燕子花を抱え一束の湿り 正子
○雨。
花冠7月号初校を済ませ、印刷所にファックス。
○今日の俳句
山峡の一家の植田陽を返す/川名ますみ
山峡なので「一家の植田」に、つつましい田が想像できる。植田に風が渡り、陽をよく返している。陽に恵まれて、これから夏を過ごして、実りの秋へ豊かに稲が育っていくことであろう。単なる写生でなく、植田の一家にも心が及んでいる。(高橋正子)
燕子花を抱え一束の湿り 正子
○雨。
花冠7月号初校を済ませ、印刷所にファックス。
○今日の俳句
山峡の一家の植田陽を返す/川名ますみ
山峡なので「一家の植田」に、つつましい田が想像できる。植田に風が渡り、陽をよく返している。陽に恵まれて、これから夏を過ごして、実りの秋へ豊かに稲が育っていくことであろう。単なる写生でなく、植田の一家にも心が及んでいる。(高橋正子)
コメント
お礼
正子先生、今日の俳句に「山峡の」の句をおとりあげ下さいまして、ありがとうございます。初めて夏の山梨へまいりました折、山合いの集落に小さくも明るい植田を見て、心動かされました。こうして掲載頂き、当時の気持を、改めて想い起こしております。