9月24日(金)

★虫の音に窓のいよいよ暗くなる  正子
夕方になると虫の音がはっきりと聴こえるようになり、戸外はしだいに暗くなっていきます。秋の深まりに一抹の寂しさを感じました。(井上治代)

○今日の俳句
空に月地に脱穀の音しきり/井上治代
稲刈りあとの脱穀に農家は忙しい。空には薄く月が懸かり、田には脱穀機の音がしきりにしている。空と地が対比され、広々とした平野の美しいまでの刈り入れ時の風景が詠まれた。(高橋正子)

◇生活する花たち「トリカブト」(尾瀬ヶ原)


コメント

  1. 井上治代
    2010年9月21日 20:47

    お礼とコメント
    正子先生
    今日の俳句に「脱穀」の句を載せていただきましてありがとうございます。今日もこの句と同じ情景でした。

    虫の音に窓のいよいよ暗くなる
    夕方になると虫の音がはっきりと聴こえるようになり、戸外はしだいに暗くなっていきます。秋の深まりに一抹の寂しさを感じました。

  2. 高橋正子
    2010年9月23日 14:19

    お礼/治代さんへ
    虫の音の句にコメントをありがとうございます。
    お彼岸にもなりますと、日暮れがはやいと感じます。虫がしきりに鳴き出すと窓もすっかり暮れて、秋のさびしさを感じます。