朴の花
高橋正子
朴の花わが身清めて芳しき
朴の花栃の花見てゆたけしや
せせらぎの波打ち流れ芹の花
オナガ来て新樹の中をよろこべり
卯の花の散りこぼるるも葉の上に
枇杷熟るる見えなきほどの雨がふり
葛飾は薔薇咲き風の吹くところ
葛飾を青葉の寒き日に訪ぬ
時計草ほんの少しの青があり
夜空あり虚々実々の心太
茄子胡瓜露けく漬かり飯は白
時計草異人女性のこのむ花
朴の花
高橋正子
朴の花わが身清めて芳しき
朴の花栃の花見てゆたけしや
せせらぎの波打ち流れ芹の花
オナガ来て新樹の中をよろこべり
卯の花の散りこぼるるも葉の上に
枇杷熟るる見えなきほどの雨がふり
葛飾は薔薇咲き風の吹くところ
葛飾を青葉の寒き日に訪ぬ
時計草ほんの少しの青があり
夜空あり虚々実々の心太
茄子胡瓜露けく漬かり飯は白
時計草異人女性のこのむ花
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