★来るまでを辛夷のひかり見て待てる 正子
人を待つ期待感、あるいはのりものを待っていられるのでしょうか。待つあいだをうららかな日を浴びて明るくひかる辛夷を見てすごされる、豊かなひとときが思われます。(小川和子)
○今日の俳句
風集め宙に弾める白木蓮/小川和子
風を集めて白木蓮が、弾んでいる。「弾む」という捉え方が作者らしさであって、風の中の白木蓮の姿がよく詠まれている。(高橋正子)
○フェイスブック
フェイスブックの本「Facebook Perfect GuideBook」を読む。8日(日)に第11回(花祭/釈迦誕生日)フェイスブック句会(主宰)を開催し、9月には、第1回フェイスブック俳句コンテストを予定しているので、その準備のため。
▼第11回(花祭/釈迦誕生日)フェイスブック句会のご案内
①当季雑詠(春の句)を計3句、花祭、花御堂、甘茶の句など
②投句期間:2012年4月7日(土)午後9時~8日(日)午前11時
③選句期間:4月8日(日)正午~午後4時
※入賞発表:3月4日(日)午後4時
※フェイスブック句会参加の方は、下記アドレスからフェイスブックに<アカウント登録>
を済ませてください。
http://www.facebook.com/
フェイスブックの本「Facebook Perfect GuideBook」によれば、フェイスブックの特徴は、必ず実名で登録しなければならない、という実名主義のサービスです。日本人に不得意な「開示」の問題があります。第2の特徴は、次々とサービスが進化していく、という柔軟な姿勢です。YouTube,Amazonなどの外部サイトにフェイスブックのボタンが設置され、ボタンひとつで共有できるようになっています。ツイッターやブログとの連携もあります。もっともシンプルな投稿ツールであるツイッターとは違って、多機能があるソーシャルサービスであることに初心者は戸惑いますが、初心者は、多くの機能に手を出さずに、少しの機能に絞り込んで利用すればよいでしょう。
○牡丹の芽
★ふくらみし夢に雪ふる牡丹の芽/菅井冨佐子
牡丹の芽は、初めつやつやとしているが、少し葉らしき形が見えると、火炎大王の髪の毛を思い起こす。そのように燃え立っている。
★牡丹の芽あらしがよけて牡丹寺/高橋正子
コメント
お礼・コメント
正子先生、「白木蓮」の句を4月2日の今日の俳句に載せて頂きましてありがとうございました。詠んだときのことが思いだされて嬉しく思います。「作者らしさ」と評してくださいましてお礼申し上げます。
★来るまでを辛夷のひかり見て待てる 正子
人を待つ期待感、あるいはのりものを待っていられるのでしょうか。待つあいだをうららかな日を浴びて明るくひかる辛夷を見てすごされる、豊かなひとときが思われます。