2月21日(木)

★賽銭を放りて拝む梅の寺   正子
寺の梅を観に出かけられたのでしょうか。寺の梅は樹齢が古く苔むした幹が多いようです。古ければ香りもよいものです。梅の開花は春の到来を知らせてくれるものであり、それを観るのはなんとなく心を豊かにしてくれます。本堂にある賽銭箱に向かって賽銭を投げ、祈ることはわが子の幸、連れ添いの健康でしょうか。(古田敬二)

○今日の俳句
★春植えの畝の支度や鍬光る/古田敬二
春に植えるものには、じゃがいもなどがあるが、その畝の支度に余念がない。振り上げる鍬も早春の光に光るという耕しの楽しさがある。(高橋正子)

○雲間草

[雲間草/横浜・四季の森公園]      [雲間草/横浜日吉本町]

★春浅き庭の一角雲間草/杉竹
★夏の暁け目覚め早きや雲間草/百茶庵
★駅前の花屋に雲間草を買う/高橋信之

本種の雲間草(くもまぐさ、学名:Saxifraga merkii var. idsuroei)は、ユキノシタ科ユキノシタ属の日本原産の多年草で、北アルプスと御嶽山に自生する珍しい高山植物。標高3000m付近の雲の切れ間に咲くため「雲の合間の花」からクモマグサ(雲間草)と名づけられたと言われている。生花店などで栽培に販売されている品種は、ヨーロッパ、北欧を原産とするクモマグサの原種を品種改良した、ピンク色の花などの園芸品種で、西洋雲間草(せいようくもまぐさ、学名:Saxifraga rosacea)、または洋種雲間草(ようしゅくもまぐさ)と呼ばれる。日本種と比べ花の色や形状、開花時期などが異なる。開花時期は、雲間草が 7月~8月、西洋雲間草(洋種雲間草)が3月~5月。2月27日、3月22日の誕生花で、花言葉は活力、自信、愛らしい告白。   

◇生活する花たち「福寿草・節分草・榛の花」(東京白金台・自然教育園)


コメント

  1. 古田敬二
    2013年2月19日 19:30

    コメント
    賽銭を放りて拝む梅の寺   正子

    寺の梅を観に出かけられたのでしょうか。
    寺の梅は樹齢が古く苔むした幹が多いようです。
    古ければ香りもよいものです。
    梅の開花は春の到来を知らせてくれるものであり
    それを観るのはなんとなく心を豊かにしてくれます。
    本堂にある賽銭箱に向かって賽銭を投げ、祈ることはわが子の幸、連れ添いの健康でしょうか。