9月25日(土)

★鉦叩いつも奥から遅れつつ  正子
初秋から中秋をすぎたころ、草むらの奥から聞こえてきる鉦叩の鳴き声。涼しげな夜の音色に秋の深まりを感じます。(高橋秀之)

○今日の俳句
秋の蝶空の青さにふと隠る/高橋秀之
秋の蝶は、紋黄蝶などの小さい蝶で、青空を飛んでいても、ふと見失うことがある。それを「隠る」と詠んで、蝶の側に立って、蝶の可憐さ、もろさ、光と実在といったことが、意図せず詠まれている。(高橋正子)

◇生活する花たち「ウメバチソウ」(尾瀬ヶ原)


コメント

  1. 高橋秀之
    2010年9月30日 1:47

    お礼
    高橋正子先生

    この度は、秋の蝶空の青さにふと隠るの句を今日の俳句にお取りあげいただき、また、コメントをいただきましてありがとうございました。

    家の前で草花の植え替えをしていたときに太めにした光景でした。

  2. 高橋秀之
    2010年9月30日 1:49

    お願い
    今週は仕事の都合で遅い日が多く、また、土曜日は朝から幼稚園の行事があります。
    先生の俳句へのコメントはゆっくりと時間を取って考えてさせていただきたいと思いますので、
    申し訳ございませんが、2日までお時間のご猶予をいただきたくお願いいたします。

  3. 高橋秀之
    2010年10月2日 1:19

    コメント
    鉦叩いつも奥から遅れつつ

    初秋から中秋をすぎたころ、草むらの奥から聞こえてきる鉦叩の鳴き声。涼しげな夜の音色に秋の深まりを感じます。

  4. 高橋正子
    2010年10月3日 3:51

    お礼/秀之せんへ
    鉦叩の句にコメントをありがとうございます。横浜に来て作った句ですが、ここは、鉦叩がチンチンとよく鳴いています。マンションの周りにも雑草がありますから、その中にでもいるのでしょう。