし秋の蝉 返信する 小口泰與 2014年8月18日 9:25 デイリー句会投句 ★民宿の卓袱台古りぬ秋時雨 ★山を分く坂東太郎男郎花 ★三山も靄にただよう酔芙蓉 返信する 河野啓一 2014年8月18日 14:10 デイリー句会投句 ★四方山の話弾みて盂蘭盆会 ★蓮池や楽土の灯しほの紅く ★新涼の蝉の声聞く朝かな 返信する 河野啓一 2014年8月18日 14:15 好きな句 ★三山も靄にただよう酔芙蓉/小口泰與 靄に漂う上毛三山と酔芙との取り合わせが素晴らしく、大変風情のある詠みに惹かれました。 返信する 桑本栄太郎 2014年8月18日 17:01 デイリー句会投句 <鳥取へ盆帰省> ★発電塔のプロペラゆるく秋暑し ★糸とんぼ雨の墓石につらなりて ★追憶をたどり絆や盆の客 返信する 桑本栄太郎 2014年8月18日 17:09 好きな句 ★四方山の話弾みて盂蘭盆会/河野啓一 小生の今年のお盆帰省では8軒も訪れました。 親戚縁者と顔を合せれば、昔話、健康の事、家族の 消息、又、墓参すれば幼馴染などと出会い、四方山 話ばかりです。これが盂蘭盆会での楽しみでもあり 大変共感致します。 返信する 小西 宏 2014年8月18日 20:47 好きな句 ☆四方山の話弾みて盂蘭盆会 /河野啓一☆ 盂蘭盆に集い語らい合う古き縁。楽しい話も少なくありません。これも皆ご先祖さまのお導きでしょう。 返信する 小西 宏 2014年8月18日 20:48 デイリー句会投句 ★カンナ朱の立つ広き葉に青空に ★故郷の新しき名の甲子園 ★鴉ゆく空あかあかと秋の暮 返信する 小口泰與 2014年8月19日 9:13 御礼 河野啓一様 「酔芙蓉」の句を好きな句にお取り上げいただき、その上素晴らしいコメントをたまわり厚く御礼申し上げます。 有難う御座いました。 返信する 古田敬二 2014年8月19日 9:13 デイリー句会投句 ★そこここに色ある楓秋に入る ★信号を待てば背中に吹く新涼 ★庭に立ち虫の初音を妻と聴く 返信する 小口泰與 2014年8月19日 9:18 デイリー句会投句 ★えびずるや瀞の常陰へ浮子を打つ ★歳月やちんちん電車霧に消ゆ ★時無しの利根の波間や秋の駒 返信する 多田有花 2014年8月19日 15:55 デイリー句会投句 宵闇に踊りの歌が流れ出す 秋茄子に味噌だれたっぷりかけて食ぶ 初秋の城を映せるドアミラー 返信する 多田有花 2014年8月19日 15:57 好き鳴 ★伏見から見渡す京と秋の山/高橋秀之 返信する 多田有花 2014年8月19日 15:59 好きな句 ★伏見から見渡す京と秋の山/高橋秀之 伏見から見る西山、北山、東山の京都の山々、その懐にある京の町並み。 大文字焼きも過ぎて、暑さの厳しい京都にもすこしずつ秋の気配が漂い始めていることでしょう。 返信する 福田ひろし 2014年8月19日 19:05 デイリー句会投句 降りて照るやはりアジアの八月よ 生温き雨のぼとりと秋暑し 墓参り柏手を打つ子を叱る 返信する 桑本栄太郎 2014年8月19日 20:23 デリー句会投句 ★花びらの雨滴きらめき白木槿 ★畦豆や野辺の朝の耀きて ★新涼の窓の夜風にもの想う 返信する 河野啓一 2014年8月19日 20:49 御礼 小西宏さま [盂蘭盆会」の拙句に有難いお言葉を頂戴しうれしく拝読しました。御礼申し上げます。偶々、例年以上の人数が集まり、賑やかなひと時でした。厚く御礼申し上げます。どうも有り難うございました。 返信する 河野啓一 2014年8月19日 21:03 デイリー句会投句 ★紅蜀葵木陰を照らすその色よ ★鴨の子の群れて耀く疏水の水 ★秋の風さやかに午後の美術展 返信する 小西 宏 2014年8月19日 21:18 好きな句 ☆秋の風さやかに午後の美術展 /河野啓一☆ こういう俳句を拝見すると「芸術の秋」を実感いたします。「午後の」に秋を深く呼吸する思いです。 返信する 小西 宏 2014年8月19日 21:20 デイリー句会投句 ★本抱えDVD借り秋休み ★蜩に夕の山並み雲澄めり ★サンゴ礁に白波を聞き天の川 返信する 河野啓一 2014年8月20日 10:45 御礼 小西宏さま ☆秋の風さやかに午後の美術展 ををおとり上げくださり、嬉しいコメントをありがとうございました。秋とは言えお日様はかんかん照りでしたが、川面の風だけはあきになっておりました。京都市美術館へ行ってまいりました。 返信する 河野啓一 2014年8月20日 10:54 デイリー句会投句 ★水の辺を風吹き抜けて深緑 ★青山椒こぼれる香り笊に盛り ★雪の下葉も花も今盛りなる 返信する 多田有花 2014年8月20日 12:52 デイリー句会投句 すぐそばでつくつくぼうしが鳴き始む 見上げれば朝の光に山澄みぬ 秋めきてくっきり見える男鹿島 返信する 小口泰與 2014年8月20日 13:18 デイリー句会投句 ★あけぼのの野川の風と虫の声 ★眼間の雲遁走すほうせん花 ★あけぼのの田に限りなき露の玉 返信する 福田ひろし 2014年8月20日 13:45 デイリー句会投句 八月の屋根たたきたる温き雨 野分過ぎ夕空一朶の黒き雲 長雨のふと途切れては虫時雨 返信する 河野啓一 2014年8月20日 18:17 御礼 桑本栄太郎さま 「[盂蘭盆会」の拙句にたまわった貴コメントへのお礼をが漏れておりました。重々お詫び致します。 返信する 桑本栄太郎 2014年8月20日 18:22 デイリー句会投句 ★秋めくや日差しと影の濃くなりぬ ★嶺の端の雲の黄金や秋入日 ★真夜の闇騒がせ秋の夜立ち来ぬ 返信する 桑本栄太郎 2014年8月20日 19:36 好きな句 ★長雨のふと途切れては虫時雨/福田ひろし 季節の変わり目の雨が良く降り、これからは一雨毎に 涼しくなります。虫時雨が少しづつ大きくなり、愈々 本格的な秋の到来ですね。季節の変わり目の趣きを 調べも良く詠まれました。 返信する 福田ひろし 2014年8月20日 22:38 お礼 桑本栄太郎様 長雨のふと途切れては虫時雨、を選んでいただき、ありがとうございます。 私が住んでいます熊本では、梅雨のような天気が延々と続き、げんなりしています。時々聞こえる虫の声にはホッとします。 返信する
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デイリー句会投句
★次々に県境違う七変化
★コスモスや雲育て上ぐ浅間山
★浮雲を放つ浅間山(あさま)や秋桜
Unknown
嵐去り虫の音聞こえ初めにし夜
枝あまた山路に落ちし台風過
蓮池の畔を巡る秋日傘
デイリー句会投句
★開ける窓少しだけにし夜の秋
★カーテンをふうわり押して秋が来る
★コーヒーは少し熱めに今朝の秋
デイリー句会投句
★対岸のはるか遠くや秋出水
★嵐去り今夜はスーパー満月に
★野分凪ぎ青き実の散るバス通り
デイリー句会投句
捨て舟の一艘囲み葦の花
止まりたる木肌の白さ秋の蝉
夕暮れの声こと更に秋の蝉
好きな句
☆カーテンをふうわり押して秋が来る /古田敬二☆
カーテンの風のふくらみが柔らかで、秋到来の涼しさが実感されます。擬人法がとても楽しいです。
デイリー句会投句
★扇風機まわして街の工場の音
★家おおう藍朝顔にガラスきらめく
★嵐去り月昇りくる屋根の影
デイリー句会投句
★虫の音や小犬と語る独り酒
★湯の町の検番消ゆる露の秋
★検番のいにしえ語り秋扇
お礼
多田有花様
「なだれ込む蝉のしぐれや自動ドア」の句をお選び
頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難う
ございます。先日、近くの図書館へ本の借り換え
に訪れました。冷暖房の効率と騒音遮断の為
外扉と中扉が自動ドアになっていますが、館内は
静寂なるものの、時折両方とも開く場合があり
その時には、熊蝉の蝉しぐれがなだれ込むほどの
騒音となります。
デイリー句会投句
★嵐去り月中天に満ちにけり
★走りゆく雲輝かせ盆の月
★青空の野山にひびき威し銃
デイリー句会投句
★野分過ぎ青空覗く木の梢
★萩の寺ようやく去りぬ雨嵐
★かささぎの渡せる橋を探す夜
Unknown
★観音像をまわりて戻るオニヤンマ
★蓮の葉に花びら水玉ゆったりと
★花びらと光る水玉蓮の葉に
デイリー句会投句
★打球追う子らへ湧き出づ赤蜻蛉
★夏休み父の手借りて逆上がり
★朝の陽へ白さ眩しむ花木槿
好きな句
☆走りゆく雲輝かせ盆の月 /桑本栄太郎☆
月光と雲の輝きの共演がきらびやかです。「走りゆく雲」に秋の風の様も躍動して感じられます。
デイリー句会投句
★胸青きみんみん蝉の声高し
★初秋の朝のジョギング並び合い
★朝の陽の塩辛とんぼ水澄めり
デイリー句会投句
★とんぼうやつと迫りたる浅間山
★浮雲のほのと明るし赤のまま
★野路の秋背後気にするチワワかな
デイリー句会投句
盆花をおのおのカートに積み並ぶ
開き初む白蓮に盆の朝日さす
シベリアの脱出記読む盂蘭盆会
お礼
宏さん、
☆カーテンをふうわり押して秋が来る
にコメントいただきありがとうございました。
名古屋もだいぶ涼しくなりました。このまま秋というわけにはいきませんが、そこここに秋の気配が感じられます。
デイリー句会投句
★草の原踏めばバッタの空青し
★父さんと走るサッカー盆の入り
★蜩のひとり鳴くこそ秋澄めれ
デイリー句会投句
★草の原踏めばバッタの翅の空
★父さんと走るサッカー盆の入り
★蜩のひとり鳴くこそ秋澄めれ
済みません
済みません。一句目を訂正しようとしてトチリました。
デイリー句会投句
★色鳥や一朶の雲へ朝日差し
★止め腹の鮭を吊るすや潮の風
★秋鯖をでんと我が前夕餉かな
デイリー句会に初投句します
よろしくお願いします。
熱帯夜途切れ安らぐ子の寝息
もつれ飛ぶ蜻蛉二匹の速さかな
蝉時雨その真ん中に座りけり
好きな句
☆蝉時雨その真ん中に座りけり /福田ひろし☆
森の中でもよい、あるいは家の中であってもよい、敢えてどっしりと腰を据え、蝉時雨の真ん中に座ってみる。するとそこに肝の座った涼しさのようなものが見えてきます。
デイリー句会投句
★ひぐらしの切り裂き流る森の揺れ
★秋の蚊のわが手に触れて小さきこと
★虫の音の公園夜のサイクリング
お礼
小西宏様
☆蝉時雨その真ん中に座りけり、を選んでいただき、ありがとうございます。神社の休憩所で作りました。クマゼミから、アブラゼミとツクツクボウシの蝉時雨に代わり、耳に柔らかで、本当にシャワーを浴びているような心地良さがありました。
デイリー句会投句
★夕さりの城址に立つや法師蝉
★秋日射す茄子の茎の撓みけり
★今朝赤城山(あかぎ)紫紺や利根川(とね)の風さやか
デイリー句会投句
★暮れ初めて夕立ちは星の涙雨
★白き香を雨に滲ませ花蜜柑
★青柿の並びさわさわ風に揺れ
デイリー句会投句
★残暑などどこ吹く風と百日紅
★蜩の寝転んでいま青き空
★孫と見るのび太の恋の秋清し
デイリー句会投句
★青空へ一朶の雲や秋薊
★湯の町の長き石段秋めける
★横丁の灯ともりけり虫の声
デイリー句会投句
土砂降りの中を出かける墓参り
彫像の如くに盆の守宮かな
茄子の馬岸辺の波に洗われて
デイリー句会投句
★緑赤黄とり合わせたる夏料理
★大文字ほのお見納め霊送る
★青葦の濡れて戦ぐや川尻に
好きな句
★茄子の馬岸辺の波に洗われて/多田有花
精霊流しの情景が目の前に浮かんできます。供え物にした茄子の馬も一緒に川に流してやる、日本古来の風情ですね。
御礼
小西 宏様
「走りゆく雲輝かせ盆の月」の句をお選び頂き、嬉しい
過分なるコメントも頂戴しまして大変有難うございます。
台風の荒れ狂った夜、空にはまだ雲脚の早いものの
満月が輝き、すっかり颱風一過の美しい盆の月を眺める
事が出来ました。
8月13日より本日16日まで盆帰省をしておりまして、御礼
が遅くなり失礼しました。
デイリー句会投句
<鳥取へ盆帰省>
★渋滞の道路を挟み稲穂波
★トンネルの入り口飾り葛垂るる
★百日紅咲く石州瓦の赤き屋根
好きな句
★茄子の馬岸辺の波に洗われて/多田有花
ご先祖様を迎え火で迎え、ほとけさまは茄子や
胡瓜の馬に乗ってこられます。又、お盆が終われば
ご先祖様は茄子、胡瓜の乗り物に乗ってお帰りになりますね!!送り盆にはこれらの者、お供え物と一緒に
海や川へ流しますが、楽しいお盆を過ごしたほとけさま
の、一抹の寂しさ窺がえ素敵です。
デイリー句会投句
★蜩や利根の瀬頭波やわし
★奥利根の更なる奥や法師蝉
★藤袴浅黄斑の飛び違う
デイリー句会投句
★夕焼けも秋の実りの色となり
★新涼に行く散歩道新しく
★森戦ぐそこから我に涼あらた
デイリー句会投句
★白い雲ポカリ浮かんだ秋の空
★懐かしい仏も集まる盂蘭盆会
★心にも走馬灯あり闇の中
デイリー句会投句
太陽の見えぬ日続く盆休み
つくつくぼうし主役となりぬ蝉時雨
新しき寝具が届く初秋に
お礼
河野啓一さま、桑本栄太郎さま、
「茄子の馬岸辺の波に洗われて」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
都会では茄子の馬を川に流すということは、環境問題もあって難しくなっていることでしょう。
田舎では、送り盆の行事として今も残っています。
ビニールやプラスチックはのぞいて、供花、食べ物、線香などとともに岸辺に置いて、自然に流れていくのを待ちます。
デイリー句会投句
<盆帰省の日本海>
★長芋の砂地畑や盆の海
★盆波のサーファー独り波の上
★潮騒の聞こえ寄せ来る盆の海
好きな句
☆夕焼けも秋の実りの色となり /古田敬二☆
なるほど、少し薄らいだ秋の夕焼けは「実りの色」なのですね。自由な心で見てみると、新しい発見、豊かな想像が膨らみます。
デイリー句会投句
★蜩の清き身をもて森ゆらす
★かなかなと鳴く森を抜け薄い雲
★秋茄子を肴に政治談議かな
デイリー句会投句
★伏見から見渡す京と秋の山
★法師蝉聞きつつ歩く下り道
★鳴く声の途切れることなし秋の蝉
デイリー句会投句
★民宿の卓袱台古りぬ秋時雨
★山を分く坂東太郎男郎花
★三山も靄にただよう酔芙蓉
デイリー句会投句
★四方山の話弾みて盂蘭盆会
★蓮池や楽土の灯しほの紅く
★新涼の蝉の声聞く朝かな
好きな句
★三山も靄にただよう酔芙蓉/小口泰與
靄に漂う上毛三山と酔芙との取り合わせが素晴らしく、大変風情のある詠みに惹かれました。
デイリー句会投句
<鳥取へ盆帰省>
★発電塔のプロペラゆるく秋暑し
★糸とんぼ雨の墓石につらなりて
★追憶をたどり絆や盆の客
好きな句
★四方山の話弾みて盂蘭盆会/河野啓一
小生の今年のお盆帰省では8軒も訪れました。
親戚縁者と顔を合せれば、昔話、健康の事、家族の
消息、又、墓参すれば幼馴染などと出会い、四方山
話ばかりです。これが盂蘭盆会での楽しみでもあり
大変共感致します。
好きな句
☆四方山の話弾みて盂蘭盆会 /河野啓一☆
盂蘭盆に集い語らい合う古き縁。楽しい話も少なくありません。これも皆ご先祖さまのお導きでしょう。
デイリー句会投句
★カンナ朱の立つ広き葉に青空に
★故郷の新しき名の甲子園
★鴉ゆく空あかあかと秋の暮
御礼
河野啓一様
「酔芙蓉」の句を好きな句にお取り上げいただき、その上素晴らしいコメントをたまわり厚く御礼申し上げます。
有難う御座いました。
デイリー句会投句
★そこここに色ある楓秋に入る
★信号を待てば背中に吹く新涼
★庭に立ち虫の初音を妻と聴く
デイリー句会投句
★えびずるや瀞の常陰へ浮子を打つ
★歳月やちんちん電車霧に消ゆ
★時無しの利根の波間や秋の駒
デイリー句会投句
宵闇に踊りの歌が流れ出す
秋茄子に味噌だれたっぷりかけて食ぶ
初秋の城を映せるドアミラー
好き鳴
★伏見から見渡す京と秋の山/高橋秀之
好きな句
★伏見から見渡す京と秋の山/高橋秀之
伏見から見る西山、北山、東山の京都の山々、その懐にある京の町並み。
大文字焼きも過ぎて、暑さの厳しい京都にもすこしずつ秋の気配が漂い始めていることでしょう。
デイリー句会投句
降りて照るやはりアジアの八月よ
生温き雨のぼとりと秋暑し
墓参り柏手を打つ子を叱る
デリー句会投句
★花びらの雨滴きらめき白木槿
★畦豆や野辺の朝の耀きて
★新涼の窓の夜風にもの想う
御礼
小西宏さま
[盂蘭盆会」の拙句に有難いお言葉を頂戴しうれしく拝読しました。御礼申し上げます。偶々、例年以上の人数が集まり、賑やかなひと時でした。厚く御礼申し上げます。どうも有り難うございました。
デイリー句会投句
★紅蜀葵木陰を照らすその色よ
★鴨の子の群れて耀く疏水の水
★秋の風さやかに午後の美術展
好きな句
☆秋の風さやかに午後の美術展 /河野啓一☆
こういう俳句を拝見すると「芸術の秋」を実感いたします。「午後の」に秋を深く呼吸する思いです。
デイリー句会投句
★本抱えDVD借り秋休み
★蜩に夕の山並み雲澄めり
★サンゴ礁に白波を聞き天の川
御礼
小西宏さま
☆秋の風さやかに午後の美術展
ををおとり上げくださり、嬉しいコメントをありがとうございました。秋とは言えお日様はかんかん照りでしたが、川面の風だけはあきになっておりました。京都市美術館へ行ってまいりました。
デイリー句会投句
★水の辺を風吹き抜けて深緑
★青山椒こぼれる香り笊に盛り
★雪の下葉も花も今盛りなる
デイリー句会投句
すぐそばでつくつくぼうしが鳴き始む
見上げれば朝の光に山澄みぬ
秋めきてくっきり見える男鹿島
デイリー句会投句
★あけぼのの野川の風と虫の声
★眼間の雲遁走すほうせん花
★あけぼのの田に限りなき露の玉
デイリー句会投句
八月の屋根たたきたる温き雨
野分過ぎ夕空一朶の黒き雲
長雨のふと途切れては虫時雨
御礼
桑本栄太郎さま
「[盂蘭盆会」の拙句にたまわった貴コメントへのお礼をが漏れておりました。重々お詫び致します。
デイリー句会投句
★秋めくや日差しと影の濃くなりぬ
★嶺の端の雲の黄金や秋入日
★真夜の闇騒がせ秋の夜立ち来ぬ
好きな句
★長雨のふと途切れては虫時雨/福田ひろし
季節の変わり目の雨が良く降り、これからは一雨毎に
涼しくなります。虫時雨が少しづつ大きくなり、愈々
本格的な秋の到来ですね。季節の変わり目の趣きを
調べも良く詠まれました。
お礼
桑本栄太郎様
長雨のふと途切れては虫時雨、を選んでいただき、ありがとうございます。
私が住んでいます熊本では、梅雨のような天気が延々と続き、げんなりしています。時々聞こえる虫の声にはホッとします。