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コメント
デイリー句会投句
★山間の青き芥子をば知らざりき
★利根川を下り来し雲走馬灯
★病葉や町並み古りぬ中心街
よろしくお願い申し上げます。
投句
木曽川を越えて夏山引き寄せん
完熟のトマト並べる直売所
木漏れ日や林へ誘う夏の蝶
デイリー句会投句
★蓮沼や声の沸き立つ遊覧船
★おりおりに鳥の鳴きける苔清水
★老いてこそ頼むは連れぞ風かおる
デイリー句会投句
向日葵が高く咲き初めし朝
舗装路をすれすれに飛び夏燕
お弁当広げる梅雨の頂に
デイリー句会投句
半夏生散水中の薬草園
時計草交番は今巡回中
白粉花塀の向こうのテニス音
デイリー句会
デイリー句会に戻ってきました。ご指導よろしくお願いいたします。
◇空蝉や青い地球のあるかぎり
◇尊きや命生まれし蝉の殻
◇空蝉や同期の桜帰らざる
デイリー句会投句
★凌霄花や雲たたなわる赤城山
★声こえの牧へ谺やほととぎす
★錬雲雀竹かご背負う老夫婦
デイリー句会
・青スイレン水の青きを滲みだせり
・一つづつ灯の点るごと未草
・ほいほいと顔出して笑む睡蓮かな
デイリー句会投句
★七月や笹に送られ車出る
★軒下に七夕竹を立てにけり
戦後70年
★七夕を祭るときなしその昔
好きな句
向日葵が高く咲き初めし朝/多田有花
「今朝からは夏」と宣言されたような存在感が向日葵にはありますね。
とても気持ち良く夏の朝を感じます。
デイリー句会投句
*射干の朱くチラチラ窓越しに
*青芝にゴール求めて球を蹴る
/*ようやくに検査終わりぬ月見草
デイリー句会投句
◇まんまるの風船葛灯を点し
◇凌霄花地に落ちてなほ夢の中
◇向日葵や壺の中なるゴッホの絵
好きな句
★利根川を下り来し雲走馬灯/小口泰與
雲の流れを走馬灯に例えられたのが印象に残りました。雲の動きは成程そのような感じも致します。「利根川」がよく利いていると思いました。口調も良いですね。
御礼
河野啓一様
「走馬灯」の句を好きな句にお選び頂き、素晴らしいコメントを賜わり感謝申し上げます。有難う御座います。
デイリー句会投句
★凌霄花や長き裾野へ雲一朶
★青田風田川滔滔流れける
★から桃を枇杷と言うたる園児かな
デイリー句会投句
・飛び来る黒蝶似合う曼珠沙華
・風そよぐ草原燃やす曼珠沙華
・色付きし稲の合間に曼珠沙華
デイリー句会投句
*門の家今年ものうぜん変わらずに
*明るすぎる色の零れて凌零花
*菜を教えのうぜんかづらとデイの午後
投句訂正
すみません。以下の通り変換ミスを訂正します。
*門の家今年ものうぜん変わらずに
*明るすぎる色の零れて凌零花
*名を教えのうぜんかづらとデイの午後
投句再訂正
何度も相済みません。宜しくお願い致します。
*門の家今年ものうぜん変わらずに
*明るすぎる色の零れて凌霄花
*名を教えのうぜんかづらとデイの午後
投句
橋からは瀧を目指して歩を速め
夏の昼芝生広場の青々と
向日葵の一輪夏を宣言す
デイリー句会投句
◇蛍狩幼児の記憶今もなほ
◇鮎くれし碁の友今はいづこかな
◇出目金や松の廊下をずいずいと
デイリー句会投句
★二種類の香りを立たせ百合の咲く
★笑い持つ胡瓜娘の手に渡されて
★初西瓜井戸のことなど母のこと
デイリー句会投句
★滝つぼや馬の尿する牧の窪
★ランドセル忽と集いし蛇の殻
★走り来て杏を知らぬ園児かな
デイリー句会投句
*カサブランカ咲いて今年も晴れやかに
*庭さきの青柿しんと静まれる
*白南風の時季を待ちつつ留守居かな
好きな句
◇出目金や松の廊下をずいずいと/谷口博望
浅学にして要塞はよくわかりませんが、松の廊下を金魚が目を怒らせて押し進む–大きな飛躍が印象的でした。
デイリー句会投句
・台風の進路計りつ予定立つ
・台風一過心静まる青き空
・物干場満艦飾の台風過
デイリー句会投句
★七夕の和菓子の出来て友招く
★小さき手の大き夢書く笹飾り
★庭箒ふと樹に触れて青時雨
お礼
河野啓一様
出目金の句を好きな句に選んでいただいてありがとうございます。
出目金を松の廊下で裃(かみしも)をひきずらせて歩く吉良上野介に見立てたものですが、自分でも飛躍し過ぎと思います。
デイリー句会投句
七夕
◇織姫の年に一度の逢瀬かな
◇梅雨寒やトリプル台風発生す
◇噴水の大樹のごとく揺れてをり
テイリー句会投句
★定刻や植田見回る老夫婦
★梅雨晴の上目づかいの小犬かな
★袋掛途中や忽と雨気付く
デイリー句会投句
*薄日差す今朝の嬉しき梅雨晴れ間
*鬱蒼と低き雲間の夏木立
*垣根沿い紫蘭咲けども孫は来ず
デイリー句会投句
★崩れいる八重の梔子まだ匂う
★梅雨晴や病院バスの左折のみ
★青柿をかざす日射しや雨あがる
デイリー句会投句
梅雨明けを待ち玉蜀黍茹でる
飛行機の音に重なる初蜩
遠くより雨音が来る梅雨の森
デイリー句会投句
蝸牛
◇挫折とは生きる始まり蝸牛
◇合歓の花夜の帳の下りにけり
◇故郷の夜の川行く鵜舟かな
デイリー句会投句
★紫陽花の露天湯警護するごとし
★次々に山女飛び出す夕まずめ
★あじさいや雨の露天湯音もなし
お礼
上島祥子さま
「向日葵が高く咲き初めし朝」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
お礼が遅れ、失礼いたしました。
梅雨明けはまだですが、ひまわりを見ると、真夏と思います。
やはり太陽の花です。
デイリー句会投句
雨あがり梅雨の茸の濡れて立ち
西瓜食ぶ頂点の甘きところより
一週間おいて食べよとマスクメロン
デイリー句会投句
・片陰の途切れし所駐車場
・片陰に車を止めて野菜売
・片陰に松葉ボタンのプランター
デイリー句会投句
★老鶯のドライブインの朝餉かな
★ハイウェイの谷を飾るや合歓の花
★老鶯や裏山せまる叔母の家
デイリー句会投句
*初蝉やデイの門にてお出迎え
*初蝉の静かな声を聞く朝
*梅雨明けを待ちかねたるや蝉の声
デイリー句会投句
暮れなずむそこだけ明るき合歓の花
雨雲の稜線まで来る吉野線
水蘚の香りの岸辺に鳴く老鶯
デイリー句会投句
若竹
◇若竹や松陰の志士奮ひ立ち
◇ほんのりと色づき始む石榴の実
◇足腰に力を溜めてカンナ燃ゆ
デイリー句会投句
★梅雨晴やうす墨色の赤城山
★妻かかえ来しばらの香りのゆたけしや
★床の間の武者人形や冷し酒
デイリー句会投句
折れ茎の先にとまりし夏茜
開け放つ窓を吹き抜け南風
陽を受けて立つ梅雨の入道雲
デイリー句会投句
*住吉の御田も青き田となりて
*祇園祭鉾立て手配裏通り
*アサガオの苗出そろいて網を張る
デイリー句会投句
<鳥取帰省>
★漁火の沖に滲むや夏の夜
★鷺の舞う日差し明るき青田晴
★あじさいの色の褪せくる日差しかな
投句
ベランダに一鉢増えて涼招く
水際に赤を添えたり合歓の花
夏草や白を秘めつつ丈伸ばす
好きな句
漁火の沖に滲むや夏の夜/桑本栄太郎
自分が海を見ているような気持ちになりました。夏の夜の海は気持ちを自由にさせてくれるので好きです。
デイリー句会投句
噴水は空に留まる術知らず
紀の川に投網ひろがる梅雨晴れ間
夕暮れて苗田を走る車の灯
デイリー句会投句
草刈機の音がどこかで梅雨曇
量り売りの米焼酎を徳利へ
飲んでみるココナッツウォーターなるものを
デイリー句会投句
TPP交渉難航
◇TPPは分かり合ふまでソーダ水
◇木槿咲く下から上へ二つづつ
◇天辺に向日葵一つ燦燦と
デイリー句会投句
★ブティックのショウウインドの菖蒲かな
★頭(づ)の青き僧の念仏千日紅
★布袋草沼のすみずみ満ちにける
デイリー句会投句
百物語
◇肝試し百物語聞いたあと
◇氷菓舐めみんな裸の帰り道
◇釣忍夫婦の会話風が吹き