■自由な投句箱/9月21日~30日 ■ 2021年9月22日 13:20 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 代表:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 多田有花 2021年9月21日 6:33 自由な投句箱 底紅や今朝も変わらずその家に 秋野菜いろいろ入れてカレーを作る 時おりは白きもありぬ曼珠沙華 返信する 小口泰與 2021年9月21日 8:23 自由な投句箱 ★迫り来るコスモスの群雨の鶏屋 ★正眼に構えし太刀や秋燕 ★お早うと同時や秋茄子賜りし 返信する 廣田洋一 2021年9月21日 10:32 自由な投句箱 ★新米や名は福笑い福島産 ★一片の雲も見えずに月上る ★後から吾につき来る名月かな 返信する 桑本栄太郎 2021年9月21日 18:01 自由な投句箱 ★吾が影の長き刈田や田道行く ★宵闇の雲をやきもき月今宵 ★風雨など負けぬ気概や賢治の忌 返信する 小口泰與 2021年9月22日 8:07 自由な投句箱 ★丁寧に芝刈る吾やきりぎりす ★白波の岸を離るる渡り鳥 ★一心に鳴く蟋蟀の厨かな 返信する 廣田洋一 2021年9月22日 10:38 自由な投句箱 ★名月や一目確かめ酒を酌む ★名月や見とれていたる道の端 ★満月に負けずに光る明星かな 返信する 多田有花 2021年9月22日 13:13 自由な投句箱 名月がはや山の端を離れたり 両側に曼珠沙華咲く道をゆく 次々と犬連れし人秋の朝 返信する 桑本栄太郎 2021年9月22日 18:41 自由な投句箱 ★名月や孫の写メール拝み居り ★香り来る匂いに気付く銀木犀 ★哀しみの色とし思う水木の実 返信する 小口泰與 2021年9月23日 8:21 自由な投句箱 ★稲妻の青眼の太刀浴びにけり ★二千キロ翔る途中や藤袴 ★ライト点け山小屋を出づ星月夜 返信する 多田有花 2021年9月23日 8:36 自由な投句箱 十六夜やほのかに雲を纏いおり 彼岸花に揚羽蝶が来ている 鐘楼の上に広がり秋の空 返信する 廣田洋一 2021年9月23日 10:06 自由な投句箱 ★新米の豊かな甘み嚙みしめる ★ふるさとの今年米買ふ夕べかな ★田舎道雅にみせる実紫 返信する 桑本栄太郎 2021年9月23日 19:06 自由な投句箱 ★街中を抜けて田道へつづれさせ ★歩みゆき無人店にて秋なすび ★秋分の日差し眩しく濯ぎもの 返信する 小口泰與 2021年9月24日 8:38 自由な投句箱 ★庭草を刈りて蜻蛉の寄る辺なし ★来世また蜂の子飯を君と食む ★田の色の田ごと違(たが)う渓の風 返信する 廣田洋一 2021年9月24日 9:30 自由な投句箱 ★残月や雲を払ひて照らしをり ★団栗の毬を抜け出し道の端 ★どんぐりころころ道を渡りけり 返信する 桑本栄太郎 2021年9月24日 18:56 自由な投句箱 ★畦一面爛れたるかに彼岸花 ★煽られてとんぼ飛び行く風の朝 ★来て見れば今朝は刈田や風の丘 返信する 多田有花 2021年9月24日 21:53 自由な投句箱 快晴のこれが秋分の日差し 立待月洗い髪にて見上げおり 裏戸開けすぐの畑に大根蒔く 返信する 廣田洋一 2021年9月25日 9:42 自由な投句箱 ★秋うらら亀渡り行く滑走路 ★秋彼岸車治して墓参り ★野菜売場明るくしたる馬鈴薯かな 返信する 多田有花 2021年9月25日 10:52 自由な投句箱 三回忌彼岸の寺へ向かいけり 法要の寺には白き彼岸花 句碑立ちぬ枝垂桜の初紅葉 返信する 小口泰與 2021年9月25日 12:23 自由な投句箱 ★線香の煙かたむき稲光 ★臈たけし寺の白菊盛りかな ★コスモスの叢を統べたり山の風 返信する 桑本栄太郎 2021年9月25日 17:39 自由な投句箱 ★うす闇の朝の静寂やつづれさせ ★椎の実の笑みて弾ける予感かな ★来て見ればすでに刈田や大原野 返信する 川名ますみ 2021年9月25日 22:37 自由な投句箱 撫子の折りたたまれし花弁咲く 撫子のひとたたみよりひらきそむ 桔梗の莟にわれめ入りし朝 返信する 小口泰與 2021年9月26日 8:55 自由な投句箱 ★窓開くや微かになかる金木犀 ★木道の蛇行や尾瀬の草紅葉 ★農機具を小屋に仕舞いし鰯雲 返信する 廣田洋一 2021年9月26日 11:43 自由な投句箱 ★貝殻の塔を立ち上げ秋彼岸 ★義妹の墓も洗ひし秋彼岸 ★薄雲の覆ひたる墓地や秋彼岸 返信する 多田有花 2021年9月26日 18:52 自由な投句箱 本堂の上に広がり羊雲 白粉花や一夜の明けて清々し 艶なれど俗にはあらじ秋の薔薇 返信する 桑本栄太郎 2021年9月26日 19:40 自由な投句箱 ★歩みつつ畦道撮るや彼岸花 ★鶏頭の供花の植えらる辻地蔵 ★そう云えば今朝は聞かざる秋の蝉 返信する 小口泰與 2021年9月27日 9:04 自由な投句箱 ★木道の果てや銀漢澄みにける ★雨粒の蕊に列なす曼殊沙華 ★曲がり行く貨物列車や雁の列 返信する 廣田洋一 2021年9月27日 10:51 自由な投句箱 ★明星や三日月かかる夕間暮れ ★秋天に高層ビルの窓光る ★秋の雲流れ流れて古都の海 返信する 多田有花 2021年9月27日 17:36 自由な投句箱 朝の月稜線にいま沈みゆく 朝の陽に光りしものは薄なり 今朝晴れて鵙の高音の聞こえ初む 返信する 桑本栄太郎 2021年9月27日 17:55 自由な投句箱 ★紅葉初む葉より落ちたり唐楓 ★病院の庭の明るく秋日差す ★蒼天の村の梢や鵙高音 返信する 小口泰與 2021年9月28日 8:25 自由な投句箱 ★掛け終えし稲架は赤城を隠しけり ★去ぬ燕洞の石仏黙のまま ★山道のバスを包みし霧襖 返信する 廣田洋一 2021年9月28日 9:52 自由な投句箱 ★肌寒し明の明星光りをり ★肌寒し上着を取りに戻りけり ★秋空にすそ野広がる富士の山 返信する 多田有花 2021年9月28日 17:39 自由な投句箱 単線の鉄路に沿いて彼岸花 高らかに始動の朝や稲刈機 泉水の傍らに揺れ萩の花 返信する 桑本栄太郎 2021年9月28日 18:34 自由な投句箱 ★月代や詠い尽くせず眺め居り ★穭田や風の色なす大原野 ★添水鳴る山風つづく天龍寺 返信する 小口泰與 2021年9月29日 8:41 自由な投句箱 ★水切りの五つ数ぞうや秋の虹 ★名にし負うチャッボミ苔や露の玉 ★秋の野や望遠レンズ肩にかけ 返信する 廣田洋一 2021年9月29日 11:40 自由な投句箱 ★天心の半月白き朝ぼらけ ★駅中のピアノ鳴りたる秋の昼 ★理髪師の母となりたる秋の昼 返信する 多田有花 2021年9月29日 13:41 自由な投句箱 夕闇の迫る速さや秋半ば 朝ごとに夕ごとに刈田増えてゆく 快晴のすすき光るだけ光り 返信する 桑本栄太郎 2021年9月29日 18:14 自由な投句箱 ★乙訓の丘の風呼ぶ草もみじ ★咲き残る花のありたり萩は実に ★朝日さす穂の金色やゑのこ草 返信する 廣田洋一 2021年9月30日 11:28 自由な投句箱 ★熱々の番茶を酌みし夜寒かな ★休業の張り紙を見る夜寒かな ★大切に籠に入れられ菌かな 返信する 小口泰與 2021年9月30日 12:26 自由な投句箱 ★誘われて犇めく蝶や藤袴 ★沛然と雨や湖畔の秋桜 ★大沼の波も静かや山粧う 返信する 多田有花 2021年9月30日 13:20 自由な投句箱 ここは白あちらは桃色貴船菊 よき日和腰赤燕も去りにけり その先は河原へ続くすすきかな 返信する 桑本栄太郎 2021年9月30日 18:27 自由な投句箱 ★朝顔の種の乾ぶるフェンスかな ★ぎんなんの黄色襤褸や図書館前 ★一木へ塒すずめの九月尽 返信する 桑本栄太郎 2021年10月1日 18:34 自由な投句箱 ★天空の雲の奔るりぬ野分晴れ ★銀翼の天にきらめき秋晴るる ★十月や終生変わらぬシンパシー 返信する
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自由な投句箱
底紅や今朝も変わらずその家に
秋野菜いろいろ入れてカレーを作る
時おりは白きもありぬ曼珠沙華
自由な投句箱
★迫り来るコスモスの群雨の鶏屋
★正眼に構えし太刀や秋燕
★お早うと同時や秋茄子賜りし
自由な投句箱
★新米や名は福笑い福島産
★一片の雲も見えずに月上る
★後から吾につき来る名月かな
自由な投句箱
★吾が影の長き刈田や田道行く
★宵闇の雲をやきもき月今宵
★風雨など負けぬ気概や賢治の忌
自由な投句箱
★丁寧に芝刈る吾やきりぎりす
★白波の岸を離るる渡り鳥
★一心に鳴く蟋蟀の厨かな
自由な投句箱
★名月や一目確かめ酒を酌む
★名月や見とれていたる道の端
★満月に負けずに光る明星かな
自由な投句箱
名月がはや山の端を離れたり
両側に曼珠沙華咲く道をゆく
次々と犬連れし人秋の朝
自由な投句箱
★名月や孫の写メール拝み居り
★香り来る匂いに気付く銀木犀
★哀しみの色とし思う水木の実
自由な投句箱
★稲妻の青眼の太刀浴びにけり
★二千キロ翔る途中や藤袴
★ライト点け山小屋を出づ星月夜
自由な投句箱
十六夜やほのかに雲を纏いおり
彼岸花に揚羽蝶が来ている
鐘楼の上に広がり秋の空
自由な投句箱
★新米の豊かな甘み嚙みしめる
★ふるさとの今年米買ふ夕べかな
★田舎道雅にみせる実紫
自由な投句箱
★街中を抜けて田道へつづれさせ
★歩みゆき無人店にて秋なすび
★秋分の日差し眩しく濯ぎもの
自由な投句箱
★庭草を刈りて蜻蛉の寄る辺なし
★来世また蜂の子飯を君と食む
★田の色の田ごと違(たが)う渓の風
自由な投句箱
★残月や雲を払ひて照らしをり
★団栗の毬を抜け出し道の端
★どんぐりころころ道を渡りけり
自由な投句箱
★畦一面爛れたるかに彼岸花
★煽られてとんぼ飛び行く風の朝
★来て見れば今朝は刈田や風の丘
自由な投句箱
快晴のこれが秋分の日差し
立待月洗い髪にて見上げおり
裏戸開けすぐの畑に大根蒔く
自由な投句箱
★秋うらら亀渡り行く滑走路
★秋彼岸車治して墓参り
★野菜売場明るくしたる馬鈴薯かな
自由な投句箱
三回忌彼岸の寺へ向かいけり
法要の寺には白き彼岸花
句碑立ちぬ枝垂桜の初紅葉
自由な投句箱
★線香の煙かたむき稲光
★臈たけし寺の白菊盛りかな
★コスモスの叢を統べたり山の風
自由な投句箱
★うす闇の朝の静寂やつづれさせ
★椎の実の笑みて弾ける予感かな
★来て見ればすでに刈田や大原野
自由な投句箱
撫子の折りたたまれし花弁咲く
撫子のひとたたみよりひらきそむ
桔梗の莟にわれめ入りし朝
自由な投句箱
★窓開くや微かになかる金木犀
★木道の蛇行や尾瀬の草紅葉
★農機具を小屋に仕舞いし鰯雲
自由な投句箱
★貝殻の塔を立ち上げ秋彼岸
★義妹の墓も洗ひし秋彼岸
★薄雲の覆ひたる墓地や秋彼岸
自由な投句箱
本堂の上に広がり羊雲
白粉花や一夜の明けて清々し
艶なれど俗にはあらじ秋の薔薇
自由な投句箱
★歩みつつ畦道撮るや彼岸花
★鶏頭の供花の植えらる辻地蔵
★そう云えば今朝は聞かざる秋の蝉
自由な投句箱
★木道の果てや銀漢澄みにける
★雨粒の蕊に列なす曼殊沙華
★曲がり行く貨物列車や雁の列
自由な投句箱
★明星や三日月かかる夕間暮れ
★秋天に高層ビルの窓光る
★秋の雲流れ流れて古都の海
自由な投句箱
朝の月稜線にいま沈みゆく
朝の陽に光りしものは薄なり
今朝晴れて鵙の高音の聞こえ初む
自由な投句箱
★紅葉初む葉より落ちたり唐楓
★病院の庭の明るく秋日差す
★蒼天の村の梢や鵙高音
自由な投句箱
★掛け終えし稲架は赤城を隠しけり
★去ぬ燕洞の石仏黙のまま
★山道のバスを包みし霧襖
自由な投句箱
★肌寒し明の明星光りをり
★肌寒し上着を取りに戻りけり
★秋空にすそ野広がる富士の山
自由な投句箱
単線の鉄路に沿いて彼岸花
高らかに始動の朝や稲刈機
泉水の傍らに揺れ萩の花
自由な投句箱
★月代や詠い尽くせず眺め居り
★穭田や風の色なす大原野
★添水鳴る山風つづく天龍寺
自由な投句箱
★水切りの五つ数ぞうや秋の虹
★名にし負うチャッボミ苔や露の玉
★秋の野や望遠レンズ肩にかけ
自由な投句箱
★天心の半月白き朝ぼらけ
★駅中のピアノ鳴りたる秋の昼
★理髪師の母となりたる秋の昼
自由な投句箱
夕闇の迫る速さや秋半ば
朝ごとに夕ごとに刈田増えてゆく
快晴のすすき光るだけ光り
自由な投句箱
★乙訓の丘の風呼ぶ草もみじ
★咲き残る花のありたり萩は実に
★朝日さす穂の金色やゑのこ草
自由な投句箱
★熱々の番茶を酌みし夜寒かな
★休業の張り紙を見る夜寒かな
★大切に籠に入れられ菌かな
自由な投句箱
★誘われて犇めく蝶や藤袴
★沛然と雨や湖畔の秋桜
★大沼の波も静かや山粧う
自由な投句箱
ここは白あちらは桃色貴船菊
よき日和腰赤燕も去りにけり
その先は河原へ続くすすきかな
自由な投句箱
★朝顔の種の乾ぶるフェンスかな
★ぎんなんの黄色襤褸や図書館前
★一木へ塒すずめの九月尽
自由な投句箱
★天空の雲の奔るりぬ野分晴れ
★銀翼の天にきらめき秋晴るる
★十月や終生変わらぬシンパシー