4月27日(水)

★囀りに子の片言の鳥を呼び  正子

○今日の俳句
すかんぽの赤き穂が伸び揺れにけり/桑本栄太郎
すかんぽの穂は、伸びて来たばかりのころは、茶色がかった赤い色がやわらかで美しい。そよ風に揺れると、色に動きが出て楽しいものである。(高橋正子)

◇生活する花たち「花水木・モッコウバラ・母子草」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 桑本栄太郎
    2011年4月28日 19:24

    お礼と好きな句鑑賞
    正子先生
    「すかんぽ」の句を4月27日の今日の俳句にご紹介頂き、大変有難うございます。すかんぽの赤い穂がでますと、子供の頃田の畦で摘んで遊んだ遠い日を懐かしく想い出します。

    (好きな句鑑賞)
    囀りに子の片言の鳥を呼び 正子
    今の時季になりますと新芽もかなり伸び、新緑に近くなります。小鳥の囀りが緑の空間を謳歌すれば、小さな子供でも鳥の美しい鳴き声に反応します。爽やかなみどり木陰の光景が素敵です。