★娘の秋扇たたまれ青き色の見ゆ 正子
お嬢さまの扇がたたまれてそこにあります。その青さ、それが若さであり、同時に新しい秋の涼しさをも感じさせてくれます。(多田有花)
○今日の俳句
日々すべきことをなしつつ新涼に/多田有花
作者が、モンブランへ発つ直前の句であるから、その準備のための、「日々すべきこと」であろう。用意周到な計画と準備があって、初めて登頂は成功する。日々成し終えていく内に、季節も新涼へと移り変わっていった感慨がおおきい。(高橋正子)
あの年、ヨーロッパは今年の日本のように記録的な猛暑でした。氷河が溶け出して危険になり、モンブランをあきらめて、モンテローザに変更したのを思い出します。(多田有花)
○花冠10月号発送。正午前。
○八月月間賞と、ブログ句会無欠詠賞を発送。
○ネット短信No.77号発信。
○暑さがなかなか収まらない。京都では39.9度だった。今年の敬老の日は9月20日(月)となっている。こう、暦が動いては、暦にならないではないか。
コメント
お礼・コメント
正子先生、
「日々すべきことをなしつつ新涼に」を今日の俳句に
お取り上げいただきありがとうございます。
あの年、ヨーロッパは今年の日本のように記録的な猛暑でした。
氷河が溶け出して危険になり、モンブランをあきらめて、
モンテローザに変更したのを思い出します。
★娘の秋扇たたまれ青き色の見ゆ 正子
お嬢さまの扇がたたまれてそこにあります。その青さ、それが
若さであり、同時に新しい秋の涼しさをも感じさせてくれます。
お礼/有花さんへ
秋扇の句にコメントをありがとうございました。何の絵の扇子が忘れましたが、きれいな青い色がひとところ見えておりました。若い娘の扇子には、かわいい柄がいろいろあって面白いですね。