俳句
キーを打つその間も蕗の香指にあり 正子
夕食のお菜を作るため、蕗の皮剥きをされたのでしょうか。その後、パソコンのキーを打っていると、まだ、蕗の香りが指先に残り、その香りの中で仕事が順調に進んでいる。仕事も主婦業も立派にこなされている正子先生の主婦としての幸福な姿を思い浮かべました。(井上治代)
○今日の俳句
虎杖の節毎の紅際立てり/井上治代
虎杖の茎にある紅の班、そして節をくっきりとさせる紅。「紅際立てり」に、虎杖のみずみずしさ、野生の力が感じられる。(高橋正子)
○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/
コメント
お礼と好きな句
好きな句
キーを打つその間も蕗の香指にあり/正子先生
夕食のお菜を作るため、蕗の皮剥きをされたのでしょうか。その後、パソコンのキーを打っていると、まだ、蕗の香りが指先に残り、その香りの中で仕事が順調に進んでいる。仕事も主婦業も立派にこなされている正子先生の主婦としての幸福な姿を思い浮かべました。
お礼
4月13日の「今日の俳句」に「虎杖」の句をお取り上げいただきましてありがとうございます。句評もうれしく読ませていただき、この句を作った時の情況を思い出しました。
治代さんへ
「キーを打つ・・」の句にコメントをありがとうございました。台所仕事をしながら、パソコンを使うことがよくあります。