4月11日(日)

4月11日(日)
俳句
花の塵掃き寄す少女の一心に  正子
さくらの花びらが散って、地上は花びらで一面覆われています。少女は一心にその花びらを掃き寄せています。少女を見つめる優しい眼差しを感じました。又、花の命の美しさ、尊さも感じました。 (藤田裕子)

○今日の俳句
しゃがみてはタンポポのわた吹きし児よ/藤田裕子
タンポポのわたを見つけては、駆け寄って吹いてみることを繰り返す幼子の仕草がかわいい。子どもながら、けっしてタンポポの茎を折り取らないところ。あるがままをそっと野におく心があることは、素晴らしい。(高橋正子)

○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/

◇松山の桜②左より染井吉野・普賢象・ウコン桜(日本キリスト教会/松山市本町)


コメント

  1. 藤田裕子
    2010年4月12日 0:23

    好きな句、お礼
    <好きな句>
    花の塵掃き寄す少女の一心に  正子
     さくらの花びらが散って、地上は花びらで一面覆われています。少女は一心にその花びらを掃き寄せています。少女を見つめる優しい眼差しを感じました。又、花の命の美しさ、尊さも感じました。

    <お礼>
    「今日の俳句」に「タンポポ」の句を取り上げてくださいまして有難うございます。素敵な句評をいただきまして、お礼申し上げます。

     松山の桜の写真を見せていただきまして有難うございます。今年は、たくさん桜を見ることができて幸せでした。とてもいい思い出ができました。いろいろお心遣いいただきまして、お礼申し上げます。