★浜名湖の水の五月を新幹線 正子
○今日の俳句
大きめの制服なじみ五月の児/黒谷光子
幼稚園児や一年生など、大きめの制服を着せら、緊張して入園入学をしたが、五月になると、園や学校の生活にもなじみ、制服も大きいながら身にあってきた。そのあたりが、屈託なくて、かわいらしい。(高橋正子)
★芍薬を画く牡丹に似も似ずも/正岡子規
★蕾日に焦げんとしては芍薬咲く/中村草田男
★芍薬の一ト夜のつぼみほぐれけり/久保田万太郎
★嫁ぎゆき芍薬の花咲きつづく/和知喜八
★そろひ咲く白芍薬よ朝の庭/阿部ひろし
★芍薬のピンクが白に近い色/高橋信之
★芍薬の白はふっくら日の溶けし/高橋正子
今日、5月28日は信之先生の81歳の誕生日。家族の都合で、昨日の日曜日に誕生祝いをした。四角な大きなケーキを句美子が作り、わたしは、たけのこ寿司を作った。ただそれだけの簡素なお祝い。芍薬の花を昼過ぎに買って花瓶に生けておいたら、夜には、蕾まで開きはじめて、開いていた花は、これ以上咲けないというほど開いた。花もちをよくする薬を入れたせいと、水切りがうまくいったのかもしれない。誕生日にふさわしく豪華に咲いた。砥部の庭には、臥風先生のお宅から移した芍薬があった。来年は、芍薬の根っこを買って鉢で育てようという話になった。
花冠同人で今日の俳句に挙げた黒谷光子さんも、facebookで拝見すると、28日がお誕生日とのこと。光子さん、おめでとうございます。
芍薬は牡丹が終わったころに咲く。牡丹ほど気取っていないので、砥部の庭にもあって、咲けば切って花瓶に挿して楽しんだ。小学生のころから芍薬は変わらずある。今はどうか知らないが、教室には教卓の近くに花瓶があって花が活けてあった。家に咲いた花を切って子どもたちが持ってきていたが、芍薬の咲く時期には、花瓶に挿しきれないほど芍薬が集まる。すると先生がバケツを用意してバケツに入れてくれる。このころは、芍薬だけでなく、あやめやいちはつなども次々に誰かがもって来ていた。
コメント
信之先生のお誕生祝い
信之先生の81歳のお誕生日おめでとうございます。何時までも御壮健で御活躍の程お祈りいたします。
お誕生日おめでとうございます
信之先生、81歳のお誕生日おめでとうございます。いつまでも御壮健で、私達をご指導くださいますようお祈り申し上げます。美しい芍薬の花に包まれ、正子先生、句美子さんの愛情に包まれ、素敵なお誕生日おめでとうございます。