4月19日(月)

俳句
濃きお茶に春の灯しを入れて飲む  正子

○今日の俳句
蒲公英の花せめぎあい光りあい/小西 宏
蒲公英が明るい日差しの中に、びっしりの咲いている様子。一つ一つの花は可憐でありながら、せめぎあうほどの花の力。せめぐだけでなく、また、互いに光りあっている。確かな目である。(高橋正子)
[自句自解] ちょうど二年前の今ごろになりますが、退職記念に妻と二人でヨーロッパ旅行に出かけた折に作ったものです。バスの窓からライン川の岸沿いに見たタンポポの揺れや、ユングフラウの麓の宿から散歩に出かけて出会ったタンポポの原などが重なり合って思い出されます。(小西 宏)

○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/

◇生活する花たち「ツツジ・ペチュニア・蒲公英」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 小西 宏
    2010年4月18日 17:23

    お礼
    高橋正子先生
    「蒲公英の花せめぎあい光りあい」を「今日の俳句」にお取り上げくださり、たいへんありがとうございます。ちょうど二年前の今ごろになりますが、退職記念に妻と二人でヨーロッパ旅行に出かけた折に作ったものです。バスの窓からライン川の岸沿いに見たタンポポの揺れや、ユングフラウの麓の宿から散歩に出かけて出会ったタンポポの原などが重なり合って思い出されます。