7月5日(火)

★青田みな青嶺へ靡き吹かれける  正子
苗が育って青田となり、青田波が生まれるころは山々の緑も最盛期を迎えています。青田が青嶺に吹かれている、日本の最も日本らしい風景かもしれません。(多田有花)

○今日の俳句
とりどりの浴衣の少女踏切に/多田有花
踏み切りの開くのを待っている浴衣を着た少女たち。これから、連れ立って、祭りに出かけるのであろう。涼しそうで、少女らしいかわいさがあって、大人には、幼い頃を思い出させてくれる光景である。(高橋正子)

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◇生活する花たち「ゴンズイの実・ムラサキシキブの花・蛍袋」(横浜・四季の森公園)


コメント

  1. 多田有花
    2011年6月27日 19:39

    御礼とコメント
    正子先生、「とりどりの浴衣の少女踏切に」を今日の俳句に
    お取り上げいただきありがとうございます。姫路では250年以上の
    歴史があるゆかた祭りというお祭りが梅雨の最中にあります。
    それに出かける少女たちの姿を見て詠みました。

    ★青田みな青嶺へ靡き吹かれける  正子
    苗が育って青田となり、青田波が生まれるころは山々の緑も
    最盛期を迎えています。青田が青嶺に吹かれている、日本の
    最も日本らしい風景かもしれません。