●デイリー句会投句箱/10月21日~31日● 2014年10月31日 07:39 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。 http://blog.goo.ne.jp/kakan02 X Facebook はてブ LINE コメント 高橋信之 2014年10月21日 6:25 テスト テスト 返信する 古田敬二 2014年10月21日 8:58 デイリー句会投句 風呼んで実りを揺らす猫じゃらし もうあんなに秋のオリオン傾きぬ 秋の海裂いてボートの直進す 返信する 小口泰與 2014年10月21日 8:58 デイリー句会投句 ★雲脚の乱れコスモスほしいまま ★夕さりの秀つ枝の柿や禽の声 ★印伝の靴を履きけり鱗雲 返信する 内山富佐子 2014年10月21日 11:09 デイリー句会投句 星月夜明日はよきこときつとある 秋の床日向の匂いに包まれて 文化祭爺婆赤子父母親戚 返信する 桑本栄太郎 2014年10月21日 17:40 デイリー句会投句 ★きのうより今日の色濃くうす紅葉 ★とんからり楽を奏でつ木の実降る ★暮れて尚灯りとなりぬ泡立草 返信する 桑本栄太郎 2014年10月21日 17:51 好きな句 ★印伝の靴を履きけり鱗雲/小口泰輿 今年5月の同期会にて富士五湖めぐりを行い、その時甲州の印伝の鹿革細工専門店に立ち寄りました。鹿革を舐めし色々な色に染め、財布、小物入れ、ハンドバッグ、など展示販売をしていましたが、大変高価な芸術品とも言うべき品々でした。最高におしゃれな靴を履き、秋の旅が目に浮かぶようです。 返信する 桑本栄太郎 2014年10月21日 18:01 好きな句 ★文化祭爺婆赤子父母親戚/内山富佐子 幼稚園の?或いは小学校低学年の文化祭でしょうか? 家族親戚総出でお歌、お遊戯、劇を楽しまれている「賑やかな様子」を見事な漢字使いで表現されました!!。漢字の国の人で良かったですね!! 返信する 多田有花 2014年10月21日 19:22 デイリー句会投句 朴落葉大きを踏んで下りけり コスモスの一面青空に揺れて 焼き芋を売る声聞こえ初めにし夜 返信する 小西 宏 2014年10月21日 19:50 デイリー句会投句 ★新米の湯気鶏卵の殻堅し ★はてここに何があったか猫じゃらし ★海棠の実の静かなり秋の雨 返信する 佃 康水 2014年10月21日 20:49 好きな句 (好きな句) 新米の湯気鶏卵の殻堅し/小西 宏 炊き立ての新米ご飯へ卵を掛けようと殻を割ろうとしても堅くて直ぐに割れないもどかしさ。ふっと笑ってしまいました。日本人ならではの嬉しい食卓を楽しく拝見した思いです。 返信する 佃 康水 2014年10月21日 20:53 デイリー句会投句 ★笙の音の洩れ来る園や秋惜しむ ★水澄むや雁木に掛けてギター聞く ★色紅き無花果選りて捥ぎくれる 返信する 川名ますみ 2014年10月21日 22:57 デイリー句会投句 空高くおとぎ話のような雲 高架路を幾たびまたぐ鰯雲 秋雲の鱗一枚づつ暮れぬ 返信する 内山富佐子 2014年10月22日 8:30 お礼 桑本栄太郎様 いつも暖かいコメント有難うございます。 「文化祭」の句は、日曜日の散歩の帰りお爺ちゃんお婆ちゃん 乳母車に乗った赤ちゃん、そしてお父さんお母さんが笑顔をいっぱい浮かべて続々と学校に向かっていました。その幸せそうな顔から劇や歌を参観している様子を思い浮かべました。 返信する 内山富佐子 2014年10月22日 8:37 好きな句 新米の湯気鶏卵の殻堅し/小西宏 新米の美味しさが生き生きと伝わってきます。切れのよい表現が魅力的です。」やっぱり美味しいご飯には卵かけご飯が最高ですね。 返信する 古田敬二 2014年10月22日 8:56 デイリー句会投句 杜鵑草咲けば背低き母想う 我が母は背低き人杜鵑草 九人の命の母よ杜鵑草 返信する 小口泰與 2014年10月22日 9:10 御礼 桑本栄太郎様 「鱗雲」の句を好きな句にお取り上げいただき、その上、素晴らしいコメントをたまわり有難う御座いました。私もよく印伝の上原本店に行きます。印伝は素晴らしいですね。 返信する 小口泰與 2014年10月22日 9:13 デイリー句会投句 ★鶏頭や落暉に映ゆる浅間山 ★藁塚や雀群たる夜のほどろ ★鶏頭のほむらや朝に群れて立つ 返信する 河野啓一 2014年10月22日 10:00 デイリー句会投句 ★はんなりとさくら並木はうすもみじ ★秋澄めり狭庭の池に魚の棲む ★山の辺の池に水脈引き鴨の群れ 返信する 桑本栄太郎 2014年10月22日 18:40 デイリー句会投句 ★ピヨピヨと秋の時雨の交叉点 ★日が射せど秋時雨また秋しぐれ ★薄紅葉とはいえ朱色の一葉かな 返信する 桑本栄太郎 2014年10月22日 18:48 好きな句 ★新米の湯気鶏卵の殻堅し/小西 宏 新米の御飯に添え、新鮮な鶏卵に醤油を垂らして卵かけご飯にすれば最高ですね!!。山本一力の小説の世界が彷彿され素敵です。「殻堅し」との措辞が卵の新鮮さを引き立たせ、効果的ですね!! 返信する 桑本栄太郎 2014年10月22日 18:54 好きな句 ★秋雲の鱗一枚づつ暮れぬ/川名ますみ 秋入日の後まだ西空に青さが残り、鱗雲のひとつひとつが、ピンク色に染まり息をのむほど美しい時間があります。短い時間ですが、秋晴れの日の宵空の楽しみですね!!。 返信する 古田敬二 2014年10月23日 8:57 デイリー句会投句 猫じゃらし活けられ茎はまっすぐに さらさらと心地よき音種を採る 街灯の夜風に穂芒白く揺れ 返信する 古田敬二 2014年10月23日 9:08 好きな句 空高くおとぎ話のような雲 川名ますみ 「おとぎ話のような」に引かれました。いろんなお話が浮かんだことでしょう。空いっぱいに広がる雲に私は一期一会を感じました。この雲は今日のこの時しか見ることができないと思いつつ。 返信する 小口泰與 2014年10月23日 10:20 デイリー句会投句 ★水の星水に犯さる葉月かな ★紅葉の奇岩の山へ登りけり ★マカロンを食めばほろほろ穂草かな 返信する 河野啓一 2014年10月23日 16:33 デイリー句会投句 ★麦の秋きらきら光り地平まで ★麦秋や波輝やけるちぬの海 ★船着き場波をかすめて鴎飛ぶ 返信する 河野啓一 2014年10月23日 16:48 好きな句 ★★星月夜明日はよきこときつとある/内山富佐子 星のきれいな秋の夜、大空を眺めて前向きに明日のことを考える。からりとした作者のお気持ちが共感を呼び、夢を与えてくれます。 「よきこときっとある」の措辞に惹かれました。 返信する 多田有花 2014年10月23日 17:51 デイリー句会投句 ジンジャーティ飲む晩秋の雨の午後 霜降の快晴の空の深さかな 山の道尋ねられにし秋の昼 返信する 桑本栄太郎 2014年10月23日 18:20 デイリー句会投句 ★舗道濡れかつら黄葉の雨に散る ★合歓の実の莢の白きや川風に ★ガラス戸の外は黄明かり秋湿り 返信する 佃 康水 2014年10月23日 18:42 好きな句 ★九人の命の母よ杜鵑草/古田啓二 杜鵑草はしっとりとした花で茶花としても良く使われています。御句にはお母様を心より敬愛されている気持ちが滲み出て母子共に幸せなご家族が垣間見えて参ります。 お母様は我が子からの最高のお言葉を頂かれました。杜鵑草の咲く頃のお母様への敬慕の念として大切な御句になったと思います。 返信する 佃 康水 2014年10月23日 18:59 デイリー句会投句 ★友訪う日桜紅葉の土手をゆく ★川土手の桜紅葉や魚の跳ぶ ★栗ご飯湯気と山の香ほぐし盛る 返信する 小西 宏 2014年10月23日 19:10 好きな句 ☆栗ご飯湯気と山の香ほぐし盛る /佃 康水☆ 美味しそうですね。「湯気」があり「山の香」があり、そして「ほぐし盛る」で「栗ご飯」のイメージを完成させました。 返信する 小西 宏 2014年10月23日 19:12 お礼 佃 康水さま、内山富佐子さま、桑本栄太郎さま 「新米の湯気鶏卵の殻堅し」に素敵なお言葉をお贈り下さり、たいへんありがとうございました。お米は「ななつぼし」という北海道の優良品種だそうです。卵はおからと野菜で育てた鶏が産んだものとのことで、殻も堅くしっかりとしていました。 返信する 小西 宏 2014年10月23日 19:13 デイリー句会投句 ★柿を剥く手にぬるぬると滑らせて ★綿入れを出して着てみる秋の雨 ★雨音や旅の土産の今年酒 返信する 小口泰與 2014年10月24日 8:37 デイリー句会投句 ★榛名山(はるな)にも陽と影ありし虫の声 ★嬬恋の里も田じまい山粧う ★はらからと松茸飯を別所の湯 返信する 内山富佐子 2014年10月24日 10:48 お礼 河野啓一様 星月夜の句に共感の素敵なコメントを頂き有難うございます。 夜更けてから空を見上げましたら、それはそれは美しい月と煌く星が輝いていました。その輝きに勇気を貰いました。 返信する 桑本栄太郎 2014年10月24日 18:03 デイリー句会投句 ★水滴の朝日に光り水木の実 ★バス待ちの並木通りや黄葉初む ★部屋の灯を点けて推敲秋ついり 返信する 桑本栄太郎 2014年10月24日 18:10 デイリー句会投句 ★柿を剥く手をぬるぬると滑らせて/小西 宏 秋も深まり、柿が美味しい時季となりました。好みにもよりますが、固めと柔らか目の実があり小生は柔らか目が好きです。 柿の実は剥いて意外に滑りがあり、剥く時は怪我をしないよう気を付けています。秋の深まりを感じます好きな句です。 返信する 小西 宏 2014年10月24日 19:21 お礼 桑本栄太郎さま 「柿を剥く手をぬるぬると滑らせて」へのお言葉、たいへんありがとうございます。 堅い柿の実を軽く音させながら食べるのも好きですが、柔らかな肉をしゃぶるのも悪くありませんね。もし柿に、もう少し強い香りがあったなら、きっと世界でも有数の果物として謳われたことでしょう。 返信する 多田有花 2014年10月24日 19:45 デイリー句会投句 快晴の空がうれしき鵙高音 どの枝も重くしなりて柿たわわ よき日和朝日に光る草の露 返信する 多田有花 2014年10月24日 19:49 好きな句 ★嬬恋の里も田じまい山粧う/小口泰與 「嬬恋」というのがいいですね。 地名に詩情を感じます。 やがて田に霜が下り、山は冠雪の時期に入るのでしょう。 返信する 古田敬二 2014年10月24日 20:42 デイリー句会投句 秋播きの種直線に芽生えけり 野菊咲く入り口入れば森暗し 秋播きの種に優しく土を載せ 返信する 川名ますみ 2014年10月24日 20:43 お礼 栄太郎さま、「秋雲の鱗一枚づつ暮れぬ」の句に、ご共感のコメントを頂戴しまして、ありがとうございます。うろこ雲の、その一枚が、夕陽に染まるのを捉えられるような、空の濃淡を望みました。台風や長雨が続きますが、それだけに、鮮やかな秋天や雲の姿には、晴々とした心地になります。短い秋の夕焼に、貴いときと出逢え、幸せです。 敬二さま、「空高くおとぎ話のような雲」の句へ頂戴しましたコメントを、嬉しく拝読しました。通院の車中、ぼんやりしていた折に、母から「雲がきれい」と声を掛けられまして。「おとぎ話のなかみたいね」という母の言葉を、そのまま借りた次第です。一瞬で変わってしまうのに、永遠に語られる場面にも現れそう。一期一会の雲でした。 返信する 佃 康水 2014年10月24日 20:45 御礼 小西 宏様 「栗ご飯湯気と山の香ほぐし盛る」の句に素晴らしいお言葉を頂き大変嬉しく読ませて頂きました。俳句を始めてからは我が家の食卓にも旬のものが上る様にと心掛けています。美味しいものがより美味しく思われます。 返信する 福田ひろし 2014年10月24日 22:42 デイリー句会投句 秋寒の夜泣きする子の母哀し 夕空にゴーギャンの青秋深し 秋澄むや垣根の先から猫の声 返信する 内山富佐子 2014年10月25日 8:18 デイリー句会投句 晩秋や槌音高く冬囲い 秋深し絵本に見入る子らの顔 朝七時校門前に落葉無し 返信する 小口泰與 2014年10月25日 8:48 御礼 多田有花様 「山粧う」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをたまわり厚く御礼申し上げます。有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2014年10月25日 8:52 デイリー句会投句 ★鈴虫や長き影なす城の松 ★鶏頭や御朱印帳の太き文字 ★ポリープは酒を好まず秋の暮 返信する 古田敬二 2014年10月25日 11:51 デイリー句会投句 草蔭によろめく蟋蟀夕暮れる 畝滑る翅を痛めし蟋蟀よ 新しき零余子のレシピで夕餉とす 返信する 古田敬二 2014年10月25日 11:57 好きな句 ★ポリープは酒を好まず秋の暮 泰與 俳諧味を感じます。ポリープも体の一部と思われます。好きなお酒も少しならポリープもご相伴にあずかるのではないでしょうか。 私も内視鏡で取りましたがお酒ダメとは聞かなかったのでほどほどに頂いております。お体お大事にして下さい。 返信する 迫田和代 2014年10月25日 13:40 デイリー句会投句 ★薄紅葉周りの木々はまだ緑 ★秋空や下に牧あり馬はねる ★秋の暮れ僅かに残る茜雲 返信する 桑本栄太郎 2014年10月25日 18:25 デイリー句会投句 ★チャイム鳴る午後の校舎や秋麗ら ★木の実踏む足裏つづきし散歩かな ★一羽のみ水脈の広がり鴨来たる 返信する 多田有花 2014年10月25日 18:47 デイリー句会投句 虫の音の絶えて静かな夜となる 中古車の並びいずれも露けしや 渓流の音背に黄葉の山へ 返信する 多田有花 2014年10月25日 18:51 好きな句 ★秋播きの種直線に芽生えけり/古田敬二 直線に種を蒔いたから、直線に芽生えた、そのあたりまえのことが、おもしろいですね。 返信する 小西 宏 2014年10月25日 22:14 デイリー句会投句 ★秋ひと日雑木林を歩きけり ★団栗の梢に音し転び落つ ★鈴虫を銀座露店で買いし事も 返信する 川名ますみ 2014年10月26日 1:18 デイリー句会投句 天高しハロウィンの子と女学生 秋空へ化粧落とさず演劇部 新しき街の秋気に仮装して 返信する 小口泰與 2014年10月26日 9:21 御礼 古田敬二様 「秋の暮」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをたまわり厚く感謝申し上げます。お蔭様で内視鏡でポリープを切除して何も問題なく二週間後には大好きなお酒をいただき始めました。ご心配いただき有難う御座います。今後ともよろしくお願い申し上げます。 返信する 小口泰與 2014年10月26日 9:27 デイリー句会投句 ★あかあかと朝日出づるや水澄めり ★目陰して谷川岳の紅葉かな ★朝寒や黒檜山(くろび)鍋割山(なべわり)彫り深し 返信する 河野啓一 2014年10月26日 15:06 デイリー句会投句 ★鯊釣りし少年の夢遠かりき ★なかなかに成らぬこの道秋灯し ★軒下に杖突き立てば小鳥来る 返信する 多田有花 2014年10月26日 16:07 デイリー句会投句 見渡せば四方いずこも紅葉山 ぶな楓みなもみじして頂に 倒木に腰掛けて見る紅葉山 返信する 多田有花 2014年10月26日 16:10 好きな句 ★秋ひと日雑木林を歩きけり/小西 宏 色づき始めた雑木紅葉を見上げながらそぞろ歩く楽しさ。 その紅葉の先に青い空と白い雲があります。 斜めに差す秋の日と透明な空気の感じが伝わってきます。 返信する 桑本栄太郎 2014年10月26日 20:26 デイリー句会投句 ★秋天を切り裂き行くや飛機の雲 ★蘆の穂の彼方に嶺の青き空 ★葉脈の緋色透き居り秋西日 返信する 小西 宏 2014年10月26日 21:36 好きな句 ☆蘆の穂の彼方に嶺の青き空 /桑本栄太郎☆ 蘆の穂の薄枯れ色が秋の青空に映える光景がとても印象的な御句です。澄む空に遠くの峰もくっきりと見えていることでしょう。 返信する 小西 宏 2014年10月26日 21:38 お礼 多田有花さま 「秋ひと日雑木林を歩きけり」への嬉しいお言葉、たいへんありがとうございました。とりたてて煌びやかな所のない雑木林ですが、しっとりとした黄葉と、やわらかに差す夕暮前の日の光に心を慰められます。 返信する 小西 宏 2014年10月26日 21:41 デイリー句会投句 ★廃屋に窓ガラスあり蔦紅葉 ★静やかに桂香れる黄葉道 ★湯気に炊く飯に一椀きのこ汁 返信する 古田敬二 2014年10月26日 21:49 デイリー句会投句 がまずみの実に夕焼けの色宿る がまずみの実森一番に色づけり 一つ咲くさびしき秋の月下美人 返信する 川名ますみ 2014年10月26日 21:53 デイリー句会投句 道を曲がれば大木に薄紅葉 高熱と医師の静けさ窓の秋 窓の秋となりの病棟の人も 返信する 古田敬二 2014年10月26日 21:54 お礼 有花さん、 ★秋播きの種直線に芽生えけり/にコメントいただきありがとうございました。この夏は天候不順で野菜は誰もうまくいかなかったみたいです。ただ一つピーマンだけは豊作でした。 秋播きは葉もので、今は当地の大高菜が芽生え、春菊を撒きました。撒いた後に雨が来て上手く芽生えました。 返信する 高橋秀之 2014年10月26日 21:54 デイリー句会投句 ★秋晴れとジャズのリズムでマラソンす ★ゴールしてまずはみかんを丸かじり ★走る間は潮の香りと秋の空 返信する 祝恵子 2014年10月27日 8:22 デイリー句会投句 参道に続く刈田の道をゆく 順番にバチを渡す子秋祭り 賑わいを後ろに残し秋の暮 返信する 小口泰與 2014年10月27日 12:02 デイリー句会投句 ★新そばや小諸へ向かう峠道 ★雨まぎは赤城山の空を稲光 ★朝鵙や赤城の裾野まぎれなし 返信する 佃 康水 2014年10月27日 13:13 好きな句 ☆高熱と医師の静けさ窓の秋/川名ますみ 高熱が有ればさぞかし身体がだるい事でしょう。そんな中冷静に俳句をお詠みになられたことを勉強させて頂くと共に医師と作者共々に冷静に真摯に向かい合う姿に感銘いたしました。どうぞお大事に。 返信する 佃 康水 2014年10月27日 13:17 デイリー句会投句 ★今朝湾に鳴き声響く初の鴨 ★朝日浴び湾に鳴き合う初の鴨 ★掘り起こす甘藷や畝に赤々と 返信する 河野啓一 2014年10月27日 14:12 デイリー句会投句 ★空青く車窓に古都の稲の秋 ★秋暑し木犀の色香消え失せて ★もみじ鯛大きく跳ねて網の中 返信する 桑本栄太郎 2014年10月27日 18:05 御礼 小西 宏様 「蘆の穂の彼方に嶺の青き空」の句をお選び頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難うございます。散策の時は最後に近在の池のある公園に必ず立ち寄ります。先日は蘆の穂が壁のように立ち並び、その彼方には真っ青な空が嶺の上に広がっていました。 返信する 桑本栄太郎 2014年10月27日 18:26 デイリー句会投句 ★鳴き交わす梢見上ぐや小鳥来る ★蘆刈のひと鎌づつの揃えかな ★草の穂の絮に夕日の暮れゆけり 返信する 桑本栄太郎 2014年10月27日 18:33 好きな句 ★順番にバチを渡す子秋祭り/祝 恵子 秋祭りに子供等(お孫さん?)と神社に来て、備えてある太鼓を鳴らす。どの子供も太鼓には興味があり、順番にバチを回して鳴らしてゆく・・・。子供達も沢山集まり、秋祭りならではの賑わいである。 返信する 高橋秀之 2014年10月27日 21:31 デイリー句会投句 ★大皿に柿と五本の爪楊枝 ★薄紅葉一雨ごとに濃い色に ★秋時雨地下鉄出口の人だかり 返信する 古田敬二 2014年10月27日 22:31 デイリー句会投句 妻の留守無骨に炊き上げ秋刀魚飯 澄みきって始まる紅葉を映す池 秋の月尖る空行く宇宙船 返信する 川名ますみ 2014年10月27日 22:32 お礼 康水さま、「高熱と医師の静けさ窓の秋」の句に頂戴しました、お優しいコメントを、嬉しく拝読しました。もう二十年、私の高熱や急変に付き合って下さった主治医は、仰る通りいつも真摯で、先日も、その背中の窓外の秋と調和するほどに、静かに立っていらっしゃいました。おかげ様で、今日は微熱ほど。お見舞のお言葉をありがとうございました。 返信する 小西 宏 2014年10月27日 22:43 好きな句 ☆草の穂の絮に夕日の暮れゆけり /桑本栄太郎☆ 「草の穂の絮」とは、例えば蘆の穂絮であろうか。晩秋の風になびき、夕日に映えて美しい。「夕日の暮れゆけり」との措辞にも、しみじみとした情感が伝わってくる。 返信する 小西 宏 2014年10月27日 22:45 デイリー句会投句 ★蟷螂の路上を這える青きまま ★崖深く淡き色なる秋椿 ★紅葉の欅を見上げ山遠し 返信する 小口泰與 2014年10月28日 6:59 デイリー句会投句 ★眼間に浅間山(あさま)や佐久の刈田道 ★朝風や金木犀のまぎれなし ★秋の暮捨てつちまをか鯨尺 返信する 祝恵子 2014年10月28日 9:48 お礼 桑本栄太郎様、「秋祭り」に嬉しいコメントをありがとうございます。初めは怖々と叩いているのが、可愛らしかったです。 返信する 河野啓一 2014年10月28日 9:57 デイリー句会投句 ★柿みかん笊に盛り上げ客迎え ★種蒔いて揃い芽生えし朝かな ★柿の実は風に揺れつつ太りゆく 返信する 桑本栄太郎 2014年10月28日 16:15 御礼 小西 宏様 「草の穂の絮に夕日の暮れゆけり」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントもお添え頂き大変有難うございます。 この句の植物は茅科の雑草の穂絮ですが、少ない絮ながら命の限りを尽し来年に備えている事を考える時、生物の悠久の営みを感じます。晩秋の夕日はすべてのものを美しく照らしますね!! 返信する 桑本栄太郎 2014年10月28日 16:32 デイリー句会投句 ★秋麗ら座席に着くや飴玉を ★稲滓火やけむり棚引く天王山 ★稲株の焼かれ確たる刈田かな 返信する 桑本栄太郎 2014年10月28日 16:41 好きな句 ★蟷螂の路上を這える青きまま/小西 宏 畦の草刈か何かでで刈り出されてしまったようですね!! 羽根があるので飛び去れば早いのですが、そこは尊厳と孤高なる蟷螂の事、ゆっくり歩いて渡ります。もう間も無く茶色に枯れる前の短い秋のひとコマを捉えられていて、好きな一句です。 返信する 多田有花 2014年10月28日 17:21 デイリー句会投句 母のもぐ小さき柿を三つ食ぶ 紅葉して低き峠の並木道 三日月がかかる夜寒のテニスコート 返信する 多田有花 2014年10月28日 17:25 好きな句 ★柿みかん笊に盛り上げ客迎え/河野啓一 どんなお客さまだったのでしょうか? 誰かがたずねて来られるというとそれだけで気持ちが華やぎますね。 返信する 小西 宏 2014年10月28日 21:42 好きな句 ☆眼間に浅間山(あさま)や佐久の刈田道 / 小口泰與☆ 大きく広がる刈田とその中を行く真っすぐな畔の道。その全てを従がわせるように、眼前に浅間山のすそ野が広がっているのでしょう。雄大な絵柄に感動いたします。 返信する 小西 宏 2014年10月28日 21:45 お礼 桑本栄太郎さま 「蟷螂の路上を這える青きまま」に奥深いお言葉をお贈り下さり、たいへんありがとうございました。アスファルト道路の上を、鮮やかな緑色のカマキリが歩いているのを見て、感動と哀れさを感じました。 返信する 小西 宏 2014年10月28日 21:47 デイリー句会投句 ★柿熟れてどの家の庭も丘の上 ★陽の下に風の肘ゆく秋の青 ★蘆刈の池の静けき鎌の月 返信する 小口泰與 2014年10月29日 9:02 御礼 小西宏様 「刈田道」の句を好きな句にお取り上げいただき、大変に素晴らしいコメントをたまわり感謝申し上げます。有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2014年10月29日 9:05 デイリー句会投句 ★のど飴をまさぐりおれば秋の風 ★脚まげて横に寝る癖秋湿 ★噴煙と黒雲交差破芭蕉 返信する 河野啓一 2014年10月29日 10:38 デイリー句会投句 ★秋の朝しんとしずまる木々の色 ★銀杏の木黄葉の色を競う朝 ★秋深し能勢の里には猪(しし)が出る 返信する 小川和子 2014年10月29日 10:40 デイリー句会投句 ハロウィンの南瓜に目鼻秋惜しむ 群青の空よ三日月童話めく 赤とんぼ増え来る柵の陽だまりに 返信する 佃 康水 2014年10月29日 13:03 好きな句 ☆ハロウィンの南瓜に目鼻秋惜しむ/小川和子 ハロウインが近づくと町の中では南瓜に目鼻が付けられたり、色んな形のものが見られ中々楽しいものですね。しかしそのハロウインが過ぎると早や立冬を迎える季節でも有ります。その南京を見るにつけ爽やかな秋を惜んでいらっしゃる作者のお気持ちが良く分かります。 返信する 佃 康水 2014年10月29日 13:05 デイリー句会投句 ★箱に詰めはち切れそうな熟柿かな ★捥ぎ(もぎ)竿を翁提げゆく柿の秋 ★向き合うて海藻食むや初の鴨 返信する 内山富佐子 2014年10月29日 16:31 デイリー句会投句 豆腐屋のラッパ響くや秋の暮 味噌汁の椀のぬくもり秋の夜 薄皮に収まつている熟柿かな 返信する 桑本栄太郎 2014年10月29日 17:20 デイリー句会投句 ★大根の田舎みやげは葉付きかな ★田舎より妻持ち帰る柘榴の実 ★二連ほど柿のすだれやベランダに 返信する 桑本栄太郎 2014年10月29日 17:29 好きな句 ★ハロウィンの南瓜に目鼻秋惜しむ/小川和子 もともとはキリスト教圏の収穫祭、悪霊追い払いのお祭りですが、日本にも入り最近は商店会の売り出し行事としてもかなり広まって来ました。 南瓜をくり抜き眼鼻口のお面をつくり、中から蝋燭を入れて飾りますがこの行事が終われば、もう間も無く冬の到来ですね!! 返信する 小西 宏 2014年10月29日 21:23 好きな句 ☆群青の空よ三日月童話めく /小川和子☆ 深まる秋の夕暮に群青の空が広がる。そこに形美しい弧を置く三日月に童話の世界を思い浮かべられました。思わず膝を叩いてしまいます。 返信する 小西 宏 2014年10月29日 21:24 デイリー句会投句 ★黒船を眺めし丘の秋椿 ★黄緑を銀杏に広げ秋深し ★秋澄んで夕日に黒き富士の影 返信する 小口泰與 2014年10月30日 10:04 デイリー句会投句 ★秋ばらのまさしき香り朝の風 ★柿の実や禽の高音のおちこちに ★朝日浴ぶ白樺林虫の声 返信する 小川和子 2014年10月30日 17:57 お礼 佃康水様、桑本栄太郎様、「秋惜しむ」の句を好きな句にお選び頂き、あたたかいコメントを頂きましてありがとうございます。述べていただきましたように、ハロウィンがすめばもうすぐ立冬ですね。明るく飾られたショウウインドウやパン屋さんを眺めながら、そんなことを思いました。 小西宏様、「群青の空」の句を好きな句にお選びくださり、共感して頂きましてありがとうございます。日が短くなり、五時を少し過ぎますと、晴れた日は群青の空が広がりますね。三日月に美しい空です。 返信する 多田有花 2014年10月30日 18:27 デイリー句会投句 頂を囲み光りし薄の穂 新装の駅前広々秋の宵 ほろ酔いで歩く夜寒の街路かな 返信する 多田有花 2014年10月30日 18:32 好きな句 ★薄皮に収まつている熟柿かな/内山富佐子 熟柿の雰囲気が目に浮かびます。 「収まっている」というのが柿自身に意志があるようで、ユーモラスです。 返信する 桑本栄太郎 2014年10月30日 18:33 デイリー句会投句 ★櫓田の青田の様となりにけり ★せせらぎの石橋慕い石蕗の花 ★生駒嶺の黒きうねりや秋暮れぬ 返信する 小口泰與 2014年10月31日 9:55 デイリー句会投句 ★鶏頭や赤城の裾野まさやけし ★爽やかに交わりてゆく句会かな ★まさに今何時もの場所の紅葉かな 返信する 内山富佐子 2014年10月31日 10:45 お礼 多田有香様 熟柿の句を好きな句にお選びくださって有難うございます。 今年はたくさんの柿を頂き、うかうかしている間に皮が破れそうなくらいに熟れてしまいました。慌てて食べたのですが(抜群においしかった)、よくまあ崩れないでいてくれたものだと思った次第です。 返信する 小西 宏 2014年10月31日 14:26 デイリー句会投句 ★黄葉広し欅並木の三車線 ★柿の実もレモンもたわわ陽の中に ★先生はカッパ園児のハロウィーン 返信する 桑本栄太郎 2014年10月31日 17:30 デイリー句会投句 <洛西の山里独り吟行> ★溝川の流れ豊かや芋水車 ★路地を逸れ里の庭なる柘榴の実 ★つらなりて水辺さまようあきつかな 返信する 祝恵子 2014年10月31日 17:31 デイリー句会投句 指で切る抜菜柔らか朝の汁 影を見て姿勢を正す秋の朝 雲を背に鵙は鋭く高く鳴く 返信する 桑本栄太郎 2014年10月31日 18:34 好きな句 ★指で切る抜菜柔らか朝の汁/祝 恵子 小生も大根の抜菜の漬物が大好きです。いやはや、指で切る抜菜とは如何にも柔らかくて美味しそうです。ご自分で菜園を持っておられるからの、新鮮な抜菜ですね!!。 返信する 内山富佐子 2014年11月1日 9:02 デイリー句会投句 店々にハロウィンの子ら声高く 干し柿の秋色カーテン雁木下 新蕎麦を求めゆく道紅葉道 返信する 河野啓一 2014年11月2日 17:15 お礼 多田有花さま 「「柿みかん笊に盛り上げ客迎え」にコメントを頂きお礼申し上げます。東大阪から弟らの家族がやって来まして、在るだけの果物を質より量で盛り上げた次第です。お礼が遅くなり、相済みませんでした。 返信する 祝恵子 2014年11月3日 12:11 お礼 桑本栄太郎様、「抜菜」に嬉しいコメントを頂きましてありがとうございました。プランターに植えて楽しんでおります。 返信する
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テスト
テスト
デイリー句会投句
風呼んで実りを揺らす猫じゃらし
もうあんなに秋のオリオン傾きぬ
秋の海裂いてボートの直進す
デイリー句会投句
★雲脚の乱れコスモスほしいまま
★夕さりの秀つ枝の柿や禽の声
★印伝の靴を履きけり鱗雲
デイリー句会投句
星月夜明日はよきこときつとある
秋の床日向の匂いに包まれて
文化祭爺婆赤子父母親戚
デイリー句会投句
★きのうより今日の色濃くうす紅葉
★とんからり楽を奏でつ木の実降る
★暮れて尚灯りとなりぬ泡立草
好きな句
★印伝の靴を履きけり鱗雲/小口泰輿
今年5月の同期会にて富士五湖めぐりを行い、その時甲州の印伝の鹿革細工専門店に立ち寄りました。鹿革を舐めし色々な色に染め、財布、小物入れ、ハンドバッグ、など展示販売をしていましたが、大変高価な芸術品とも言うべき品々でした。最高におしゃれな靴を履き、秋の旅が目に浮かぶようです。
好きな句
★文化祭爺婆赤子父母親戚/内山富佐子
幼稚園の?或いは小学校低学年の文化祭でしょうか?
家族親戚総出でお歌、お遊戯、劇を楽しまれている「賑やかな様子」を見事な漢字使いで表現されました!!。漢字の国の人で良かったですね!!
デイリー句会投句
朴落葉大きを踏んで下りけり
コスモスの一面青空に揺れて
焼き芋を売る声聞こえ初めにし夜
デイリー句会投句
★新米の湯気鶏卵の殻堅し
★はてここに何があったか猫じゃらし
★海棠の実の静かなり秋の雨
好きな句
(好きな句)
新米の湯気鶏卵の殻堅し/小西 宏
炊き立ての新米ご飯へ卵を掛けようと殻を割ろうとしても堅くて直ぐに割れないもどかしさ。ふっと笑ってしまいました。日本人ならではの嬉しい食卓を楽しく拝見した思いです。
デイリー句会投句
★笙の音の洩れ来る園や秋惜しむ
★水澄むや雁木に掛けてギター聞く
★色紅き無花果選りて捥ぎくれる
デイリー句会投句
空高くおとぎ話のような雲
高架路を幾たびまたぐ鰯雲
秋雲の鱗一枚づつ暮れぬ
お礼
桑本栄太郎様
いつも暖かいコメント有難うございます。
「文化祭」の句は、日曜日の散歩の帰りお爺ちゃんお婆ちゃん 乳母車に乗った赤ちゃん、そしてお父さんお母さんが笑顔をいっぱい浮かべて続々と学校に向かっていました。その幸せそうな顔から劇や歌を参観している様子を思い浮かべました。
好きな句
新米の湯気鶏卵の殻堅し/小西宏
新米の美味しさが生き生きと伝わってきます。切れのよい表現が魅力的です。」やっぱり美味しいご飯には卵かけご飯が最高ですね。
デイリー句会投句
杜鵑草咲けば背低き母想う
我が母は背低き人杜鵑草
九人の命の母よ杜鵑草
御礼
桑本栄太郎様
「鱗雲」の句を好きな句にお取り上げいただき、その上、素晴らしいコメントをたまわり有難う御座いました。私もよく印伝の上原本店に行きます。印伝は素晴らしいですね。
デイリー句会投句
★鶏頭や落暉に映ゆる浅間山
★藁塚や雀群たる夜のほどろ
★鶏頭のほむらや朝に群れて立つ
デイリー句会投句
★はんなりとさくら並木はうすもみじ
★秋澄めり狭庭の池に魚の棲む
★山の辺の池に水脈引き鴨の群れ
デイリー句会投句
★ピヨピヨと秋の時雨の交叉点
★日が射せど秋時雨また秋しぐれ
★薄紅葉とはいえ朱色の一葉かな
好きな句
★新米の湯気鶏卵の殻堅し/小西 宏
新米の御飯に添え、新鮮な鶏卵に醤油を垂らして卵かけご飯にすれば最高ですね!!。山本一力の小説の世界が彷彿され素敵です。「殻堅し」との措辞が卵の新鮮さを引き立たせ、効果的ですね!!
好きな句
★秋雲の鱗一枚づつ暮れぬ/川名ますみ
秋入日の後まだ西空に青さが残り、鱗雲のひとつひとつが、ピンク色に染まり息をのむほど美しい時間があります。短い時間ですが、秋晴れの日の宵空の楽しみですね!!。
デイリー句会投句
猫じゃらし活けられ茎はまっすぐに
さらさらと心地よき音種を採る
街灯の夜風に穂芒白く揺れ
好きな句
空高くおとぎ話のような雲 川名ますみ
「おとぎ話のような」に引かれました。いろんなお話が浮かんだことでしょう。空いっぱいに広がる雲に私は一期一会を感じました。この雲は今日のこの時しか見ることができないと思いつつ。
デイリー句会投句
★水の星水に犯さる葉月かな
★紅葉の奇岩の山へ登りけり
★マカロンを食めばほろほろ穂草かな
デイリー句会投句
★麦の秋きらきら光り地平まで
★麦秋や波輝やけるちぬの海
★船着き場波をかすめて鴎飛ぶ
好きな句
★★星月夜明日はよきこときつとある/内山富佐子
星のきれいな秋の夜、大空を眺めて前向きに明日のことを考える。からりとした作者のお気持ちが共感を呼び、夢を与えてくれます。
「よきこときっとある」の措辞に惹かれました。
デイリー句会投句
ジンジャーティ飲む晩秋の雨の午後
霜降の快晴の空の深さかな
山の道尋ねられにし秋の昼
デイリー句会投句
★舗道濡れかつら黄葉の雨に散る
★合歓の実の莢の白きや川風に
★ガラス戸の外は黄明かり秋湿り
好きな句
★九人の命の母よ杜鵑草/古田啓二
杜鵑草はしっとりとした花で茶花としても良く使われています。御句にはお母様を心より敬愛されている気持ちが滲み出て母子共に幸せなご家族が垣間見えて参ります。
お母様は我が子からの最高のお言葉を頂かれました。杜鵑草の咲く頃のお母様への敬慕の念として大切な御句になったと思います。
デイリー句会投句
★友訪う日桜紅葉の土手をゆく
★川土手の桜紅葉や魚の跳ぶ
★栗ご飯湯気と山の香ほぐし盛る
好きな句
☆栗ご飯湯気と山の香ほぐし盛る /佃 康水☆
美味しそうですね。「湯気」があり「山の香」があり、そして「ほぐし盛る」で「栗ご飯」のイメージを完成させました。
お礼
佃 康水さま、内山富佐子さま、桑本栄太郎さま
「新米の湯気鶏卵の殻堅し」に素敵なお言葉をお贈り下さり、たいへんありがとうございました。お米は「ななつぼし」という北海道の優良品種だそうです。卵はおからと野菜で育てた鶏が産んだものとのことで、殻も堅くしっかりとしていました。
デイリー句会投句
★柿を剥く手にぬるぬると滑らせて
★綿入れを出して着てみる秋の雨
★雨音や旅の土産の今年酒
デイリー句会投句
★榛名山(はるな)にも陽と影ありし虫の声
★嬬恋の里も田じまい山粧う
★はらからと松茸飯を別所の湯
お礼
河野啓一様
星月夜の句に共感の素敵なコメントを頂き有難うございます。
夜更けてから空を見上げましたら、それはそれは美しい月と煌く星が輝いていました。その輝きに勇気を貰いました。
デイリー句会投句
★水滴の朝日に光り水木の実
★バス待ちの並木通りや黄葉初む
★部屋の灯を点けて推敲秋ついり
デイリー句会投句
★柿を剥く手をぬるぬると滑らせて/小西 宏
秋も深まり、柿が美味しい時季となりました。好みにもよりますが、固めと柔らか目の実があり小生は柔らか目が好きです。
柿の実は剥いて意外に滑りがあり、剥く時は怪我をしないよう気を付けています。秋の深まりを感じます好きな句です。
お礼
桑本栄太郎さま
「柿を剥く手をぬるぬると滑らせて」へのお言葉、たいへんありがとうございます。
堅い柿の実を軽く音させながら食べるのも好きですが、柔らかな肉をしゃぶるのも悪くありませんね。もし柿に、もう少し強い香りがあったなら、きっと世界でも有数の果物として謳われたことでしょう。
デイリー句会投句
快晴の空がうれしき鵙高音
どの枝も重くしなりて柿たわわ
よき日和朝日に光る草の露
好きな句
★嬬恋の里も田じまい山粧う/小口泰與
「嬬恋」というのがいいですね。
地名に詩情を感じます。
やがて田に霜が下り、山は冠雪の時期に入るのでしょう。
デイリー句会投句
秋播きの種直線に芽生えけり
野菊咲く入り口入れば森暗し
秋播きの種に優しく土を載せ
お礼
栄太郎さま、「秋雲の鱗一枚づつ暮れぬ」の句に、ご共感のコメントを頂戴しまして、ありがとうございます。うろこ雲の、その一枚が、夕陽に染まるのを捉えられるような、空の濃淡を望みました。台風や長雨が続きますが、それだけに、鮮やかな秋天や雲の姿には、晴々とした心地になります。短い秋の夕焼に、貴いときと出逢え、幸せです。
敬二さま、「空高くおとぎ話のような雲」の句へ頂戴しましたコメントを、嬉しく拝読しました。通院の車中、ぼんやりしていた折に、母から「雲がきれい」と声を掛けられまして。「おとぎ話のなかみたいね」という母の言葉を、そのまま借りた次第です。一瞬で変わってしまうのに、永遠に語られる場面にも現れそう。一期一会の雲でした。
御礼
小西 宏様
「栗ご飯湯気と山の香ほぐし盛る」の句に素晴らしいお言葉を頂き大変嬉しく読ませて頂きました。俳句を始めてからは我が家の食卓にも旬のものが上る様にと心掛けています。美味しいものがより美味しく思われます。
デイリー句会投句
秋寒の夜泣きする子の母哀し
夕空にゴーギャンの青秋深し
秋澄むや垣根の先から猫の声
デイリー句会投句
晩秋や槌音高く冬囲い
秋深し絵本に見入る子らの顔
朝七時校門前に落葉無し
御礼
多田有花様
「山粧う」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをたまわり厚く御礼申し上げます。有難う御座いました。
デイリー句会投句
★鈴虫や長き影なす城の松
★鶏頭や御朱印帳の太き文字
★ポリープは酒を好まず秋の暮
デイリー句会投句
草蔭によろめく蟋蟀夕暮れる
畝滑る翅を痛めし蟋蟀よ
新しき零余子のレシピで夕餉とす
好きな句
★ポリープは酒を好まず秋の暮 泰與
俳諧味を感じます。ポリープも体の一部と思われます。好きなお酒も少しならポリープもご相伴にあずかるのではないでしょうか。
私も内視鏡で取りましたがお酒ダメとは聞かなかったのでほどほどに頂いております。お体お大事にして下さい。
デイリー句会投句
★薄紅葉周りの木々はまだ緑
★秋空や下に牧あり馬はねる
★秋の暮れ僅かに残る茜雲
デイリー句会投句
★チャイム鳴る午後の校舎や秋麗ら
★木の実踏む足裏つづきし散歩かな
★一羽のみ水脈の広がり鴨来たる
デイリー句会投句
虫の音の絶えて静かな夜となる
中古車の並びいずれも露けしや
渓流の音背に黄葉の山へ
好きな句
★秋播きの種直線に芽生えけり/古田敬二
直線に種を蒔いたから、直線に芽生えた、そのあたりまえのことが、おもしろいですね。
デイリー句会投句
★秋ひと日雑木林を歩きけり
★団栗の梢に音し転び落つ
★鈴虫を銀座露店で買いし事も
デイリー句会投句
天高しハロウィンの子と女学生
秋空へ化粧落とさず演劇部
新しき街の秋気に仮装して
御礼
古田敬二様
「秋の暮」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをたまわり厚く感謝申し上げます。お蔭様で内視鏡でポリープを切除して何も問題なく二週間後には大好きなお酒をいただき始めました。ご心配いただき有難う御座います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
デイリー句会投句
★あかあかと朝日出づるや水澄めり
★目陰して谷川岳の紅葉かな
★朝寒や黒檜山(くろび)鍋割山(なべわり)彫り深し
デイリー句会投句
★鯊釣りし少年の夢遠かりき
★なかなかに成らぬこの道秋灯し
★軒下に杖突き立てば小鳥来る
デイリー句会投句
見渡せば四方いずこも紅葉山
ぶな楓みなもみじして頂に
倒木に腰掛けて見る紅葉山
好きな句
★秋ひと日雑木林を歩きけり/小西 宏
色づき始めた雑木紅葉を見上げながらそぞろ歩く楽しさ。
その紅葉の先に青い空と白い雲があります。
斜めに差す秋の日と透明な空気の感じが伝わってきます。
デイリー句会投句
★秋天を切り裂き行くや飛機の雲
★蘆の穂の彼方に嶺の青き空
★葉脈の緋色透き居り秋西日
好きな句
☆蘆の穂の彼方に嶺の青き空 /桑本栄太郎☆
蘆の穂の薄枯れ色が秋の青空に映える光景がとても印象的な御句です。澄む空に遠くの峰もくっきりと見えていることでしょう。
お礼
多田有花さま
「秋ひと日雑木林を歩きけり」への嬉しいお言葉、たいへんありがとうございました。とりたてて煌びやかな所のない雑木林ですが、しっとりとした黄葉と、やわらかに差す夕暮前の日の光に心を慰められます。
デイリー句会投句
★廃屋に窓ガラスあり蔦紅葉
★静やかに桂香れる黄葉道
★湯気に炊く飯に一椀きのこ汁
デイリー句会投句
がまずみの実に夕焼けの色宿る
がまずみの実森一番に色づけり
一つ咲くさびしき秋の月下美人
デイリー句会投句
道を曲がれば大木に薄紅葉
高熱と医師の静けさ窓の秋
窓の秋となりの病棟の人も
お礼
有花さん、
★秋播きの種直線に芽生えけり/にコメントいただきありがとうございました。この夏は天候不順で野菜は誰もうまくいかなかったみたいです。ただ一つピーマンだけは豊作でした。
秋播きは葉もので、今は当地の大高菜が芽生え、春菊を撒きました。撒いた後に雨が来て上手く芽生えました。
デイリー句会投句
★秋晴れとジャズのリズムでマラソンす
★ゴールしてまずはみかんを丸かじり
★走る間は潮の香りと秋の空
デイリー句会投句
参道に続く刈田の道をゆく
順番にバチを渡す子秋祭り
賑わいを後ろに残し秋の暮
デイリー句会投句
★新そばや小諸へ向かう峠道
★雨まぎは赤城山の空を稲光
★朝鵙や赤城の裾野まぎれなし
好きな句
☆高熱と医師の静けさ窓の秋/川名ますみ
高熱が有ればさぞかし身体がだるい事でしょう。そんな中冷静に俳句をお詠みになられたことを勉強させて頂くと共に医師と作者共々に冷静に真摯に向かい合う姿に感銘いたしました。どうぞお大事に。
デイリー句会投句
★今朝湾に鳴き声響く初の鴨
★朝日浴び湾に鳴き合う初の鴨
★掘り起こす甘藷や畝に赤々と
デイリー句会投句
★空青く車窓に古都の稲の秋
★秋暑し木犀の色香消え失せて
★もみじ鯛大きく跳ねて網の中
御礼
小西 宏様
「蘆の穂の彼方に嶺の青き空」の句をお選び頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難うございます。散策の時は最後に近在の池のある公園に必ず立ち寄ります。先日は蘆の穂が壁のように立ち並び、その彼方には真っ青な空が嶺の上に広がっていました。
デイリー句会投句
★鳴き交わす梢見上ぐや小鳥来る
★蘆刈のひと鎌づつの揃えかな
★草の穂の絮に夕日の暮れゆけり
好きな句
★順番にバチを渡す子秋祭り/祝 恵子
秋祭りに子供等(お孫さん?)と神社に来て、備えてある太鼓を鳴らす。どの子供も太鼓には興味があり、順番にバチを回して鳴らしてゆく・・・。子供達も沢山集まり、秋祭りならではの賑わいである。
デイリー句会投句
★大皿に柿と五本の爪楊枝
★薄紅葉一雨ごとに濃い色に
★秋時雨地下鉄出口の人だかり
デイリー句会投句
妻の留守無骨に炊き上げ秋刀魚飯
澄みきって始まる紅葉を映す池
秋の月尖る空行く宇宙船
お礼
康水さま、「高熱と医師の静けさ窓の秋」の句に頂戴しました、お優しいコメントを、嬉しく拝読しました。もう二十年、私の高熱や急変に付き合って下さった主治医は、仰る通りいつも真摯で、先日も、その背中の窓外の秋と調和するほどに、静かに立っていらっしゃいました。おかげ様で、今日は微熱ほど。お見舞のお言葉をありがとうございました。
好きな句
☆草の穂の絮に夕日の暮れゆけり /桑本栄太郎☆
「草の穂の絮」とは、例えば蘆の穂絮であろうか。晩秋の風になびき、夕日に映えて美しい。「夕日の暮れゆけり」との措辞にも、しみじみとした情感が伝わってくる。
デイリー句会投句
★蟷螂の路上を這える青きまま
★崖深く淡き色なる秋椿
★紅葉の欅を見上げ山遠し
デイリー句会投句
★眼間に浅間山(あさま)や佐久の刈田道
★朝風や金木犀のまぎれなし
★秋の暮捨てつちまをか鯨尺
お礼
桑本栄太郎様、「秋祭り」に嬉しいコメントをありがとうございます。初めは怖々と叩いているのが、可愛らしかったです。
デイリー句会投句
★柿みかん笊に盛り上げ客迎え
★種蒔いて揃い芽生えし朝かな
★柿の実は風に揺れつつ太りゆく
御礼
小西 宏様
「草の穂の絮に夕日の暮れゆけり」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントもお添え頂き大変有難うございます。
この句の植物は茅科の雑草の穂絮ですが、少ない絮ながら命の限りを尽し来年に備えている事を考える時、生物の悠久の営みを感じます。晩秋の夕日はすべてのものを美しく照らしますね!!
デイリー句会投句
★秋麗ら座席に着くや飴玉を
★稲滓火やけむり棚引く天王山
★稲株の焼かれ確たる刈田かな
好きな句
★蟷螂の路上を這える青きまま/小西 宏
畦の草刈か何かでで刈り出されてしまったようですね!!
羽根があるので飛び去れば早いのですが、そこは尊厳と孤高なる蟷螂の事、ゆっくり歩いて渡ります。もう間も無く茶色に枯れる前の短い秋のひとコマを捉えられていて、好きな一句です。
デイリー句会投句
母のもぐ小さき柿を三つ食ぶ
紅葉して低き峠の並木道
三日月がかかる夜寒のテニスコート
好きな句
★柿みかん笊に盛り上げ客迎え/河野啓一
どんなお客さまだったのでしょうか?
誰かがたずねて来られるというとそれだけで気持ちが華やぎますね。
好きな句
☆眼間に浅間山(あさま)や佐久の刈田道 / 小口泰與☆
大きく広がる刈田とその中を行く真っすぐな畔の道。その全てを従がわせるように、眼前に浅間山のすそ野が広がっているのでしょう。雄大な絵柄に感動いたします。
お礼
桑本栄太郎さま
「蟷螂の路上を這える青きまま」に奥深いお言葉をお贈り下さり、たいへんありがとうございました。アスファルト道路の上を、鮮やかな緑色のカマキリが歩いているのを見て、感動と哀れさを感じました。
デイリー句会投句
★柿熟れてどの家の庭も丘の上
★陽の下に風の肘ゆく秋の青
★蘆刈の池の静けき鎌の月
御礼
小西宏様
「刈田道」の句を好きな句にお取り上げいただき、大変に素晴らしいコメントをたまわり感謝申し上げます。有難う御座いました。
デイリー句会投句
★のど飴をまさぐりおれば秋の風
★脚まげて横に寝る癖秋湿
★噴煙と黒雲交差破芭蕉
デイリー句会投句
★秋の朝しんとしずまる木々の色
★銀杏の木黄葉の色を競う朝
★秋深し能勢の里には猪(しし)が出る
デイリー句会投句
ハロウィンの南瓜に目鼻秋惜しむ
群青の空よ三日月童話めく
赤とんぼ増え来る柵の陽だまりに
好きな句
☆ハロウィンの南瓜に目鼻秋惜しむ/小川和子
ハロウインが近づくと町の中では南瓜に目鼻が付けられたり、色んな形のものが見られ中々楽しいものですね。しかしそのハロウインが過ぎると早や立冬を迎える季節でも有ります。その南京を見るにつけ爽やかな秋を惜んでいらっしゃる作者のお気持ちが良く分かります。
デイリー句会投句
★箱に詰めはち切れそうな熟柿かな
★捥ぎ(もぎ)竿を翁提げゆく柿の秋
★向き合うて海藻食むや初の鴨
デイリー句会投句
豆腐屋のラッパ響くや秋の暮
味噌汁の椀のぬくもり秋の夜
薄皮に収まつている熟柿かな
デイリー句会投句
★大根の田舎みやげは葉付きかな
★田舎より妻持ち帰る柘榴の実
★二連ほど柿のすだれやベランダに
好きな句
★ハロウィンの南瓜に目鼻秋惜しむ/小川和子
もともとはキリスト教圏の収穫祭、悪霊追い払いのお祭りですが、日本にも入り最近は商店会の売り出し行事としてもかなり広まって来ました。
南瓜をくり抜き眼鼻口のお面をつくり、中から蝋燭を入れて飾りますがこの行事が終われば、もう間も無く冬の到来ですね!!
好きな句
☆群青の空よ三日月童話めく /小川和子☆
深まる秋の夕暮に群青の空が広がる。そこに形美しい弧を置く三日月に童話の世界を思い浮かべられました。思わず膝を叩いてしまいます。
デイリー句会投句
★黒船を眺めし丘の秋椿
★黄緑を銀杏に広げ秋深し
★秋澄んで夕日に黒き富士の影
デイリー句会投句
★秋ばらのまさしき香り朝の風
★柿の実や禽の高音のおちこちに
★朝日浴ぶ白樺林虫の声
お礼
佃康水様、桑本栄太郎様、「秋惜しむ」の句を好きな句にお選び頂き、あたたかいコメントを頂きましてありがとうございます。述べていただきましたように、ハロウィンがすめばもうすぐ立冬ですね。明るく飾られたショウウインドウやパン屋さんを眺めながら、そんなことを思いました。
小西宏様、「群青の空」の句を好きな句にお選びくださり、共感して頂きましてありがとうございます。日が短くなり、五時を少し過ぎますと、晴れた日は群青の空が広がりますね。三日月に美しい空です。
デイリー句会投句
頂を囲み光りし薄の穂
新装の駅前広々秋の宵
ほろ酔いで歩く夜寒の街路かな
好きな句
★薄皮に収まつている熟柿かな/内山富佐子
熟柿の雰囲気が目に浮かびます。
「収まっている」というのが柿自身に意志があるようで、ユーモラスです。
デイリー句会投句
★櫓田の青田の様となりにけり
★せせらぎの石橋慕い石蕗の花
★生駒嶺の黒きうねりや秋暮れぬ
デイリー句会投句
★鶏頭や赤城の裾野まさやけし
★爽やかに交わりてゆく句会かな
★まさに今何時もの場所の紅葉かな
お礼
多田有香様
熟柿の句を好きな句にお選びくださって有難うございます。
今年はたくさんの柿を頂き、うかうかしている間に皮が破れそうなくらいに熟れてしまいました。慌てて食べたのですが(抜群においしかった)、よくまあ崩れないでいてくれたものだと思った次第です。
デイリー句会投句
★黄葉広し欅並木の三車線
★柿の実もレモンもたわわ陽の中に
★先生はカッパ園児のハロウィーン
デイリー句会投句
<洛西の山里独り吟行>
★溝川の流れ豊かや芋水車
★路地を逸れ里の庭なる柘榴の実
★つらなりて水辺さまようあきつかな
デイリー句会投句
指で切る抜菜柔らか朝の汁
影を見て姿勢を正す秋の朝
雲を背に鵙は鋭く高く鳴く
好きな句
★指で切る抜菜柔らか朝の汁/祝 恵子
小生も大根の抜菜の漬物が大好きです。いやはや、指で切る抜菜とは如何にも柔らかくて美味しそうです。ご自分で菜園を持っておられるからの、新鮮な抜菜ですね!!。
デイリー句会投句
店々にハロウィンの子ら声高く
干し柿の秋色カーテン雁木下
新蕎麦を求めゆく道紅葉道
お礼
多田有花さま
「「柿みかん笊に盛り上げ客迎え」にコメントを頂きお礼申し上げます。東大阪から弟らの家族がやって来まして、在るだけの果物を質より量で盛り上げた次第です。お礼が遅くなり、相済みませんでした。
お礼
桑本栄太郎様、「抜菜」に嬉しいコメントを頂きましてありがとうございました。プランターに植えて楽しんでおります。