12月20日(日)

俳句
夕さみしポインセチアに灯がともり
水仙の花をゆすれる沖の風
切山椒買うや菓子型古りし店
白菜・大根売らるる中の水仙花
レモンの香潮の香混じり牡蠣を食ぶ
紅葉山夜は黒々と魔を住ます
一束が一握りなり水仙花
鎌倉に切山椒を買うて来る
切山椒のみを土産に初詣
切山椒買うに店屋のしまいかけ
切山椒土産に下げて夕電車
太陽があってひた啼く冬の鵙
純白の家鴨見ている冬河原
家鴨遊ぶ冬川そこに来て淀む
枯葦のかげに家鴨の二羽遊び
冬川の淀みあおあお家鴨居て
白菜の積まるる中の水仙花
里神楽大蛇(おろち)出しに子は眠し
しらしらと三日生まれの誕生日

晴れ
○昨日、11月無欠詠賞を6名の方にメール便で送った。

○昨日印刷所に2月号裏表紙の版下を送った。
○佃康水さん2月号10冊注文。

○角川歳時記をぱらぱらめくる。季語が古い感じがした。季語も前時代的になったかの印象。俳句展望への投句は今年中に済ます予定。


コメント

  1. 飯島 治朗
    2009年12月22日 0:53

    御礼
    十一月の無欠詠賞で、正子先生の「竹林の」の俳句はがきを頂戴致しました。また、俳句立ての作品を今回の句に差し替えさせて頂きました。鶴の絵柄と「竹林の」の句が、書斎に際立ちます。ありがとうございました。

    師の俳句際立つ書斎冬の晴